4254.0516の日記

2012年10月13日(土) 重ねた年月の中身。


 朝からsoccer。
 am4:00。

 放送開始時間に目ざましをかけて、少し早めに眠る。
 …起きたはいいのだけれど、前半が20分ほど回っていた。

 ここのところの代表戦は、欠かさず見ているけれど、全く違う雰囲気。
 アウェーだし、フランス強い!
 押されて、押されて、いいとこscoreless?と思っていたところで、電光石火
 今ちゃんの速攻から→長友→香川のゴール★★★


 いやー目が覚めたー!!!
 いい試合だった。

 願わくば、次の試合では本田がいてほしい。


 ひとしきり余韻に浸ったところで、もう一度眠りに就く。


 もう一度目覚めると、出かけるのにそれほど余裕のない時間。
 久しぶりの勉強会。


 帰りのことを考えて、自転車で向かったら、電車がうまく乗り継げず、しかも
 ホームドアの点検か何かで電車も遅れる。
 結局いつもの通り遅刻。

 勉強会は、短縮ver.
 しかし、近況報告が長すぎて、テキストが進まない、進まない…。
 今日も、たぶん10行くらい。

 でも、気長にやりましょう。
 ね。


 わたしも移動して、Liveへ。


 ここのところ10年とか、15年とかやたらと月日を重ねた出来事と向かい合っている。

 そもそも不器用な性質で、簡単に親しくなれない。
 “ノリ”が苦手。
 いちいち真に受ける。
 感じやすすぎる。

 だから、長く続いた時間の分だけ、構えずに付き合うことができる。
 ただし、時間の分だけでしみついて、凝り固まってしまった構えもあったりする。

 自分でもしつこいなー、と思ったり、重たいなー、と思ったりもするけれど、
 仕方がない。 

 10年続いたこと、15年続いたこと、はそれぞれ中身がどんなものであろうと、
 それは一つの形になる。
 不細工だったり、いびつだったり。
 でも、それはそれで、積み重ねた証がある。

 ひとことでは言えない。
 重ねた年月の中身ってどんなものなんだろう…。


 もちろん10年たったら、その形は変わらないわけはなくて。
 いろんなことが少しずつ変わっていく。
 それは好ましい変わり方だったり、気に喰わない変わり方だったり、自分のこと
 ではないから、それはとやかく言えない。
 お互いさま。

 だけど、それを丸ごと知っているということって、なんか不思議。
 向こうは知らないだろうけど…。


 「もう好きじゃない。」
 「何が好きだったんだろう…。」
 と、思ったこともあったけど、やっぱり好きだなー、と改めて思った。

 紡いだものから感じる信頼は、結局変わらない。
 はじまりから、同じ。

 それも時間が経たなければわからなかったこと。
 やっぱりわたしも変わったり、変わらなかったり、変わったりしてるんだな。


 図らずもあの人が言っていた“不器用”。
 少し不器用なくらいがちょうどいい。


 おめでとう。
 途上のいちにち。
 はじまりのいちにち。

 そこに、わたしもいたんだな。
 こうして月日がたっても。


 妹からはメールfrom Bali。
 もう旅立ってたのか―。

 波音が聞こえる。
 ゆったりとした時間の流れが見える。

 あー。
 行きたいな、Bali。
 むしろ、帰りたい…。


 ♪BGM/小島ケイタニーラブ AL.『小島敬太』

 
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2012年10月09日(火) 長文:言いたいことはたくさんある。


 今日はなかなかいい日、のハズだった。


 一人勝手に秋休み休暇中の4日目。

 友人Eが第二子妊娠中で産休に入ったため、お休みのわたしと予定がぴったり!
 お家にお邪魔してお茶会。

 数か月ぶりの再会も、いつものように声が嗄れるほどにしゃべり倒す。
 なんであんなにしゃべりが止まらないんだろう…。
 と、いつも疑問。

 お互いの生活を全く浸食しない関係。
 たまに会って、近況報告。
 それだけでなぜかお互いが鼓舞される。
 (わたしだけでないといいんだけどな。)

 おちびの頃に会った以来の娘ちゃんも立派に小学生。
 思った以上にかわいく育っていて、ああいう生き物がお家にいたらさぞや
 幸せだろう、楽しいだろう、と感じる。

 次は2人目が出てきてからかしら、と2人で言い合う。
 残りの妊婦Lifeが健やかなものであることを祈って☆


 夕方お家をおいとましたわたしは、秋休み中の懸案事項、
 『IKEAに行く』
 を実行するため、ナビすらないわが軽carで、方向だけを頼りに車を走らせる。


 その途中で、数日前返ってこなかったメールの主にメール。

 その場所があまりにも懐かしかったから…。
 地名のひとつひとつにきゅーんとした。


 いいところまで行っていたカンジだったのが(たぶん)、着くすんでのところで
 迷いに迷う。


 そんな中。
 期待もしていなかったメールの返信。

 ”ひとり?
 ごはんは?”


 そこから何度かメールのやり取りをして、わたしがIKEAに行った後、お茶を
 するために合流をすることに。


 IKEAへは何とかたどり着き。
 weekdayの閉店間近とあって、なんとも人がいない!
 ちょー見やすい!

 とはいえ、時間が気になって、それどころではなかったのだけれど…。

 戦利品は、
 ・食器2枚(ブルー系)
 ・クッション
 ・eatクリップ
 ・ブランケット

 大物は改めて、ということで。


 「お待たせするかも」
 と、前代未聞のメールを送ったら、結局IKEAから極近だったことが判明。
 わたしが待つことに。
 いつもの展開。

 なぜその場所が速攻わかったかというと、近くの本屋さんエピソードを
 思い出したからだった。
 あの頃の記憶。
 忘れていたエピソード。
 足を踏み入れたら蘇ってきた。


 「もうすぐ着く」で、なぜこんなに待つはめに…と思うこと数十分。
 ま、それもいつもの通りといえばその通り。
 「久しぶりー」もないままに、普通に手を振って現れる。
 なんだかまごまごしている間に、「あっちへ行ってもいい!?」
 断る余地はない。
 もう決まってる。


 途中で酔ったコンビニでよくよく事情を聞くと、何人かが集まっていることがわかる。
 なぜこんなはめに…。


 お久しぶりのHちゃんと会えたのはよかったけれど、決して良いとは思っていない
 Kや誰とも知らない人も。


 いつもと同じように微妙な緊張感がよぎって、あの人は話さない。
 それを見計らってHちゃんが来てくれたり、なぜかKやYを呼びつける始末。

 会話は続かない…。
 話したいことも、それほどあるわけじゃない…。
 その事実が、2人の間に流れる。
 そのことが、わたしを暗い気持ちにさせる。

 結局、明日もあるので、わたしとあの人は先に出る。


 別れた後、ひとり車を飛ばしながら、いろいろなことを考える。
 思い出らしきものはほとんど思い出せないまま。
 思い出したいことはたくさんあるのに。
 大切にとって置きたかったことも、今では何も覚えていない…。
 Hちゃんの言ったことも、頭をよぎる。


 結局わたしたちは、お互いを失くすのが怖かったんじゃないかと思ったりもする。

 あなたにとって、わたしは、唯一心を開きかけた相手。
 心を開きかけたという自覚。
 それこそがリスク。

 わたしにとって、あなたは、すべてを賭けた相手。
 賭ける前に残されていた可能性。
 それこそがリスク。

 お互いが去って行ったと自覚することで、失うものは多かったんじゃないかな…。

 だからこそ、言いたいことがあっても、何とか全てを言わなくてすむように
 努力した。
 そういうことを続けているうちに、言いたいことが何なのかがわからなくなった。
 言いたいことこそ言えなくなった。
 気を遣うあまりに、どんどん言いたいことが、気持ちと離れていった。
 そんな状態のまま顔を合わせているうちに、大切なのにもかかわらず、顔を
 合わせることで気が重くなっていった。
 他の人の方が気楽だった。


 それはきっと、わたしたちにしかわからないと思う。
 Hちゃんの言い分はもっともだけれど、わたしたちにしかわからない。
 お互いさま、だから。


 軽い気持ちでお茶に誘っただけなのに、こんな想いになるなんて。
 混乱。
 足を突っ込むべき場所ではなかった。
 あの頃のわたしはそうでなくとも、今のわたしには到底耐えられるべくもない。
 改めて思い知る。


 わたしのことをそんな風に思っていたんだ…。
 そんな風に信じてくれていたんだ…。
 改めて実感したこと、知らせてくれたことは、あった。


 言いたいことはたくさんある。


 明日は行くんだろうか…。
 妹と、かき氷を食べに行く予定にしてしまった。
 逃げているのかもしれない。
 それでも、逃げるしかない。


 ♪BGM/J-WAVE
    (なぜか、星野源登場☆)


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2012年10月03日(水) 映画の神様。

 全然眠れていないのに、やっぱりAM5:00頃目が覚める。
 緊張か…。


 今日から新しい仕事。
 ありえないほど緊張している。
 2Wくらい前から、ぐっすり眠れないし。
 早朝に目が覚めるのは、緊張に違いない。

 とりあえず一日目は終了。

 仕事を引き継いだTさんにもメールをしてみる。
 Res:が返ってきて、ようやくほっとする。


 あまりにも緊張が取れないので、やっぱり!と映画を見に行く。
 &新しい仕事が入ってきたせいで、通常の業務も混み混み。
 死ぬほど働く羽目に。

 明日も別件の仕事だけれど、そんなことを気にしている場合ではない。

 出張先から行くことになると、出られる映画館は限られている。
 家からはどうしても遠い場所で、職場からの便がいいところ。


 見たくて見たくて仕方のなかった『夢売るふたり』。
 念願。

 …と思っていたら、なんと西川美和監督&江原由夏さんのトークショー付!!!


 涙…。
 先延ばしにしてしまった甲斐もあり。
 ほんとにわたし、西川監督運抜群。



 『夢売るふたり』 ★★★★★

 『ゆれる』、『ディア・ドクター』と比べると、何とも言えない鑑賞後感。
 やはりテーマが、“おんな”のせいだろうか…。
 あと、何度か見たい。

 確かに、魅力的な女性たちが目白押しで。

 ひとみちゃんはもちろんだけれど。
 (あの髪型、衣装は抜群!VIVA★DressDown。)

 わたし的には、砂羽さんがよかった―。
 かっこよくて、潔くて、きれいで、仕事ができて、しかもエロい…。
 こんな女子、最高じゃないか。

 そして前々から気になっていた、安藤玉恵さん。
 なんと元ポツドール所属。
 だからだー。
 いつも不遇な役が多いのだけれど、上品と下品のぎりぎりのバランスが
 素晴らしい☆
 東北弁の醸し出す雰囲気と相まって、何とも言えない仄暗さが最高にいやらしい。
 大好き―。

 松さんはさすがの貫録だったし、阿部さんとの夫婦感はやはり夫婦のバランスで、
 やっぱりこうやって補い合うものなのだな、と。
 その凸と凹のバランスは、互いを助けるものでもあり、大きなすれ違いをも
 生むものだな、と。


 その後の西川監督のインタビュー。
 特に、“なぜウエイトリフターを登場させたのか”という問いへの答えが
 最高だった。
 こんなに確信を持って、その必然性を語ることができることができるからこそ、
 あの繊細で脆い、ひとみのキャラクターができたんだな、と改めて。

 そして、ひとみ役の江原さん、うそを本当にする、映画を地で行く展開。
 恐ろしき西川演出の怨念…。


 とりあえず、あと数回見よう!


 その後、サイン会にも参加して、西川監督に思いを伝えられたのもよかった。
 本当に美人で、センスが良くて、大好き☆

 健康に気を付けて、素敵な映画を1作でも多く生み出してほしい。


 頑張ったご褒美か。
 映画の神様は、わたしの味方をしてくれているらしい…。


 あっちこっちへと感情が動かされた1日。
 緊張も解け、気持ちが緩む。
 映画でも、「泣ける!」みたいな、わかりやすい場面ばなかったけれど、
 なんとも言えない感情が次々と湧き上がる。

 帰りにマッキーのAL.『Cicada』を聴いていた。
 よく聴いていた時期のことが鮮やかに蘇ってきたこともあり、今ではない
 “いつか”に戻っていく。

 曲が“BLIND”に差し掛かった時、詩を忘れずに歌える自分に驚いた。
 歌っている間に、涙がぼろぼろこぼれてきて、家に帰る道の途中で号泣
 しながら歩いた。


 ♪BGM/J-WAVE


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