READING THINKING WAITING
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2002年03月07日(木) 口コミ

昨年に引き続いて、今年も、教室の生徒募集の広告を、地域紙に出しています。
6ヶ月連続で名刺の半分のサイズのモノを月に一回出していただき、1回6000円、6ヶ月で36000円です。

昨年は、広告を見ての問い合わせ…というのは、それほど多くありませんでした。
世の中、そうそう甘くはありません。
ところが今年は、1回掲載されると、何件かの問い合わせがあります。
そうして、問い合わせくださった方が、
「昨年も広告を見て覚えていたので…」
とおっしゃるのでした。
どうやら、こういう事もピアノと同じ、『継続は力』のようです。

よく、ネット上で、
「生徒募集はどうしたら…?」
という質問に、
「ちゃんとやっていれば、口コミで集まるものです」
という答えている場合がありますが、それは、何とも言えない気がします。

私が駆け出しの頃は、確かに、生徒さんが生徒さんを連れてきて…という具合でしたから、特別な生徒募集はしていませんでした。
場所を説明しやすいように、小さな看板は出していましたが、それも、古くなって取り外してしまってからも、入門の問い合わせは、同じように来ていました。
所が、少子化の影響か、近郊の幼稚園が、30分以上もかけて幼稚園バスを走らせるようになり、同じ地域の幼児たちが通っている幼稚園保育園が、5つも6つも…というようになってきて、地域での、お子さんの繋がりがなくなってくると、仲良しのお子さんを連れて来る…というよりも、レッスン室で知り合ったお子さんと仲良くなる…という傾向が出てきました。
お母様方が、それぞれの生活のペースを持っている…という傾向も、所謂、以前のような口コミというのが少なくなった理由の一つかな…という感じがしないこともありません。
(この辺り、実際に子育てされていらっしゃる方の実感が、どのような感じなのでしょうか…)

…という訳で、昨年から、割りきって広告を出すことにしてみました。

でも、広告というのは、単なる入り口に過ぎません。
入門していただいて、どんなレッスンが出来るか…が、本当の勝負だと思います。


2002年03月05日(火) READING THINKING WAITING

コンテンツに書くほど考えが固まっていない事、レッスンや人との交流を通して考えさせられた事などを書くコーナーです。

タイトルの、『READING THINKING WAITING』は、私がピアノを教えるのに大切だと思っていることです。

「READING」…は、本を読む(新しい考え方を学ぶ)…という意味もありますが、楽譜を読む、生徒さんの気持ちや演奏を読む…という意味でもあります。

「THINKING」…は、どんなに当たり前だと思うことでも、思考停止しないで考えつづける…という意味です。考えていけば、大抵の場合には、最良の行き方を見つけることができますから。それに、ピアノの先生の常識は世間に非常識…なんて、言われたくありませんからね。考えることは、常に、大切なことだと思っています。

「WAITING」…は、生徒の中に音楽が芽吹き花開くのを、見守りながら待つ…という意味です。どんな方法をとっても最後は生徒さん自身の力。それを待てるかどうか…も、指導にはとても大切だと感じています。

毎日更新…は難しいと思いますが、随時更新していくつもりですので、こちらのコーナーもよろしく!


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