雑記
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2004年04月29日(木) 対チェコ戦

びっくりしました。

FIFAランク9位のチェコ(この格付けによる評価の是非は別として目安のひとつにはなると思います)は
ここ20試合でわずか1敗。圧倒的な攻撃力。
中心選手は前年度欧州最優秀選手のネドベド(表記が正確かはわかりません)。

スタメンはハンガリー戦のスタメンのボランチ2人を小野・稲本と交換しただけでした。
妥当だと思います。DFは他にいないし、FWは結果だしてたし。
中田は疲労性の怪我で欠場、お大事に。
チェコ側も、EURO2004を6月に控え、結構ベストっぽいメンバー。
もちろん、テストマッチと考えていたんでしょうけど。

前半。序盤からなんだかおかしかったです。
チェコは攻撃全開で、何度も日本DFを崩すも詰めが甘い感じです。
前半10分にはゴールするもオフサイド判定。結局チェコペース時には決めきれません。
逆に、前がかりに来すぎて後ろがスカスカ。日本のパスが面白いように通り、シュートを許すように。
すると、日本が思った以上にチェコ陣内で自由にプレイできるようになり、
小野稲本を中心にいいパス回しをしてたのですが、サーンートースー・・・持ちすぎ。
チェコのキーマン、ネドベドを稲本が結構封じていて、小野もいいパス出してました。
久保もいい動きをみせ、玉田もハンガリー戦の得点が自信になったんでしょうねぇ。
大方の予想に反して、互角の試合運び。ハンガリー戦の前半とは大違いです。
やればできるんじゃないか。インド戦でもやりましょう。
前半32分の久保のゴールはよかったですねぇ。
切り替えしてからのシュートはハンガリー戦前半ラストのプレイと似てましたけど、
今回は左足(利き足)でシュートできたのが大きかったのでしょうか。
結局、前半は日本ペースといえる内容でした。

後半は頭からチェコがメンバーを7人交換してくるなど、テスト色は残してましたが、
ネドベドはそのまま。やはりこのままでは退けないんでしょうかね。
とはいえ、後半はもっぱらチェコペース。本気だしてきたんでしょうか。
後半20分ごろからは日本もメンバー交代。流れを劇的に変えることはできなかったけど、
今までとは違う選手交代を結構してました。サントスさげたり。
柳沢も後半18分から途中出場。直後にゴールかとおもったらオフサイド、とぬか喜びさせてくれました。
その後もずーっとチェコペース。何度も決定的ピンチを迎えるも、楢崎神セーブ。
結局1-0で試合終了。この集中力を今後の試合でも見せてもらいたいものです。


2004年04月25日(日) 対ハンガリー戦

ここ数日、各種代表クラスの試合が続いてて、なかなか楽しいです。
今日はフル代表が欧州遠征第一弾としてハンガリーと対戦。
ハンガリーは、ランク的にはオマーンと大差ないのですが、
W杯で準優勝したこともあるところ。
しかも、史上初のハンガリー国内で生放送しないというほどのなめっぷり。
日本側も、いわゆる海外組が日程の都合で参加できずに国内組のみでの試合。
しかも、ハンガリー到着後の初練習が11人というなめっぷり。
ACL(アジアチャンピオンズリーグ)だったかな?に出場する横浜Mと磐田の選手は
水曜に試合してそのまま合流という強行日程。
まー、いわゆる国内組としては、海外組がいないうちにアピールアピールといった
チャンスだったわけなのですが。
結果からいうと、2-3で負け。前半は0-0。悪い芝状態、主に磐田勢の悪コンディション。
0得点は当然ながら、よく0失点で押さえたと。
後半、立て続けにセットプレーから2失点。DF、競り負けてます。
その後、ようやく動きの良くない磐田の3選手を順次交代。
これがうまく行った感じで、途中出場の本山が2アシストで一挙に同点。
しかも、得点者は2トップの玉田、久保。なんか、いい感じ?
結局、その後(ロスタイム)PK献上で勝ち越されました。さすがテレ東!!(八つ当たり)

収穫。なし。
ジーコ監督に解ってもらいたい事。いくらなんでも過密日程や長距離移動等で
コンディションが悪い選手はパフォーマンスが落ちる。
いくらなんでも途中合流の横浜M、磐田の5人全員先発はねーだろ。
さて、このことはシンガポール戦でも痛感したはずなのですが…。
とりあえず、この試合だけで磐田の選手に失格の烙印を押すのは酷なことですね。
すでにある程度の地位の確立している藤田や福西(おまけ)以外はもう一度テスト
するのが妥当だと思います。国内のキリンカップ系で。
あと、グラウンド状態という問題があると思うのですが、確か玉田の試合後の
インダビューで「スパイクを調整したら後半からしっくりきた」みたいなのが
あったと思うのですが、ベンチと選手の間にコミュニケートはないのでしょうか?
サッカーをテレビで観る事が少ない私でも、試合中に選手がベンチにスパイクを
チェンジするから用意して、みたいなのを見たことがあります。
確かに、後半からの動きは見違えるものがありました。
もっともハンガリーの選手が疲れから足が止まったというのが大きいとは思うのですが。
あとは、サントスだなー…、どうにかならんもんかね。


他の試合にも言及しておきましょうか。
まずは男子五輪代表のギリシア遠征。
五輪出場権を取り、あとはチーム内のポジション争いが注目なのですが、
どうにもこうにも、『谷間の世代』感を払拭しきれていません。
世間的には五輪出場で禊は済んだという感じなのかもしれませんが、
トゥーリオといった気化選手の加入、今野・徳永・平山という下の世代の"飛び級"が
あるからこその現在の競争の激化があるような感じがします。
今後は22歳・23歳といった本来の世代の選手の奮起に期待したいと思います。


最後に女子代表の五輪予選。
女子の場合は、五輪代表に年齢制限がないのだそうです。
どちらかというと注目されなかった女子サッカー。
同じ女子でもソフトボールには注目度も成績も水をあけられています。
選手たちも、五輪出場を決めることで女子サッカーを世間に認知してもらえると
張り切っていたようです。
なのに、予選2試合目。録画でしかもダイジェストってどういうことよ?
試合時間は90分なのに放送時間は60分ってどういうことよ?
いくら相手が格下で、結果も6-0だったにしてもよー、編集しまくりダイジェストはねーだろ。
おめーらに選手の「女子サッカーをアピールしたい」って気持ちを代弁する
資格はねーよ、このテレビ朝日がっ!!
さて、五輪予選結果ですが、出場権決定試合ではアジア最強にしてここ数年のアジア
のタイトルを総なめ、しかも対日本7連勝中の北朝鮮を相手に堂々の試合展開。
3-0の快勝で日本女子代表は見事アテ五輪出場権を獲得しました。
ここ1週間、様々なサッカーを見させていただきましたが、
一番見ごたえがあり、また見ていて楽しい試合でした。

なんか、いつもと違う感じなのは、単に酒を飲んだまま日記書いてるからです。
っていうか、結局ミハシューが4連勝かよっ!


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