昔の日記を読んで

その当時の自分の気持ちを感じて

おセンチ入っちゃったり。




一生懸命だった頃を懐かしく思って。





日記に涙のあとが残ってて

にじんで読めなくて

さらに切ない。









でもでも

今はあの当時とは違う。





























愛の言葉はアブラカダブラ。




そう。

魔法の呪文。

恋の魔法。




いつからかかったのだろう？？


約一年前。

やっと連絡がとれたのは0時すぎ。






メールで

「今タクシーで帰ってる途中」





かなり遅くまで残業。



メールには

「おやすみ」

とあったけど


数分後、いてもたってもいられず電話。






電話の向こう側からは疲れた声。





そーとーキテる。







それでもあなたはあたしの体調を心配し

あたしの状況を心配し

あたし自身を心配する。
















「大丈夫？？」














そのコトバを聞いたとたん

涙が溢れてきた。





泣いてることがバレないように

「大丈夫だよ。」

とだけ答えた。





あなたの声はいつもとは違い

疲れとは別に何かしらの重たさがあった。





ご飯も食べずに寝るといっていた。

























そばにいたいと思った。




何か役に立ちたいと思った。




できることすべてしたいと思った。








離れたくないと

離したくないと

離れないと

離さないと


思った。

何気なく




なんとなく






今あたしが倒れたら

あなたはどうするのだろう。　　　　　　　　　　　












時間までに仕上げなきゃならない資料があって


周りにはバレちゃいけなくて



救急車で運ばれることになったら


付き添ってくれるのだろうか。



















余計なこと

考えてしまった。

もういい歳。

けどなかなか大人になりきれない。


ピーターパン症候群。

ってわけじゃないけど。


大人のように余裕を持つことができない。






後先考えずに感情で話したり



自分が悪かったことも
素直にあやまることができなかったり。






たとえば

連絡をくれるという時間に連絡がなかったら

すぐにこっちからかけてしまう。




こっちからの電話に対して出なかったら

ひつこいくらいに電話しちゃったり。

メールしちゃったり。






そーゆーときって

「信じてないの？」



あなたはそう言う。












信じてないからじゃない。

ただ、単純に

待てないだけ。




余裕も自信もないんだ。


きっと。









信じてるとか信じてないとかの問題じゃなくて

余裕があるかどうか。




気持ちの。







でも

大人にならなきゃね。




ちょっとくらいメールがこなくても


ちょっとくらい電話がこなくても


平気にならなきゃ。





いちいち不安になって



いちいち問いただして






そんなんしてたら


うざくなって

いなくなっちゃうから。






うっとうしいから。











わかってるのに

なかなかできません。



まだまだ子供で

そんな余裕持てません。







でも、できるだけ


ぐちぐち


うだうだ



あなたの嫌がることはしないでおこう。





少しでも


大人になれるように。