早瀬の呟き日記

2005年07月30日(土) 女王の教室

なかなか評価の難しいドラマですね。面白いとも面白くないとも言いづらい。
ただまあ、校内暴力がひどくて尾崎少年が盗んだバイクで走り回っていた頃ならありえないドラマでしょう。そう考えるといい時代になったもんだと逆説的に思えないこともないですが、賛否両論激しいみたいです。
無駄にホラーな演出にはかろうじてユーモアを感じることはできますし、小学生高学年くらいになると結構残酷だったりしますのでそのへん容赦なく描いてる気はしますけど、「だから何?」という感じが払拭されないと評価しづらいですねえ今のとこ。
製作側のコメントからすると「大人になる」過程を描いてるようですが、完全に大人(傷つき終わった人間)の目線で描いてるので、あまり子供が見て面白い番組ではないかと。



2005年07月24日(日) 集中講義

今日から大学の集中講義です。もう地獄起きもいいとこです。そんで朝から夕方までばっちり講義です。泣きそうです。
でも3日で2単位もらえるから頑張る。
アミノ酸飲みながら頑張るよおいら。

ほんで、授業の一環で「異人たちとの夏」ちゅー映画を見ました。担当の先生は好きで何度も見たそうですが、正直私は「ふーん」という感じ。なんかいろいろ古い怪談話が混じってるなーってのと、ホラーなのかヒューマンドラマなのかそれともファンタジー?とよくわかりません。いや、ジャンル分けがすべてではないのですが、ジャンル関係ないと思わせるほどの見事な手腕とも言いがたいというか。
だいたい、最大のどんでん返しが友達(主人公の別れた奥さんと結婚予定)の「あなたのことが好きだからあなたの奥さんも好きになった」ってどうなのよ!(笑) 40過ぎた男が死んだ両親との再会で癒されるってのも何だかな〜これ、主人公が思春期とか20代ならまだ許せるんですけど。私はあまり、スイカにステテコにお父ちゃんとキャッチボール、という「日本の夏」に思い入れがないので余計に入り込めなかったのかもしれません。
両親も健在で、健在すぎてときどきうんざりするくらいですから(笑)

そういえば、「龍臥亭幻想」(上下)読みました。
吉敷も御手洗もちょっとしか出てこないじゃん!!
つか、里美ちゃん、初登場時はコギャルだったのにいつの間にか立派な腐女子になってしまって・・・おねーさんは悲しいです。石岡君も石岡君で、何故にそんなに「女嫌い」にこだわる? 何故? 何故そんなに興奮するの? まあでも、彼が「卒業」してくれたら御手洗も帰ってきてくれるかなーとちょっと期待。「ネジ式」面白かったけど、語り手は石岡君の方がよかったしな。ハインリヒはちょっとうざいです(←酷)
あ、内容のこと書いてませんね。
えっと、犯人はわりとすぐにわかっちゃいます。(「著者のことば」で半ネタバレしないで下さい先生) でも仕掛けがさすがです。本格なのかどうかは最近わからなくなりましたけど私(汗)



2005年07月23日(土) おーふり4巻

おたんじょーびのミハシのいじらしさに涙出そうでした。卑屈だけど屈折はしてないのが彼のいいとこですね。
仲間内はミハベ率高いです。ハマちゃんがミハシの位置にいたら早瀬もミハベなんですけどね。(←わかりにくい仮定)

前にも書きましたが、「生きる意味」というのはない、と早瀬は思ってます。今日の新聞の悩み相談に「生きる意味がわかりません」と訴えている19歳の女子大生がいましたが、「君がそれを問うこと、そこに意味がある」と犀川なら言うでしょう。あ、それとも「意味がなければいけない?」かな。別に私は犀川じゃありませんが。
とある「生きる意味を考える」的な本に、「現代の豊かさの中で生きる意味が失われ云々」とか書いてあったんですが、こういうすっとこどっこいな大人がいるから若い子が悩むんです。テレビがあって、冷蔵庫があって、季節ごとに好きな服が買えて、そんなことで失われるような「生きる意味」ならなくても同じです。テレビを買うことが「生きる意味」ですか? 冷蔵庫のために働くことがそうですか?
今のように豊かになったから、それを問うことができるようになったのではありませんか?
大体、「意味」って何ですか?(すいません、体調が悪いので機嫌も悪いのです)
いいじゃないですか、意味なんかなくても。「生きる意味」を決めてくれる社会は必ず「死ぬ意味」とセットで押しつけてきますよ。
ただまあ、常識的に言うならば、それは誰にとっての意味なんですか、ってことと、その悩みは見知らぬ作家にぶつけるより、周りの人間にしてみたら?ということでしょうか。「生きる意味がわからない」のなら、相手にどんな反応されても構わないはずですから、ダメ元で何かヒントになりゃもうけもんでしょう。



2005年07月20日(水) ブックバトン

芳谷さんから渡されましたので、やります。

1.持っている本の冊数→数えたことありません(汗) うーんうーん、最近は売ったりもしてるんで、増減してます。でもトータルでは確実に増えてます。今日、日経のオマケで読んだ本の片付け術を実践しようと思っています。

2.今読みかけの本 or 読もうと思っている本→読みかけ結構多いんですが(笑)目下読了目指してるのは「郵政最終戦争」(塩田潮/講談社文庫)

3.最後に買った本(既読、未読問わず)→今日買ったニーチェの「悲劇の誕生」(岩波文庫)とドストエフスキー「悪霊」(上/新潮文庫)。どっちも未読。

4.特別な思い入れのある本、心に残っている本5冊(要するに思い出せる本だとして)
「ひとめあなたに…」新井素子:小説読んで泣いたのはこれが最初で今のとこ最後。
「宙ノ名前」林完次:とても美しくて思いきって買った。しばらくして出版社が潰れたが、近年別のとこから復刊。よかったよかった。
「迷路館の殺人」綾辻行人:新本格にハマったきっかけ。
「沈黙/アビシニアン」古川日出男:主に「沈黙」の方ですが、私はたぶんこういう小説が書きたかったのだと思います。作者の力量に嫉妬した初めての作品。
「野菜畑で会うならば」佐々木禎子:やはり腐女子としては入れておかないと。でもこれ、今だとBL作品として受け入れてはもらえないでしょうね。心を抉るような一品。

うーん、「作品」なら嶋田双葉ランクインなんですが、本になってないからなー。

5.次に回す5人→これから考えます(汗)



2005年07月18日(月) ワールドGP 中国戦

いや〜いい試合でしたけどねえ〜(*_*)
この12人で戦うのは最後かもしれないな、と思うとなんか寂しかったです。かおる姫(この人ってば実はかなりな負けず嫌いですよね/笑)はもうアタッカーやらないんでしょうか。残念ですねえ。あの超高速移動スパイクはまた見たいですよ。すごかったなあ。
ベストスコアラー賞おめでとう!>シン
こんな小さい得点王なんて今までなかったのでは?
どうでもいいけどマホは馬場君@ロバートに似てるような。
何にしてもお疲れ様でした。次は11月のグラチャンかな。今日のA新聞に、メグが目標を見失って練習休んでると書いてありましたが・・・心配です。まあ、休憩も一つの方法かな。
前に紹介した女バレ占いで早瀬は大友で、当たってないなあと思ったんですが、そうでもなかったようですね(^_^;) 意外と気にするタイプ、とトモさんも言ってたし。しかしトモさんてば、化粧するとタカラジェンヌみたいですね。今でも全日本の良きお姉様。どうかこのまま独身でいて下さい(酷) つーか、ユウとトモさんでCPできそうだよな(小声)



2005年07月17日(日) ワールドGP キューバ戦

もったいねえええ!
5セット、最大4点の差をつけておいて負けるかフツー!?
今日は全体に動きもよかったし、テンさんのトスが割と散っていた(ブロードとかかなりアンテナ寄り)し、ブロックもちょこちょこ出てたんで、行けるかな〜と思ったんですけどね〜。
4セットは詰めの甘さが気になったものの、まあ仕方ないとしよう。しかし、5セット11点から何故かレシーブが悪くなってしまって、勝つ気あんのかよ、みたいな。イヤ、ユウがねーすっかりサーブトラウマになってるみたいで痛々しいですけども。顔色真っ白になってたし。
欲しいところでシン、のパターンは定着してきましたね。予選ラウンドから決勝ラウンドまで、攻撃が一番安定していたのはこの人じゃないでしょうか。
私は昌ちゃんのタイムアウトを取るタイミング、いっつも1点遅いと思うんですが、どうでしょう? 4点差じゃなく3点ビハインドで、同点じゃなく1点差に詰め寄られたところで、取るべきだと思うんですが・・・。まあいいんですけど別に。
客席にトモさんがいましたね。セリンジャー監督の後ろに座ってました。まるでサブのメンバーのように、真剣な顔で見守っていたのが萌え(笑) ついでに葛和監督の「いやー解説のしようがないですねー」「解説できませんねー」「すごいすごい」「ラッキー」といった全然解説者の意味がないコメントが面白かったです(笑)

ワールドリーグ決勝のブラジル×セルビア・モンテネグロを録画したつもりで、できていなかった。ショック。グルビッチ兄が好きなのよ。



2005年07月15日(金) 箇条書きの夏

●恒例のものもらいが今年はまだできてない。奇跡的だ。
●WGPイタリア戦
相手陣地にスタッフ置いてサイン盗むチームが今までなかったのも不思議だが(野球では当たり前)、そこまでやるか、という気もした。
●WGPオランダ戦
マホの救世主ぶりも印象的だったが、セリンジャーの息子がソックリだったのが一番強烈だったかもしれん。あの方、ホロコースト経験者なのだそうですね。アンネ・フランクと同じ収容所だったとか。本当にユダヤ人は頭の良い人が多いようです。
●チワワの嫁
大学時代のバレーボール仲間なのだそうで、正直驚いた。この人は絶対、バレーボールとは関係ない嫁をもらうと思っていた。「何点取れば勝ちなのかわかんないけど、頑張ってね(はあと)」みたいな。意外とそうでもなかったようだ。へえー。
●芥川賞と直木賞
高樹のぶ子氏って純文学だったんですか? 私はてっきりエンタメだと思ってました。保坂和志氏と高橋源一郎氏がべた褒めしていた青木淳悟は候補にすらならなかったのか。第一作だからかな。それとも古井由吉氏が選考委員やめたからか。古川日出男氏が直木賞取れなかったのは残念。まあこの人はそのうち取りそうな気がする。阿部和重氏と同じく「ネタに詰まったときの隠し球」(誰もいないときの受賞要員)的存在ではないだろうか。
●読書メモ
「殺人小説家」(ハンドラー/講談社文庫)と「黙の部屋」折原一(文藝春秋)を読んだ。夏は各社文庫祭りがあるせいか、読書欲が高まる時季。特にミステリにときめく時季。本屋に行くのが楽しい。あれもこれも買いたい。(そして積読本が増えていく) ハンドラーはタイトルと表紙に惹かれたのだが、どっかで見た名前だと思って家で確認したら森博嗣氏の100冊(「ミステリィ工作室」)にあったお気に入りの作家だった。なるほど、ちょっとS&Mシリーズに似ているかも。既刊も買おうと思ったのに、町の本屋にはない。大型書店でないと翻訳ミステリはとっとと消えてしまうらしい。てか、森氏のオススメはいつもマイナってこと?(笑) ラヴゼイの「苦い林檎酒」(主人公とヒロインがどうにも好きになれなかったが、読み応えはあった)はこの間たまたま古本屋で見つけたけど新刊書店ではあまりお目にかからない作家だし。「黙の部屋」は、絵に興味のある人なら読んで損はないが、折原ミステリとしては捻りが足りない。
●「海猿」見てます。
映画よりも落ち着いてて、かつスリリングで面白い。環菜のオクテぶりは理解できるだけにイライラするが(笑)ヒデがとっても可愛いので良し。ハマり役、というか地?(笑)
●独り言
世界は不寛容を選択しつつある。「ユートピアを夢見るものは誰でも、そのユートピアにおける独裁者である」とはハンナ・アレントの至言である。不寛容と不寛容が衝突したら、そら暴力でしか事態を動かせないわな。憎しみを培養する土壌は、貧困と差別と偏見に他ならないんじゃなかろうか。



2005年07月10日(日) TMR LIVE REVOLUTION’05 vertical infinity

久し振りのレボライブ@東京国際フォーラムです。1年に1度とはいえ西川のには毎年行ってるあたり…。イヤまあ、ちょっといろいろとね…。
さて、今回のアルバムは変な構成だとは思ったものの(前作の方がまとまってた印象というだけですが)素材としては面白いと思うので、どんな曲順でどんな曲とセットリスト作るか楽しみでした。
開演前のSEがいつもの洋楽と違って映画のサントラ風。冒頭は電飾のドーム(半分)をバックにナレーションが流れ、今回のライブは「エンターテインメント用アンドロイドTMRの新作発表会」というコンセプトであることを説明。
しかし、ナレーターが池田秀一。
これ、若い子気づいたかな(笑) あまりのオタクっぷりに笑ってしまった。
さすがにあの年になって「じゃんごー!」はきついでしょうが、昔からこういう、自分をモノ化するアプローチをしてるとこが個人的に好きです。まあいろいろそっからはみ出すこともやってますけど、そりゃ人間だから仕方ない。ほんで、サングラスかけた西川が登場。セットリストは怪しげですが、大体こんな感じ。

□ULTIMATE
□TO・RI・KO
□Zips
□Web Of Night(英語バージョン)
□juggling
ここ数年この曲の登場回数多いですが、私はあんまり良い曲だと思えないんだよなあ…。なので、前の2曲で盛り上がった気分がちょっと抑え目に。
□もはや君なしじゃ始まらない
□白い闇
バラードの時の衣装はミノムシというか地引網というか、なんでこんな衣装なのか謎。いいんですか西川さん。
□はじまる波
すっかり曲名を忘れていて、後で確認しました。TMR-eの曲は久し振りですね。これはあんまりTMRと変わらないので、意外性には乏しいかも。いや、私が忘れてただけか(笑)
□緋の砂
今回のアルバムで一番好きな曲。アンコールで聴きたかった。TMRのバラードは似たり寄ったりの曲が多いので(コラ)これを挟んだ方がいいのはわかってるんですが…。もったいなくないか?
□Timeless-Mobius Rover-
某誌でこの曲に対する西川のやる気なさげなコメントを見てしまったせいでイマイチ入り込めなかったですが、やっぱり西川の声はいい。動かない曲が続いたので冷房が寒かったです(笑)
□BLING IT ON
この曲の入り、難しいと思います。ばちっと切り替わる感じがないかな。サビは好きなんだけど。
□夢幻の孤光
これまた忘れていて後で確認。私はあんまり(以下略)
□INVOKE
□CHASE/THE THRILL
これ、本編ラストでもいいと思ってた。
□LOVE SAVER
なんか懐かしい。「progress」はかなり好きなアルバムです。
□ignited

ここまでほとんどMCなし。煽りのみ。アンドロイドに徹したんでしょうか。いつものグダグダぶりがなかったので、ライブらしいメリハリはあったかもしれません。昨年「SEVENTH HEAVEN」のNHKホールでは西川がすっ転んだせいもあって、なんとなく間延びした印象が残ってたのでそれに比べるとよかったかも。
と思っていたら、アンコールではやっぱり恒例のグダグダトークになりました(笑) ところで、ギターの柴崎さん、マジでWANDSの柴崎さんだったのですね。…いやあ(遠い目) SUNAOちゃんも含め合間合間のギターソロが、ちょっと浮いて聞こえるのは私だけだろうか。繋ぎとしてはちょっとアレというか。

EN
□Tide Moon River
…だったと思います(汗)
□ウルワシキセカイ
□Go'in
…だったと(以下同文)
□新曲?
□Out Of Orbit

アンコール曲が結構意外な取り合わせだったかな。「WHEEL OF FORTUNE」やんないかなーと思っていたのですが、なかったですね。「Zips」とかぶるからかしら。半分ぐらい予想と違ってたライブでしたが、ほぼ満足。
本日の西川は、化粧のせいもあるのかもですが30代半ばとは思えないほど、女の子っぷりに磨きがかかってました。可愛かったですハイ。最後に生声で「また会おうぜ!」と叫んだのが印象的でした。



2005年07月09日(土) ワールドGP アメリカ戦

勝っちゃった。
と、フォントサイズを変えてしまうくらい喜んだりして。
いや〜昨日とは全く皆の動きが違ってレシーブもブロックもよかったので、1セット落としたけどもしかしたら、とは思いました。予想以上にアメリカの崩れ方が激しかったせいもありますが、いいとこ沢山出てましたもんね。表情からはわかりづらいんですが、テンさんが冷静だと日本のリズムが単調にならないってことかも。ユウのバックアタックもフェイント混ぜてくあたりが小憎い(笑) ちなみに櫻井の呼び名が「エビ」であることがタイムアウト時に判明。…「さくら」だから?(笑)
やっぱり勝敗ももちろんだが、いいプレイができてるかどうかの方が見てる方としては気になるですよ。全力出してたら負けても納得いくし。昨日の負けからきちんと切り換えのできる彼女達はすごいと思います。切り換えってすごく難しい。と私は思う。

個人的には、渡辺アナと一緒に映る各国バボが気になります。韓国バボがビビンバ乗っけてるのはいかがなものかと思うが、大体どれも微妙にかわいい。特にあのラテンなヒゲのバボは一体何国なのかよくわからんが、面白い。
明日は地元タイですね。まさかサトリーレックが相手ではあるまいが(笑)

しかし、ロンドンのテロは酷い話。つか、アフガン攻撃とイラク戦争は一体何だったんだYO。アメリカの報復感情を満足させただけで世界平和には役立たなかったワケ?



2005年07月08日(金) ワールドGP ホ゜ーランド戦

タイラウンドです。さすがにここまで来るとマークもきつくなりますな。東京ラウンドとは全然違うホ゜ーランドの動きのよさ。レシーブあんなに上がってなかったよな〜。ブロックも前回とは真逆なやり返され方になってしまって、全日本はレシーブといいサーブといい、全体にプレイの精度が落ちていかにも苦しそう。やっぱり、なんとなく攻撃スピードも落ちてる気がするし。「テンさんがサーブミスると勝てない」ジンクスは相変わらずか…。昌ちゃんのタイムの取り方とか交替のタイミングにも疑問がないではないけど。ま、研究と作戦の差なのかな〜今回は。
しかも主審がアヤシかった。運がなかったと言いますかね。昌ちゃんが初めの方でこっそり悪口言ってたのを視聴者は聞いていた(笑)

そうそう、こんな占いありました。ちなみに早瀬は大友愛。
……そおか〜?
なんか「水瓶座O型」っていうデータは「偏屈で頑固」とか「理性的だけど強引」とかとかく勇ましい性格判断が多いんだが、私は至って気弱な人間です。強いて誰が一番近いかっつーたら竹下じゃないかと思うが。(テンさんごめんなさい)



2005年07月04日(月) ワールドリーグ ホ゜ルトガル戦

いやあ〜……勝っちゃいましたね(笑) しかもストレート。1戦目にフルセット勝ちしたのはJVAのHPで知って、「やっとかよ…」って感じだったんですが、自分で試合見てるとやはり入れ込んでしまいますなあ(苦笑) よかったねえ。おねーさんはどきどきしながら録画を見守っていたよ…。
今回、ベネズエラ戦と比べてレシーブがかなりよくなってました。これが大きい。(それでも「女子なら拾えるのに〜」と思うことはあるが) それとブロック。植田監督はセンター出身だそうで、なるほど、作戦の中でセンター線を大事にしてるのがよくわかります。選手もそれに応えて成長してますね。山村はOQTのときよりも一回りパワーがついたんじゃないですか? 監督が作戦タイムのときブロックの指示に「せーの」って言ってたのが微笑ましかったです。今井のワンホ゜イントブロックもカッコよかったですね。私の知る限りでは、これを成功させたのって彼だけです。
しかしなんと言っても、越川。
ちょっとお〜カッコよすぎでしょ(笑) 弾丸サーブに二段トス強打、バックアタックと大活躍。まだ21だよ〜? 彼がいるのといないのとでチームの力が明らかに違うしね。山本のトス回しも、手数が多いと安定してる。
マッチホ゜イントがデュースにもつれ込んでどうなることかとハラハラした3セット、最後がサイド攻撃のシャットアウトというドンピシャな一点だったんで、思わず「よっしゃ!」と声に出してしまったよ…。別に私監督でもコーチでもないんだが(笑)「よくやったねえ」と誉めてあげたい。相手にだいぶミスが多かったせいもあるけど、チームがよりまとまってたのは確かでしょう。男子はね、チーム状態のいいときは気合い入れで全員が手を重ねるからわかる(笑) 別に私が腐女子だからではなくて(笑)気持ちが一つになってるときは体の距離も近くなるんだと思いますね。



2005年07月03日(日) ワールドGP アメリカ戦

・・・寒いんですけど。すんげー寒いんですけど。この外気温で冷房を入れているビルとか地下鉄とか、信じられないんですけど。
こう気温差が激しいと体調が悪いです(泣)

さて、昨日の韓国戦はまあ快勝だったのでいいとして(コラ)アメリカ戦。去年は吉川監督で今年は郎平と、アジア直伝(?)のレシーブ力強化が加わると外人は強いのう・・・。予想してたより拾われてました。3セット目はデータバレーに対抗すべく、昌ちゃんが持てるカードを全部使ったって感じですね。やれる手は全部打って、あとは選手次第ってとこ? 4セットもいいところまで持っていったのに・・・残念。でも結果的にはこのラウンド1位でしたね。よかった。
やっぱり、決定打なんだよなー。競ったときに頼れる選手がいない。アメリカはレシーブもトスも悪いのにハニーフが決めちゃうんだもん。便利だ。吉澤はフェイントなのか打ち切れなかったのか、思いっきりやっちゃえばいいのに、と思うこともちょこちょこ。でもいい試合してたとは思います。日本はブロックが決まってる試合は勝ってるし、そうでない試合は負けてるんじゃないかなという印象。あ、櫻井の返球率落ちてますよね。乱打浴びて体大丈夫なんでしょうか。
タイラウンドも楽しみです。
夜には男子の放送もありますね。昨日やっと勝ったらしいですが。



2005年07月01日(金) ワールドグランプリ ドミニカ戦

いやー勝ってよかった!
結果はストレートなのにそうとはあんまり思えない苦戦だったような(笑)
チームとしての完成度で勝った感じですね。勿論菅山と高橋のアタックの巧さもかなり効いてたし、ブロックも結構よかったですけど、連戦&移動の疲れなのか、スピードは全体に落ちてたような気はします。
まあ、勝てばいいんですけど(笑)
ドミニカの監督は「ゴッド・ファーザー」ばりの悪役顔でしたが、選手たちも負けず劣らずコワモテ・・・。アレで10代はねえだろう(笑) 名前もコワモテ。「ゴンザレス」とか「ロドリゲス」とかばっか。そういえば、リベロの櫻井が「青木さやかに似ている」と家人が言ってました。・・・確かに。
やっぱりレシーブが乱れたときに二段トスを打ち抜けるエースがいないのは、攻撃力不足ってことになりますかね。そう考えると、W杯のときの隆弘は実にスゴかった・・・(遠い目) あれは幻だったのか。
明日はアウェイのハンデがきつそうだけど、頑張ってくれー。

最近読んだ本、まとめて感想。
●「オーデュボンの祈り」(新潮文庫)
面白かった。以前立ち読みしたときに冒頭の夢がスカしてて本を閉じてしまった(気が早い)が、それ以外がよかった(笑) ただ、村上春樹はハードボイルドなので純文学系になれたが、伊坂幸太郎はミステリィなのでエンタメになってしまうのだな、という感じ。たぶんこの人は春樹より優しいのだろう。まあ、マニアないちゃもんをつければ、ミステリィにおける探偵の定義はとっくに麻耶王子がお見通しで、その具現がメルカトルなのだが、思い出してみると、先駆がいた。探偵であることに疲れ果て日本を去ってしまった名探偵、金田一耕助である。(御手洗は微妙なところだ)
ミステリィの系列としては、「設定即トリック」ということで京極堂シリーズや森博嗣作品と同じ。何故メフィストでデビューしなかったのか謎である。
●「13階段」(講談社文庫)
これ、漢数字の方がよくないか? いかにも脚本畑出身らしいサスペンスフルな引っ張り方と、法曹の情報量がうまく処理されている。読んでいてついこっちも重苦しく感じるのは、力量だろう。真犯人の選んだ方法が迂遠でちょっと首を傾げたくなるのと、純一の元カノの壊れ方が尋常でない(女の描き方が古臭い)のが気になるが、まあ大した瑕疵ではないか。
●「GOTH」(角川文庫)
こっちはまた逆にさくさく人が死ぬ(笑) あまりにも快楽主義(と言うには暗いが)な主人公にちょっと鼻白むのは私がもう若くないからだろうか。若い頃読んでいたらハマっていたかもしれない。今読んでも、ちょっとだけ引きずられそうになる。危険な本である。しかし何故2分冊?
●「四日間の奇蹟」
文章が下手。もうこれだけで私は作品に入り込めないので、当然感動も何もない。ちょっと上手い同人作家レベル。メインアイデアも、ネタの切れた同人屋がやりそうな手法で頂けない。音楽家の苦悩という点で「オルガニスト」に遠く及ばず、ファンタジーとしては少女小説に及ばない。「で、どこがいいわけ?」とか書くとまた血も涙もない人間だと思われるのだろうが(笑)この作家は「引きずり込む力」が決定的に弱い。だから、「引きずられる力」の強い人だけが楽しめる。


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琳 [MAIL]