土方聖架の日記

2010年10月13日(水) 龍馬伝「さらば高杉晋作」

ひょっとしなくても中岡慎太郎が主役の方が斬新で面白いかもしれん…と思った今回…

とりあえずコイツのおかげで「大政奉還の龍馬が絶対正義」という感じが崩れて色々よかったです。
木戸さんもこの位カッチョよく対抗すればいいのにと少し思ったが、泣きながら高杉に早く新しい世の中を見せるためにも武力倒幕なんじゃと叫ぶのは萌えたからいいか…(いいのかよ!)

まあ高杉にはちょっとどころでなく違和感あるんだけどな。
短期間で龍馬フリークになりすぎなのと、あと穏健な高杉がありえない(爆)
高杉は確か桂さんがいくつかの藩で連合して幕府に対抗しようとしていた時期に長州一藩だけでやればいいんですと叫んでたような気がするのだが。

風雲児のイメージが戦闘を着流しで行う、しかないのも物悲しい。まあ龍馬が主役な分尺がないのはわかるんだがな!

松陰先生はあれだけの出番であれだけのインパクトを与えたのにと思うと、色々惜しい高杉でした。まあでも世間人気は上がったと思うよ。皮肉でなく。



2010年10月06日(水) 逃げちゃだめだはやっぱり駄目だ

歴史ヒストリアの桂小五郎特集は、思ったより悪くなかった気がする。
いや、生き延びた人を、壮烈な戦死や暗殺死よりも数段貶める内容だったのはやっぱり噴飯ものなのだが、そのへんはあらすじで諦めついてたから。

とりあえず、池田屋で屋根から逃げた説を採るとして、
何故逃げてはいけないのか真面目な顔で問いたかった。「踏ん張りがきかない性格、性質」とどこぞの先生がしたり顔でゆーとりましたが、あの場所で少しでも踏ん張ってたら桂さん人生終わってるよ!!!!

まあでも逃げたこと生き残ったことを本人が気にしまくっているというのはわかるなあ〜そうだよなあ〜潜伏中の駄目さが萌えだよなあ(黙れ)とかまあ。


とりあえずエヴァ語を使うのはやめてください。

あ、先日の日記の高杉の政治面はセンスがないじゃなくて堪え性がないということで訂正。センスはあったよ。突撃的なのが(笑)



2010年10月05日(火) 龍馬伝初?文句

大河ドラマ龍馬伝は基本絶賛体勢だったんだが、第四部はかなり首を傾げている。

それまでは龍馬の思い通りにならない話だったけど、第四部は龍馬がかき回すから違和感があったのかなあと思ったが、後藤との対決は面白かったのでそうでもないらしい。

となると。
…高杉晋作の描き方がおかしい、という一事に尽きる…

公式見てても晋作と龍馬は同類!というスタンスらしく、それに異論はないんだけど「だから晋作は龍馬とまったく同じ考え同じ主張」になるのは違うと思う。
まあ晋作が武力倒幕に反対だったかどうかは確かに定かじゃないんだけど、「武力で打ちのめされないと集団としての人間は諦めない」というやるせねえ真理はクーデター率いた経験者として肌で知ってたんじゃないかと思うので、戦をやめましょうと叫ぶ高杉はすごく違和感がある。いや戦闘バカとも思ってないけどね?政治になると伊藤や山県にのけ者にされちゃう位センスないのよ奴は…

つーかいくらイメージだからって戦闘中に着流しはないだろう。
上野の銅像を見た西郷の奥さん?の「こんなだらしない人じゃない」って言った気持ちがすっげえよくわかったよ…


あと武力倒幕=悪ぽいのもなんか気になるなあ。
後の歴史(戊辰戦争)を見る限り、悲しいかな必然だった気がするので…

ま、とりあえず土佐を利用して大政奉還しようとする龍馬はよかったと思う。
こんな「政治」ができただけでも高杉とはずいぶん違うと思うんだ。


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