milukuの日記

2007年06月29日(金) 病院より愛を込めて

入院日記です。正直暇です。(わお)ワイドショーおばちゃんになろうとしてます。テレビは10時間で1000円です。(カード制)
もってきた本(ジャンプとアフタヌーン)を熟読し、待合室にあった『失踪日記』『あかちゃんと僕』『三丁目の夕日』を読み、さらに『ザ・マーガレット』を読みました。マーガレットは通常読まないので、いつもがっつり味の濃い中華料理を食べてたら、日本懐石を食べたみたいで、落ち着きませんでした。やっぱり恋愛ものより戦っている方が落ち着きます。丸ペンよりGペンの方が目に優しい…さらに、妹が買ってくれた『鈍感力』を読んで、なんか当たり前の事や自慢の話が多くて、イライラしてやめてしまいました。あんまり、身につけるための話がない…断定して終わりなので、違う人はどうすればいいの?というところがないです。文庫で十分です。急いで買う必要なし。 入院4日目で既にあきぎみ…これから、いかにして入院生活を楽しくするかが、今後の課題です



2007年06月17日(日) 生きること

ゴータマ・シッダルタはお城を出たときに、4つの門をくぐった。生老病死の4つの苦しみ。私も、生きることは基本的に苦しみの連続だと思います。だけど、苦しみだけじゃ生きていけないから、苦しんだ分だけ、喜びがプレゼントされる仕組みなんじゃないでしょうか。因果応報?そうはいっても、理不尽な事は襲ってくるし、予期しない出来事とか、こんなはずじゃなかった…とかそんな事もあったり、酷く、自分を過信してみたり、全然信じられなくなったり。もう、全部やめて、こんな夢にすがりついていないで、就職して、キチンとお金稼いで、洋服かったり、山いったり、お洒落して遊びにいったりすればいいのに…とか、ね。もっと、落ち着いていられたらと思いますが、これが私だから仕方ないです。再来週から、手術で入院してきます。そしたら、少し変われる気がします。もう、一回だけ挑戦してみよう。あの時、粉々に砕けて、もうだめだと思ってから三年。もう一回だけ、信じて努力してみよう。毎日が、苦しい方がいい。もう、フワフワした過信はいらない。苦しんで、苦しんで、そして時々、喜びがもらえればいいや。逃げちゃえば、楽だけど、逃げても何にも変わらないから、もう逃げない。苦しもう。



2007年06月15日(金) 雨、ときどき晴れ

今日は雨の予報だったのに、晴れてしまいました。しかも、猛暑。昨日に引き続き、6月で一番の波が。例えると、『決意の朝に』を思い出しながら、泣けるくらいです。聴いてません。思い出しただけで泣けます。でも、確実に毎年落ち込みの波のフリはばが小さくなっている気がする。どうしてか、この季節は自己否定の感情が強いので、注意したいところ。なんでもっと普通にできないんだろうとか、周りの人ができてる事ができないんだろう。みたいな、途方もない感情に襲われます。だけど、大切なのは、その状態で出来る事をやる事。そして、その感情から逃げない事。つらくても、辛いまま我慢しているど、自分に対して少し信頼できる気がします。よく、やったな!みたいな。精神的な面で言えば、何個かまだ問題が山積みですが、まあ気をながく、情緒不安定を誤魔化しながら行きたいと思います。会社の人(編集さん)はみんな楽しそう。いつも、何かにつけて、些細な事で笑っている雰囲気です。いいなぁ、私もそんな雰囲気で、毎日を過ごしたいなぁ。行きは雨でしたが、帰りは晴れ。でも、どんな天気でも落ち着いていられたら、いいなと思いました。



2007年06月14日(木) このままじゃ、だめだ

昨日のドラゴンズ戰で、楽天の田中君は見事な完封勝利を納めました。九回には、ストレートで三振を取りたくて、藤井さんのサインに首をふる田中君を見ていると、昨年の夏の甲子園で早稲田相手に首をフリ続けていた姿がダブります。(結局それで、相手の打者に球種を読まれ、打たれてしまったんですが)今回はスライダーで三振をとっていました。お茶目なエピソードですが、やや読まれやすくなるので、心配。しかし、松坂以来の完封勝ちらしいですね。楽天でローテーションを守ってるのも田中君だけだし、もう既にエースの風格がでてきました。去年からファンになった私としましては、みたか!って感じです。(自慢)野球をやっていなくて、良かった。純粋に楽しめるから。私の鬼門は4月〜6月。だいたい、毎年6月は精神的に落ちる事が多いです(去年は泣きながら会社飛び出したし)今年も、ややあれぎみになってきました。特に今週。だけど、もうそういう所から逃げるのは止めよう。(つらいけど)そういう気持ちの波がきて、つらくても、振り回されないようにしよう。自分を他人にゆずらないで、自分は自分でキチンと自分を持つようにしよう。もっと、できるはずだ。そのためには、まづ行動。



2007年06月13日(水) 鬱大国日本。

日本の自殺者は、交通事故死亡者の三倍らしい(朝日新聞)暑さのせいか昨日から、イライラした気持ちが落ち着かない。バイト上がりに、妹と落ち合いカラオケに一時間行き、帰ってきてからリンカーンで、宙吊りの三村さんをみてゲラゲラ大声で笑っても、まだ足りないみたい。この、衝動的なイライラは何かしら?特に、電車がひどい。周りに人が多いし、同じ箱の中に立っているだけだからつまんない。もっと、電車の上手い活用法はないものか。電車が二階建て(通勤用)になっていて、有料でネットカヘェとか(30分300円)ならないか。赤ちゃんが、何が原因かわかりませんが、大声でないている。そりゃあ、初めて乗ったら怖いだろ。こんな箱が動き出して、知らない人がたくさん乗っていたら。大いに泣くがいいさ(誰?)ちょっと、そこのイライラしているお父さん、一緒に見習おうじゃないですか、赤ちゃんを。赤ちゃんは自分の感覚に正直に自己表現してますよ。周りの人に多少迷惑かけてますけど。でも、だからこそ、赤ちゃんは鬱にならない。泣きたい時は、大いに泣き、笑いたい時は、大いに笑い、怒りたい時は怒りましょうよ。後で、きまづくなったら、ごめんなさいと謝れば大丈夫。(多分)



2007年06月12日(火) 『しをんのしおり』三浦しをん

かなり、面白い。何がおもしろいかって、かなりの漫画オタクなんです。そして、その妄想を面白可笑しく書いてあるのが、新鮮でした。作家さんて、本当に赤裸々に書くよなーと思います。すごい。やはり、漫画ネタが多いんですが、私が好きなのは、妄想ネタ。(チュートリアル好きはここにも通じている気がする)高倉健の日常の妄想で、丸2Pが埋まるという入れ込み用。また、事が詳細で微細な事まで想像されていて面白い。そうか、編集さんに言われた細かいとこまで想像するってこういう事かと思いながら読み進めると面白いです。だって、下着の色まで想像するんですよ?プロは想像力が違う!恥ずかしがっていては駄目なのね。しかも、まだまだ尽きなさそう。すごいな。
いま、『風が強く吹いている』(新潮社)を読んでいるんですが、キャラクターの作り方が漫画っぽいので、漫画好きに納得。でも、この作品題材が箱根駅伝でとても取材して書いてあるので、オススメです。駅伝でここまで面白いのはなかなかないです。今年の本屋大賞にもノミネートされているので、今年の冬からブレイクするかも知れません!まだ、最後読んでません。最後まで読んだら気持ちが暴走して眠れなくなりそうなので



2007年06月11日(月) 朝から日記

出社前の、電車の中からお届けしてます。電車は埼玉県から首都東京へ。(ちょっとおおげさに)途中で、荒川の河川敷を通過するんですが、そこがちょうど県境です。川はよく何かの境に使われますが、今日は電車の窓から川を眺めて何となく納得。川幅、40Mくらいあるところを電車は走って行くんですが、川を眺めていると昨日もやもやしていたことが、何となくすっきり。あっちから、こっちへ。気分の切り替えを助けてくれます。やっぱり、何事も境目って重要だなと思いつつ、水ってやっぱり大切だなぁと思いました。みてるだけで、気分を落ち着けてくれます。
あれ?思ったより展開しないまま、何となく終了。 今日も1日、頑張ります。



2007年06月09日(土) 図書館散策。

前から、行こうと思っていて、なかなか機会がつかめなかった、隣駅の市の図書館へいってきました。

この、新しくできた市の図書館。市がものすごいお金使って作ったのかが、よくわかる図書館で、駅前の一等地の、商業施設が入っている駅ビルの、5階と6階を借りきり、一部を吹き抜けにして、一面ガラス張り。
駅や、駅周辺のターミナルや商業ビル、高層マンションを一望できるという設計です。
天井は高く、床は一面バリアフリー。各所に、読書コーナーや、机が設置されていて、机やいすは、すべて木製。ひきづっても、音がでないやさしいつくり。さらに、5、6階の吹き抜けのガラス張りのところに、読書スペースがあり、下の景色を眺めながら、本が読めるといったつくりです。

同じ市ながら、隣の駅にできたこの図書館ひとつをとっても、格差(同じ市なのに、駅ひとつで、施設の量と質がぜんぜん違う!)を感じたところでした。

しかし、それだけきれいで、蔵書も多いだけあって、利用者も当然多く、人気のある本は、貸し出し中(特に文庫)が多い状態で、お目当ての「三浦しをん」の文庫は、かりられませんでした。(全滅)

しょうがないので、検索機を屈指して「鏡リュウジ」(占星術家)の本を検索。
以前から、気になっていた「魂のコード」(書いたのは、アメリカのユング派の偉い先生で、訳が鏡リュウジ)を発見。さっそく、読書コーナーで試し読みをしてみました。


が、しかし。文字が小さい上に、ページ数はめちゃめちゃ多い。400Pくらい?の西洋の哲学から、ユングから、心理学から、魂とは何だとアプローチする本で、学術的には面白そうですが、読むのは大変だなと思って、30Pくらい見たところで、断念しました。


でも、この本の面白いところは、心理学者でありながら、発達心理学(つまり、現在の自分を形成しているのは、今までの家庭環境や、環境が大きく影響している。という、環境作用理論)に限界を感じ、人間は、どんな環境にいても、それぞれが、それぞれ持っているもの(筆者はどんぐりの粒といっていたが、意味は、個性や、魂といった意味)によって、自分をいう人間を形成している、さらにその環境は、自分が選んだものであり、自分という人間が形成されるために、必要な運命であるみたいな、一種のスピリチュアルリズム的な、視点が加わったところでした。

ただ、学者さんが書いているから固いし、事例もすごい人ばっかりでてくるので、あんまり自分に落としこめて読めないため、頭の中で、だからなんなんだみたいな感じになってしまい、読むのをやめました。

最近、どうしても、読みやすくて、面白い本が好き。
昔は、民俗学とか読んでいたのに、今はあんまり興味がわかないです。

通勤用に文庫を借りようと思ったのに、文庫がなくて結局「しをんのしおり」というエッセイの単行本をかりて終わりました。

次にくるときは、もっと雑誌とかもちゃんと見て、(特にスポーツ関係)借りようと思いました。
いままで、買っていたものが、おいてあったりすると軽くショックです。

新しい図書館は、きれいでよかったんですが、やっぱり本は、コーヒーを飲みながら読めるところがいいなとおもいました。


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