サズカリ  おとうさんがつける、子供たちの成長記録
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うちのサズカリたち = かい♂13歳(1998/11生) + みー♀11歳(2000/9生) + あー8歳(2003/9生)


2002年09月30日(月) ことばって難しい

かいとパパの会話。

「きょう、なにたべたかあててみて。」
「えー、なんだろ。」
「く、がつくもの。」
「えーとね、くり。」
「ちがう。」
「くるみ。」
「ちがう。あのね、かき。」
「・・・」

近所のまりちゃん(4)とうちの奥さんの会話。

「まり、あたらしいヘアーピンかってもらったの。」
(帽子をかぶって隠している)
「うわあ、よかったねえ。どんなの。」
「ミッキーのなかま。」
「え、ミニーちゃん?」
「ううん。」
「じゃあ、ドナルド?」
「ううん。」
「じゃあ、ブルート?」
「ううん。ミッキーのなかまだよ。」
「・・わかんないなあ。見せてよ。」
帽子をとると、そこにはミッキーのヘアーピン。


教会のぐーちゃん(4)とうちの奥さんの会話

「きのう、おばあちゃんとダンボールでなにつくったでしょう。」
「えー、ヒント。」
「が、のつくもの。」
「えーと、学校。」
「ぶぶー。」
「うーん、わかんないなあ。降参。」
「ガッツたいいんのてっぽう。」
「・・・」


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2002年09月29日(日) 本だなのナゾ

朝6時半にかいがいきなりがばっと起き上がり、

「ほんだなは?」

眠い目で僕が

「本だなって?」
「きのうもらったやつ。」
「昨日、本だなもらってないよ。夢だよ、かい。」

急に泣きべそになるかい。

「きのう、もらったやつ!」
「・・・本だなは2階にあるやつしかないよ。」

号泣。
なんだなんだ、朝っぱらから。そりゃ本だな買わなくちゃと思ってたけど。

そのうちぴたっと泣き止んで、枕もとにあったミニカーをつかんで居間へ。
よくわからないまま、僕たちも一緒に起きることに。

かいは朝ご飯の準備中、熱心にミニカーを走らせている。
真っ赤なポルシェとベージュのオデッセイ。
昨日、みーの誕生プレゼントのお相伴で買ってもらったものだ。

と、そこでハタと気が付いた。

「かい、さっき探してたのって、そのミニカー?」
「うん。」

そう、オデッセイはホンダなのだった。チャンチャン。


今日は日曜日なので教会へ。

ママは腰の調子が悪かったので、礼拝の間、母子室で横になっていた。
母子室と言っても、うちの教会で礼拝中にここにいる子は、寝てしまった
赤ん坊くらいなもので、ほとんどは親と一緒に礼拝に出る。
小学生にもなると自分の聖書を開きながら、小さい子たちは絵を書いたり
絵本を読んだりしながら、それでも礼拝の雰囲気は十分感じつつ、
この時間を家族で共有するわけである。

かいとみーは、ママが席にいなくてもずいぶん静かにできていた。
最近はうちで「主の祈り」を教えているので、かいは礼拝の中でも一緒に
言えるようになってきた。
みーは賛美歌になると椅子の上に立ち、それなりに歌っている。

参加できる項目がだんだん増えていくのが、うれしい。


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2002年09月28日(土) 今日はいろいろすごかった

かい「きょうはパパおしごとおやすみなの?」
パパ「そうだよ。」
かい「かいくんもようちえんおやすみ?」
パパ「そうだよ。」
かい「じゃあ!パパとあそんであげるよ。」

普段はママが「早くご飯食べなさい」と言っても指をくわえていつまでもくねくねしているのに、土曜日はシャキッっとして、顔はらんらんと輝いている。


みーが音楽に合わせて踊っていた。終わるとぴたっとポーズするのでおかしくて笑ってたら
「みー、おもしょろい?」

歯磨き後のうがいをやり終えたみー。
「みー、しゅごい?」

ところで今日はみーの2歳の誕生会だ。
みーが昼寝している間に、パパとママとかいの3人でケーキ作り。
かいも大喜びで粉をふるったり(散らしたり)生地を練ったり(なめたり)ピーチをつぶしたり(食ったり)している。スポンジを焼くところまではうまくいったのだが、ボウルに塗ったバターが足りなかったらしく、割れてしまった。いや、割れるというよりぼろぼろと崩れていくスポンジ。崩れたカスをかすめ取って口に入れていくかい。ホイップ塗りたくってごまかした。最後はチューブに入ったチョコレートで飾り付け(茶色の他にピンクと白もあった)。しかし画用紙いっぱいにぐるぐるを書いて「せんろ」というかいと、絵ごころのまったくないパパが担当したせいで、糸くずを散らかしたような模様になった。みー、ごめんよ。

プレゼントのキティの等身大(なのかどうか、とにかくみーと同じくらいの大きさ)ぬいぐるみを見ると
「きてぃー、かあいーー!」
と喜んでくれて寝床まで連れて行ってくれたので、よかったよかった。(「また布団が狭くなる」とママがぼやいている)

今日の寝かしつけはパパ担当。(うちはパパ担当、ママ担当、一緒、が均等くらい)

みー「あい、おわし」
パパ「かい、何だって?」
かい「ありのおはなし。」
パパ「あり?」
みー「ん」

リクエストに答えて、いつも即興で話を作る。今日はかいは昼寝なしノンストップなので、早く寝せるため「羊が一匹」式でいくことにする。

「ありは家族がたくさんいるので、おうちにはお部屋がたくさんあります。1番目の部屋、2番目の部屋、3番目の部屋、・・・」

これをなるべく単調に繰り返す。18番目まで来てかいが「それで?」と急かすので

「まだ終わってないの。19番目の部屋、20番目の部屋、・・」

神妙に聞いているので、可愛そうになって30番目で終える。

「それで?」

「それで、1つの部屋に一匹ずつ住んでいます。1番目の部屋はかい、2番目の部屋はみー、3番目の部屋はパパ、4番目の部屋はママ、5番目の部屋はMかちゃん、6番目の部屋はKたくん、・・」

知っている限りの子供の名前を割り当て、最後には足りなくなってMかちゃんのパパとママも登場してもらって何とか30番目まで終える。

「それで?」 寝ないか・・

「ありさんたちのご飯の時間です。みんなで集まって食べるので、呼びに行きました。1番目の部屋を呼んで、2番目の部屋を呼んで、・・」30番目まで終える。

「それで?」 ・・・

「ご飯を食べ終わって、寝る時間です。1番目の部屋の電気が消えます。2番目の・・」30番目まで終える。うとうとしかけたと思ったのだが・・

「はみがきは!?」

根負けしたパパは「ありさんには歯がないので歯磨きはしないで寝るのです。」で終えてしまった。でもそれでかいも眠りについた。

兄が「落ちた」後もみーがいる。こちらはたっぷり昼寝している。「アンパンマンゴーゴー」「ゆりかごの歌」「ほたるこい」を次々と歌わされ、「パパもう寝るよ。」とウソ寝に入った後も、「ほたるこい」を無声音で(その辺がいじらしい)歌っている。

「ほ、ほ、ほーごっちょ。あっち、みーじゅ、あーまっぢょ。こっち、みーじゅ、あーまっぢょ」

どっちに行ったらいいか蛍が迷いそうだが、このフレーズを延々と繰り返すみー。ところが驚いたことに、そのうち最初の部分が変化してきた。

「ほ、ほ、ほーだっこい。」

おおわわー! これは面白い。繰り返しているうちにだんだん上達してきた。最初から、ちゃんと歌ってるつもりなんだね。自分でフィードバックしているうちにだんだん修正されるのか。成長成長。こうしてみーは30分以上歌い続け、疲れて寝てしまった。みー、2歳おめでとう。


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2002年09月27日(金) 家で何が・・

今日はカエルコールをしたのに、出たのは留守電。

あれ? 8時近いのに。

みーが昨日から風邪だったな、ちょっと心配(心配性な僕・・)

ガチャ。

「ただいまー」

シーン。

あれ?

寝室に行くと、灯りをつけたまま、3人とも服のまま、熟睡していた。

ま、そういうこともあるさ。


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2002年09月26日(木) ポケットの携帯が震えた

残業してたら携帯が震えた。自宅からだ。
いつも僕からカエルコールはするので、急用以外はかけるなと言ってある(うちの電話と通話すると高いから)。
何事かと心配しながらかけてみた。

パパ「もしもしー」
かい「パパ、きょうのごはんね、おとうふのみそしるとね、おさかなとね、まぜごはんなの。」
パパ「あー、そう、よかったねえ。かい、ママは?」
かい「かいくんね、いまね、ごはんたべてるの。パパのぶんものこしておいてあげるからね。」
パパ「あー、そう、どうもありがとう。ママは?」
かい「あのね、みーにかわりまーす。」
パパ「ねーかい、ママは」
みー「みー。」
  そのままだんまり。
  うしろでママが「みー、パパーって」
  おいこら!
みー「パパー」
ママ「聞こえたー?」
パパ「あのねー、どうしてかけたの」
ママ「子供たちがパパの声聞きたいっていうから。」

ブチ。こっちは仕事してんだぞー。

●本日のみー語録

あぐこー あぐごー たしわげっきー あぐだきー ののいごー (トトロのうた)


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2002年09月25日(水) いもうとの通訳

かいの言語能力のひとつに「赤ちゃん言葉通訳」がある。
みーの意味不明言葉を僕たちに通訳してくれるのだ。

みー「しおばけおわしー!」
パパ「??? かい、何だって?」
かい「しろいおばけのおはなし、してほしいの」
パパ「みー、そうか?」
みー「ん」

みー「かいー! かいー!」
パパ「かい、みーが呼んでるよ」
かい「ちがう、おかわり」
パパ「みー、おかわりか?」
みー「ん」

ってな具合。
その度に思いっきりかいをほめる。「さすが、お兄ちゃん」
実際、通訳するときのかいはすごく「お兄ちゃん」な顔をしている。
あー、助かる。
かいのときはぎーぎー泣きわめかれても、わかんないのはわかんなかったもんね。
兄弟っていいねえ。


みーは最近自分で服を脱いで自分でパジャマを着たがる。
(口とんがらかして一心にボタンをつけようとする姿には、マジで泣けた)

かいはみーの歯の仕上げ磨きを手伝ってあげたがる。

やってもらっていたのを、自分でやるようになり、人にやってあげるようになる。
これが成長ってやつなんだ。


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2002年09月24日(火) 何て楽チンなんだ

高岡早紀夫妻がやってる「メリット」のCMに影響されてうちでも「メリット」を使っているが、洗髪状況はCMのようにはいかなかった。
シャンプーの泡を洗い流す方法には、かいの名づけた2通りの方法があった。
「アイアイ方式」と「ジャパン方式」である。

「アイアイ方式」
サルが子供を抱くように首に手を回させて抱き、頭を手で支えながら髪だけを流す。

「ジャパン方式」
直立の子供の頭からお湯をジャパンとかける。その際、タオルで顔を覆う。

とにかく顔にお湯がかかるのが駄目なのだ。赤ん坊のとき泡が目に入って痛かったのがトラウマになっているらしい。僕としてはジャパンのほうが断然楽なのだが、頭からお湯をかぶる恐怖感でギャーギャーとわめき散らすので、近所迷惑を考えてアイアイになる。
みーは最初ジャパンを全然平気でやっていたのだが、かいがあんまりギャーギャー言うので連鎖反応でだめになった。腰にくるのを我慢しつつ、2人をアイアイする毎日。CMのような勇ましい洗髪シーン(顔も覆わないジャパン)など望むべくもなかった。

ところが、かいが画期的な方法を提案。直立して頭を思いっきり後ろに反らす。すると手前半分すべて髪、という状態になって、手で耳を覆うだけで泡がきれいに流せる。こりゃ楽だ。

風呂から上がった後も、最近は二人ともバスタオルを渡せば勝手に体に巻いて、待っているママの所へ行くようになった。ああ、なんて楽チンなんだ。成長してるって楽チンになることなんだね。神様、ありがとう。


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2002年09月23日(月) はじめにことばがあった

かい・・・男。3歳9ヶ月。
みー・・・女。1歳11ヶ月。

みーが「ありがと」と言えるようになったのはつい一昨日。
今まではちょこんと頭を下げるだけだったのに、
一昨日はおもちゃを手渡したら突然はっきりと口にした。
わお。
こんな感動が毎日あるのがこの時期。
思わず微笑んでしまうたどたどしさ、爆笑を誘うボケツッコミ。
あーもったいない、何かに書いておかなくちゃ、というわけで
日記を始めてみることにした。

かい 夕食の豚汁を見て「ぶたじるだいひょう!」

みー「こえ、あたしいぱーつー?」 これ、新しいパンツ?

みー「あー、こわえた」 かいのプラレールの電車が脱線して。

かい みーに「これいじょうはやっちゃだめだよ。」


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