愚痴日記

2008年07月31日(木)



 明日は早や・・・八月・・・
どちら様も暑中お見舞い申し上げます。





母の我を
ふと漏らしたる
愚かさを
悔いる日もあり
流れる日々に





滅びるにしろ、荘厳の威風ともうすものがございまする。
いやしく勝つより、堂々と滅びる姿こそ、武士として尊ばねばなりませぬ。

            澤田 ふじ子  『有明の月』 より








2008年07月29日(火)


朝曇りは油断ならない・・と言う。
これは曇っているからといって涼しいつもりでいたら
こんな日こそ厳しい暑さの一日だということらしいけれど
きのうは午後から急に陰って来てあっという間に大雨になった。
大きな音の雷はないものの稲光が不気味でお店が停電した。
こんな時には急場をしのぐ自家発電に切り替わるらしくて
あっ停電だ、と店内に動揺がはしったすぐに切り替わったようだ。
が副店長の指示でエスカレ−ターとエレベーターの前へ走る社員もいた。
停電中の事故を防ぐためにエスカレーターとエレベーターの使用が禁止されたのだ。
それでも自己発電のおかげで店内は明るいけれどエアコンの力が弱いのか急に暑くなって来て、クーラーにさらされた情けない現実を思い知る。
小1時間後くらいに無事 停電も回避されて普通の店内に戻ったので社員さんは事務所のPCの確認に散っていった。

私も家のPCやら洗濯物やらいろいろ気になるけれどまだ帰れませんがな。

案の定 家に帰ったらPCが繋がらない。
まだゴロゴロ雷さんがお仕事してはるようなので
夕べはあきらめて寝たけれど、おかげさんで今朝は一度すべての電源を抜いてネットに繋げてみたらおおっ・・OK!!
よかった!!














2008年07月28日(月)


一週間か十日に一度くらい寝付けない夜がくる。

夕べもふとんに入って4時間たっても寝付けなかった。
これじゃ あと小1時間くらいしか寝れない計算になるからと
ダンナを起こさないようにそっと起きだして二階にあがった。
まだまだ暑いけれどそろそろ夏糸は止めて
ふつうの毛糸のものを何か編もうと物色した。
ダイニングの長椅子の座布団でも編んでみようか・・
いつも図書館で本を借りるときに
編み物の本かおしゃれ工房を1冊加えている。
そこで 残り糸を利用したかわいいモチーフ繋ぎのマットをコピーしておいたので、さっそく編み始めてみよう。
今年の初めから諸事情で光熱費の節約のために夜はダンナと同じ部屋で過ごしている。
当然 テレビのチャンネル権はダンナに譲っているから私は見たくもないテレビを回避するために、すぐに形になる小物ばっかりの編み物を始めた。
いろんなことを心に思いながら・・。

そんな感じでやり過ごした夜明けで早朝から水遣りをした。
暑いからなのか、健康のためなのかウオーキングの人が多くて見知らぬ人が家の前をそれぞれのペースで通り過ぎていかれる。
きょうもうだるような暑い一日だろうけれど、明日はまた楽しみな歴史教室に行くことだしちょっくら頑張りましょうかね。
でも今頃になって眠くなってきた。
ヤだなぁ・・。












2008年07月25日(金)

1ヶ月計画で健康診断のために『誰にも宣言しないダイエット』を密かに、密かに実行していた。
朝食もバナナ1本と家で作ったゴーヤかトマトのジュースのみ。
昼間の間食はパートに行っているせいもあって普段からしない。
夕食後のプチおやつもすべてパス。
パートがお休みのときはひたすらプール。
かなりがんばって臨んだ健康診断は、体重でいうとたった1キロのマイナスのみ。
報われていないなぁ。
おなか周りを測るメタボ検診があるというのでかなりのプレッシャーだった
医師に提出する問診票の復囲を記入する欄は自測・申告とあった。
空欄にしていたらロッカーで先に検診をうけたパート仲間からいろいろ報告が入る。
記入していかなかったら測ってくれはるけれど
「はーい、おなかの力を抜いてください」って言われて
気が緩んだとたんに測られるからおなかに力を入れて頑張っててもうまいこと測られてしまうよ、でも自己申告でいいらしいよ・・
しめしめ・・
それを聞いた私を含め数人のパートが早速ロッカーで自己申告の腹囲を記入する
私75センチて書いたよ
あんた、ウエストと違うよ、腹囲やで、おへその周りで限りなくヒップに近い数字のはずやで、75センチのはずないやろ・・
ええねん、Kさんも何も言われんとOKやったらしいよ
そんな会話のあげくに私も正直に・・・自己申告・・

さぁ 今年も無事に検診が終わったことやし今夜は久しぶりにビールでも飲もうかな
でも うなぎはカロリーが高いからパス!!

溶けそうなくらい暑い夏の一日も無事に暮れていく







2008年07月20日(日)


梅雨明け10日といわれるような暑さがウソのような夜明け頃の涼しさ
なんて気持ちいいんだろう
やはり暑さ寒さがなければ人間の身体ってこんなに楽なんだ
朝顔が咲いて ご近所からいただいたミニひまわりも咲いた
きのうは花の終わったアジサイをダンナが刈り取ってくれた
行き場をなくしたあの でんでんむしは今朝は見当たらない
狭い庭のわずかな自然がこんなにも落ち着くなんて

夏休みになって世間様は3連休だそうで
何のバカンスの予定もない夫婦二人の暮らしはいつもと一緒
きょうだけダンナが休みであとは仕事三昧のくらし・・
それでいいのだと思う
斜に構えているわけではないけれど
私はここ何年も盆正月も日祭日もないパート勤めだ
己を見つめたらこれこそ身の程なのだろう
イヤなことは何も起こりませんように・・と祈る日々を送っている
















2008年07月18日(金)

朝 4時頃 雨の音で起きる
すごい降り方・・
駐車禁止の赤いコーン流れていないだろうか・・
今朝は水遣りしなくていいなぁ
二年ぶりにサボテンの白い花が咲いた
また 娘を思い出す・・

野茂選手が引退するそうな
ただただ お疲れ様と言いたい
日本の球界には戻らないようだから
今後の野茂さんの生き方を見てみたい

ドラマで放送されていた時は見なかった、見れなかった
Dr・コトーのDVDを毎晩のようにダンナと見ている
健康はひとつしかないのに
病気はそれこそゴマン・・とあって
私なんかはやはり 心の自己管理ができない不定愁訴だなぁ
それにしても3丁目の夕日といい
博士の愛した数式といい
原点の寅さんシリーズや北の国からといい
吉岡君は 「ホントにいい仕事してるなぁ」











2008年07月14日(月)


 ユネスコの世界遺産会議が今年はカナダのケベックで7月の2日から7日まで開かれた。
国土交通省と奈良県が平城京の地下にトンネルを掘って高速道路を作ろうとしているのに、工事をしたことによって生じる地下水による木簡の心配や世界遺産ゆえの景観などに強い危惧をいだいている歴史教室の先生とお仲間がケベックまで実情を訴えにいってこられた。
77歳という高齢だし、一昨年は帰りの飛行機の中でエコノミー症候群になられているしで無事に帰ってこられるのを心から祈っていた。
機内では水分をよく摂って座りっぱなしにならないように、という医師の注意をよく守ったようでナイアガラの滝の観光も楽しんでこられたようだ。
カナダはフランス領だったとかで、英語に加えてフランス語での陳情文作成と事前の準備も大変だったようで何とか高速道路の建設を食い止めて危機リストにならないように・・という先生の活動にはほんとうに頭が下がる。
ただ 日本政府がGOサインを出したものをユネスコがひっくり返す権限はないようでそうなった時に、奈良県民は黙って見ていたのか、何も行動を起こさなかったのかということのないように普段から署名集めなどの行動をされている。

ユネスコでもやはり一番お金を拠出しているのは日本だそうで、今は日本人が事務長です。
平泉は今回 世界遺産からもれたそうだけれど中尊寺や毛越寺はそれなりに保存されているようだけど、義経も住んだという柳の御所が今は駐車場になっているからそのことも落選の一因だそうです。
とにかく 世界遺産というのは景観を非常に重視されるので、奈良に高速道路なんていらない!!と、私も強く思っている。
















2008年07月13日(日)


たぶん 年齢にはさほど関係ないだろう失敗が続く・・

ダンナのお弁当の箸箱が空っぽだったり
せっかく入れたお茶を持たさなかったり
卵焼きの味付けをすっかり忘れて焼いてみたり
二階に干した洗濯物を取り込まなかったり
その他・・ほんとうにいろいろ・・

私がパート勤めを始めた頃に
今の私の年齢だった先輩のパートさんが
「大きな失敗をしないうちにパートを辞めたほうがいいよ」と
家族に言われてます、とおっしゃっていたことを思い出す。
歯や膝といった悪いところはあるものの
腰痛や頭痛は不定愁訴なのだろう・・。

朝 水遣りしながら狭い庭のあちこちで大きくなっている青しその虫に食われて穴ぼこだらけのレース模様をみていたら、私のようだととても愛おしくなる。


穴ぼこのレース模様に 我を見る

花咲かせ 実をつける 比して我は

あれこれの思い届かず 暑き夏














2008年07月11日(金)


何年前になるのか『すずらん』というタイトルの朝ドラマがあった
北海道のある駅に捨て子された萌という女の子がその駅の駅長さんに育てられて、戦争で夫を亡くしひとりで男の子を育てていた。
そのうち自分がある実業家が旅芸人の女性に産ませた子であることがわかり、一時は辞退したかなりの遺産で保育所だったか養護施設を息子夫婦と経営するというものだった・・と記憶している。
わたしに・・そんな遺産が転がりこむことはあり得ないけれど、私は不幸な子供たちを育ててみたいというダンナにも語ったことのないほんとに夢のようなことを思っている。
だから今の朝ドラで一人娘と孫に会えなくなったからと、東京都の里親になった勝太郎さんの気持ちは理解できるのだ。
以前 そんな里親のことを書いた『ぶどうの木』や、児童虐待のことを題材にした『it”s それといわれた子』や『シーラという子』などの本を読んでそんな気持ちを静かに暖めている。
でも私が里親になることはきっとない。
何より 自信がない。
自分の娘の気持ちも理解できないで毎日苦しんでいるのだから・・。

ただテレビはいいよなぁ。
一週間や半年の放送の間で人の気持ちも変わって解決するのだもの。
7月に入って またあの日をカウントダウンしている自分がいる。
だけど私くらいの歳になったらこういうことも含めていい加減落ち着かないとなぁ・・今朝もお皿を割ってしまった・・












2008年07月10日(木)


朝夕に神棚に点す灯明は娘の無事を祈っているけれど
ろうそくが燃え尽きるときに ふっと強く香る。
何か用事をしていたり
別の部屋にいたりしたら気がつかないその香りがとても好きだ。
風向きもあるのだろうけれど
今朝はことさらに強く香って 何気に夏の到来を感じる。

駅に行く道に咲いているノウゼンカズラのオレンジ色が
少し前までは好きだったのに 今ではキツイと感じて疲れてしまうほど。
でも もう少し駅に近づいたらアガパンサスも咲いていて
このキレイな水色にずいぶんと慰められる。
目に映る自然でさえも調和を保っているのだなぁと・・つくづく思う。

この7月に起きるかもしれないことが
これから先の兄弟のあり方も決めてしまうかもしれない。
それにしても何故・・という気持ちばかり・・。
どうなっていくのだろう・・
どうするつもりなのだろう・・





















2008年07月04日(金)


早や 四国は梅雨が明けたようだ
奈良も梅雨明けを思わすような暑さだ
じめじめした暑さではなくてきょうは風もあってカラッとした暑さ
結構 過ごしやすかった
関西では京都の祇園祭り、大阪の天神祭りの頃が暑さの最高だ
さて 今年はどんなものでありましょうか

パートが休みの日は膝のためになるべくプールに行くようにしている
最近は暑い日が続くので、いつもはジム組の人もプールで見かける
アクアビクスでも水泳教室でもイケメンのお兄ちゃんが担当のクラスは参加者が多い
ほとんどが年金生活だと思われるおばちゃんで、みんな好き勝手なことを言って参加している
「あのお兄ちゃん男前やし かっこええけどうちの息子のほうがイケてる」
「ほんまやなぁ あのお兄ちゃんうまいけど男前はうちの息子のほうが勝ってるわ」
(インストラクターはみんな二十代で、おばちゃん達の息子はきっと40歳前後だろうから比べるほうが可笑しいけれど、そこが大阪のおばちゃんだ)

話題は健康が一番で次に年金の額
ここに来ているおばちゃんたちは軒並みに嫁の話はしない
息子夫婦とはキレイに分けているようでそれぞれの生活を楽しみ、老後を謳歌しているように私には見える
ほとんどの人が携帯電話を持ち、ジムでできたお友達同士連絡をとりあってランチやら旅行だらを楽しんでいるようだ
たまには誰かさんの悪口も飛び交ってはいるけれど、皆さん上手に生きておられるように見える
今を維持できる健康と少々のゆとりある暮らしだな












2008年07月03日(木)

お客様のことをあれこれ言うのはいけませんが・・

きょう レジ係りの人が私に視力はいいですか、と聞く
普通だけれど遠近両用かけてるから大丈夫だよ、と言ったら
すいませんがお客さんが針に糸を通してください、って
んんん・・・
レジの横の椅子におじいちゃんのお客さんが座っておられて
「すまんが、この針に糸 通しといてんか」
携帯のような裁縫セットに白い糸と黒い糸と針があって
「ひとりでボタンつけたり縫ったりせんなんから、この糸 通しといんてんか」 と言う依頼だった
そりゃ 糸 通すくらいのことはするけれど、このお客さん度々来店する人で確か隣りに息子夫婦が住んでるはず
先の父の日のセールのときに
「父の日やけど息子にプレゼントしたい」と散々、家庭のことを聞かされた
いつでもちょっとした繕いができるように用意しておくのだろうけれど、スーパーの店員に頼むか・・

別なお客さんで私ら従業員が潔癖おじさんと言ってる人がいる
お金というか人の手をとても汚いものだと思っているようで、1980円の商品を買って2千円を出し20円のおつりを直接受け取らない
レジの受け皿に入れさせてその受け皿からビニール袋で受け取る
そしてレジに渡した2千円は消毒液に浸けたのかにおいがプンプンのびしょ濡れ状態・・
だからどんなものでもビニールに入ったものしか買わない
袋に入ったものがなければ店長を呼べと怒る

まぁ こんな具合でたかがスーパーだけれどある意味社会の縮図のようだ





















 < 過去  INDEX  未来 >


孫二人 [MAIL]

My追加