Juliet's Diary HOMEDiary INDEXpastwillsellection


2005年05月30日(月) エンジン(第7話)

我家には男兄弟がいないでわからない。
親戚に男の子はいるが、他人に暴力を振るうような子はいない。
おじさんたちも、全員、そういう人ではない。
当然だが、自分の親しい友人にも、暴力的な人すら、いない。

それが普通だと思っている。
勿論、全員がおとなしい子ばかりでなく、レスリングのチャンピオンだったり、
兄弟同士では、ばかすかやっていることも、たまにあるらしい。
でも身内と人様、そして、やったらどうなるかをわかっている子だと思っている。
親戚でも、離婚家庭はない。親の兄弟も、とっても仲がいい。


小学・中学校のとき、確かに暴力的なクラスメイトはいた。
そのほとんどの子が、家庭になんらかの問題を持っていた。
家が安定していないと、精神的に不安定なのかもしれない。
でも、片親だろうと、貧乏だろうと、まじめな子も、確実に存在していた。

幼馴染が、いわゆる番長みたいな存在だった。
でもウチの母親が”○○ちゃん、ウチの子が上履き忘れたから、持ってって”
と言うと、ちゃんと教室まで届けてくれるし、万引きとかもしない。
同級生に暴力を振るうなんて、絶対ない。
逆に、いじめっぽい雰囲気があると、その子が教室に入るだけで、
ぴたりとその空気がとまる、そんな子だった。
でも、市内では有名な不良君でした。昭和47年生まれ世代の埼玉県ね。


めぐまれていたと思う。すごくそう思う。
だから、ご近所の人たちの気持ちも、よくわかる。
続けざまに暴力事件や、傷害の前歴を持つ人の存在は、やはり気になる。

実際はどうなのだろう? 世の中に児童施設は、必ずあるはずなのに、
自分は、その存在を、見たことがない。知り合いもいない。


それでも思う。だからといって、立ち退いて、は、あまりに非情だ。
高島さんのセリフにもあるが、自分だけは過ちを犯さないとは限らない。
子供の世話を、他人に頼まなければいけない時がくるかもしれない。
注意していても、自分が加害者になる可能性だって、絶対否定できない。


きれいごとだろうか?
現状を知らない人間の、偽善なのだろうか?



追伸

いよいよ後半へ向けて話が大きく動き出しましたね。
今回はその助走、という感じです。次回に大期待です。


追伸2

電話の音で、がばっ!と起き上がる。

股開き! 股開き! 堺さんの股開き! わぉーん!


******** yokoさんの署名活動を応援します *********

このページの左側のすまさんのイラストは、side street の yokoさんの作品です。
非常に非常にお世話になっており、またyokoさん自身もとても大好きな方です。
そのyokoさんが、署名活動をされています。




じゅりも署名しました。
yokoさんの趣旨をお読みになってご賛同いただける方は、ぜひご協力くださいませ。
よろしくお願い申し上げます。


2005年05月28日(土) オペレッタ狸御殿(初日舞台挨拶)

”絶対行くぜ! 待ってろ、オダギリ斉藤!”

と、オダギリ斉藤が、歌って踊り、求愛をぶちかます、という、
どう考えても、新選組のイメージを粉砕する映画。
どーして、斉藤やったあとのお着物姿が、王子様ちっくかな(笑)
そういうワケで、この目で確かめるべく、見に行くつもりでした。

がっ! せっかく行くなら、初日舞台挨拶!
ということで、狙ってはいたのですが・・・・。

こまめにチェックしていたつもりが、発売当日の昼、知る(ダメ)
ホテルビーナスと同じく、松竹系なので、きっと突然だったのかな?
とりあえず、二本松で知り合ったV6FANの方に確認する。

”じゃ、今から行ってくるわ!”

えぇ〜?と思ったけど、職場が銀座で、超近かったみたい。
朝から発売なのに、2階席ではありますが、1時近いのに取れちゃったよ。



で、行ってきました。まずは映画の感想です。

つーまーんーねーっ!!!!!!!

その一言に尽きる。カンヌで大絶賛で観客大笑い、と聞いていましたが、
今日、客席笑ったの、たった1回だよ。それも、くすっ程度。
意味わかんないし、どこが面白いのか、さっぱりわからかった。

30分も過ぎた頃には、じゅりちゃん、帰りたくて仕方がない。
睡魔には襲われるし、見ているのは苦痛で苦行。
どんなにオダギリ・ジョーさんが格好よくても、もうアウト。

”かっこういいだけや、好きな俳優さんが出ているだけじゃ、ダメなんだ”

それをオダギリさんで学習するとは、夢にも思っていなかったぜ。
若武者を用意して、鼻息荒く臨んだワリには、苦しい結果。



して、舞台挨拶。コレ、ちょっと驚くよ。

まずは、出演者登場! 拍手、薄っ! 観客の熱意、寒っ!
”みなさん、もうちょっと拍手してください”
司会者の方がそう言うほど、信じられないほど薄い拍手。

自分は、つよしくんの舞台挨拶しか、行った事がありませんが、
あっちの方が異常なの? こっちが普通?
そりゃ、つよしくんの映画は、つよしFANがほとんどだろうけど、
オダギリさんだって、FANは多いでしょう? FAN層の差?

そう言えばですが、すまFANに比べ、オダギリFANは化粧が薄い(笑)
おとなしめの女性が多いってことかしら? 
今回は監督のFANも多いらしく、男性の方も比較的多い気が致しました。


さっぶい拍手の中、出演者、ぞろぞろ登場。
それでも大きくならない拍手に、自分は観客の映画の感想を予感する。

”きっとみんな、ダメだったんだ・・・・”

多分ですが、きっとそうです。さすがにダメだったんだ。
それが、この薄い拍手の原因なんだ(決め付け)


して、お目当てのオダギリさんは、なんとスーツに帽子で登場。
そりゃねーぜ、と思いますが、オサレな方の考えることは、よくわからん。
スーツも遠目では、平凡なグレースーツで、かっこういいんだけど、
舞台挨拶で帽子って、顔、見えないじゃん、です。


”とっても面白い映画で、日本でもみなさん笑っていただけると思います”

自信たっぷりのオダギリさん。しかし、じゅりちゃんは思う。

”今日、みんな、笑ってないぜ、オダギリさんよ・・・・”


恥ずかしがり屋さんらしいオダギリさんの挨拶は、あっという間に終了!
出演者と客席の温度差が、まったく正反対の挨拶を述べる出演者達。
そんでもって、舞台挨拶に必要?って感じの出演者まで、ぞーろぞろ。
そのせいかどうかはわかりませんが、司会者から出演者への質疑がなく、
さっさか写真撮影へ。そんでもって、舞台挨拶終了!!

えぇ〜??です。こんなもんなの?
アイドル映画とは、まったく違うぜ。さすが俳優さんだ。
でも、あっさりしすぎて、こりゃどうかなぁ〜、です。
できれば、この映画の見所は?とか、撮影秘話とか。
そういうのが小出しであっても、良かった気がします。



オダギリさんって、そういうのは、ニガテなのかな?
他の方が話している時、他の出演者の方は、話している方を見ているのに、
オダギリさんだけ、前を見たまま、微動だにせず。
ちなみに、お手々は股間前で組んだまま。左手が上ね。

時折、手を組み替えては、足の位置もずらしたり。
ちょっとお退屈?と、思ったけど、子役の挨拶では、
けっこうにっこり、コドモを見ているんだよね(笑)

今回、せっかくだからと、つよしくん視線で、オダギリ監察。
ちょっとのしぐさも、見逃さない。


本当に、恥ずかしがり屋さんなのだと、思います。
どちらかと言えば、自分の中にこもる感じで、発散型でナシ。
表情もあまり変えず、よく言えば、じっと目を見て。
つよしくん流で言えば、ぼーっとしている(笑)

意外と普通の男の子なのかな? と。
オダギリさんに男の子、という表現は失礼になってしまいますが、
男性というより、そこにかわいらしさを感じたのも、否めません。



最後に、出演者の方から、小さなアメの入ったおひねりが。
2階席は、スタッフさんが投げてくれたのですが、
じゅりちゃん、3回も頭に直撃!!

”あいだだだ、あいだだっ!!!”

ビニールとはいえ、角っちょが当たるから、痛いのよ。
しかしながら、アタマに当たって、ひざの上に落ちるので、
じゅりちゃん、3個くらい貰っちゃったよ。
お隣の席のおばさまと、喫煙所で話したおっさんに上げちゃったけど。

”うえぇぇ〜!! うえぇ〜!!”
妹にあげたら、ゾンビになって吐いていた。
”オダギリ様がくれたんだよ” と、ウソをついたら、
”どんなに格好よくても、今後オダギリを見たら、この味を思い出す”
と、妹は悪態をついて、去っていきました。
じゅりちゃんは、平気だったんだけどな。


オダギリさんは、遠くへ飛ばそうと、試行錯誤。
アメ自体はとても小さく、ビニールも軽くて、ヘンな空気抵抗があるのか?

”オダギリくん、やってよ”

女性・子供、あとは男性でも少々高齢。
他出演者の方も、オダギリさんに残りを預けて、オダギリ一人奮闘(笑)


”遠くへ飛ばしてくださーい!”

えいやっ!と投げてみるが、どうもうまくいかない。
つよしくんのように、笑顔でもなく、ノリノリでもなく。
ただ懸命に、遠くへ飛ばそうとする、格好いい男、オダギリ・ジョー。

1回、2回。ぜんぜん飛ばず。
ダメな紙飛行機のように、不可思議な曲線を描いて落下する、おひねり達。
投げ手のオダギリさんの意図を、まったく解さず、好き勝手に散らばる。

3回、4回。
オダギリさんは、けっこう力を入れてきているが、
それに反比例するかのように、飛ばないおひねり。
最後はオダギリさん、足まで上げて、えいやっ、えいやっ!
だたし、顔は無表情で、声だって上げていませんがね。

客席も、ヘンな飛び方のおひねりに、空気抵抗の存在を知る。
しかし相手は、オダギリ・ジョー! かっこういい男、オダギリ・ジョー!
彼に不可能はない! そんなかっこう悪いままでは、終わらない!

観客の、ちょっぴり熱い、オダギリさん、こっちよ! な視線と、
オダギリさんなら、最後はきっと決めてくれる!という期待感の中、
オダギリは終わねど、おひねり終了(笑)

箱の中を、手でかさかさして、”あっ、ナイ”な顔のオダギリさん。

不発!不発!不発!!!
くさなぎつよし並に格好悪いのですが、でもそこはオダギリ・ジョー!
何事もなかったかのように、さらりと、おひねり飛ばしを終了!

爆笑まで、あとコンマ1秒だった、つよしFANじゅりちゃんは、
慌てて止めた笑いを飲み込んでしまい、ひゃっくりが出てしまいました。
もうちょっとオダギリさんとタイミングは悪ければ、
じゅりちゃん、あの場で、超悪者。


くさなぎつよしとは、違うんだ。アイドルとは、違うんだ。

オダギリさんが普通じゃないのか? それともつよしくんが異常か?

映画自体は、最悪の時間でしたが、オダギリさんを知る、
そして、アイドルとの差も、自分がアイドルFANで、
かつ、それもちょっと特殊なFANであることを実感した、貴重な時間でした。


ぜんぜん、映画の感想に、なっていませんね。はい。



追伸

しかし、好きな人には、たまらない映画でしょう。
オススメはしませんが、”意味わからないけど、面白い!”という感想を、
なにかの作品でクチにしたことがある人には、ぴったりかもしれません。


追伸2

しかし、一言だけ、言いたい。
舞台挨拶では、出演者の方が会場を出きるまで、拍手すべきだぜよ。
オダギリさんがまだ場内を歩いているのに、なぜやめる?
アタマにきて、じゅりちゃん、ワザと大きく拍手。
そしたら自分の周りの人は、また拍手してくれたけど。
1階席はどうだったのかな?

映画はつまらなかったよ。それは感想。
でも作品を作り上げて、胸張って出てきた人たち、出演者には、
最低限の礼儀を示そうぜ。

相手がオダギリさんとか、そういうのは、関係ない。
あそこに観客としていた者として、作成者の人たちへの、
儀礼的であったとしても、しなければいけないことだと、自分は思う。


追伸

月イチゴローで、吾郎様も、この映画を堂々5位。
”予選落ち”とまで、言っていた。自分もそう思うよ、吾郎様・・・。


2005年05月27日(金) 空中ブランコ(堺雅人)

知らなかったよ。けっこう人気のある原作なのね。
結論から言えば、かなり面白かったです。
釈さんの意味不明のセクシーポーズも、大笑いで最高でした。

語りきれないので、堺さんに限っての感想。

イヤな役だなぁ、と。かなり、イヤな人でしたよね、最初は。
イヤなヤツなんだけど、衣装の袖はちょうちん、みたいな(笑)
つるぴか銀の衣装が、またウルトラマンちっくで、目を疑う。

これなら、天声慎吾で、全身タイツでもよかったんじゃないか?と、思う。
演技なら良くて、バラエティじゃダメなのか?
自分には、同じだとしか思えないが、本人の気持ちの問題なのだろうか?


釈さんのセクシーを見る目も。やくざにビビル姿も。
そして、弱々サカナで、相手を撃退する姿勢も(笑)

全てが、おかしい。おもしろい。
オマケに、帰ればいいじゃん!って感じですが、
ヤクザとの対決についてっているし(笑)
後部座席に、ダレかいるな、と、思ったら、堺さんでやんの。
”いきなり修羅場じゃん!!”って画面隅で、ぼやいているが、
なんでいるかな?って感じで、大笑いです。


治療の一環? それとも都合よく使われただけ?
相手の女性を、しらっとした目で見てるけど、でもデート(笑)
なんで承諾しているか、一切不明ですが、それでもやっている。

”うわぁ! くはっ!”

催涙スプレーの巻き添えで、これまた大笑い。
空中ブランコでは、かなりのやり手でも、私生活はダメっぽそう。

患者の中の一人と思っていたけど、けっこう出ずっぱり。
撮影には相当日数費やされたと思いますが、こりゃ面白かっただろうな。


”オレ、こんな飛び方していた・・・?”

今まで当り散らしていたのが、恥ずかしい。
ベテランぶっての発言に、後悔する。

でも、空中ブランコは大好き。バーを持った顔が、とってもりりしくて。
とても運動がニガテな方の表情とは思えない。
あの顔は自信にあふれていたし、ワザを極めた人の表情をしていたと思う。




役者さんって、おもしろい仕事だな、と思う。
本当に、いろいろな人になれるんだな、と、見ていて思う。

先日、後輩の劇団の役者さんと話をした。
こちらは客席で何年も前から見ているが、話をするのは初めて。
彼を見たときは、毛色の変わった役者さんが入ったな、とか。
それに、最初はあまり上手じゃなくて、どうなるかと思っていたが、
もう今では、立派な中堅どころで、かなり好きな役者さんになっている。

終演後、劇場でそのまま、打ち上げの席で。
役者が脚本を頂いてから、実際に演じるまでの過程を説明してもらった。


正直、よくわからなかった。役者である彼も、おそらくこんなことを、
未経験者に説明するのは、初めてなのだろう。
自分は、話の内容から、自分の中で想像する事ができなかった。


彼の印象的な言葉。”3回で正解を出さなければいけない”

正確な意味はつかめていないが、監督が要求する演技を、
3回以内でつかんで、それをすぐに体現しなければいけない、という感じ。

”ひとつの指示を受けたら、8個くらい引き出しがないと対応できない”

1つの動きやセリフに対して、そんなにバリエーションがあるのだろうか?
全ての役者さんは、そんなにとっさに対応できるのだろうか?
堺さんも勿論だが、つよしくんとか、出来るのだろうか?


正解を出す、という言葉に、素人は疑問を持つ。
演技に正解なんて、と思うが、おそらくその正解とは、
”演出家が求める演技”もしくは”それを超えるなにかを持った演技”
なのだろかと、推察する。

なんだそりゃ、と、思う。
そんなこと、できるのだろうか? と、思ってしまうが、
話をした彼は、いわゆる小劇場の役者で、後輩の劇団以外にも、
オーディションとかを受けて、他の劇団の公演にも参加する。

”そういう小さな仕事を積み重ねて、いつかテレビの仕事とかが、
くればいいなって。他の劇団からも、声がかかるようにって”

堺さんも歩いてきた道を、彼は今、歩いている。
堺さんは、早々に事務所から声がかかったようだが、彼はまだ。
それでも、いつかは、と、地道な努力を続けている。


その彼にも、8つの引き出しがある(らしい)
ということは、堺さんも、当然、あるのだろう(予測)

正直、信じられない。話を聞いても、よくわからない。
とはいえ、多分、そうなのだろう。
前に、どっちの料理ショーで、落語家さん大集合の時、
”お題を聞いたら、3つくらイメージがわくでしょう?”
と、言っていた方がいらっしゃった。
聞いていたつよしくんは、うんともすんとも言わなかったけど(笑)

プロの人は、あるのかもしれない。
ド素人の日記ではあるが、じゅりちゃんだって、文章に関しては、
8つとは言わないが、3つくらいはある。
切り口を変えれば、ムリをすれば、もうちょっとあるかもしれない。
ただし、素人なので、ムリをすると質が下がりまくりますが。


空中ブランコでプロの表情の演技。私生活では、平凡な男の顔。
思い上がった態度と、プライドの高さ。
そして、あきらめきれないやりがいに、また歩き出す姿。

さまざまな表情に、さまざまな演技。
内容が変わるたびに、また違った人を演じている。
また、違う堺さんを見ることが出来る。


役者さんって、おもしろい職業です。
勿論、見ているコチラ側の感想です。やったら大変そうです。

”酔っ払っていて、うまく説明できなかったので、
今度は、じゅりさんにも、わかるように説明したいです”

期待しているよ。ってか、彼のFANの方、ごめんなさい(笑)


堺さんも。そして、ちょっと経路は違うけど、つよしくんも。
後輩の劇団の役者さんと、そして、堺さんの演技。
スタートは同じ、早稲田のアトリエから。
今いるステージは違うけど、でも、いつかは同じ舞台に。

堺さんの演技を見ながら、思うことはいろいろあった。
彼がなにを考えて、工夫して、あのキャラクターにたどり着いたのか?
笑いながらも、推測しつつ、楽しまさせていただきました。

ちょっと話がそれた感じですが、でもコレも自分の中の感想です。


2005年05月26日(木) 恋に落ちたら(第7話)

ずっと見れないでいたのだが、会社の人の大プッシュ続出。
”おもしろいから、早く見たほうがいい。あぁ、言いたい!”
ってことを、目の前でやられちゃ、早くしなきゃね、って感じです。


つよしくんのこういう顔は、好きです。
いや、それ以上に、理性と欲望の狭間で苦しんでいるのが、すっごい好き。

自分の思い通りになるのは、たのしい。
ましてや、自分を軽く見た相手に逆転するのは、すごく楽しい。

”先に約束を破ったのは、向こうのほうですから”

ビジネスの世界のペナルティ。
扱う額が大きければ大きいほど、跳ね返りも大きくなる。


島男はどうなるんだろう?

予告を見ると、なんだかすごいことになっている。
最初は、おもしろくもないドラマだなと思ったが、ココに来て、急展開!

いいんじゃないのー、って感じ。
さてはて、どなるのだろうか? 次回が楽しみです。


追伸

”かわいいっ!” って副長!!(大笑) 最高です!


追伸2

”おにーちゃんがテレビに出ている!!”

大騒ぎの二人。あれ絶対、アドリブ連発です。
副長もすごいけど、木村さんも、かなりイイぞ!


追伸3

先週の副長のオリジナル曲”さかな、さかな・・。えぇ?なんだって??”
が、耳から離れません。
電車の中でも思い出してしまい、ちと困っております。


2005年05月23日(月) エンジン(第6話)

今まで見た木村君のドラマは、ものすごく木村君中心だったように思えた。
いわゆるキムタク・ドラマで、それはそれで、おもしろいものだったと自分は思っている。

でも今回は違う。さまざまな人が、さまざまに入り組み、
その中で、木村君をメインとして、話の軸が出来上がっている。
いろいろなエピソードが入っているが、1話完結の物語でもない。
エピソードが重なって、そして次へと展開していく感じが見える。

とてもいい脚本に当たったな、と、思う。
木村君のキャラクターを生かしつつ、そして他の出演者も負けていない。
みんなそれぞれが個性的で、そして複雑に重なり合っている。

いい。とてもいいお話だと思う。
最初はレースがメインで、子供が入るのはオマケかと思っていた。
でも、今のところは、子供が中心のように見えて、大人の考えが入り込んだり、
また、木村君も子供に影響されて、人生の駒を進めている。

いい脚本に当たったね、木村君。
でも後半は、いわゆるキムタク!キムタク!な感じで、ぶっとばしてほしい。
すかっとするような、そんな勢いも、木村君のドラマの醍醐味だとも思います。
後半は、夢に向かって、木村君も猛ダッシュ!
ものすっごい要求過剰だよね。でも、木村拓哉なら、そうこなくっちゃ!でございますよ。



追伸

”でもさ、その責任はとろうよ”

いいっ! いいっ! 木村君、とってもいいっ!
木村君のイメージそのまま、って感じで、大興奮!
まっすぐで正義感が強くて、仲間のためなら、どんな苦労もいとわない。

でも、相手役の男の子。
本気で怖かったんじゃないな、なんて、ちょっぴり心配(笑)



追伸2

国生さゆりさんが、なに気に、かなり好き。
彼女の演技って、ほとんど知らなかったのですが、
美人だから、ああいう役も、迫力あっていい感じです。
今回知ることが出来てよかったです。しかしイヤな母親だ(笑)



追伸3

高島礼子さんが給食のおばさん、というのもすごい。極道の妻なのに。
しかし、陰あり、色気ありの、ものすごい存在感。
彼女の今後の展開も、大いに期待だ。むんむん!



追伸4

”高校生がなに言っているんだ!”

”ここは正攻法で潰していきましょう”と、ものすっごいイヤな感じ。
イヤすぎて、笑っているところに、

”それは、あなたの経験ですか?”

うーん。イヤミな男なのか、それとも女を知らないのか? 
悩みつつ、爆笑。こりゃ、かなりのカタブツだな(笑)



追伸5

いいぞっ! いいぞ! 山南!!

”大人としての自覚を持ってください”

ゴホンゴホンと、古典的な手法で、若いおなごをけん制した後、
ずいりずいりと、男に注意(笑)

ぐぃぐぃぐぃ、と、顔を近づけて。

笑っていいですか? 笑っていいですか?
堺さんの上目遣いも、木村さんのイヤそうな顔も、大笑いしていいですか?
ダレが考えてんだろ? 監督の指示? それとも堺オリジナル?

堺雅人の、ちょび出でインパクト戦法。
ある種、脇だからできる芸当かも。今後も鼻血が出るほどに、期待しております。
絶対、木村君ともっとモメるよね! いひひひひひいひ〜。


2005年05月19日(木) 恋におちたら(第6話)

好きなつよしくんの顔がある。
ふにゃっとした笑顔も好きだが、それは主にバラエティなどで見る。
ドラマでは、真剣な表情や、怒った顔の方が好き。
どうしてだかはわからないけど、バラエティではタレントつよしくんで。
ドラマでは、普段は見ることができない(笑)男の顔が見たいのかもしれない。

社長の気持ちを聞き、高揚する島男。
自分の上司が、尊敬に値すべき人物であることを知り、島男も心躍る。

”正面から行く。なにも悪いことをしていないのだから”

その言葉に応える島男は、誇らしげで、勢いにあふれていた。
ああいう表情が好きだ。風でおでこ全開だったけど、文句なくかっこういい。
真剣なまなざしに、この人やっぱり、かっこういいよなぁ、と思うのだ。

久しぶりに、かっこういいつよしくんを見た気がする。
さっそうとして、勢いにあふれていて。
多分自分は、真剣な表情のつよしくんが、大好きなんだと思う。



追伸

高柳社長は、どーなんだか。びっくりする展開で、驚いた。
コレ、最後に納得させてくれるんだよね?
今回の最後の説明だけじゃ、ちょっと未消化です。
最後の最後の、大トリなのかしら? と、期待してみる。どーなんの?



追伸2

”ドラゴンの龍に、ぶっといです!”

いいぞ、副長! 待ってました、副長!
絶対、やっている本人も、喜んでいるよ。おもしろくて仕方がない。



追伸3

個人的に疑問なのが、龍太の行動。
ちょうど同じ週くらいで、エンジンも似たような設定があった。

”好きな女性のために、その女性が付き合っていた男に、復縁の直談判をする”

そんな男、自分のまわりでは、聞いたことがない。
相手のためを思ってだろうが、どー考えても、その女性には迷惑だ。
みっともないし、惨めだし、恥ずかしいし、
それに、頼まれて戻ってくる男ってのも、どうよ(笑)

エンジンの方はまだ若い男の設定だが、龍太は30近い設定。
さすがに30でソレはおかしい。判断できないほどに、
まりこのことが好きだからっていうのも、現実味がない行動に、ちょっと疑問。

この光景、結構ドラマでは見かますが、みなさん、どー思います?



追伸4

”そんな男はやめて、オレにしておけよ”

副長なら、相手の男に復縁なんて、ハナから考える男じゃないと予測する。
さそり座の男ですからね。
そりゃもう、人の女だろうが、狙ったからには、奪う以外、ありえないでしょう。


2005年05月16日(月) エンジン(第5話)

”家族にも言えないことがある”

家族だからこそ、最も親身になってくれるし、心強くもある。
でも、言っても解決しないことなら、言わない、という手もある。

木村君の役は、レーサーになれなくて、レーサーを失業中。
そんなことを回りに話したって、なんの解決にもならない。
猛烈に専門的な話しだし、言われても返答にかなり困る。
なぐさめる位は出来るだろが、木村君はソレを期待してはいないだろう。


自分ひとりでがんばるしかない。
レーサーなのに、メカニックなのも、悔しくて言えない。

人はダレでも、墓場まで持っていく秘密がある。

なかなか、いい回だっだと思う。
いや、すんごく、いい回だっだと思う。



追伸

やっぱりウソはダメね。見栄も張りたいし、心配かけたくないし。
小ウソはまだしも、仕事や人生に関する大ウソは、ちょっと厳しい。

あの少年みたいに、言えない、というのはかまわないと思う。
木村君も、言えなくて、でも状況がこうだから見栄張って・・・。

”知らないフリをしてるの”
”オマエ、いい女になるな”

気がつかないフリをしてソレですむなら、そうしたほうがいいね。
なかなか出来ないことだけど、やっぱり大事なんだな。



追伸2

っていうか、あの兄弟。ものすっごい演技上手なんだけど。
か・な・り。びっくりしましたよ。



追伸3

ちょ出、ばび出、ぶー、な、堺さん。
とはいえ、今までよりは、ちょろちょろ出ている。

”笑ってません”

いいんだよ! いいんだよ! そのちょび出でインパクト戦法!
山南さんパターンだよね。ちょろちょろしか出てこないのに、
なんだこの、おもしろい人はっ!って感じ。

なつかしいねぇ。去年の今頃、完全にノックアウトされてたもんな。
2月分から出演してて、4月には、既にあっしの中で、大ブレイクよ。
その間、彼の出演分なんて、絶対1時間ないくらいなハズ。


いいんじゃないのー? ちょっと出でも、あの人は、強い!

すれ違いざま、上目遣いで合図を送る。

あーん。コレって、山南さんよ、山南さん!
とてもじゃないけど、普通の保育士さんには、見えません。
ものすっごい、怪しい。怪しさ爆発。なんだこの保育士、って感じですが、
ナゾを深めている最中なのでしょうな。ホント、不可解な保育士さんです。


いいぞ! 山南! もっと出せ! 山南!

そう。去年の今頃も、おんなじように、テレビの前で叫んでいたっけ。
山南さんの次のテレビが、また山南さんみたいなキャラで。
ちょいとばかし、気の毒に思っていたが、こりゃ失礼。

”ふっふっふっ。見くびってもらっては、困りますよ” 

とでも、腕組みしながら、言われてしまいそうだ。

セリフのない、表情だけの芝居も、意味深で最高。
どんどん、ナゾが深まる、頑なな男性保育士。

ホント、失礼致しました。



追伸4

小雪さん・・・。かわゆい! 女のわたしも、ちょっとホレた。


2005年05月13日(金) ちょなんかん(山本耕史)

恒例となった、つよしくんドラマ出演者への韓国語の強要。
前は対談形式が、今回は番組紹介へとなっています。
つよしくんの時間が取れないのか、もしくは、
対談形式というのは、相手に負担をかけてしまうのか?
カンペ読みながらのほうが、やりやすいものね。

さて、我らが副長、山本耕史さんの韓国語。

まぁ、カンペ読みながら、だろうからね(笑)
発音がよかったか? と、問われれば、多分、初めてだろうし。
あまり耳にしたこともないだろうから、少々、
カタカナちっくなのは、否めません。

けれども皆さん、よくやってくれますよ。
あれだけのもの、カンペありでも、練習しなければ難しい。
知らない言語で、つっかえないように言うには、
何度か実際に発音してみなければ、ムリだと思います。


”え〜っと、あんにょんはせよ”

山本さんが、ごにょごにょ言いながら練習している姿が目に浮かぶ。
でもって、きっと、テキトーでいいや、って感じでもない気がする。

”くさなぎっ! ちょっとココきて、もう一回言ってみろっ!”

少々、自分の脳内妄想が入っていますが、
つよしくんに、問い合わせをしているのでしょうか?

”山本君、違うよー。慎吾の方が、上手だよー”

ほらほら。また副長のこめかみの血管が破裂しそうだから。


しかし、あの山本君が、仕事とは言え、韓国語をクチにするなんて。

個人的には、これで興味を持ってくだされば幸いです。
堺さんも、韓国語を勉強してみたい、って、おっしゃってましたしね。
中退でも早稲田ですから。勉強方法は身についていらっしゃるでしょう。

ですので、副長は、ド根性で。
つよしくんに、追いつけ追い越せ位で、お願いしたいところです。

って、ここらへんは、彼の趣向をまったく考えない、
じゅりちゃんの個人的要望です。
山本さんは、絶対、韓国語に興味はもたれないでしょう(笑)
ミュージカル俳優さんですから。
きっと先に英語をマスターしたい、というところでしょうかね?


追伸

つよしくんは、撮影の合間に、もぐもぐもぐ。

アレ絶対、ちょなんかんカメラを意識してのことじゃない。
だってつよしくん、いいとものCMの合間だって、食べてるもん!
ほんと、つまみぐいの王者だ。でもどーして、スリムなんだろ?


2005年05月12日(木) 恋におちたら(第5話)

相変わらず脚本は面白みもなく、桃太郎状態。
つよしくんの演技も、今回は、自分の一番キライなタイプ。

”おまえ、本当は、おもしろがっているんだろう”
”そんなことないです”

いいや。わたしもそう思うぞ。かっしー谷原に同意するぞ。

あの演技は、誠実さからでた態度には、到底思えない。
なぜ、自分たちの仕事のミスで相手に迷惑をかけたのに、
あんなにニコニコしていられるのだろうか?
設定では、フロンティアは大損害。相手も非常に怒っている。
落ち込んでいる谷原さんの気持ちを察して、明るく振舞っていた、
というのも、なんだか違う感じで、単なるバカにしか見えなかった。

えぇ〜? ちょっと違わない? なんか、違わない?
それとも、こういう部分が、コメディちっくでいいってこと?
あたしには、わかんない。最悪ざますよ、くさなぎつよし。


こればっかりは、わたしとヤツの相性は悪いようで、
今後もこの対立は、ずーっと続くものと思われます。
ヤツが改心するか、自分があきらめるか?
できれば、わたしを納得させる、ああいうのですんごいの(言葉に出来んぞ)を、
いつかヤツが提示してくれることを、期待しております。


しかし。実は、笑いましたよ、笑いました、今回の恋おち(笑)
なんといっても、谷原さんが、猛烈に最高です。

あの人、いいな。おもしろいな。
僕の生きる道では、まじめな演技。プライドでも真面目。
新選組でも、おぉ〜!な演技はあれど、こういうのはお初。

おもしろい。おもしろい。怒って戸惑って、疲れまくって。
島男にいいように振り回されて、くったくた。
そんでもって、なんだか島男とも、仲良くなっちゃっているし(笑)

”友達とかじゃないからな”

えぇ、そうですね。適当な言葉は見つからないけど。
考え方もやり方も違うけど、認めてしまった。なにかに惹かれてしまった。
この前、夢中になっていたドラマで、そんな設定のふたり、見たことありますよ。
どっちがどっち?と尋ねられたら、答えに窮してしまいますが。


今回もかなり不満点の多かったこのドラマですが、谷原さんの大活躍!
結論から言いますと、けっこう楽しんでしまいました。
わたしって、なんか弱い(笑)



追伸

下町チームも、相変わらず大活躍! かおりの登場に、副長・まりこさん大興奮!

”刺身もってくる!”

なんかその顔、見たことある。見たことある!!

・・・・・・・・・・・・・・・・。

お琴ちゃんに初めて会った時と、秀次郎が女だってわかった時が、
まざっちゃったような感じかしら?
頭の中で一致してよかったよ。すっきりした(なに見てんだか)



追伸2

ごはん食べている、副長の顔が、妙にかわいいのですが・・・(ぽっ)
ちょっとありえない。鬼の副長なのに、超かわいい。
うんしょって感じで、噛み切っている表情が、ぷるぷるするほど、らぶりー。



追伸3

しかし、しかし! 今回、じゅりちゃんの最大の注目ポイントは、
さんざん、文句を言っていましたが、脚本! そして、演出!

”最近、どう?”という男。 ”別に”と答える女。

セレビアンな男も、貧乏な男も。
他の男に気をとられている女の前では、その男の価値はゼロに等しい。
相手を知っていても、知らなくても。

”オレはその男より、男としての価値がないのだろうか?”

かなりのダメージ。自信喪失。
決定打を言われるのが怖くて、その次の言葉が出ないでいる


いっやー、この二組を同じセリフで対比させるなんて、モロ最高。
こればっかりは、脚本なのか演出なのかわかりませんが、
見事すぎて、笑いが止まらない。

不安そうな表情の堤さん。言葉を飲み込む副長。

そうさね!そうさね! 彼女はアナタのことを、なんとも思ってはいない。
男として意識していない。男として見てない。そして他の男に気を取られている。
はっきり言えば、アンタとはセックスしないけど、その男とはするわよ、ってな感じ。


こりゃ、もーれつショック。特に龍太には、大ショック(泣)
金があるとか、ないとか。
独身だろうが、不倫だろうが、二股だろうが、三股だろうが。

あぁ、恋する女って、強い。アナタは見たか? 
あの木村さんのふてぶてしさと、かおりさんの鈍感さを。

恋する女の前で、頭を垂れるしかない、対象外の男たち。

あの対比は、映像も役者も、最高です。



追伸4

つよしくん、ぼーん! で、おぱんつが、ちらっ。
谷原さん、起き上がって、ウチモモが、ちらっ。
最後に、どうしてだか忘れたけど、やっぱり、つよしくんが、ちらっ。

ちらっ。ちらっ。ちらっ。

いくら好きな男とはいえ、男のパンチラ3連発は、ちょっと多すぎ。
サービスも過剰だと、あんまりダメね。
それに、なんて言うか、島男って、ブリーフっぽくない?
例え、くさなぎつよしでも、微妙に興奮しないんだよね。



追伸5

あれは確か3月中旬の、まだ寒いとき。
茗荷谷付近を歩いていたじゅりちゃんは、ロケ隊を発見!
当時4月からのドラマは、木村君とつよしくんのドラマしか知らなかった。

”堺さんかな? 山本君かな?”(この時点で違っ!)

とはいえ、多くのドラマがスタートするワケですから。
連続ドラマとも限らないし。火曜サスペンス劇場かもしれません。

じゅりちゃんはその時、急いでいました。
ある目標に向かい、毎日毎日、精進していたころです。

”雑念は無用! どーせっ! 堺さんでも山本君でもない!
当然、木村さんでも、つよしくんでも、ないっ! そんな都合よくない!!”


びっくりしました。先週放送の、和菓子屋さんでした。

”つよぽん! アンタだったのねっ!!”

どーも、やっぱり、相性が悪いようです。


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2005年05月11日(水) 野田版 研辰の討たれ

勘三郎襲名披露公演。3月・4月ときて、大トリになる五月公演。
んでもって、その最後を飾るは、野田版研辰の討たれ。
前に上演して、とても評判がよくての、再演だそうです。

”絶対! おもしろいからっ!”

ものすっごい友人に薦められ、その気になる。
野田秀樹は、走れメルス!で、痛い目にあっていましたが、
実は今年の1月、野田版鼠小僧のシネマ歌舞伎を、見ていたんですねぇ〜。
これがまた、かなり! おもしろかったのですよ。
そりゃニューヨークでも、なんでも、ウケるに決まっています。
勿論! 我等が平助、へーちゃんこと勘太郎くんも、大活躍で大満足。

野田秀樹の芝居は好きじゃなくても、野田&勘三郎のタッグは最高!

そういうワケで、幕見でもいいぞ!並ぶぞ! と、気合十分でしたが、
友人がチケットを歌舞伎座の優先予約で、押さえてくれました。
うむー。超幸運でした。


して、当日。舞い上がって、襲名弁当まで予約して望んだ歌舞伎。
通常の歌舞伎に関しては、素人にゃわからん!なことも多く、
いきなり話題を、研辰まで、飛ばします。


【はなしの流れ】

刀研ぎの辰次(勘三郎)は、殿様に気に入られて、武士の仲間入り。
けれども剣術が出来ないので、まわりの侍からバカにされます。
そして、家老さん?からも、いじめられてしまいます。

アタマにきた辰次は、ちょっと家老をびっくりさせてやろうと、
家老の帰り道に、オバケのしかけをしておきますが、
びっくりしすぎて、家老は死んでしまいます。
辰は仇持ちとなり、家老の息子二人に追われることになってしまいます。



家老の息子役のひとりが、勘ちゃん(平助)でした。
とりゃとりゃ!と、剣術を披露する姿なぞ、非常にかっこういい!

平助でもそうでしたが、勘ちゃんは低い姿勢から切り込む動きが、
とてもきれいで、そして男らしい。
お秀ちゃんに手を出せないでいる平助が印象的でしたが、うーん。

実は最近、とっても好きなの(ぽっ!)かわいくて仕方がないの(ぽぽぽ)


へーちゃん、すきだーぁ! かわいいぞぉ! かっこいいぞぉ!

完全、へーちゃん目当てでしたが、勿論、あの親子大好き。
勘三郎さんも、普通の歌舞伎は、まだよくわかりませんが、
セリフもわかりやすくて、かつコメディなお芝居だと、ほんとおもしろい。

”たもとが・・”とか、”心の準備が・・・”とか。
いいんだろうか? 歌舞伎なのに! です。もう客席大笑い。
七之助さんも、けっこう好き。あの人の女形、きれいでおもしろい。
きれいでおもしろいって、変な表現だけれどもね。



”勘三郎は歌舞伎界の怪物です”とは、友人の弁。

自分もそう思う。この人に固定概念というものはない。
なにかを言われることも、恐れていない。
恐れるとしたら、自分の情熱が消えることや、
停滞してしまう事じゃないかと思う。
すっごいパワーと切り開く力、そして自信を感じる。

すごい人が、お父さんなんだな、勘ちゃんって。
息子として、どう思っているんだろう?
ひとりの歌舞伎役者として、どう見ているんだろう?


家老の息子を前にして、命乞いの辰。

”あなたのことは、よく知っているような気がします”
と、もう一人の家老の息子役、染五郎さんに。

”あなたの方が、もっとよく知っているような気がします”
と、勘ちゃんに。そりゃ実の息子さんだものね。


”あなたは本当に、やさしい子でした”

命乞いのため、口説きにかかる

”震度3位なのに、おい大丈夫か?って彼女に電話する、
そんなやさしい子でした”

って、おとーさんっ! 客席、大爆笑! 
じゅりちゃんも、びっくり大笑い。



随所に、コミカルな動きとセリフの応酬。
おもしろい。おもしろい。たくさん笑った、とても笑った。

5月歌舞伎。野田版研辰の討たれ。

おそらく、WOWOWあたりで、放送しそうです。
機会がありましたら、ぜひどうぞ。もう1回、見たいくらいです。



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2005年05月10日(火) エンジン(第4話)

車体がほとんど同じデザインで、どっちがどっちだか、わかりません。
”○○さんが前に出た!”と言うセリフも聞き取れなくて、
巻き戻しても判明できず。
でもまぁいいか。木村君が勝ったみたいだから。

しかしそうは問屋が卸さない。契約はダメ。
なにがいけないのかは、自分もよくわからない。
わたしも木村君と同様、放送を見ながら、一緒に学びたいと思います。



追伸                    

急激に敵意むき出しの堺さん。
”最初から、わかっていただろう!”
コドモの前でそんなことを言うのは、プロの保育士としてはいかがかと?

しかしながら、”レーサーでなくても運転ぐらい出来ます”には、
全国の堺FANが”だってオマエ免許持ってないだろう!”とつっこんだはず。
このつっこみは、つよぽんにはもう通用しないので、
新手の登場大歓迎です。



追伸2                     

やりたい放題。自分の領域に土足で踏み込むヤツがいる。
でもソイツはなんだか、うまくいっているように見える。

ものすごいハラがたつ。
エプロン投げつけて、バカ野郎。

自分はどちらかといえば、木村さんより堺さん。
堺さんが演じている保育士の方に近い人間だ。

多分、自信もある分、崩れるのも早い。だから不安。
だからこそ、これでいいのか?と常に計算する。
悪いことじゃない。考えて考えて、そして行動に移す。
そういう人に、直感的な感覚、というのは、あまりない。
なぜなら、不安があるから、自分の直感に自信がないのだ。


”いやーん! もう、すっごいわかる(はーと)”

山南シャウト、いや、堺シャウトに、どぎまぎしたのは、決して、
堺さんにうふふ、なだけではなく、上記のような理由ももあるからです。



追伸3                       

”我々は職業として保育に携わっている。
一時の感情に流されるべきではない”

ものすごい正論だし、そして実際その方がいいと思う。
施設で暮らすより、どこかの家庭の養子になる方が、
その子の将来を考えれば、その方がいい。
勿論、相性の問題はあるが、それはやってみなきゃわからない部分もある。


でもこの人は、どうして保育士になろうと思ったのだろう?
いやみとかではなく単純な疑問。最初から保育士志願?それとも転職組?

女性が多い職場だけに、この仕事をする男性の、
サンプルというか、標準、というものが、いまいちぴんとこない。
だから、堺さんが普通なのか、ちょっとズレた存在なのか? 
それすらも、よくわからない。

まぁ男性、というだけで、かなり珍しいのかもしれませんけどね。
アメリカの友人男性が、障害児の保育士さんでしたが、
日本で保育士男性というのは、自分はまだお会いしたことがありません。


2005年05月09日(月) すますま(山本耕史の戦い)

見た。見た。副長を、すますまで(笑)

慎吾ちゃん登場に、つよしくんは、びっくり。
相変わらず、ちょっと反応が鈍いようで、長いことあっけにとられている。

ぐりぐりっと、慎吾ちゃん、つよしくんに愛情表現。
これでもかっ! という慎吾ちゃんの、熱い愛?
”慎吾ちゃん、つよぽんには、甘いよなぁ〜” と、
テレビの企画であることを忘れ、慎吾ちゃんのスキンシップ等に見入る。


しかし! しかし! である。

”あれ? 慎吾ちゃん、副長にお言葉なしなの?”

そうなのです。
慎吾ちゃんは、山本耕史さんに、一言もお声かけが、なかったのです。

おそらくですが、局長としては、あの格好で、
山本耕史さんの目を見ることが、できなっかったのだと思いますが、
さてさて、らぶらぶーなしんツヨを目の前に、副長の心境いかに?

最初は、バカウケで大笑いだった、山本耕史さん。
最後のほうは、なんだかテンションが下がってきているような。

!単におもしろくなかった、というのは、この際無視します。
!じゅりちゃん、自分の都合のいいように、話を進める女


いけない! 副長! 嫉妬はダメ!
だって、相手は”しんつよ”よ。仕方がないのよ!

”よーし! 飲みに行くかっ!”

どう思います? 奥様。
彼ら、あの後、仕事がなかったら、飲みに行っていたと、思います?
そんでもって、どんなことが繰り広げられたか、想像つきます?

”きっと3人で、仲良く、遅くまで飲んだんだよ〜(うっとり)”

あまいっ! あまいっ! 
そんなことでは、立派な妄想女には、なれないぜっ!
すま妄想第一人者を自認する、30女じゅりちゃんとしては、
そんな甘い考えのヤツには、おなら、ひっかけてやる。


本当に、あの3人が、仲がよいと、お思いか?
とっても、とっても仲良しだと、お思いですか?


さて、偶然といえば、偶然。しかし、まさに、幸運。

こんなこともあろうかと!(大ウソ)
準備していましたよ、そこのじゅりちゃんマニアな方!

”えっ?じゅりちゃん、ナニを準備していたの?
そして、一体、あの3人のことを、どう思っていたの?”


答えはそう。じゅりちゃんのいつもの場所に、掲載されている。
じゅりちゃんマニアなら、わかるハズ。


さぁ、夜中だけど。明日も仕事だけど。
ハラワタよじれるほど、笑ってちょんまげ。

いざっ! story11 山本耕史の戦い 掲載開始!

なんで、すま小説サイトなのに、山本耕史主役かな?


2005年05月05日(木) 恋に落ちたら(第4話)

前回、ベタな展開だ、と言ったら、
今度は、ありえないんだけど、べったべた、てんこ盛りの展開でした。
あれ? 脚本家、変わった? というくらい。

なんなの、このドラマ。大丈夫、このドラマ。
出演者のFANはいいとしても、ふつーの視聴者、ついてこれます?
1回くらいなら、大丈夫だと思うけど、2回連続だとなぁ〜。

正直、見終わった後、乾いた笑いで、ひきつる。

大丈夫か? 大丈夫か? 
くさなぎつよし、というより、恋におちたらチーム。

つっまんねードラマだな。
文句たれながらも、議論の余地のあった、僕カノの方が、まだマシだ。



追伸

ありえない人、続々登場!

オペラ歌手のありえない、すっぽかしの理由(笑)
で、ソイツを殴っている、くさなぎつよし。
でも、なんか感謝されているし。

口語文で訳す通訳者。
イタリア語が話せるらしいのに、日本語で語りかける彼女。
字幕にすればいいじゃん、って感じですが・・・・。

死ぬやつに用はないという男。
それを言われても、まだその男の側にいる女。

いくら好きだからって、状況を詳しく確認できない副長。
会議中に電源を切っておかない島男。


ここまでありえないことが続きすぎると、意味がわからなくなる。
なんだコレ!って、感じ。
それとも、それらが最後に、納得できる結果になるのだろうか?

わたしには、わからない。わからない。
ただ、はっきりしているのは、コレがくさなぎつよし主演じゃなければ、
確実に、来週からは見ない、ということです。



追伸2

いらだつ高柳社長。
実は、この高柳さんの苛立ちをみて、ひとつ思うことがあった。

前回の木村君のドラマ、プライドをふっと思い出した。
プライドの中盤は、水戸黄門みたいな1話完結型、と書いたことがある。
今回のつよしくんのドラマも、そう思う。
しかし、ちょっと違うな、というのが、この高柳さん。
高柳さんの感情の高まりが、このドラマにはあるようだ。

プライドは木村君の恋とチームの勝利、そして氷の女神、
というのが、話の大きな流れだったと思う。
今回の恋に落ちたらは、つよしくんの仕事のことと恋。
そして多分、高柳社長との対立も、あるような気がする。


プライドのチームの勝利、そして氷の女神。
つよしくんの仕事の件。
これらは、まさかにダメになるとは、思っていない。

そして彼らの恋。こりゃお約束。うまくいって当たり前。
うまくいかなくても、納得いく結果になるであろうことは、予測済み。

ちょっとプライドはうろ覚えですが、高柳社長のような、
別の要素がなかったような気がする。
あったのかもしれないが、印象が薄い。佐藤浩二さんあたりが、
そんな存在だった気もするのだが、彼は木村君の味方だった。


主人公の成長。そして恋。
すまドラマ、いや、多くのドラマに共通する項目だが、
どうもそれらは見すぎたせいか、どうも興奮しない。

じゅりちゃん程度のドラマ経験値で、そう思うのだから、
木村がプライドを途中で見なくなったのは、そういう理由かもしれない。

今回の恋おちのその他のキーポイントは、高柳社長か?
次回の展開で、高柳社長の巻き返しと、更なる大きなダメージ。
もし、その二つが一気に展開されたなら、かなり面白いかも。


つよしくん主演だしね。副長も出ているし。見ることは、見る。

文句を言いながらも、見る。
好きだからこそ、ふざけんなっ!と思っても、見る。

本当にどうでもよくなったら、何も言わなくなるさ。
ねぇ、べいべー。そうでしょう?


2005年05月02日(月) エンジン(第3話)

レースに遅れるんじゃないかと、ひやひやしっぱなしでした(泣)
あぁいう展開は、心臓に悪い。私なら子供ほっぽっといて、ばっくれる。

”逃げてんじゃねぇよ”

確かに。確かに。
木村君も戦わなければ、もうドライバーとしての道はないかもしれない。
でも、洒落になんないわよ、な勝負は、できれば避けたい。
避けたいけど、多分、ドライバーに限らず、そういう勝負は、
ダレの人生にも、あるんだと思う。

自分は多分、逃げてきたから、この状態なんだろうな。
で、また逃げようとしているから、こうなんだろうな。

でもさぁ、木村君。どうしたらいいのさ。



追伸

堺さん、おしり、出てますよ。


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