<今日の更新> ○戯言No.865
今朝は、カンプ・ノウでのベティス戦でした。
第34節 vsベティス @カンプ・ノウ
スタメン FW:ロニー エトー メッシ MF:デコ イニエスタ シャビ DF:ジオ プジョル テュラム ザンブロッタ GK:バルデス サブ ジョルケラ ベレッチ オレゲール エジミウソン グジョンセン サビオラ エスケーロ
前日、バルサを追う2チーム(レアルとセビージャ)が揃って勝利。 プレッシャーのかかるこの試合でしたが、前半はバルサらしいサッカーを 見せていました。
開始早々から積極的にボールを追い、鋭いパス回しでベティスを 追い込むバルサ。 ジオもザンブロッタもかなり高いポジションを取り、積極的でした。
先制点はすぐに奪えました。 開始5分 デコがPA内でファウルを受け、PKをゲット。 これをロニーがきっちり決めてあっさりと先制点を奪いました。
いつものバルサなら、ここからかさにかかって攻めて追加点を奪い 完全に自分たちのゲームにするところ。
ロニー、メッシ、エトーを中心に鋭い攻めで何度もベティスゴールを 脅かします。しかし追加点が奪えない。 かなりいチャンスはあったんですけど・・・・
これが後になって響いてきます。
一点差ってのは何がおきるか分からないのは誰でも分かること。
後半、守りに入ったわけではないのでしょうけど 急に窮屈な攻めになってしまいます。
ベティスは正直なところ、アウェイでしかもバルサが相手ですから 引き分けに持ち込めればほぼ勝ちに等しい状態。
1点を奪うべく、選手交代。これが大当たり。 まずはアスンソンを投入。
これがジワリジワリとバルサの首を絞めます。 FKを与えてはいけないわけですからね。
更にスピードのあるソビス、高さとパワーのロベルチと立て続けに 攻撃のカードを切り、バルサにプレッシャーを与えていきます。
間もなくロスタイムという時間帯。 セットプレイのチャンスにアスンソンが選んだのは早いリスタート。 これがバルサの意表をつきました。 アスンソンだったら距離があっても狙うだろうくらいの気持ちが あったのだと思います。 これに飛びだしたのがソビス。 バルデス、ニアサイドを破られる屈辱的な失点で終了間際に 追いつかれてしまいます。
あきらかにうなだれるバルサイレブン。
結局このまま試合終了のホイッスル。 無念の引き分けに終わりました。
前半試合を終わらせてしまうだけのチャンスがありながら、外してしまい、 堅くなって意表をつかれたところでやられてしまう最悪の試合内容。
バルセロナ 1ー1 ベティス 5分 ロナウジーニョ(PK) 89分 ソビス(アスンソン) ネスタッチ的MIP マルコス・アスンソン 彼が出てきて少しずつベティスのペースに。やっぱ飛び道具は強い。
苦しい試合を逆転勝ちしたレアル、終了間際に追いつかれたバルサ。 両雄に対照的な結果が出てしまいました。
勝ち点ではならんだものの、当該チーム同士の対戦成績で レアルの1勝1分けなのでレアルに首位を譲ってしまいました。
敗戦に等しい引き分けです。
いやぁ追い込まれたなぁバルサ。
ロニーのせいではないけど、やっぱロニーがどっかおかしい。 今までならきっちり収めて、奪われなかったボールを奪われてしまうことが 多く、これまでは信じて走っていたジオが左サイドを上がれない コンディションがよくないのかなぁとしか思えません。 はじけるような笑顔は見られませんでしたし。苦しんでいるような 気がします。
この苦境をなんとか乗り切ってリーガのタイトルを獲って欲しい。
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