私の彼女。
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2003年08月31日(日) 告白。

昨日は、久しぶりに高校の部活の友達と会って飲んだ。
最後にみんなで集まってからもう5年が経っていた。
その間、みんないろんな事があって、自分自身の中でいろんな事が変わったんだと思うけど、
でもやっぱり、みんなはみんなのままだった。
自分が無理をしなくてもいい空間も、変わらずそこにあった。
3年間一緒に汗を流して、戦って、競って、泣いて、ケンカして、騒いで、笑って、、、
弱い部分も、醜い部分も、
全員が、自分の全部を見せてきた人達だから、
みんなよくわかってた。

私は、あんまり友達がいない。
いても、全部を見せられる友達はほとんどいない。
それに、正直、私自身、今まであまり必要とはしていなかった。
自分の事をわかってくれる人、素直に泣ける場所が1つあれば、それで十分だった。
その役割はいつも、付き合っている人が果たしてくれていたし。

でも、そんな事もみんなわかってて、
必要な時だけ、頼ればいいじゃんって。
話したい時に、話せばいいしって。
何年会わなくても、その間、何もしてあげられていなくても、
私の事を絶対に否定したりしない。
それがrinだから、、、って、無条件にあたりまえに受け入れてくれて。
なんか、その優しさにすごく救われた1日だった。

昨日、みんなに話した。
女の人が好きだということも、直とのことも。
これから直と一緒に生きていこうと思っていることも。

みんなきちんと聞いてくれていた。

私は、(自分で言うのもなんなんですが・・・笑)昔から意外に優等生タイプで、
親が望む道からも外れないように、親や周囲の期待通りになろうと、生きてきた。
いつも、人からの評価を気にしてばかりで。
それに、何事に対しても、考えすぎてしまう。

みんな、そんな私を私以上にわかっていた。

人一倍世間体や、親に縛られる私の苦しみをよくわかってくれていた。

女の人を好きになるっていう事は、もちろん理解はできなかったかもしれない。
それはしかたない。
それに嫌悪感を抱いても、偏見があってもしかたない。
あたりまえだと思う。
私の中にもそんな気持ちはないわけじゃないから。

ただ、
「rinらしく生きている事が1番大事なんだと思う。幸せはひとそれぞれ違うから。」
そう言ってくれたのは、この5年で本当にいろんな事があった、ばばちゃんだった。

ばばちゃんは、6年前に結婚して、その1年半後に離婚した。
相手の家族との問題だった。
離婚を決めた時、ひにくにもばばちゃんのお腹の中には、別れた旦那さんの子供ができていた。
それでも、離婚を決意し、その子供もおろした。

そして、1つ上のお兄ちゃんの死。
その事を聞いたのは、
1ヶ月くらい前に送られてきたばばちゃんのメールでだった。
「事故?」
って聞いても何も答えてくれなかったから、ん????とは思っていたんだけど。。。
自殺だった。

ばばちゃんは、私が自分の事を話したあとに、そのお兄ちゃんの死について、泣きながら話してくれた。

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私のお兄ちゃんは自殺だったんだ。
お兄ちゃんは、小さい頃からいつも私と自分を比較して、苦しんでた。
たくさんの友達に恵まれて、そこそこ名の知れた会社に就職できて、比較的簡単に社会にうまくとけこめた私と、
社会に適応できなかった自分を比べて、自分を責めて、ああいう道を選んでしまった。
でも、私は、この世に生を受けた以上、人はみんな自分の責任において生きなくちゃいけないと思う。
人と比べる必要なんてないし、
自分が自分らしく、自分が幸せだと思う生き方をすればいいだけで。
それが親にとっても1番うれしいことだったのに。

離婚する前までの私は、ぜんぜん自分らしく生きていなかった。
自分の気持ちも全部殺して、やりたい事もあきらめて、死んでるように生きていた。
その時、私の人生このままじゃ終われないって思った。
だから離婚を決意した。
人がどんなに何を言っても、私は自分らしく生きたいと思った。
死んでるように生きるんじゃ、意味がない。
たった1度の人生、後悔したくないって思った。

仕事も、本社から○○支店にとばされて、
そこでいろんな事言われて、本当に辛い時期もあった。
毎日吐いて、会社に行くのがやっとだった。
でも、自分らしくいる為に、自分で周りを変えていこうと思った。
よく周りを変えるより、自分を変える方が簡単だって言うけど、
私は、自分をなくしたくなかったからあきらめなかった。
自分が正しいと思う事を言い続けた。

孤独な気持ちになって、どうしようもなかった時もあったけど、
自分の好きな事を少しづづ見つけて、自分の好きな時間を少しづづ作って、
とにかく自分をつらぬいた。

強くなりたかった。
自分らしく生きる強さを持ちたかった。

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すごいなぁ、、、って思った。
いろんな事があったんだと思う。
たくさんの事を、自分の力で乗り越えてきたんだと思う。

胸が熱かった。
もう、なんて言ったらいいんだろう。
言葉がでなかった。

こんな友達がいることを誇りに思った。

 rinも、rinらしく生きればいい。
 自分の幸せは自分が決めるんだから。
 周りがどんな風に思ったって、自分が今、幸せだと思えれば、それが1番の幸せなんだから。
 それがrinのお母さんにとっても1番幸せなことなんだと思う。絶対に。

ばばちゃんのくれたこの一言は、私にとって本当に大きかった。

私は、絶対に忘れない。

自分らしく生きたい。
素直に、人を愛したい。
自分の力を信じていたい。

1度きりの人生だし、後悔のないよう、もっと一生懸命に生きよう。

私の幸せは、私の中だけにあるのだし、
それをもっともっと真っ直ぐに大事にしていこう。


2003年08月21日(木) 先輩がたのお話。

昨日、会社の男の人5人と飲みました。
そのうち3人は、結婚していて、昨日の話題は、結婚後の夫婦関係について。
なかなかおもしろかった。

Aさん夫婦の場合
Aさんの奥さんは、私も知っているんですが、とにかくパワフルな人で、
正直恐いんです・・・。とにかく圧倒的に強い。
でも、Aさんはそんな奥さんのことを、
「あいつは、自分の希望とか、不満とか、そういった感情を全てぶつけてくるから、
それさえきちんと受け止めてあげれば、逆にすごく楽なんだよね。
何を考えてるのかわからない・・・っていうのがないから。」って。
なるほどなぁ。。。
受け止めるって、さらっと言えるのも大人で。
すごいです。
そんなAさん夫婦にも1度、離婚の危機があったらしい。
もう3年以上前の話なんだけど、
今の会社に入る前にAさんは、浮気をしてたことがあったんだって。
もうその人とはすでに終わってた時だったみたいなんだけど、
その浮気相手からのメールを奥さんに見られてしまったらしい。
「このメールなに?」って見せられた時、顔から血の気がさーっとひいたって。
で、Aさんは、「本当の事を全部きちんと話す。だからその姿勢を信じてくれ!」って言って、
全部ほんとの事を話して、そのあとに、そのメールが来た携帯を「もう、終わってるから!」って真っ二つに折ったそうです。
すごいでしょ?男の演出ですよー。
ま、それでもあの奥さんの気がおさまるまでにはかなりかかったみたいだけど。
ちなみに、正直に全部話すから、なんでも聞きたいことがあったら聞いてくれ!って言ったら、
奥さんは真っ先に、「やったの?やってないの?」と聞いたそうです。
もうそれは思い出すだけで涙が出てくるほど、すごい修羅場だったって。
このAさん、実はバツ1で、離婚の大変さを知っている。
1度目の結婚は、奥さんがなんと、、、17歳高2の時だったんだって。
しかもやくざの娘。
でも、その奥さん、男を作って出て行ってしまったそうです。
子供も1人いたんだって。男の子。
それからAさんはその子にもぜんぜん会ってないらしいんだけど、松戸でヤンキーになってるって噂で聞いたみたい。
関係ないけど、Aさんのポリシーは、
風俗には絶対に行かない、Hは1度に1回だけ、2回目はないそうです。。。
なんかいろいろあるけど、でもすごくいい夫婦だなぁ。。。って思った。
いい関係ですね。

Bさん夫婦の場合
驚く事に、Bさんは今まで1度も奥さんに好きだとも、愛してるとも言ったことがないんだって。
でも、結婚してもう何十年も経ってるのに、見せてもらった奥さんからのメールには、
「今日は楽しんでおいでね。でも、怪我しないように気つけて帰っておいでね」って。
すごいラブラブ。。。
毎晩、どんなに遅くても奥さんの作った料理を食べて、晩酌してもらって、それから寝るんだって。
Bさんは、恋愛についてはあんまり話さないクールな人なので、すごく意外だった。実は、Bさんの店舗は売上が悪くて、現在減俸中で、
40歳・子供2人もいるのに、私より1ヶ月の給与が少ない。
口うるさいチャキチャキ江戸っ子のお姑さんと一緒に暮らしてて、
このBさん、ここ1年、1ヶ月に休みが1日・2日程度。
普通の奥さんだったら、不満をワンワン言いたい状況ですよ。
そんな状況の中で、あの優しさあふれるメール。
すごいなぁぁぁぁぁぁって思った。
子供も、夏休みなのにどっか行きたいとかぜんぜん言わないんだって。
奥さんがちゃんと言ってるんだと思う。
一生懸命毎日働いてる旦那さんの気持ちなんか考えずに、一緒になって悪口言う奥さんも多いのにね。
すごい、できた奥さんです。
でも、ポツリと、
「本音はわからないけどね、本当はもう諦めきってるだけなのかもしれない・・・」って言ってた。
けど、いい顔してました。たぶん、そんな事はないでしょう。
いい夫婦です。

Cさん夫婦の場合
今でも頻繁にHをするそうです。
Cさんは、風俗が大好きで、時間が許せば、2回はいけるそうです。
でも、奥さんは1回でもうダメらしく、終わったらもうさわらないで!って言われるんで、奥さんとは毎回1回。
あ、そうそう。
最初のAさんの奥さんは、2回目、3回目も平気らしくて、交換した方がいいんじゃないか?みたいな話をしてた。
Cさんはね、今でも奥さんの髪型とか、洋服とかをきちんと褒めるようにしてるんだって。
愛してるとかも言うらしい。
Hのあとは髪の毛とかなでてあげるんだって。
奥さんとBさん、どっちが強いんですか?って聞いたら、うちは半々だなぁ・・・って。
奥さんも働いてるみたいで、仕事のこととかいろいろ、夫婦の会話もつきないそうです。
会話もあって、Hもあって、理想的ですね。
約束ごとで、お互いの携帯は絶対見ないという事になってるみたい。
将来は、息子と一緒にキャバクラに行きたいんだって。
これまたいい夫婦です。

そこにはそれぞれのコミュケーションの取り方があって、信頼関係があって、相手をよく理解して、尊重していて。

簡単なようで、難しい。


2003年08月19日(火) 今晩のひとこと。

素直になる強さが欲しい。
直の態度で、自分の気持ちを変えてしまおうとするのではなく。

でも、こわくて逃げてしまいたくなる。


2003年08月18日(月) 直の体温

また喧嘩です。。。
今日はここへ越してきて、はじめて一緒のベッドに寝ていません。
私は、これを1番恐れていた気がします。

ここは2LDKで、いちおう直の部屋と私の部屋という風に、
1部屋づつ決めてあります。
親も友達も来るので、さすがにベッドルームとくつろぎ部屋という風に分けるわけにはいきませんでした。
ベッドも各部屋にひとつづつ。

だんだん、友達になっていってしまうのではないか・・・
そんな不安がここ何ヶ月かずーっとあって、
(Hしなくなった頃からかな・・・)
だから、私はここに引っ越すにあたって、
寝る場所だけは、一緒にしよう!って強く思った。

その為に、セミダブルのベッドを買った。

どんなに相手への気持ちが見えなくなっても、
たとえ気持ちが離れてしまっても、
一緒に寝る事で、自分の中にある大事なものをまた確認できた。

今までも、ものすごい喧嘩をたくさんして、
一緒に寝たくない!ってさんざん思ったけど、1つの部屋で暮らしてる時は、結局同じ布団に寝るしかなかった。

でも、すごいむかついて、いや〜な気持ちで布団に入っても、
不思議と直の体温が伝わると、
あぁ、この人が好きなんだ・・・って思った。

あの瞬間は、すごく不思議です。

直の体温を感じ、寝息を立て始めた直の寝顔を見ていると、
すごく素直で優しい気持ちになれて、
ごめんね・・・って小さい声でつぶやいてみて、
ぎゅーって後ろから抱きついたりしてみる。。。
直は、ちょっとだけ意識があるのか、
時々、寝ぼけながら、頭をなでてくれたり、
抱きしめ返してくれたりする。

すごくうれしくて幸せな瞬間だった。

いやでも、、、
直は喧嘩してから寝るまでが異様に早い!
ちょっとは人を気にして欲しいものです。。。

まぁ、寝ているから素直になれるっていうのがあるんですけど。
現に、また朝になると、喧嘩の怒りが復活してたりするし。。。

でも、今日は直は自分のベッドで寝てしまった。

直が腰が痛いって言うから、オークションで(しかも高値で!)購入した敷布団も無駄になってしまうかもしれません。

ただ、私が部屋を暗くして、ベッドに入って寝たふりをしていたら、
1度入ってきて、2タイあるETのぬいぐるみを私の顔の両サイドに並べて出て行った。

私が欲しかったのは、ETなんかじゃないけど、
でも、うれしかった。

ありがとう。
そして、ごめんなさい。


今日はものすごくひどく怒ってしまった。
手も出してしまった。

私はいつからこんなやつになってしまったんだろう。。。

こんな自分がものすごく悲しい。
私は、自分自身で、大事なものを失おうとしているのかもしれない。

誰のせいでもなく、私の問題なんだ。


2003年08月15日(金) 根本的な価値観と、許せない小さなこと。

休みあけ。
久しぶりの仕事でくたくたです。

なんとか引っ越し、無事完了しました。
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・ほんとに大変でした。

今までも、一緒に暮らしていたようなものだったから、
一緒に住むってことに、それほど戸惑いはなかった。
でも、やっぱりいざ一緒に住むとなると、次から次にどんどんでてくるでてくる、
価値観の違い。
もう、ケンカしまくりです。

はぁ。
いやな事たくさん言ってしまった。
いやな言い方、いじわるな顔、思いっきり自己中な考え方、
ほんと最悪な自分ばかり出ていたように思います。

こんなんじゃ、直もいやになるよなーーーーーって、
ほんと、反省しています。
はぁ。。。もう、全て消してしまいたい。
自分の事でいっぱいいっぱいで、直の事をぜんぜん思いやれなかった。

なんか、ずーっとイライラしてて、
ちょっとした事、ちょっとした言い方がものすごく許せなくて、
私自身、どんどんいやなヤツになっていきました。

一緒に暮らすって、ほんと大変なことです。。。

でも、
私は、直だから、一緒に暮らそうって思った。

直と私は、
考えてる事が同じだったり、同時に同じ唄を口ずさんでしまったりと、
なんだかへんに合ってしまう時が結構ある。
まぁ、思考回路なんかは、一緒にいるとだんだん似てくるのが自然なのかもしれないんだけど、
そんな事だけじゃなく、お金や仕事、家族に対しての価値観なんかも、かなり似ていると思う。

そういう根本的な部分の価値観が似ている事は、すごく大きくて、
この人となら一緒に生きていける!そう思えるポイントは、
特に30歳過ぎると、愛情より、根本的な価値観になってくる気がします。

そういう意味でも、直でよかった・・・って思う。

小さい事は水に流さないとね。。。
まるっきり同じ人間なんて、いないし、いても怖い。

イライラしてると、小さな事も、どんどん気になって、
自分で大きな事にしてしまってるんだよね。

トイレの床に読んだ漫画をおきっぱなしでも、
使ったものは全部そのまま出しっぱなしで片づけないで、人が片づけたとたんに、○○見なかった?って聞いたり、
頭と体を洗うのに、もったいないからおふろの水を使えってどっかのおばちゃんみたくせこいことを言うのも、
大きな音・声を出すとものすごく怒ったり、
やたら猜疑心が強いのも、
買ったCDラックに自分のCDばかりを並べて、私のCDは全部見えない奥にしまってしまうのも、、、、、

みんなみんなほんの小さな事です。。。。


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