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2006年04月10日(月) 4月9日のlesson de ラ・パレット…

新学期がはじまって最初の日曜日でしたが、20名以上の聴講者の中、小学生1名、中学生2名、そして大学生2名の5名の生徒さんが、演奏してくださり、有意義な一日となりました。

演奏した曲目は下の通りです。

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アンナ・マグダレーナ・バッハのためのクラヴィーア小曲集より
ポロネーズ ト長調 BWV Anh.130
バルトーク:ミクロコスモス2巻より
野平一郎:林の中の散歩道
ベートーヴェン:ソナタ Op.27-2 1楽章

ツェルニー40番より、No.20、No.21
バッハ:シンフォニアNo.13
ドビュッシー:ベルガマスク組曲より、プレリュード

バッハ:平均律2巻 第5番
ショパン:エチュードop.10−5、10−9
ショパン:スケルツォ第2番

ハイドン:ソナタ Hob.XVI/50
スクリャービン:エチュード Op.8-11,12 Op.42-3

リスト:スペイン狂詩曲

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この日のレッスンで一番印象に残ったのは、北川先生が、ほんの数小節弾いてくださるお手本の演奏の美しさです。
わずか数秒なのに、レッスンのことを忘れて、そのままずっと聴いていたくなる、音楽そのものがそこにあるような演奏で、ピアノを学ぶ時に音楽を常に意識するとはどういうことか、音そのもので教えていただいた感じがしました。

もう一つ、この日のレッスンで先生が言葉を変えて何度もおっしゃっていたのは、
「ピアノの勉強は、自分で考えて気がつくのが一番いい」
ということです。
生徒さんによくありがちな、
「先生に言われないからこれで良い」
というのはダメで、
「自分で本当によく考えて弾くのが良い弾き方。何も考えずに弾くのがダメな弾き方。」
というお話を伺いながら、生徒さんの依頼心を助長せずに、考える手がかりを示すことが、良い指導に繋がるのではないか…と思いました。
もちろん、生徒さんが、きちんと自分で考えられる高い意識を持てるように育っていくことが、前提となるのかも知れませんが…。

そのほか、フレージングについて、ハイドンの音楽について、音楽の勉強をしていく上で必要なこと…など、沢山のお話を伺うことができ、レッスンでのヒント、演奏する上でのヒントがちりばめられたレッスンでした。

(このレポートは、管理人の個人的な都合により、UPするまでに時間がかかってしまいました。申し訳ありません。)


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