私の彼女。
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2004年04月18日(日) 犬うらない:アフガン・ハウンド

日記をずっと書くことができませんでした。
なんか疲れてしまって。

心配してくれた人達、ありがとう。
自分のことや、周りの大事な人のこと、
生きてると想うことも、考えることも、悩むことも、迷うことも、本当にたくさんある。
そんな時間の中に、私のことを心配してくれた時間があることがうれしかった。
特に何か言ったわけではないのに。
言葉なんて、あまり大きな意味は持たないなって思った。
人の気持ちは、伝わるときはどんな言葉でも伝わるし、伝わらないときは、どんな言葉でも伝わらない。
意味不明だというあなたの言葉の中にある気持ち、ちゃんと届いています。
はじめて電話をかけてくれたあなたの気持ちも、ちゃんと届いています。
ありがとう。
涙が出るほどうれしかった。

私は、ほんとのところ、誰にも心を開くことのできない人なのかもしれません。
私にとって、自分の気持ちを話すということは、とても難しい。
でも、話さなくてはいけないんだと思います。

周りにはたくさん素敵な人がいます。
もちろん、直もその一人です。
そんな人達の中で生きていて、なんだかとても自信がなくなってしまったんです。
私には、好きなものも、得意なことも、はまれるものも何もない。
劣等感、プライド、そんなもので、どんどん追い詰められて、
なんか、全部に疲れてしまった。
こんな風に、何かを探し続けることも。
とにかく、やすらぎの場所だけが欲しいと思った。
私は、今まで、人に愛されることでのみ、自信を得てきたのかもしれない。
この人は、私がどんなことをしても離れていかない、
そんな人のそばにいることで安心していられたのかもしれない。
もしかすると、そういう人だから愛したのかもしれない。

なんだか、久しぶりなのに、またまた暗い日記で、
読んでくれる人に申し訳ないです。
ごめんなさい。

そして、このことについて、
私の中で、まだなんの解決策もありませんので、
今日の日記は、前向きには終われません(笑)。
いや、いつも前向きに終わってるわけではないけど。

しばらく、迷い続けます。
いろいろやってみながら、迷い続けてみます。
疲れて、全てを捨ててしまうかもしれないし、
案外、ちょっとしたことでこんなに悩んでいることも、忘れたりするかもしれません。

こうして、またつまづき、
でもちゃんと時間だけは流れていきます。
そのことに、少しだけあせりを感じます。

バッチョが元気がないのが心配です。


2004年04月09日(金) きょうのできごと。

うちのばちこ(正式名はバッチョなんですが、最近ばちこと呼ぶのがうちではやってます。)はほんとに寂しがりやで困ります。
うちのリビングには、163センチの私が手をバンザイした状態で、かろうじて手のひらだけが上に出るくらい背の高い食器棚があります。
その上が、ばちこのお気に入りの場所です。
そこには、まずダイニングテーブルの上に飛び乗り、食器棚の横に並んでいる冷蔵庫の上に飛び乗り、そこから渡ります。
食器棚の上においてあるカゴの中に入って部屋の様子を見下ろすのが大好きなようです。
昨日は、そこに登って6時間近く降りてこなかった。
上で、ずーっと寝てました。
いくら呼んでもピクリとも動かず、死んだかもと思ってちょっと心配になって、イスにのぼってなでてみたら、
すごい寝ぼけてた。。。
ばちこは、絶対外ではもう生きていけないなぁって思う。
あんなに無防備で、何の危険も感じず、安心しきって寝てしまっていて。
でもね、それは、私達が部屋の中にいるからで、私達が別の部屋に行ってしまうと、
どれだけ爆睡していても、必ず起きて私達の部屋についてくる。
その敏感さには、驚かされる。なんでわかるんだろう。。。
そんなばちこがかわいくてたまりません。
今週末、1泊うちをあけるんです。
はじめて、1人で夜を過ごして、朝をむかえる。
大丈夫でしょうか?心配です。。。
でも、私はちょっと甘やかせすぎなので、ばちこには万が一、一人になっても生きていける強さを教えないといけません。
頑張ってもらいます。

今日は、午後セミナーだったので、お昼には会社を出て、もう会社には戻りませんでした。
セミナーは5時に終わったので、一人で映画を見に行きました。
ミニシアターでやっている『きょうのできごと』。
そう、やいこが音楽を担当しているあの映画です!
ミニシアター映画のせいか、平日の最後の回のせいか、意外に一人で来ている人が多かった。
映画はね、実はあまり期待していなかったんです。
特に何か大事件が起こるわけではなく、いろんな人の普通の日常がそこにあるという、
どっちかというと、そこから何かを自分で感じたり、想像したりしてふくらませていくタイプの映画だということだったので、
もしかしたら寝てしまうかも・・・とか思ったり。
そういう映画って、合う合わないってあるし、
自分の中でピンとくるものがなければ、ほんとつまらない1本になってしまうと思った。
でもね、なんかよかったです。
ほんと、ただの日常なんだけど、
大事な人の友達に感じる嫉妬だったり、もてる友達に酔ってなんとなくあたってしまったりする気持ちだったり、
夢を恋人と友達に語るその時の微妙な気持ちの違いとか、自分の出し方とか、
好きな人の優しさが、最も好きな所でもあり、最もイライラする所でもあったり、
うーん・・・なんかうまく伝わるでしょうか。
みんなが、日常の中で思うたくさんの気持ちがうまく表現されていたと思う。
私もそうなように、
他人から見たらそんなこと・・・と思うことが、自分の胸の中をずーっともやもやさせていたりすることがあって、
それは、1番好きな人にこそ伝えられず、でも気づいて欲しくてなんとなく軽く言ってみたりする。
そんなあいまいで、矛盾した気持ちが伝わって、とても心地よい映画でした。
これは一人で見てよかったと思う。
たぶん、直とは、感じ方が違うから。また、ケンカになってしまいそうだし(笑。
一人で、じっくり自分を感じられてよかった。
ただね、映画館が寒くて、ラスト1時間くらいはトイレに行きたくて行きたくて、ちょっと気持ちがそわそわしてしまった。
それに、隣の女の人が、やけに笑ってて、少し不快でした。
ものすごいおいしそうなお弁当食べてたし。

こんな一人の時間が、今日はとてもよかった。



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