夏休みに入るときになって、 突然息子が、「俺、バドミントンやるから」と言い出し、 何かと思ったら、秋に開催されるバドミントン大会への出場を志望したとのこと。 区の大会で、4年生から出場資格がもらえるので、 どうやら楽しみにしていたようなんです。
さっそく夏休みに入ってから練習が始まりました。 息子の場合、金管クラブの練習に、プールに、バドミントンと 夏休みなのに早朝から夕方近くまでフルに学校にいるので、 働く親としてはありがたい。(不謹慎!?)
ところで先日山に出かけた息子がなにやら興奮気味に私に電話。 「バドミントンのラケットがあったんだよー。持って帰るから。」 と嬉しそう。
届いたラケットを見て、驚いてしまいました。 なんと、私が高校生時代使っていたバドミントンのラケットだったんです。 山の家の物置にほとんど忘れ去られていたのです。 思えば私、高校時代バドミントン部だったんですよね。^^; 当時、親に無理を言って、ヨネックスのそこそこ良いものを買ってもらったことを思い出しました。 当然子供向けのお遊びラケットではないですから息子が興奮するのも無理ありません。 ガットもしっかりしているので、張り替える必要もないでしょう、と 先生に言われて、頬が上がってしまうほど喜んでいる息子でした。
親子2代で使うことになったラケットも嬉しいんじゃないかな。 試合に向け、練習あるのみ! (実は、パールのスタッフのお嬢さんは全国大会に出場が決まった選手! 今年高校生最後の大会に挑むそうです。ガンバレー♪ 終わったら息子に指導して♪笑)
お子様のいらっしゃるご家庭では、もうすぐ夏休み。 あのパワー全開が毎日居ると思うだけで、いまから戦々恐々としてしまう! と思っていらっしゃる方も少なくないのでは。笑。
子供のエネルギーは凄いですよね。 休みだからなのか、朝からハイパー、今日は何をしようか、と 計画して、あれしようこれしようと言ってきます。 仕事をしているママにとっては、朝の忙しい時間から、まとわりつかれて、 滞ることも沢山。
当然我が家も、能天気親子ですから、朝からにぎやかです。 それでも小学校に入ってから、息子には一つの目標があって とうとう4年目に突入です。
それは夏のプール水泳講習。
都会の小学校ゆえ、日がさんさんとは照らないプールですが、 それでも楽しみにずっと皆勤賞をいただいている息子。 6年間皆勤を取る!と意気込んでいるんですよ。
もともと水は大好きですが、スイミングなどのお稽古経験もなく、 ひたすら学校のプールだけで練習するので、 上達は遅いのかもしれませんが、黒になった(レベルのことらしい)とか、 検定で落っこちた!とか、大騒ぎしています。
この夏、4年生にもなると、塾通いも始まって、 スケジュールを見たらなんと8日間も塾とプールが重なってしまいました。 普通なら、塾優先で、となるのでしょうが、 重なったと伝えただけで大粒の涙を流して、 「どうして塾はいじわるするんだろう」と歯を食いしばっているんです(−−;;)。 (親としてはこの食いしばりを勉強に向けてくれたら、なんて思ってしまうわけで)
私には決めていたことがありました。 塾も勿論やってもらいたいことだけど、皆勤賞を取る、 しかも6年間取るという目標は、 一つの自信にもつながるし、やり遂げた達成感を味あわせてあげたいという 思いがあり、もともとからプールを優先するつもりでいるんです。 その代わり、午前中は私が戦争状態。 朝塾に行かせ、途中で早退のお迎えにいって、その足でプールへ送り届ける。 しかも今年から入部している金管クラブの練習もあるらしく、 お弁当がなにやら要るらしい・・・・・・(@@)。
夏の予定はプールに、塾に、金管に、その他もあって息子は充実そのもの。
あ、お盆の営業については今計画中ですので、お待ちくださいね。
昨今の凶悪事件に子供が関わるものが大変多く、 ニュースを知るたび、心が痛くなるこのごろです。 被害者のお気持ちは察する以上のものだと、言葉もありません。 犯してしまったことは本当に許されるものでは勿論ないけれど、 そこまでに至ってしまう原因は何なのか、子供が居ない方でも、 子供の心理について考えさせられることではないでしょうか。
以前息子の小学校の校長先生が、 小学校時代での過ごし方がとても重要であるとおっしゃっていました。 中学で事件を起こしたからといって中学生だからなのではなく、 それまでに積み上げてきた小学生での心理状態が要因、原因であると。 まさに小学校へ通う息子がいる私には重い言葉です。
よく男の子は簡単だ、と言われます。 それは、何かあっても喧嘩で表にでることが多く、終わればおしまい!になるからだったり、 もともと群をなして行動をしないので、女の子にありがちなグループ争いや、 仲間はずれなどが少ないと言われているからです。 でも、私は最近男の子も女の子と変わらなくなってきたと思っています。
世の中女っぽいと言われる男性、実際華奢な男性が多いですし、 女性のほうがむしろたくましい社会になってきていると思いませんか? 仕事でも叩かれたらすぐに止めてしまう男性が多いそうです。 何を!と発奮するのではなく、じゃ、いいや!と執着せず諦めてしまう人が とても多いそうです。
男性蔑視ではありません。むしろ男はこうあるべきという固定観念から、 抜け出せないでいる社会が、男性を追い込んでしまっているのではないかと思っています。 男だって弱音をはきたいし、できないことがあって当然だし、 性に関してだっていつも加害者であることはないのです。 男の子のセクシャルハラスメントが社会で認知されていないから訴えが表面に出てこないと、あるテレビで解説者が話していました。 専門相談にも、そのテの相談はイタズラと解釈され、電話など切られてしまうそうです。 誰にも悩みを告げられず、独りぼっちの世界を続けていたら、人間おかしくなるのも当然です。
被害者になるのも加害者になるのも親として家族としてやり切れません。 何かサインがあると言います。 見逃さないで知るために、何をすればいいのか、 いけないことと判っていて、悪いこともしちゃうけど、 人殺しなどの犯罪まではしない線引きをどこで、引き間違えてしまうのか。
頭の中までかち割ってみることが出来ないからこそ、何気ない表情や、 行動を見逃さないためにどうしたらいいのか。 コミュニケーションが何より大切だとは思うけれども、心を開いてくれないとき、 どうして関わればいいのか。 時には探偵のように、持ち物などをチェックすることもしなくてはいけないのかもしれませんね。
一連の事件を聞いていると、 表だって人に迷惑かけず、おとなしくて、面倒の無い子供。 大人の前でとても良い子。成績の良い子。 まさかと思われる子ばかりが犯罪を犯しています。
自分の未熟さを痛感する毎日です。
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