Mitsu.JEANNIENITRO Diaries


Diaries
INDEXPastWill

2010年01月31日(日) さてさて

3曲目の「midnight night rainbow2」
曲タイトルに特に意味は無くて

オマケに入ってる1が元々完成してて、あっちもあっちでオレはかなりお気に入りなんだけど(bpm/テンポ等が若干アレンジ違ってます)

その後に更にイメージを広げて完成したのがこっちなので2がついてます。

あと、夜中に例のごとく曲チェックをしている時に
街灯の光が眠気眼の涙目に差し込んで涙に反射すると
街灯から四方八方に虹色の光の柱みたいなのが見えるじゃない?
その時チェックしてたのがこの曲だったので

という

で、曲も夜っぽい感じだしとか

という程度で特に意味はありません。

さてさて

制作にあたり
コンセプトがあったとすれば

ギターと自分の声を軸にシリアスな感じのメロをと思った程度で

あとはオモチャ箱をひっくり返した様に音をちりばめて
何か夜遊びに出掛ける時独特の、妙なワクワク感?に似た
どこか急ぎ足のビート?グルーヴ?
で、自分的には
こっから最後のDistDistまではワンセットな感じで作ったものを切り分けた様な感じです。


そしてそして

4曲目「new EL」
タイトルはこれまた特に意味無く
自分でトラック整理をする時につけていたコードナンバーみたいなモノをそのまま使ってます。

内容的にも深く考えもせず
その時の良い気分的だったテンションをそのままに
自前も何もごちゃ混ぜでサンプリングをループ化しながら
今回恒例のリアルタイムRec方針で構築

ギターや一連のノイズは確か
自前のギターや歌なんかのトラックデータで構成
したはず 笑
細部の記憶は定かではありませぬが...

といった感じの、
最もシンプルで直感度構築性の高い曲かなと思います。

同時に
ロックミュージック的なテイストとは最もかけ離れた曲だったりもするのかね?とも。

オレ自身は
ゆるゆるな感じをお散歩がてら聴くという状況にマッチするなぁと

そう、ゆる〜く楽しんで下さい 笑


さーて
本日は更に

本編最後の解説まで一気にいっちゃいま〜す!

本編ラスト
「DistDist」
これはもう(笑)
言うまでもなくディストディストでして

極限に耳障りで下品で汚れた歪みまくりのモノを作りたくて
録音レベルから何から何まで最初から最後までとにかくノイズの応酬(笑)

で、どうせだから音量もガツンと他曲に比べてぶちこんだ
爆音祭りを収録したわけであります。

いうなれば…

ライブのフィナーレや花火のフィナーレとか
ハッピーニューイヤーの喧騒の様な

そういう感じの爆裂トラックなので、
ビックリするくらいの爆音で楽しんで頂ければと思います。

が、ご近所迷惑や耳鳴り等の責任は取れませんのであしからず(笑)

と、いうわけで

いよいよ? 次回は今作「#one ep」についてのまとめ?的なお話で

「#one ep」に関しては完結
次のお話に進もうかと思いま〜す!

んでは、ひとまずまた次回までアディオ〜っス!


2010年01月16日(土) それではつづきまして本日は2曲目の解説を…

この2曲目の「sunny」は、1曲目「winter 〜」の逆で
今回収録した曲の中では一番最初に完成した曲且つ、
最も手のかかった曲だったりも。。

これよりも前に作りあげていた曲は相当数あったものの、
方向性的には徐々にこんな感じの音像に傾きつつ
今思えばこの曲が出来上がった事で今回の方向性がなんとなく定まり、
こういった音像構築の楽しさも思い出し
更には、どっぷりとのめり込む事で製作意欲に更なる拍車をかけるキッカケにもなった曲となったなぁと。

とはいえ、音の汚し具合やその他諸々
「俺の音」「俺の曲」「俺のリズム」
になっていると思います。

で、特にこの曲はこの今回のep「#one ep」の中でも
ウチの奥さまや母上さまの他
お子ちゃまもこの「sunny」がお気に入りみたいで、
お子ちゃまはといえば
生意気にも腰でリズムをとりつつおもちゃの太鼓をパシパシいわしてみたり
テーブルの上に並べたオモチャのキーボードなんかをいじくりながら
良くわからない歌の様なものを発しつつハシャいでもくれます。

※いやいや、最近、子供の話をしばらく書いてなかったので書かせて(笑)

曲製作の最中からオレの膝上によじ登って陣取り
親ばかよろしく一緒に作業をした思い入れも深い曲だったりも(笑)

そんな楽しげな制作の雰囲気も詰め込まれた感じにもなっているかも?です。

さてさて、それでは早速曲の中身の話を…

イメージとしては、
というか、この曲は作業をしていたのが夜だけではなく
子どもと〜なんて話もさっきしましたが、日中の事も多くて、
日差しが差し込んでくる気持ちの良い晴れた午前だったりの時もあった感じで

外で忙しくも楽しげに遊びまわる子供ちゃん達とか
忙しなく走る車とか
忙しそうだけど仲良しな鳥の家族とか
眠たそうなニャンコさんに
退屈そうなお犬さん
思春期のストレスを発散してる10代の子らとか
などなど
家の周りで繰り広げられている色んな事があって

で、夕方になるとそれもいきなりグッともの寂しげになりはじめて
また夜に向かって別の色々が忙しなく動き始める

とかっていう、
そんな生活してる中で感じ取れる
ソレそのモノは何でもないような微妙な一つの事が
それぞれ色んな大きな変化を生んだりしてて
そんなのが山盛りなのが日常で
物事も人の一日も要約はできないなぁ〜
なんていう
忙しないけどユックリな
そういう日常的な空気?とかを
勝手にオレが感じたその生活風景を
立派な絵をオレは描けないので
感じるままに音で詰め込んでみたという
だいぶ偉そうにいえば、そんな曲です。

で、実際に日中から夕方にかけての作業を中心に仕上げたわけであります。

そして、そして

この曲の製作における作業的な側面としては
何かしらのルール決めて作業に入ったわけではないのだけど
製作の最初に手に取ったツールがたまたまギターでなかった事もあり

自分にとって普遍的な
「ギター」
「自分の声」や「歌」

というモノのほか

「いつもの作曲やrec方法」という

そういうのから結構な距離をおいて

何かに呼ばれるがままといった感じで
出来上がっていったわけです。

ま、結果的にはって話なだけなのですが

考えてみれば
今までの曲作りで、途中で鍵盤を...という事はあったものの
最初がいきなり鍵盤からスタートなんて経験も
思い起こせる限り無かったワケで

それがナゼかまず
いきなり鍵盤を弾き、音色を模索しながらメロを探り
しかも全部そのまま録音していってしまうというところからスタート
で、その作業を連続して更にどんどん録音していってしまうという
ある種ライブな録音でもあったのだけど
それがスゲー面白くて面白くて(笑)

んで次に...
今度はそのフレーズ郡に合わせ
気の赴くまま、自分が心地好いと感じる数十種類のリズムパターンを
バンバンとリアルタイムに打ち込んで組み上げながら、
それもやっぱそのまま同時に録音していってしまうという暴挙に出たのですが

ここで、
さてどうしよう?と(笑)
で、あ、まとめて同時操作しながら?演奏?みたいな感じで?
いけるかね?
いっちゃうか!といった具合で

1曲分丸ごと普通に一発録りすれば良くね?と

で、やった事も無いクセにまたもや暴挙に (笑)

と、いうわけで
その組み立てた各トラックを演奏するみたいな感じで
様々なスイッチング操作やフェード操作、トラック呼び出し等を
その場で思い付くままに直感で行いながら録音を続けてゆき、
というか、何回かはさすがにやり直ししながらも、
納得できる形で曲が仕上がったモノがこのCDにおさめられ。。。
という

とっても良く言えばDJライブのようなそんな感じで完成。

なので、いろんなバージョンが存在はするのだけど、これが一番お気に入りだったので収録という感じです。

意外と同時に色んな音が鳴ったり
じわじわ〜っと音が登場しては消えたり変化したり
パッと聞き取れる曲構成変化的な音の他にも
全体を彩る為の音がちりばめられているので
そのあたりも秘聴!かもね。と。

あ、myspaceのはわりとキツめに圧縮をしちゃってるからあんまり分からないかもだけど。

とまぁ、完成した後に振り返ってみたら

あ、ギターも弾いてないし
歌も歌ってねーや

あ、でもなんか良いぞ!?
ん〜 スゲー良いぜ〜

と自画自賛スタートが始まり(笑)

その後も、何故だか珍しく自分の曲にある種の中毒性を覚え

どんだけ自分好きだ?オマオ。
というほど相当な回数、いまだにしょっちゅう聴いてしまいます。

さて、この曲に他の人は何を思うのか?
気になるところですが

次回もこんな感じで
3曲目「midnight rainbow2」について解説いたします。


2010年01月09日(土) それではそれぞれの曲の簡単な紹介?解説?を

と、その前に
今回の# one epのオススメの鑑賞方法を少し

ラジカセやコンポやpcやiPodなどの携帯音楽プレイヤーとか
そんな感じで聴く事かと思うのですが
その際は、イコライザー(EQとかTONEなんて表記のある場合も)をオフにして
少しだけ大きなボリュームで聴く事をオススメします
ウーハーやBASSスイッチなんかがある場合は
オンにするなら一番弱いレベルの設定が良いかと

で、一番のオススメは
最近のヘッドホンやイヤホンは数千円くらいのものであれば
ともすると、ラジカセとかのコンパクトなプレイヤーのスピーカーよりも
解像度良い心地良い音のするモノが沢山あるので
耳がバカにならない程度に少し大きめの音で聴いていただけると
沢山の色々な音やメロディが聞こえて楽しめるかと

あ、DJ用のヘッドホンとかは、使用目的的にHiやLowが強く出る様に出来てるので
できればそうじゃないやつか、それしかねーしっ!
なんて場合は、Hi(treble)だけをカット出来るプレイヤーなら多少それを下げるとかすると
良いかも?

と、まぁ
是非イヤホンやヘッドホンでも楽しんでみて下さい

さてさて
それではここからは「勝手に曲に解説のコーナー」とさせて頂きます。

まず1曲目の「winter night」
曲順的には一番最初に入ってるけど
完成したのは一番最後で

つくり始めたのも確か一番最後だったような…
とその辺は定かではないのだけど(笑)

製作の間、夜中の様な明け方の様な時間にいつもフードかぶって一服ついでに星とか見つつ
仮ミックスしたモノをiPodに入れて曲構成をチェックしたりとか
で、ボ〜っと気分転換なんかしてると、我が家周辺は星が良く見えるもんで
なんかス〜っと気分がリラックスできたりするんですが

するとですね…
冬で空気が澄んでいるっていう時期的なものもあるとは思うんだけど
流れ星が何度もヒュワッ ヒュワッっとですね
すごい見えて
なんとか流星群はもう終わってたのだけど
おおぉ〜って感じで一人で感激してたら
おっ!
ってリズムとメロディを思いついて一気に完成した曲です。

これはオレの弾いたギターと声を、幼稚園にあったオルガンの様な、これまた幼稚園の時に演奏するのが大嫌いだったピアニカ(笑)の様な
そういう音を軸に作りたくて
イントロの出だしの音とか、途中の電子音みたいなのは全部ギターだったかな?たぶん。

で、結果思った感じに完成したんですが
リアルタイムで色々操作しながらrecして〜という
これがも〜大変でして
も、そこが出来たら意外とあっという間にスルスル〜といっちょあがりぃ!といった流れで出来た曲です。

さっむい冬の夜に屋外の静かなトコで焚き火とかしながら、ぼやぁっと子供の頃の冬の思い出なんぞを思い出すような、そんなイメージの曲ですわ。
皆さんはこの曲でどんな景色がうかびますでしょーか?

さて、次回は2曲目のsunnyについて解説しようと思いまが
本日はこの辺で

と、こんな話を綴っていたら
我が家の方では、この冬初めての小雪がちらついてきました(笑)

でわでわ〜


2010年01月06日(水) # one ep って?

といわけで
出して出しっぱなしじゃなんなので
今回の「# one ep」について全容を簡単解説致します。。。

-おおざっぱにですが、今回のREC全体について-

RECは今回も前作「HELL-O」と同じく部屋の片隅やキッチンだったり
家の中のいたる所で作業をしました

機材は、俺けっこう機材番長なんで贅沢に膨大な種類のモノがあって
とはいうものの
ま、宅録ってやつね

音が鳴るなら機材だけじゃなくて子どものオモチャだって使うよ〜
ていうか、使ったんだけどね 笑

ま、いいや

んで

前作「HELL-O」と比較して違うところは?といえば

当然、かなり沢山あるのですが...

まず、最後に収録してあるmyspaceでずっと放置公開していた
オマケ収録の「scar」という曲以外は
いわゆる歌というものが無い作品なわけですが

今回の音源完成に辿り着くまでの道のりは
前回のHELL-Oに比べて製作期間自体がだいぶ長かったんだけど..
製作にあたって、理由やルールとかは特に設けて無くて
最初は色々歌の入ったものなんかもあって(現在ストック中)
作って行くうちになんかこういう音源にまとめたくなったもので
今回の作品の様な形になりました。
ギターらしいギターサウンドは皆無だけど
昔から自分が好きだった好みの音像に仕上がっていると思います。

で、コンセプト?とか大層なものがあるとすれば
汚れた感じ?とか飽和した感じ?
だろうか。

中には作り始めの時は歌を入れようか?と思った曲もあったりはしますが
歌を入れようかと考えていた当初の製作段階からでさえ
ほとんどの曲が歌どうこうを想定せず
色々なサウンドを使って構築したもので
歌入れが面倒とかいう理由ではなく 笑
好みの問題?かな?
だんだんとこういう作品にまとめあげたくなって
一度すべて解体した上で再構築し完成したのが今回の「# one ep」というわけです。

今、自分の中で吐き出したい音とでもいうか
そんな感じ



曲作り・REC・MIX・MASTARに関して、それらは全曲において完全同時進行という
それは「HELL-O」の時と同じなんだけど
違うところは
「アコギとマイクと歌」っていう前回の中心線が
「PCとアナログでジャンクな10代から使ってる古いシーケンサー」とか
「鍵盤、ヘンテコなサンプリングノイズ」のほか
今まで自分で録り貯めていた「沢山の自分で演奏したギターフレーズ」や「自作のトラックデータ」へと変貌し
当然、「歌や声」と「今回の為に弾いたギター」
という膨大な量の様々なトラックをデータにおこしては破壊したり
グニョグニョなサウンドにしてみたり
そのまま使ったり



好き勝手やり放題でして

メロディを構築する時はもちろんの事
リズムを構築する為にも自分の声や歌やギターの音を使ったりして
「HELL-O」の時にやりたかった事のプラスアルファ部分だったりもするのだけど

いわゆるロックのライブなレコーディングとかとはまた違った思考回路で製作したわけであります。

とかいっても...
そこは、演奏する側の畑からの人間なわけで
PCも楽器じゃん!?という感じでのRECだったわけで
かなりの部分でPCって楽器なの?ってくらい
リアルタイム操作しながらRECしたりもしてました
その辺のアナログ的な?思考からは完全に外れられず 笑
ポチットなというわけにはいかないのですが。

ポチットなで全自動!カラオケ?みたいな
それはだっせーなぁという個人的な好みがあるもので
意外と色々手動です 笑

パッドやつまみをパタパタ・グルグルとしつつ
PCを操作して〜とか
コッチやアッチのシーケンサーをいじくって〜
なんて
そんな感じで完成したのでした。

RECするにあたり
そんなこんなの紆余曲折があってのひとまず数曲をまとめたのが
「# one ep」なわけですが

作り手は常に次に向かい続けるわけで
今はまた次の製作へと向かっております。
で、今回のepを作成時に今回はまとめ上げなかった曲も沢山あるので
それらをまた練り上げて次作をと準備進めてます。
やりたい事がいっぱいあるので頑張ります 笑

さてさて、myspaceのレーベルの項目に「unnecessary Label」とある様に
これ半分シャレで半分本気ですが
mitsu/JEANNIENITROに関してはまた今回と同じ形でリリースして行きますので
どうぞよろしくです。

では、次回のブログでそれぞれの簡単な曲解説を

というわけで
本日はお開き。