感想メモ

2017年12月30日(土) 奥様は、取り扱い注意


 綾瀬はるか主演。面白そうなので見ることに。

 捨て子として育った菜美(綾瀬はるか)は、秘密諜報員として危険な任務につく毎日に嫌気がさし、自分が死んだことを装い、新たな人生を手に入れた。

 受付嬢として働いていたが、合コンに参加し、ひとめぼれして勇輝(西島秀俊)と結婚。新たな家で新米主婦として穏やかな生活をするはずが…。

 知り合いになった隣人の優里(広末涼子)、京子(本田翼)と仲良くなり、一緒に習い事をしたりと、毎日をエンジョイするはずが、近隣の主婦たちのトラブルを放っておくことができず、菜美は持ち前の特殊技術を使って解決を図るが…。

 綾瀬はるかは、「精霊の守り人」のバルサ役でのアクションシーンもすごいなーと思っていたが、この作品もアクションシーンは素晴らしい。でも、それでいて、かわいい! そのギャップがバルサとは違って面白かった。

 最初のうちは、勧善懲悪もののような感じで、面白く見ていたが、段々事件が大きくなって行き、夫の存在に疑いが見え始めて…。

 面白かったけれど、最後のシーンが意味深で…。あのあとどうなったのかな?

 気になる終わり方だったけれど、もしかしたら続きがあったりして…。

 それにしても、優里の夫(石黒賢)みたいなタイプも、京子の夫(中尾明慶)もどっちも嫌なタイプー。



2017年12月15日(金) 菜の花食堂のささやかな事件簿  碧野圭


碧野圭 だいわ文庫 2016

STORY:
菜の花食堂では月に2回料理教室を開いている。助手として働くことになった優希と靖子先生が生徒たちの問題などを解決していく。

感想:
 料理教室を舞台に、その生徒さんたちの悩みや問題などを解決していく…という短編連作集となっている。

 とても気楽に読めて、料理もおいしそうだし、なかなか気に入った。

 一つ気になったのは、靖子先生のカンがよすぎるところかな。どうして、わかるんだろう?という。

 すぐに気づくだけみたいだけれど、シャーロック・ホームズもびっくりなくらいな感じがするんだけど。(でも、そうじゃないと問題が解決しないよね)

 まあ、それさえ気にしなければ、気軽に読める。続編もできそうな終わり方。ホッとできる本で、気楽に読みたい人にはオススメ。



2017年12月08日(金) 居酒屋ぼったくり6  秋川滝美


秋川滝美 アルファポリス 2016

STORY:
ショッピングモールが完成し、美音と要の仲も進展。しかし、要は大建設会社の重要人物であるらしいことを知った美音は…。

感想:
 7を先に読んでしまい、6に戻った。

 美音と要の仲が進展したことで、今までの居酒屋内のやり取りだけではなくなったのがまあ新鮮といえば新鮮。だけど、料理とか酒とかが好きな人にはもしかしたら物足りないのかな?

 6では、ネットで検索したりとかも出てきて、これが7に繋がるわけですね。

 あとは町内の厄介ごととか、美音と馨の両親の過去の話とか。居酒屋を夫婦で経営するとなると、確かに子供とはすれ違いになってしまうのかな…。

 8も出ているようなので、続きも読もう。


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