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| 2004年05月16日(日) | 固まる |
私のお教室では、どの生徒さんも、毎週少なくとも３曲＋スケールとエチュードという課題をこなしています。
勉強会の時にも、一人数曲ずつ弾いて、さらに、スケールなどの勉強は休みません。
例え、進学したてだったり、ご家庭の事情や健康上の理由があっても、できる限り、テキストを減らさないようにしています。
モチロン、その時は大変なのですが、仕上げる期間を長くしたり、短い曲を選んだりすることで、できるだけ切り抜けたいのです。
なぜなら、そうしなければ、固まってしまいやすいから…。
発表会やコンクールの後、今まで弾いていたのと別の曲を弾こうとしたら、指が動かなかったり、楽譜が読みにくくなったりする事ってありますよね。
これが固まる…という事です。
同じ曲を弾き続けているのに、曲がキッチリ仕上がりにくくなったり、音楽の流れがぎこちなくなったりする事もあります。
限られた、少ない曲だけをやった方が、短い期間だけを見たら上達しているように見えるかも知れませんが、長い目で見ると、それは大きなマイナスなのです。
レッスンを進めるときに、なるべく固まらないように気を配りながら…というのも、新しいことをどう学ぶか…という事と同じくらい、注意が必要だという気がしています。
