- 2002年02月28日(木) 浄化しようぜ!
昨夜のマニラはなかなか面白かった。 でもそういったことばかりしていたらやっぱりよくない。 なにがよくないのか。
夜の活動と昼の活動のバランスが崩れることがよくない。 だから今日は昼の活動を活発にしてみる日となった。
昼からゴルフにでかけたんだ。フェスティバルモール近くにあるサウスポイント。そこの太朗と2人で行ったわけやけどここは女のバイトが一球打つごとに球を用意してくれる。日本やったら機械やから人間がやってるってだけでやたら奇妙な金持ち感覚に襲われてしまうわけで。
南国仮面のゴルフはおもしろい。打ったら「ガサガサガサ!!!」とかいう音を立ててボールはすごい勢いで転がっていく。
それに引き換え俺はどうだ。すさまじい曲線を描いて右に飛んでいき、ネットを越える。外に出てしまう。おそろしい。
そんな珍妙な2人がゴルフを終えたころには俺たちの左手はプルプルだった。そのままビリヤードに行ったんだが、集中力切れまくり。手も変やし。ぜんぜん玉が入らない状態で突きに突いて突きまくってやった。どうだ。
俺たちが使ってた隣にいた高校生らしき女、タバコ吸ってたけどかわいこちゃんやったから許す。ははん。そんな平和な1日だった。
- 2002年02月27日(水) あうーん
ノブユキが帰ってきた。彼が日本からやってきたのだ。南国仮面の部屋にいた俺に軽く挨拶して彼は接待ゴルフへと大急ぎで出て行った。 残された俺。
南国仮面はこの日仕事がまだ少し残っているとかで仕事していたような気がする。 その間、俺はプレステ2の鬼武者というゲームを勝手にやっていた。
南国仮面が帰ってきてから飯を食いカラオケに行く、とだけ告げて俺の運転で夜のマニラに遊びに行き朝方帰宅して爆睡した。
- 2002年02月26日(火) ユキチとランチとタウンセンター
さあ。今日から南国仮面は週末の連休明けで仕事、ユキチは学校だ。 独りで時間をつぶさなくてはならないのだけど昨日からユキチと約束していたので 奴の学校に行くことになっている。昼の予定は完璧だ。昼だけ。 食卓テーブルをみるとどんぶりがおいてある。 一体おきぬけに何丼を食わせようというのか。
なんとうな丼じゃないか。
さすがの俺も朝からこんなへヴィーなものは食えやしない。 しかしこれを食わねば何もないので仕方なく口に詰めるようにして うな丼を平らげる。これは俺を試しているのか?と思ってしまったりもする。
で。シャワー浴びてネットを少しばかりするとユキチの通っているサウスビルという学校に向かう事になった。
俺は喫煙する。ユキチが校舎から出てきて入り口のところにいるのが見えた。鉄格子になっていてエメラルドグリーンの制服はまるで囚人のようだ。趣味も悪い制服だということはここの生徒全員が周知だろう。タバコを片手に車を降りるとユキチは激しく真面目な顔で「タバコはやばい!!」と大声を張り上げた。むう。そうなのか。
タバコを処理して学校へとむかう。Visiterという札をつけてサウスビルに侵入。 ユキチは昼飯をおごってやるといってたので何を食わせてくれるのかと思ってたら スパゲッテイィだった。朝からウナギ食ったからこれでも満足だ。 会計の時にユキチの後ろに並んでいたナヨっとした男が俺の方をチラっとみて ユキチに「Your Friend?」と聞いていた。あとから聞くとこれがゲイのジャスティンらしい。
韓国人が多く住む地区のそばにあるせいか生徒はかなり韓国人が多かった。みな、俺のほうをチラチラ見ていた。そんなに珍しいのか。 昼飯を食ってバスケットコートでユキチとしょうもない話なんぞをしてから学校を見せてやるというのでついていくとどうやらそこは立ち入り禁止の所で彼は先生みたいな人になにか言われていた。
俺がいればどこでもいけるとでも思っていたのか。それは大きな間違いだ。 とにかく俺とユキチがうろうろしているとみんなが俺のほうを見てくる。 その謎はすぐ解けた。ユキチの友達が3,4人現れたのだ。彼らは日本人でいちいち名前なぞ覚えていないが、矯正をつけた矯正マン、色黒ぽっちゃり小太りで言葉を発しない黒コデブ、ユキチのホットメールを覗き見る幸一の4人だったか。 そのうち幸一と黒コデブは「しゃべらない」オーラがでていたし、しゃべっても面白くなさそうだったので敢えて話をする事も無かったが、矯正マンはよくしゃべっていた。まずどこにあるかも知らないのに
「どこの大学ですか」から始まり「今度駅の名前にもなってる大学に行ってる友達の所に行くんです」 と俺にとってどうでもいい身の上話をしてくれた。挙句の果てに「関西って大学いくつあるんですか」と俺には到底わかりかねる問題を出してきたので「君、関東やろ?関東に大学いくつある?って聞かれて答えられないように、俺も関西にいくつ大学があるかなんて知らないし、数えようと思った事もない」と言ってあげた。その間もその辺を通りすがる生徒が俺のほうをチラチラ見てくるので彼に「なぜ皆俺のほうをみるのか」と尋ねたところ「新入生が入学前に見にきてるんでしょう」ともっともな事を言ってくれた。ふふん。
ユキチとメントスを食いながらしゃべっていると昼休みは終わり、俺は帰らなくてはならなくなった。 いいかげんタバコもすいたかったしちょうどいい時間だ。俺はサウスビルを去った。 黒コデブと幸一とは1ミリも言葉を交わさなかった。
帰り際、運転手にタウンセンターへ寄ってもらって俺はそこでぶらつき、クレープを食べようかと思ったけども起きぬけのうなぎがまだ効いていたのでやめておいた。
結局南国仮面は急遽今週まで休みを取れる事になり3月1日まで休暇、そして土日と休日をすごす事になった。
今夜は特筆する事もなく、例によって夜更かしをして寝た。
- 2002年02月25日(月) 滝とボゴパイ。
パグサンハンに行く日だ。このパグサンハンってのは3年すんでいる仮面も知らなくて俺が持っていった「地球のあるきかた」を読んだ仮面が行きたいと言い出したところだ。丸太をくりぬいて作ったボートに乗って実にスリリングな川下りができるそうで、俺も行ってみたかった所なのだが、今日は仮面の母さんとドライバー、弟そして相方と一緒だった。実に遠い。高速の終点まで行ったのだが。車は2台で行っており仮面が先に、そしてあとからドライバーが追ってくる形だったが、例によってこの割り込み交通のおかげではぐれた。やっぱりこういうときに便利さを嫌というほどアピってくるのが携帯電話。
どうやら母さん仮面は俺たちが曲がったことに気づかず先に行ってしまったようだ。で、俺たちが後から追うことになった。どれくらい進んだろうか。いままでにぎやかだった町並みとは打って変わって非常にのどかな田園風景が広がる。 左右には田んぼ。そしてヤシの木。そういやこのミスマッチはインドの電車からも見たな。ただ1つ違うのは道が舗装されている所か。インドでは舗装されている道なんか見たことがなかった。よっぽど大きい道以外ね。
フィリピンは後進国とか言われているけどインドに行ってからだとそれほど遅れているのか?といった感を受ける。日本はそれこそ先進の部類に入りまくってるからそれと比べたらあかんよな。それこそ生徒対電車じゃないけど、戦う対象が違いすぎるよ。ぼろ負け必至やんか。
自家用車なのかはわからないけど車の数も多いし、インドと比べたら(インドばっかりですまんな)信号の数が多い。インドはイギリスの植民地だったから信号が無いのかな。ほれ、イギリスって信号の代わりに交差点はロータリーになってるやん。どうなんだろうか。
でもインドに行ってからはほんと、フィリピンはまだましだなと思った。でパグサンハンのラグナだかか?川下りの客引きが道路に立っていて、その旨を告げると勝手に車の後ろのしがみついてきやがった。それはユキチが発見したのだけど。あれ、本当後ろのワイパー動かしたら金玉あたってたよな。それから「ホンマにこんなところにあるんかい」って突っ込みたくなるような、車幅ぎりぎりのところを走っていったわけで。周りにいる地元フィリピン人は「なんやこいつら」みたいな珍しいものを見るような目つきで俺たちの車を眺めている。どうやら到着したようだ。
料金は一人あたり600ペソくらいやったかな?1800円ほど?実はここ、南国母さん仮面の恩恵にあずかったので俺は支払っていない。実のところ、おごってもらいまくりで到着した日から俺はペソを使っていない。で、はじめ2つのボートで3人ずつ別れて乗る予定だったが、2人ずつ3艘で出発することになった。 さあ、出発だ。 船はかなり狭い。俺は仮面と同じ船に乗ったのだが明らかに俺の方がでかいのに仮面の前に座ることになった。「お前、ちっさいから前」って。こいつらの目は節穴だと俺は強く思い、こいつらの船で俺は果たして大丈夫なのだろうか、と不安を覚えたりもしましたよ。
いきなりエンジン付きの船に引っ張ってもらうところから始まった。「ぷぷ!急流下りやのに、なんで引っ張ってもらうん?しかもめっちゃ緩やかな川やし」等と文句を2人で垂れていたそのとき。
「俺ここ来たことある」
弟のユキチだ。それに南国母さん仮面は「それ○○でしょ」(地名忘れた)それに引き続き南国仮面は「はい、お前の勘違い」と一蹴するもユキチはそれを認めようとせず「来たことあるって!」を繰り返していたよ。と、船頭が左を指差し「市長がいる」と。どうやら前大統領エストラダの親類らしい。しかし周りの子供にかまって偽善ぶりをアピールしているのか、本人と周りの空気が違いすぎてそのギャップがアイロニックな笑いを誘発してくれる。
手なんか振ってくるなって。水牛が水浴びしていたり、子供が川遊びをしてるのを眺めつつ「この川ってめっちゃ浅いんちゃうの」と確信したそのとき。
俺たちの船を引っ張っていた船がロープをはずしたのだ。とうとうこぎ始めるのか。軽くどきどきした。しかし何のことはない。本当に普通にこいで進んでいる。後ろでこいでいる初老の船頭は多少の日本語を話せるのだが、こういう風に変な日本語を話されたら逆に怪しまれるって事がわかっていないようだ。ほんと、わかってない。
「メチャ楽シイネェー!」を連発。
そうか。しっかりこいでくれって感じだったがしばらく進むとほんと「メチャ楽シイネー」なことが起こる。もうまるで作られたかのような急流が目の前にあったのだ。その時気づいたのだが、その急流の川下に俺たちがいるってこと。今まで川をさかのぼってきた!?みたいな。とにかく岩でサイドを固めたせせらぎがあったわけで。
船頭は「ヨシ!」ってな具合で船を降り何をするかと思えば船を押し始めた。うわー。しかも俺たち重たいから大変だろう。あんたの押し具合見てたら「メチャ楽シイネェー」 でもそんな楽しい「船押し」もシャレにならなくなってくる。しばらく川を上ったらまた岩場。で船頭は船を降りて船を押す。「メチャ楽シイネー」なんて言う余裕は無くなってきたようで挙句の果てには「オモイ」など弱音を吐き出した。
それは長い距離だったね。岩場も川上に上がっていくにつれゴツゴツしてきていたし。後ろの初老の船頭(怪)は足滑らせて股間打っていたし。でも水がかかるのさ。俺の前の船頭が岩場クリアして船に乗り込むときに足についている水が俺に。 勘弁してくれよ。
眺めは最高だったよ。切り立った崖が左右にあるんだから。昔そこから落ちてきたであろう巨岩がある。落ちてきたら怖いななどと南国仮面と話ながらだったが、そのうちに崖の上から、ほんと水道しっかり閉めなかったからシャワーから垂れてきた水みたいな、滝と呼べるのかどうかショッボイ滝があったんだけどそれをみて初老の船頭(怪)が 「アカチャンタキ、アカチャンタキ」などとほざいた挙句
「メチャタノシイネー」
はいはい。
それからどれくらいかかったろうか。中継地点にさしかかる。そこには小さな露店みたいなものがありちょっとした食事ができる休憩所みたいな感じだった。どうやらそこで休憩のようだ。そこで焼き鳥ではないな、鶏肉と豚肉のバーベキュー(有料)とビールをご馳走になった。(南国母さん仮面に)そこのすぐそばに小さな滝があった。でもかなりしょぼいよ。地元の人にしかわからないと思うけど妙見山の初谷川の滝よりしょぼかったから。
地元でもわからんマイナーなネタだったかな。とにかく。滝と呼べるけどこれではなーって程度の小さな滝。このあたりで南国仮面が「俺の地元の箕面の滝よりこれから見に行く滝がしょぼかったら・・・」などと言い出した。「可能性としてはあったりして・・・・」言葉数も自然と減っていく。初老の船頭(怪)の減らず口だけは休憩してから復活だ。
「アトスコシアトスコシ ハンブンネ」
ちなみにこの休憩のあと俺と南国仮面の位置を間違えたってことに気づいた船頭2人組は俺を後ろに持ってきて南国仮面を前に持ってきた。後ろの方が水かかりやすいって気づいたけど時すでに遅しってやつだ。やつのしたり顔は忘れられない 「後ろの方がぬれるやろ!?」って。
船頭(怪)が30分とか半分とか、さっきから言ってるからあまりあてにはしていないんだけども。でもどうも終わりに近そうだ。
とうとう、到着した。船を降りて歩く足取りも軽い。たとえ途中水が入ってきてぬれていたとしても。さあ、待ちにまった滝だ!!!!!
・・・・・・・・・
「あれ」「・・・ってか箕面の滝の方が絶対でかい・・・」
なんてこった。だが、箕面の滝にはないものがここにはあった。いかだだ。どうやら滝つぼのすぐ近くまで行ってくれるらしい。有料。
しかし南国母さん仮面の恩恵にあずかる事となった俺と南国仮面、弟のユキチはそのいかだで滝壷に行くことにした。「いい経験になるよ!」(英語)で話す船頭(怪)。
いかだの乗組員が「ビシャビシャOK?」とかいうてくる。ユキチはビシャビシャNOT OKだからビニールのかぶりものを借りていた。さあ、出発だ。いかだの上に座ったらケツに一撃で水がしみてくる。滝はどんどん迫ってきたぞ!!うお!すごい迫力!!!!
てか、もうぶつかるって!!とまれって!!!まったく、限度ってのを知らないなー。なんて思っていたらなんとこのいかだは滝の中に突撃。叫ぶユキチ。かわいそうにビニールかぶっても滝の中くぐったら意味無かったね。ビシャビシャOK?
滝の裏はちょっとしたくぼみになっていてそこでションベン。そこで3名近くの男が用を足していた。で。帰りにユキチの借りたビニールにジッポを包んで帰ったのだがもちろん帰りも滝の中。
激しい打たせ湯。頭が痛いくらい水が落ちてくる。これが、滝か。 ある意味箕面の滝に勝ったなと確信したさ。帰りは寒くてぶるぶる。川も下りなんで早いものだ。それは急流下りだったのか?と言われるとそれには疑問を抱かざるを得ないが。 しかしそれは急流すべりなんかより滝のインパクトがすごくてどうでもよくなってしまった。
それよりもなによりうざかったのが帰りに「せんどうさん ガンバッタネ・・・」などと金の話。うざいうざい。タバコくれだのうるさいうるさい。 俺たちは全身ずぶぬれ、2階で着替える事になった。 南国仮面の相方は浴室で着替えていた。
俺の豪快な屁で皆の衆が苦しむさまは笑いを誘ってくれたぞ。
代えのズボンを持ってきていなかった俺はトランクス1枚で帰る羽目に。 下では南国仮面と南国母さん仮面を交えて船頭に支払うべきチップの話し合いを していた。今現在どれくらい要求されて1人アタマ40ドル(米)まで引き下げたか記憶が定かではないがこの交渉の最中南国仮面の名言が飛び出す。記憶しておいてもらいたい。
「Still タカイヨ」
これは中途な日本語を話す初老船頭(怪)が「ホカ タカイヨ、ココ ヤスイ」言う事に対する皮肉を込めたと本人は言っていたが、これは純粋に面白かった。 君の声と顔つきがまたものっすごいマッチしていて特に弟のユキチは幾度となく言ってたね。
「Still タカイヨ」って。
帰り道名産のボゴパイっていうココナッツパイを南国母さん仮面が買ってくれた。 これがまたものっすごいうまい。甘いんだけどしつこくない甘さだったね。 持って帰りたかったけどすぐ痛むものらしいし、買うお金が残るかどうかが疑問だったし。
南国仮面はものすごいスピードを出して高速をぶっとばしていた。それはものすごいスピードだ。 実録スリルドライブといったところだ(スリルドライブ:ゲーセンにある公道を乗用車で事故を起こさないよう暴走するゲーム)
高速に街灯なんてものはないし、皆はハイビームで走っている。ブリキでできたポンコツジープをあざ笑いつつ縫うように追い抜かす俺たちの車。そんな無敵と思わせる南国仮面の運転にも危険が迫る。
セイントローズの襲来だ。
セイントローズとペイントされた観光バスが後ろからものすごいスピードで路肩通行してくる(高速道路)2車線なのだがもう3車線状態だ。左の車線からは別の観光バスが迫ってくる。そう。いわゆる挟みうちだ。その観光バスに道を譲るや否や虎の威をかる狐といわんばかりにその後ろをついていくと本当に、面白いように進める。観光バス「セイントローズ」のクラクションがマニラの高速道路にこだまする。
すごいスリル、そして興奮。
この南国仮面が言うには観光バスがどこかの車にぶつけるという事故が起こったらしいが、その怪我の治療費などを払うくらいならと、一思いに押しつぶしてぶっ殺し行方を消したなどという話には肝を冷やしたが、そういったことがフィリピンでは日常茶飯事に起こっているそうだ。
帰宅してからはそれほどたいしたことも無く案の定、普通に夜更かしをして寝ただけだ。 あの滝くぐりは本当にすごかった。忘れる事はないだろう。
メチャタノシイヨー・・・・
- 2002年02月24日(日) タウンセンター
目覚めは非常に遅かった。おまけに蚊には刺されまくってるし。
昨夜シャワーあびてなかったので早速浴びようとしたら。 せっけんはあるけどシャンプーがなく、体を洗うタオルがない。ので南国仮面のシャワーを使わせてもらった。ゲストルームのシャワー室のエラーだな。
実際動き出すまで時間がかかるのが俺と南国。昼下がりくらいに出発することになりました。
そのタウンセンターっていうのはアラバンビレッジのすぐむかいにあるショッピングモールでタワーレコードやらなんやかんやがたくさん入っているんですよ。
そこでCD物色なんかしてうわさのクレープ屋に行きまして。 食事系のクレープを頼んだのですが、ハンバーグが乗ってるやつ。
あまりおいしくなかったです。それに引き換えやっぱり通の南国仮面の頼んだドン・キホーテっていうクレープはおいしそうでひとくちもらってもおいしかったですよ。ユキチはナゾな事してましたね。
「オニオンはいらない」と注文していながら入ってるトマトを手作業で取り出してました。じゃ「トマトもいらない」って注文すればいいのに。彼の注文した飲み物は相変わらずのカラマンシージュース。3年前からなーんもかわってないね。
比較的のんびりしてたこの日、夜はナイトデュラハンっていう化け物が出てくる映画を見てエンドオブデイズの前半を見たところで就寝。 明日はパグサンハンってとこに川下りですよ。
- 2002年02月23日(土) 魔王、再来。
とうとうフィリピンに再び乗り込む日がやってきた。 春休み旅行ではこれが第1のメイン旅行にあたる。
南国仮面に会ったのは約1年ぶりくらい?だったが長く一緒にいれるのはあの例の3年前(恥)以来になるな。3年前の旅行具合についてはテキストコンテンツから。
まま、関空からの出発だったわけだが阪急蛍池駅から今は関空直行バスが出る時代になったわけでそれで向かいました。前に比べて滞在日数が倍なのに荷物がかなり少ない。「俺も旅行慣れしたもんだ」と自画自賛チック。ふふん。
やっさんと太朗の売買取引に俺が加わってデジカメの運送を受け持っています。結構かさばってる。太朗への土産はカステラ。他にも色々買っていきたかったけど時間的に駅の中にある551が開いてなかったから諦めてもらう事に。
俺が勝手に決めたのだけど。
関空には無事時間通りに着きました。でも異様に混んでいたので「どうしてかいな」と思ってるとそうそう。今日は土曜日。
ふふん。俺は海外ツアー観光客が嫌いです。特にオジンオバンの。うじゃうじゃしてましたね。
さっさとタイ航空でチェックインしようとカウンターに行ったのですが前にいるのは女2人組。あ、そうそう旅行にでかける女には決まってる服装があるんです。今度なんかで旅行にでかける人を見かけたら見て下さい。
なんかね、ハット系の帽子に斜がけのカバン。 その斜がけでオサレ度を見せたいらしくいいカヴァン持ってる人からその辺の普通の下げてる人までありますが。「君、それ制服?」っていいたくなりますよ。ぜったい、斜がけ。
そして薄手の長そでは間違いなく着ています。さらにまっさらチックなスニーカー。ジーンズ着用率はかなり高いです。
話が大きく逸れましたが。
その2人がチェックインでもたついていました。JTBのバッチ付けてるのにこれやってるのはフリープランのツアーだからかな。
ま、手間取ってるのにはイラツキました。飛行機の席でどうしても窓側に座りたい!ってごねてるんですから。 あんたら窓って。窓で楽しいのは離陸と着陸だけだって。しかもションベン行くのにいちいち通路側の奴に言ってからやないと行けないのに。
どうせこの女の事だからええねんけど。 でもその考えが帰国の時に変わるのね。ふふん。
まま、俺はささっとチェックインを済ませて売店で使い捨てカメラを何個か購入。最近の使い捨ては日付けが入るのでいいのね。インドで便利やったから今回も。へへ。
で、手荷物検査に移動。めっちゃ混んでるし。ツアーのジジババだらけやし。自慢げに航空券の行き先読み上げんなって。そしてそれを読んだ後周りを「どや」顔で見渡すなって。
おっさんはガイドブック読みふけってるし。でも表紙をみせびらかしながら周りを見渡しながら。はいはい。
お前ら全員逝っていいよ。
俺は独りでリュック持ってたから周りから見られまくってた。「なにこいつ」風に。ハハ。
で、手荷物点検の時に航空券を見せる必要があるんやけどそれで取り出したら後ろから「…マニラやって。独りで…」っていうババアの声がしたね。だからなに!?あかんのか?は?みたいな。ベルトがひっかかってボディーチェックされたんやけど、空港職員がネエちゃんで「腰回りお調べしていいですか?」の時にはもう、ぞくぞくしたね。
だから、みんな今度関空逝ったらわざと金属でひっかかってごらん。このぞくぞく具合がわかるかもね。感空さ。
もっとも俺はこそばがりだからかも。
ここで時間を喰ってしまったので搭乗時間までちょっと危うくなったので豪速で免税店に突撃。ラークマイルド2カートンを迷いもせず片手でつかんでレジに突撃した。やっぱ安かったね。
それでちょっとした電車にのって移動するわけだが、止まっていた電車に乗り込んだ所俺の止まるべき中間駅は通り過ぎて一番右端までいってしまった。
恥。で、そっからまた乗り込んだ所まで行って中間駅で止まるやつに乗りなおすと言う恥を味わった。もう、感空め。
でも出発までには結構余裕でついたりなんかして、とりあえず行きますって事で家とか電話する時間はあった。
さてと。
でタイ航空。乗務員がベッピンっていう評判やったけどベッピンっていうかまあエエ感じって人が多かったね。飯は最悪やったけど。
飯喰ってビール頼みまくり。入国審査票書いて寝て起きたらアキノ国際空港に軽く到着。うーん。この臭い。異国というかこれは忘れていたフィリピンの臭いや。戻ってきたな。俺。
税関までのところで日本人2人とピーナ2人組がしゃべりながら歩いてたけどピーナのひとりが大きい声で
「ワタシ バージンヨー」 「うそやろ」と内心つっこんでたら同行日本人が
「ハハハそれはないわ」だと。
(ははぁ、お前か)納得。
荷物は持ち込んでたし、特にヤバいもんは持ち込んでないから1番で空港の外にでた。
前回は夜の到着やったけど今回は昼。でも忘れてた風景が蘇ってきた。南国仮面は間違いなく遅れるだろうな、と予想してたが待ち合わせロータリーでヤニを吸らいながらぼーっとしてたわけだがやっぱり遅い。 「タクシーいる?」とか話しかけられたけど断るって。ははん。
今度はガードマンが話しかけてきた。今は昔みたいにびびる事はなく普通に会話できる。でも少し聞き取りにくい。で、話しても通じにくい。ゆっくり話したら通じる。それでフィリピンに何回目とかどこに泊まるん?とか他愛もない会話してる内にさっきのバージンピーナ軍団が来た。
到着してから20分ほどしてようやく南国仮面あらわる。赤の日産セントラ。助手席には相方がいたね。荷物を詰め込んで出発。 で気付いたが南国仮面のまとってる服さ。中華マン。しかも後部座席にはラーメンマンの髪の毛みたいなんが装着されてるチャオズ帽子。ハハハ。
まったく、珍妙ないでたちで現れてくれたよな。車のエアコンが涼しいと思ったのも束の間、渋滞に巻き込まれてからは温風装置に成り下がってしまった。修理に出したのだけど直ってない様子。南国仮面は激しく怒ってたよ。交通がめちゃくちゃなのも変わってない。1車線通行なのに気付けば3車線、4車線になってる。対向車は鋪装されてもいない路肩を通行してる。
バカすぎる。で、最後には1車線になるのだけどそこでは先取り特権、早く先に入り込んだ方が勝ちというナゾな車線争いへと突撃していく。3車線から急に1車線。左右から車がせまってきて挟まれるというナゾな図式が出来上がった。それからは難無く進んで行ったのだけど、なんというか人見知りしない俺がなかなか仮面の相方とからむのが難しかったね。あまり話しないぞ!風のオーラが出てたから。
ユキチ(仮面の弟)の学校を右手にゲートをくぐる。車に特別なステッカーが貼ってないと立ち入る事ができないらしくものものしそうな雰囲気だけの警備員がサングラスをかけてチェックしている。交差点にはハンプという凸があって速度を落とさないで通過すると車がジャンプするくらい跳ねる仕掛けが随所にあって相変わらずうざい。
ガソリンが底をついてきたので途中補給し、仮面の住むアラバンビレッジへとこれから侵入するのである。
ここもステッカーがなくては入る事ができない。ない車は免許をゲートに提出しなくては入れないそうだ。しかもこの中はバカでかい家ばっかり。目が丸くなる。おまけに制限速度60キロでそこかしこにネズミ捕りというかバイクで速度チェックをする警備員がハエの様に走り回ってるのだ。片側車線は間違いなく3台走れるくらいの広い道だ。さっきの所とはえらい違い。
しばらく走るとパルテノン神殿(ギリシャにある神殿)のような柱と外観を持つ家が見えてきた。まるでアポロンだか、なんだかが住んでる様な感じ。そのすぐ近くに仮面の家があった。
でかいわ。
はい、でかい。驚き。
しかしもっと驚くものは中にあった。確かにでかい木彫りの植木鉢みたいなんに南国仮面の名字が浮き彫りにされてたのには吹き出しそうになったが(そんなのがあと2つほどあった)大きな玄関に入ると阿吽の形相が目に飛び込む。
この家の主でもあり南国仮面の父親ノブが注文したらしい。とにかく、2枚目のドアの左右に「あ」 「うん」とあるのには笑うしかなかったし、南国仮面もそれには十分注意する様に俺が家に入る前に言っていた。
俺にはゲストルームなる立派な部屋が与えられてそこが俺の居住空間となるわけだが、便所シャワーしかもベッド2つとエアコン、たんすなど本当にここに居候させてもらうには申し分がなかった。
どうやら完成してゲストとして使うのは俺が第1号だそうだ。
この日は昼過ぎからタガイタイと呼ばれる、火山の火口にある湖に夕方から見に行こうという予定となって3時くらいまでだらだらしていた訳だ。カステラを渡すと南国仮面はおそろしい勢いで1本平らげていた。もっともってくりゃあよかった。
出発時間がきた。俺と仮面、そして相方の3人で車に乗り込む。エアコンが壊れている(しかもハンドル極端に小さい)セントラでなくホンダのユキチ号だ。CRVだったか?俺は半そでタンパンビーチサンダルに着替えたのでホンダの効き過ぎるエアコンは寒すぎた。
高速道路に乗るもやっぱりクソみたいな安さ。南国仮面の仕事関係人(シンガポール人)もタガイタイに同行するとかで途中待ち合わせた。やってきたのはおっさん。仮面が先にいってそれについて行くと言う事になった。
そのタガイタイってとこはかなり標高の高い山らしく、またパイナップルが名産なんだそうだ。それを南国仮面の相方が教えてくれたが、彼女いわくパイナップルは木になるとか。聞いていた通り天然なのか!?と思わざるを得なかった。
日本だと山道は曲がりくねっているのが一般的だがこの国では頂上目指して1本道。しかも街灯なんてものはないし対向車は必ずといっていいほどハイビームで迫ってくる。それでいて2重駐車とかしてるんだからホント、交通にかんしては恐ろしい。
道の左右には果物マーケットがそこここにあって見てる感じすごいうまそうだった。展望台らしきところにつくもそこで金を支払い中のレストランに行くと貸し切りとかで断られる。やむなく遠く離れたレストランに向かう。もちろん南国仮面は仕事関係の人と会ってるのに中華服だ。それで堂々とおっさんと話をしてるのを見てほくそ笑んでしまった事をここで謝る。
少し離れたレストランについて俺達3人と仮面仕事関連人2人(シンガポール人@おっさん)と飯をくいはじめるも、そのシンガポール人のおっさんらはリサイクルの仕事だかをやっていて仕事の話をしまくっていた。
リサイクルリサイクルってほんとこいつしゃべりすぎ。
すごいしゃべり具合だった。ま、おごってくれたからいいけど。 ちなみにすごい景色がいいであろうこのタガイタイも夜だったらただの暗闇でなにも見えなかった。全くね。ふふ。
星はきれかったな。ふふふ。
帰りは俺が運転。山の方は別によかったけど街に出たら運転が怖い。あらゆる所から車、トライシクル(バイク+サイドカー)、人が飛び出してくる。ミラーなんて見る余裕はない。前みてるだけで精一杯。
ワキの下汗かきまくりでなんとか帰りました。 明日はうまいと評判のクレープを喰いに行く日です。
- 2002年02月14日(木) 尻拭い
下痢が治ってきました。今週は便秘に悩むであろうきっぺです。 こんばんは。
バレンタインなのでホノルルマラソン第4弾を更新しましたがまったくバレンタインと関係はございません。さて、本日俺は妹の携帯解約しに行くために昨日空港帰りに寄ったレストランにその解約されるべき携帯を忘れて帰ってしまうという失態の為、取りに行ってドコモショップで解約したり、振込みだとかそういった所用を押し付けられてそれぞれを無事にこなしてきました。 今日そういえばやってましたね。えーっと、もののけ姫。あれを見れば思い出すのが高校3年生の秋遠足なるものです。もう5年ほど前ですか。あの頃必死で受験勉強をしてましたので、夏公開してたもののけ姫を見逃したクラスの人たちと見に行ったのです。秋遠足は京都の嵐山というあたりをどのようにして観光するかという計画書を事前に出して、その通り実行してくださいね!という至って自由度の高い遠足であったので、計画表と全然違う行動に出た俺たち受験勉強班だったのです。嵐山に集合して、速攻きびすを返して乗ってきた電車に乗り込み河原町まで突撃、その後映画館で見たのがもののけ姫でしてさすがに客もほとんどおらず閑散としていたから前のシートの背もたれに5人組が足を投げ出して見た事を詳しく憶えています。 その後は京都の祇園あたりにあるツジリという喫茶店で抹茶パフェをモリモリ食べて、家族土産として油取り紙で非常に有名な「よーじや」で油取りを数冊購入、最後に某百貨店で当時はまっていたヒステリックグラマーと呼ばれるブランドの服を買って解散前の集合場所だった嵐山まで戻ったわけです。日ごろなかなか遊びにいけない時期でしたから、久しぶりの大騒ぎというか羽伸ばしでリラックスできた1日だったということで、宮崎アニメはラピュタが俺の中ではベストであって、あのアニメのキャラのしゃべりがどうにもこうにも棒読みにしか聞こえないのは俺だけ?ちなみにデイダラボッチだかダイダラボッチだかっていう巨人の足跡が滋賀県の琵琶湖であるという地方の伝説は関西圏では有名な話なのでよろしく。飛騨高山あたりではだいだらぼっち伝説が数多いですよ。
でもやっぱりラピュタが好き。 バレンタインで皆さんはチョコもらいました?俺は先日オカンからもらったチョコを食いきりました。それだけです。なにもありません。
ほんと、こういうイベントで胸がときめくことがなくなってきました。どうしたものですかね?
- 2002年02月11日(月) ものっすごいね
今日は阪神の試合が雨で中止。なんでけっこう時間が余ってたりするんで。それにしても学校始まったんですね。はい。
時間割は4回やのにかなり詰まってます。というのもまじめにやってても4回生まで単位がしっかり残るようなひどいカリキュラムなわけで。
留年率は4割です。関西圏ではかなり高いほうらしいです。
それはともかく、学校の授業がものすごい眠いんです。 最近悪魔のようなゲームにはまってしまいまして。ネットゲームなんですが。 最近はあまり来てくれないんですがスペイン仮面と毎夜毎晩鍛錬、切磋琢磨してるわけで。昨日は初めてぼこしばきにされました。
やつ、日に日に強くなってる気がする。このままじゃまずいね。キダンっていう俺の古い仲間たちでやってみたいんだが、キダくん(うやむや万歳)とタカ(かぷビー)は乗り気なし。くそ。
でもチャプゼロのやっさんは今日インストしたもよう。てか今教えながらやし。
まぁそれはいいんやが。明日学校いったら土曜日は甲子園。楽しみさ。
- 2002年02月09日(土) マックマン
ほんとはとりたかった上級英語。 抽選でもれてだめやってんな。
まあもぐりでも受けてやろうかと思ったんやけど人数少ないからやっぱり先生に聞いてみた。
難なくオッケー。なんてことだ。 まま、問題なくこなせましたね。
まだ教科書買ってない。ふう。 ヤフオク落札者にメール送ろうっと。
- 2002年02月02日(土) 人間のメスだ
今日はさやぷ、ユッケ、グリン嬢と俺でにんにくらーめんを喰いにいった。
4連発「たっぷりで」で軽く受けた
昔話とかも連発。たのしかった。
ユッケよ。寝てないのに無理に呼んですまんかった。
グリン嬢よ。ふぐよりこっちを選んだ君はすごいよ。
さやぷよ。リンゴは効くのか。明日が楽しみだ
王子よ。おてふきだな。インフルなおして次こそ、共に参ろう。
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