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読書日記「海辺のカフカ」村上春樹 - 2002年09月23日(月)

うーんなんだろなー。
面白くないことはなかったんだけど、
新味がなくて、
見たような人物見たようなことば見たようなシーン。
だって「オイディプス王」じゃ
なかなかいじりようがないんじゃない??

かつての衝撃のようなもの
感動のようなものはなかったです。
おわん山事件は
映画「ピクニックアットザハンギングロック」
(この事件の事も小説の中にかかれていたけど)
の方がおそろしく
ナカタさんは
わるくないけど「グリーンマイル」のコーフィみたいだ。
「世界はメタファー」
は映画「イル・ポスティーノ」の
「メタフォーレ、メタフォーレ」で
もう大感動、大泣きしちゃってるし。

「カラス(=カフカ)」のイメージが
「クラバート」を思い出させたけど
少年が呪縛からトキハナタレル
ということで言えば
「海辺の」よりは「クラバート」のほうが
わたしには感動的だったな。

それにしてもヴィトゲンシュタインとかでてくると
もうアウト。
読んでないし、多分読んでもわからんだろう。
だいたいカフカを読んでないの、ゴメンナサイ。

きのう日曜美術館で
クサマヤヨイの説明をする評論家が
「集積と稠密」ということを言っていて
そのことばが
きのうの午後読んだ「海辺の」前編にでてきて
ちょっとビックリした。
何だったんだろう。
集積と稠密、集積と稠密。


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