Diary


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2003年05月31日(土) 同窓会。

異常に早く、台風の到来である。昼間から風は強かったが、夕方より雨が降り始めた。

さて今日は、私が5年前に修了した某環境教育リーダー養成講座のプチ同窓会。静岡から関西へ帰省中のKさんと、京都在住組のNORIさん・M子・私が四条に集った。

4人だけの同窓会だったけど楽しかった!みんな同じような仕事に就いているんだけど、好きなコトで食っていても、みんなイロイロ大変なんだなあ。自分ばかりが大変であるような気分に陥りがちだったので、けっこう気持ちが軽くなった。

また集まりたいなあ。


2003年05月29日(木) 休日

帰省を終えた後の3日間は、まさしく怒濤の日々であった。月曜の昼に帰ってきたなどとは到底信じられない。田舎で過ごした日々が、実に2週間以上前にも感じられる。

そんなわけで、3日ぶりの休みながら2週間ぶりとも思われる本日の定休日は、<休むこと>に専念して過ごした。

2匹のネコと川の字になって昼過ぎまで惰眠をむさぼり、「笑う入試問題」(新保信長著・角川書店)のようなヤワラカ本を読んで爆笑し、久々に街に出て、MOVIX京都で「ぼくんち」を見た。何はともあれ鳳蘭の「顔力」はスゴイ。

長らく足を運ばぬ間に、新京極界隈の店は随分と看板を変えており、河原町三条の不二家も「かっぱ寿司」に。ペコちゃん人形よいずこへ。

また、この時期に多い修学旅行生も、制服より私服の軍団が目立っていた。しかし、「修学旅行生、新京極で木刀を買うの法則」は未だ不変のようである。まるで風物詩にまみえたかのごとく、思わず目を細めてしまった。


2003年05月28日(水) 夫婦の会話

朝起きると、珍しくI氏が家にいた。今日は午後からの仕事らしく、同様に午後から出勤の私と、久々に対面で会話。

「そうだ、ホームページ読んだ?」

「おお、読んだ読んだ」

「式と披露宴、どうする?」

「う〜ん、どうしよっかな〜」

「じゃ、返事ちょうだいね。メールで。」

そして出勤しようとすると、I氏最後に一言。

「あんまりオレをネタにするなよ」

・・・そんな・・・何を今さら・・・。

このホームページの愛読者人口密度が濃い我が職場では、日々「実物のうどんちゃんが見た〜い」という話題の次に「キミはナマI氏を見たことがあるか?」という話題が席巻している。おそらくI氏は、果報者人気キャラランキングの上位に位置する存在だというのに・・・。


2003年05月27日(火) 夫婦とは何か

結婚生活たかだか3年目の私に、「結婚生活」を偉そうに語る資格はないと思う。

しかし、同居しているにもかかわらず、帰宅時間・就寝時間・起床時間・出社時間のすべてが微妙にずれ、ほとんど顔を合わせることのないI氏と私ってどうだろうか。

いや、こんな夫婦ならいくらでもいるかもしれない。

でも、夫が妻の生活ぶりを妻のホームページを知り、その感想を携帯にメールしてくるという関係はいかがなものか。

そんなわけで、I氏にこの場を借りて告ぐ。

「Kの結婚式、式・披露宴から出席する?それとも二次会だけにする?」

返事はメールでな!


2003年05月26日(月) 帰宅。

早朝の新幹線で京都に戻る。京都の空は雨模様。机の上は「仕事せいよ」とばかりに書類が山のよう。受信メールはまるで津波のよう。

深夜に家に帰ると、手術跡も痛々しいちくわちゃんがスリスリしてきた。しばらく見ないうちに巨大化した気が・・・。


2003年05月25日(日) さらに軽井沢

朝、軽井沢某所の、某大企業の某元会長の別荘なるものを見学させてもらった。

午後は、地元の友人Nちゃんの家に遊びに行き、夫君お手製のパスタに舌鼓を打ち、ラブリー愛娘Yちゃん(3カ月)の柔らかい頬の触感を楽しませていただいた。

さて、前述の「別荘」、いわゆる会社用の「迎賓館」なんだけど、贅を尽くしまくった超広大な邸宅である。敷地は何万坪スケール。んでもって敷地内に一級河川が流れているし、その水を引き込んでお庭にしているし(水利権なんぼやねん)。

調度品も、ガラス製品は全部バカラだし、ナイフ・フォークは銀製品だし、西郷隆盛の自筆の書やら横山大観やらの掛け軸がシレッと吊るされているし、何気に置いてある竹細工とかも人間国宝の作品だし。

で、壁面の内装は、全部「絹布」なんだけどさ、軽井沢って湿気が多いからカビが生えるんだって。室内にベンジャミンやら胡蝶蘭を配しているけど、亜寒帯の軽井沢の気候に合わないから植え替え・交換は必須だし。管理者は「維持が大変なんですよ」と言っていた。そりゃ大変だわなー。

こういう、地域の気候を無視した建築物ってどうなんだろうね。贅を尽くした建築なら、京都こそお膝元だけど、気候を無視した建築というのはほとんど見かけない。むしろ、「家の北側の柱は山の北斜面の材木を、南側の柱は南斜面の材木を」等、家を長持ちさせるため、狂いの少ない資材を厳選している。

資産を見せつけるような調度品も、京都の名所旧跡で数多く見るけど、京都のモノは古い分、悪趣味な中にも歴史を見て取ることができる。「うわ〜金閣寺だよ〜マジ金ピカだよ〜」と嘲笑しながらも、それを室町時代に建てちゃった権力者がいるという事実が、人をして「人間って何だろうねえ・・・」という一種の感慨に至らせるわけである。

地域の自然条件を無視し、ただ金にモノを言わせぶっ建てた、たかだか築20年の邸宅。管理者たちは、客のいないときは、グラスやナイフ・フォークや碁石を磨いているそうな。そして、壁にカビが生えれば修繕し、南国の植物が枯れれば入れ替えて、台風で川が荒れた後は庭の回復作業に追われている。

VIPやらセレブやらは、金に飽かせて「自然の摂理」「人間の知恵」なるものをバカにしたような、こんなしょうもないもんをヨロコブのか?

ま、私には縁遠いながらも、そーいう世界が現存するのねーということを学ばせていただき、実に勉強になりました。世界観が広がった気がするわね。1mmくらいだけど。


2003年05月24日(土) そして軽井沢



今日も軽井沢で1日を過ごした。朝は「白糸の滝」までドライブ。斜面のカラマツ林の深緑に、谷筋の広葉樹林の薄緑色が映えて、5月の軽井沢を堪能。

午後は某ホテルでAさんの結婚式。旧友Yさんにも再会し、旧交を温める。

その後しばし「西武買い物天国」もとい「軽井沢プリンスショッピングセンター」を徘徊。駐車場は県外ナンバーで満杯。そして目立つのが「犬連れの客」。「どうする?アイフル」を契機に純血種洋犬が流行しているのか?超小型アイフル犬・小型モップ犬・大型猟犬まで各種取り揃えているわいるわ。もうお犬様天国。

でもって「白糸の滝」でヒモつけてない茶色い中型犬が目の前を横切ったときには、サルと見間違えてビックリしたぞ。


2003年05月23日(金) 軽井沢と云ふ街



軽井沢をウロウロとした。旧軽井沢は、平日だというのに混んでいた。軽井沢駅の南側には巨大アウトレットモールがあるのだが、土日ともなると滅茶苦茶混んでいるらしい。

軽井沢は、すべてのものが東京価格なので、食べるものも高いし、コーヒー一杯も高いし、駐車場もカネを取る。軽井沢のことは、昔から「東京の人が、東京のモノを、東京より高い値段で買う場所」と認識していた。久々に来てみたが、相変わらず何か居心地が悪い。ここは軽井沢という名前なのか?西武という名の町ではないのか?

でも、でも、軽井沢の自然はやっぱりいいんだよなあ。ついつい心が洗われてしまったぞ。


2003年05月22日(木) 善光寺御開帳



本日より帰省である。昼前の新幹線で京都から名古屋まで出て、その後「特急しなの」で長野市へ向かった。長野市からわが郷里へは、さらに電車を乗り換えて1時間ちょっとかかる。長野駅で電車の待ち合わせが結構あったので、7年に1度の大行事である「善光寺御開帳」を見に行くことにした。

駅前から善光寺の門前まで100円バスがかなりの頻度で運行しているため、ものの10分で善光寺に到着。平日だというのに、参道は参拝客でごったがえしていた。

あまり時間がないので、とりあえずお賽銭を投げて、家内安全と無病息災と商売繁盛を足して3で割ったよーな曖昧な祈願をし、おみくじを引いたら末吉。

そして参道の店をひやかしつつ、「みそソフトクリーム」を食べようか食べまいか悩んでいると、なんと目の前に、いつも京都でご一緒しているHさんが!!「Hさん!?」と声を掛けると向こうも相当ビックリした様子。「Hさん!?」「あっ!」「えっ?」「あの。」「はっ。」「日曜の北山ハイキングお疲れ様でした!」・・・などと、驚きのあまり、長野で話す必然性が全くない会話を交わしてしまった。何でもツアーで京都から長野にいらしたとか。いやー、どこで誰と会うかわからないね!悪いことはできないっス!


2003年05月21日(水) 副業デー

昼より、東京からの修学旅行生を連れて大文字山へ行く。この「副業」もすでに6年目に突入しているが、今年はほとんど「現場」を踏まず裏方に専念してきた。しかし今日は合計70名の受け入れだったため、2コースに分け、1コースの現場を自ら担当した。

昨日の関西地方は大嵐だったのだが、本日はそれをものともせず晴天。生徒のノリがよかったということもあるのだが、スタッフたちが大健闘してくれたため、とても充実したプログラムとなった。振り付けもバッチリ決まったし・・・(何のプログラムやねん)。

何より生徒たちが「全部楽しかった!」と満面の笑みで言ってくれていたのがうれしい。仕事の後の「銀閣寺アイス(※)」は格別の味であった。

(※白川通今出川下ル東側の店で売ってる昔ながらのアイス)


2003年05月20日(火) もうすぐ帰省

明後日から帰省する。明日も副業で山登りのため休みである。

でも、いろいろとあるのよねー。残務が。ま、いっか。残務の山は、新人AさんOくんにドドーンと預けて休暇の日々に突入だい!


2003年05月19日(月) 運命の日がやってくる

愛猫「ちくわ」の去勢手術日が、5/25(日)に決定。

この日を境に、どんな変化が起こるのだろうか・・・。


2003年05月18日(日) 晴れ女の勝利

勝った!勝利した!!ビクトリー!!!

今日は、以前より楽しみにしていた北山ハイキング。数日前まで、天気予報は「降水確率50%」「曇りのち雨」だったが、見事に晴天を勝ち取った。晴れ女タケハナの勝利!!

(雨男Iくんが体調を崩し、参加できなかったから晴れたという説もある)

さて、今日のハイキングは、左京区花背の「山村都市交流の森」の中を、3時間ほど歩き回った。

一見、このエリアの森は、スギやヒノキが植林され、単調でツマラナイ植生に見える。しかし、講師の植物博士・片山雅男さん(夙川学院短大)の口からは「これはモミ」「あれはツガ」「それはミズナラ」「これはタムシバ」「あれはギンリョウソウ」「それはアセビ」・・・とマシンガンのごとく植物名が繰り出される。「むちゃくちゃたくさんの種類の植物があるやんけ!」とビックリした。

そして、尾根筋、斜面、谷筋の植生の違いを説明していただき、森全体の植物について「なぜその植物が、そういうふうに、そこにあるか」ということに合点がいった。

そんなわけで非常に学びの多かったハイキングなのだが、自分のノートに一言記されたメモが

「アザミは食える→火にあぶってとげを取る→おひたしにする」

だけだったことが我ながら不思議でならない・・・。


2003年05月17日(土) 赤紙が来た。

深夜に帰宅すると、愛猫ちくわに「赤紙」が来ていた。

差出人は獣医さん。

ちくわ君(オス)が、「オス」でなくなる日も近い。カレは現在8カ月。夜中に「ぅおにゅあ〜ん」と奇声をあげたり、うどん姉さん(メス・4才・手術済)に飛びかかったりする毎日。


2003年05月16日(金) カレー再挑戦

帰宅時、同僚You氏・O氏と「一緒にご飯を食べて帰ろう」という話になった。そして、4月28日に「カレー間違え事件」(掲示板5/1欄参照)が勃発した某カレー店に入ることにした。

「カレー間違え事件」をご存じない方のために補足すると、去る4月28日、私とYou氏はこのカレー屋に入り、私は「エビカツカレー」、彼は「モツ煮込み納豆カレー」を注文した。You氏のもとにはつつがなく注文通りのカレーが運ばれてきたのだけど、私のもとにはまず「エビフライカレー」、次いで「フィッシュフライカレー」が運ばれてきて、3度目でやっと(店長の謝罪とともに)所望の「エビカツカレー」が運ばれてきたのである。

あれから2週間以上経った今日、あの日の度重なるカレー取り違えの「犯人」であった、あの若い研修生のバイトくんはいるだろうか・・・。果たして注文のカレーは間違えずに運ばれてくるのだろうか・・・。私たちは高鳴る胸を押さえつつ店のドアを開けた。すると、目の前にいるのは、あの日の研修生のバイトくんだった。

その瞬間に、意地悪かそうでないかと問われればどちらかというと意地悪といえなくもない私とYou氏は、「エビカツカレー」「モツ煮込み納豆カレー」を注文することに決めた。そして、バイトくんが注文を聞きにくるのを楽しみに待っていたのだが・・・。

結局、ベテランっぽい女の子が注文を聞きに来て、その後も間違いは起こらず、つまりは「カレー間違え事件」は再発しなかった。

そして、私たちのテーブルの担当にはならなかったものの、例のバイトくんは2週間前とは見違えるほどの成長を見せていた。テキパキと皿を運ぶ姿、お客の注文をハキハキと復唱する姿・・・それらは、2週間前には右も左もフライもカツもわからなかった少年とはまるで別人であった。

そんな彼を見ながら、自分が初めてアルバイトをした頃のことを少し思い出した。そして少し暖かい気分になると同時に、「意地悪しようとしてゴメンネ」と心の中で謝ったのである。
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でも、もう一回くらい試してみようかな・・・。エビカツカレーとモツ煮込み納豆カレー・・・。


2003年05月15日(木) 天気予報に一喜一憂

昨日・今日と終日雨。そして明日から天気は持ち直し、その後日曜日に崩れるとのこと。

「日曜日に崩れられると困るんだよ!長引け今夜の雨!晴れるな明日!晴天を日曜へと押し出せ!張り出せ!高気圧!!!」

スポーツ観戦なみの熱気と興奮で、天気予報を見る私・・・。


2003年05月13日(火) 晴れ女の雨乞い

次の日曜日、18日は、仲間と北山へハイキングに行く予定。しかし天気予報は雨。

ところで(何度か書いたことがあると思うが)、私は超・晴れ女である。ここ数年、野外で環境教育プログラムを実施する機会を数多く持ってきたが、雨天だったのは一度きり(それも「小雨」レベル)。あとは、降水確率80%にもかかわらず実施10分前に雨が上がったり、実施中は晴天で終了直後に空模様が崩れたり、とにかく、こと天気に関しては強運を誇ってきた。

天気予報によると、明日14日は曇りのち雨、その後15日は雨、16日は晴れ、17〜18日は雨、そして19日は曇りとのこと。

どうにか今夜中に雨を降らせ、この天気予報を前倒しできないものだろうか・・・。そう、明日14日は雨、15日は晴れ、16〜17日は雨、18日は曇り・・・というように。

そんなわけで、現在夜空に雨乞いの念を送信中。


2003年05月12日(月) 自炊の効能

少し前から自炊に目覚め、一応がんばっているつもりなのだが・・・。

弁当づくりはすごい勢いでダメ化しており、ここ2日は連続「納豆弁当」(ごはんだけを弁当箱に詰め、納豆をパックごと持参)。おかずは冷蔵庫に常備してあるのだが、温めて皿に盛ったり、弁当箱に詰めたりする暇がない。

そんなこんなで、毎日「ごはん」「みそ汁」「納豆」「果物」のヘビーローテーション状態。ついに今日、先日つくった肉じゃがとにんにくの芽の炒め物が、酸っぱいニオイを発し始めた。まだ半分も食べていないのに・・・。

さらに、こないだ夜中にスーパーに駆け込んで購入したネギも、見事に溶け始めた。

そんなわけで、買い物する量や調理方法の再検討を迫られている。でもって自炊を始めたおかげで、「微生物が活性化する季節やなあ」と、季節の変化に少し敏感になったかもしれない・・・。


2003年05月11日(日) ハーブの真実

数日前、嬉々としてハーブの植え替えを実行した私。各種の堆肥を組み合わせ、3鉢のオリジナルブレンド土壌を開発したというのに・・・。

本日読んだ本によれば、「ハーブは肥料を与えすぎると香りが弱くなる」となむ。ががーん!手厚く、この上なく豊潤な環境を用意したというのに!!

ちょっとヤセてて乾き気味の環境にあるほど、ハーブも「ちょっとガンバったろかい!」と持てる力を発揮するのでありますね。これって人間と一緒?


2003年05月10日(土) スルドい指摘

最近スイミン時間が足りていなかったせいか、昨日は迫りくる睡魔に勝てず、午後4時に「ちょっと仮眠を・・・」とフトンに体を横たえたのだが・・・(「テンピュール枕に頭を沈めた」とも表現できる)

目覚めると、本日の朝6時であった。14時間も寝てしまったせいか、朝から頭が重かった。

ところで今日は、当コーナー愛読者のM澤さんとお会いしたのだが、M澤さんが、別れ際「早く日記更新してくださいね。絵入りで
」と言い残して去っていった。

うう・・・短刀が心臓を突くがごとくのスルドい一言だ・・・。


2003年05月09日(金) 下界待機の日。

本日は「本業」の定休日。このシーズンの定休日は、ほとんどが「副業その1」に費やされる。今日も、東京の某中学校の修学旅行生を大文字山に連れていった。

いや、「連れていった」というのは正しい表現ではない。今までは、旅行代理店や学校との連絡調整のみならず、必ず現場にもついていっていたのだが、最近は、講師にすべて任せて下界で待機することがめっきり増えた。

今日も講師のHさんとアシスタントのIくんに現場を任せ、下界の喫茶店で本業の持ち帰り仕事にいそしんだり、「副業その2(漫画家)」のネタをひねり出したりしていた。

家に帰ったら、栗かの子さんから甘酒が届いていた。いつもご贔屓いただきありがとうございます。


2003年05月08日(木) ビール工場見学

仲間とサントリー京都ビール工場の見学会に参加した。京都市のお隣の長岡京市にあるこの工場では、ビールの工程と工場内の環境対策を見せる「エコ・ブルワリーツアー」が開催されている。

まずサントリー社の環境対策の概要のレクチャーを受け、その後工場内のごみ分別の様子や、製造工程の排水からバイオガスを取り出して発電に使っている様子などを見せてもらった。

ツアーそのものが無料だし、駅前からモルツ色(黄色)の無料送迎バスも出ている。そして見学の後はもちろんビールの試飲ができるし、再生紙ノートのお土産までもらえる。そんなおトクなツアーのモルツ色バスに乗りながら、「え?今日キリンの工場行くんとちゃうの?」「モルツってキリンモルツちゃうの?」などと放言する、罰当たりな我らが一行。(確かに近くにキリンの工場もあるけどさ)

さて、見学の感想だが、廃棄物の再資源化はもとより、ビールのラベルにバガス紙(サトウキビの絞りかすからつくった非木材紙)を利用したり、何よりこうした工場エコツアーを無料で行っていたり、サントリー社の「気合い」が感じられた。コスト的には一体どうなんだろ?

ところで、このサントリー京都ビール工場は、サントリー社において、西日本に存在する唯一のビール工場である。つまり、西日本に流通するすべての「モルツ」はこの工場で生産されている。私はあまり飲めない人間なので、巨大な製造・貯蔵施設を前に、「こんなに大量のビールが消費されているのか・・・」と唖然。

そしてその製品の原材料である「水」。工場のある京都・乙訓地域は、名水で有名な場所だが、この名水が大量にサントリー社によって汲み上げられているのである。長岡京市の上水道は、たしか数年前に地下水をやめ、桂川の上流のダムから引いた府営水道を使うようになり、それに伴い水道料金がupしたと聞く。しかし、かたや地域の大企業は地下水を使い続けているワケだ。西日本の「モルツ」のために。

第3回世界水フォーラムが終わったばかりだからというワケではないが、サントリーの環境に対する企業努力はスゴイなあ、と思いつつ、「水はどうなのよ、水は」とついついツッコんでしまう私であった。


2003年05月07日(水) 自炊計画

実は一昨日より、心を入れ替えて(?)「自炊」をしている。その4日前の夜、私は翌日の弁当をせっせとつくっていた。

しかし翌朝(昨日)、「ハーブ用の植木鉢を持っていかなきゃ!」というコトに気を取られたあまり、せっかくつくった弁当を台所に放置してきてしまったのである!!

しかたがないので昼食は出前で済ませ(腹いせに、いつもの中華丼にギョーザを追加)、家に帰ってから夕食として食べた冷たい弁当は、涙の味がした

・・・して、本日である。

夜遅くまで会議があったので、職場を出たのは11時近く。近所の夜12時まで開いているスーパーに駆け込んで食材を買い込み、明日の弁当のおかずを3品と味噌汁をつくり終えたのは午前1時。

明日の朝起きられるかどうか、「弁当を詰める時間」を確保できるかどうか、甚だ不安である・・・。


2003年05月05日(月) 実験精神

職場でひそかにペパーミントを育てていたのだが、発育が滞ってきたため、植え替え作業を行った。

3つの植木鉢を自宅より持参し、

(1)みみず堆肥
(みみずに生ゴミを食べさせ、そのフンを収集したもの)

(2)コンポスト容器の堆肥
(市販のコンポスト容器に、生ゴミや落ち葉を入れて発酵させたもの)

(3)1と2の混合物

の3種類の土壌に植え替えた。どの植木鉢がもっとも豊作となるだろうか・・・。豊作の暁には、「果報者印のハーブティー」を製造して一攫千金だ!めざせハーブ長者!


2003年05月04日(日) 予定変更

毎週日曜日はノー残業デー。なので今日は明るいうちに職場を後にした。

しかし、駅から家まで歩いている途中で、何だかお腹が痛くなってきた。「最近忙しいから胃が荒れてるのかなあ」と思い、家についた後「今日は食欲ないし、うどんにしよう・・・」と冷蔵庫を開けた。

するとキムチと豚肉が目に入って、ついつい豚キムチをつくってしまい、そしたらうどんを茹でるのが面倒になり、急遽主食はご飯に変更。最終的には腹痛も収まり、豚キムチでご飯をおかわりしていた。

最初は腹痛だったのに・・・。

最初はうどんだったのに・・・。


2003年05月03日(土) フランスからの手紙

フランス人の友人夫婦からカードが届いた。2人目の子どもが産まれたそうで、夫婦2人と産まれたばかりの赤ちゃんが写真に写っている。

でも、手紙の内容が「Bonjour!」で始まる全文フランス語。読めん・・・。でも「48cm」「3080kg」は解読できた。きっと赤ちゃんの身長と体重だね!


2003年05月02日(金) 草むしり

今日は職場で草むしりをした。

美白対策のため巨大サンバイザーを装着し、黙々とセイタカアワダチソウの群生と格闘していたら、その姿を職員N氏に写真に撮られてしまった。

その画像は、とても20代女性の姿には見えないものであった。カメラ小僧に気をつけろ!


2003年05月01日(木) とりあえず、更新

1カ月近く、更新を怠けてしまいました。なんかバタバタしていまして。もうしばらくこんな状態かと思います。仕事も忙しいけど遊びにも出かけなアカンし(春だからね!)。

1カ月分の日記は、PDAやらパソコンやらに書きためていて、「コーヒーに、牛乳と間違えてグレープフルーツジュースを入れてしまった」的小ネタばっかし蓄積されているのですが、今はちょっと散逸しているので、また後日コッソリとアップしておきます。

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んで今日の出来事なんですが、久々の休みなので「買い物行くぞー」「ガーデニングするぞー」等々アクティブな一日を思い描いていたにもかかわらず、「うどん」が軒下に脱走し、捕獲に追われて、何だか精力が蒸発してしまいました。

まあ脱走劇も慣れているので、まず軒下から屋外への脱走路をふさぎ、うどんの好物(カステラ類:今日はロールケーキ)でおびきよせ・・・と作戦執行が順調に進み、15分くらいで捕まえましたけどね。

その後、お仕置きしたり汚れた体をふいたりしているウチに、外出する気力が失せてきて、「作戦」に使ったロールケーキを食べながら、結局家でゴロゴロしてました。


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