宿題

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2006年12月31日(日) all night long/鈴木あみ
寂しがる 恐がる 増えてきてる
立ち並ぶ光りの柱を 暗くなるまで
赤い空の下 眺めてた
迎えに来てくれないよね

いつまでも続く 風を感じ
誰にも止められない 波に乗ってる
昼間浴びた 太陽を使って
暗闇精いっぱい照らして

短く最近感じてきたよ
Diving in your dream
あんなに長い一日までも
Lying on your love
ためらいなく溶け込んでいく私が
Floating in your love
どこまで いつまで 浮いてられる

忘れてほしくない

なにも見えない空っぽな雪景色は
どうしようもないくらい 切なすぎて悲しすぎる
そんな夜 思いきって一緒にいようよ
いつまでもいようよ

気付かず 冬が通りすぎる
隣で透き通って ほんの一瞬だけど
無理に涙 乾かしてるね
弱い女は 好きじゃないよね

眩しいからじゃない ゆっくり目を閉じて
たまに休憩 じゃれあった空の下 雪の上
肩に頭のせて 上までのぼったあの山
地平線の向こう側 見れると思ったのに

どんなに いつでも 抱きしめて

I need your love
I need your love
all night long

なにもなくなってこのまま 失恋の心がまえは
どうしようもないくらいに 切なすぎるよ

そんな夜 二人で
二人きり 一緒に
いたいよ いつまでも

いたいよ 二人で

一緒に いようよ
いつまでも いようよ


★all night long/鈴木あみ★

2006年12月30日(土) 逃亡日記/アシスタントB(吾妻ひでおさんの娘)
─話題になった「失踪日記」という作品について、
どのような感想をお持ちでしょうか?

ロックな人生だなーと思いました。

─失踪していた時期は、どのようにお感じになっていたのでしょうか?

他のお父さんがどんななのかを知らなかったので、
どこもこんなもんだろなーと思ってました。

─父が漫画家という職業についていることを、どう感じていますか?

普通なら遭遇しないイベントが沢山あって、
充実の日々が送れます。

─吾妻さんの作品において好きな作品は?
吾妻さん以外で好きな漫画家&作品はなんですか?

『銀河放浪』『ななこSOS』『マジカルミステリーまおちゃん』
『失踪日記』『うつうつひでお日記』。
石塚裕子さん『犬マユゲでいこう』、西本英雄さん『もう、しませんから』、
桜玉吉さん『しあわせのかたち』、安永航一郎さん『頑丈人間スパルタカス』。

─受賞パーティーでの吾妻さんを見た印象は?

どの授賞式でもコメントがウケてたので、尊敬しました。

─今、吾妻さんに対しておっしゃりたいことがありますか?

老後は介護します。

─娘から見た父、吾妻ひでお氏のイラストを描いていただけないでしょうか?

こんな感じです。



★逃亡日記/アシスタントB(吾妻ひでおさんの娘)★

2006年12月29日(金) Ground Control/木村カエラ
Hear the countdown I drift away
And I'm weightless in outer space
Outer space
Hear you talking way down below
I'm moon walking I'm letting go
Don't let me go

Like a satellite I'm falling through the starry night baby
A universe away I'm heading to the milky way baby

I close my eyes and I let go
You talk me down like ground control
When I'm too high you're down below
You talk me down my ground control

Hey! Hey! Hey! Hey!

Passing mars and outer space
You're on my radar but start to fade
Start to fade
Through a black hole and back again
A million stars all light your name
Light your name

Like a satellite I'm falling through the starry night baby
A universe away I'm heading to the milky way baby


★Ground Control/木村カエラ★

2006年12月28日(木) ルーシーはムーンフェイス/八熊慎一
手を振って歩いてくる姿が
よそよそしく見えるのは
久しぶり晴れのせい?
続いてた昨日までの大雨が
ジョークの様にTシャツ
やけに白く照らしだす
早く着くために近道してゆく
ガードレール跳び越え
路地を抜けてく
カラフルな古着並んだ店先
気を取られてつまづく 笑い顔

ルーシーはムーンフェイス
あたりはすべてポーカーフェイス
街中を一人だけで
塗り変えるほどの OH
ルーシーはムーンフェイス
あたりはすべてポーカーフェイス
街中を一人だけで塗り変えるほどの OH

なんとなく相槌を忘れるのは
いつもよりゆっくり眠ってしまったせい?
気づかない何度も触れた手と
話す言葉の隅にちらりのぞかす気持ち
流れてくるメロディ聴いたことのある
3年前のラブソング口ずさむメロディ
歩き疲れたと歩道に座り込み
ほんわかして見上げた夏の空


★ルーシーはムーンフェイス/八熊慎一★

2006年12月27日(水) 笑顔YESヌード/モーニング娘。
願い事を唱える前に 手を強く握ったの


★笑顔YESヌード/モーニング娘。★

2006年12月26日(火) 松本大洋ロングインタビュー◇フリースタイル
いまは江戸の本ばっかり読んでいて、北斎とかもそうですけど
あの時代の絵って本当に面白いですよね、
十返舎一九とか鶴屋南北とかも、ブチ切れている人もすごく多かったと
思うんですけど、でも、いまの日本の漫画も、しりあがりさんとかも
『どろろ』とか『エンマくん』とか『ウルトラマン』とかももちろん
そうですけど、むちゃくちゃですよね(笑)。
それまでむちゃくちゃだってあんまり思わなかったんですけど、
たぶん現代の漫画とかアニメーションを二百年後の人が見たら、
『ウルトラマン』とか『仮面ライダー』って
まともな人が書いたものじゃないって思う。
あのデザインとかめちゃくちゃだなあと。
当たり前のように『ウルトラマン』を観ているけど、
よく考えたら結構グロテスクな生き物ですからね。
江戸の人にも負けてないなあ、と思ったりしています。


★松本大洋ロングインタビュー◇フリースタイル★

2006年12月25日(月) 松本大洋ロングインタビュー◇フリースタイル
僕小説で初めてどっぷりはまって読んだのが平井和正さんの
『ウルフガイ』シリーズなんですよ。

久しぶりに読もうと思って本屋さんに行ったらないんですよ。
「当たり前じゃねえか!」って堀さんには言われたけれど、
平井和正さんの本ってないんですよ。
それから夢枕獏さんの『キマイラ』。
ビルを飛び交う、しかも強い、っていうような話が大好きで、
そういうものも全部ミックスしてつくろうって思って
『ファイブ』はつくったんですよね。


★松本大洋ロングインタビュー◇フリースタイル★

2006年12月24日(日) 松本大洋ロングインタビュー◇フリースタイル
フランシス・フォード・コッポラが撮った『ランブル・フィッシュ』っていう
映画があって、十六、七のときに三太と観に行って、二人とも
「これだ!」って思った映画なんです。
三太の漫画見ていても思うんですけど、結構あれがベースにあるんですよ。
あれは不良少年が最後、川をつたって、バイクで下っていって
最後に海に出るっていうラストなんですよね。
その影響もあるのかなって。

最後に海に出るっていうのが僕のなかで、
正解ってなっているみたいな感じがちょっとあるのかもしれないです。


★松本大洋ロングインタビュー◇フリースタイル★

2006年12月23日(土) 松本大洋ロングインタビュー
僕、子供のころ親と離れて暮らしていた時期があって、
そこを脱走するんですね。
そこは親と別れた子供が暮らしている施設なんですけど、
でもまあ、何回脱走したのかな?
そんなに多くはないんですけど、六、七回やったかな。

─それは多いですよ(笑)。

でもねえ、二年三年いたわけじゃなくって、
六年くらいいたんですよ。だから年イチで、
「あ、また出たな」っていう感じだったと思うんですけど(笑)
でもね、それで捕まるんですよね。
車盗んで逃げたこともあるんです(笑)。

─それは何歳のときなんですか?

小学校三年生ぐらいかな。
車は二回ぐらいやって、溝に落としたり、電柱にぶつけたりした(笑)。
車はやばいってことになって普通にバスで逃げるんですけど、
お金がなくなるんですよ。
で、その先にあったのが僕のなかで『鉄コン筋クリート』の
世界なんですよね。
もちろん連れて帰られるし、お金もなくなるんですけど、
大人からお金をカツアゲしようと思ってた。
そのときにすごい仲のいい友達がいて、
その子と一緒に「逃げ出して、海のそばで家を作る」
っていう約束をずっとしていたんですね。
でもそうはうまくいかないし、大人をカツアゲするなんで無理だし、
それで町をこうふらふらしていると、また
連れて帰られるっていうのをやっていました。
だからわりとそれが(鉄コン筋クリートの)ベースになっているのは
すごくよく分かるんです。

─そういう個人的な体験がベースにあるとは
とても分からないですね。

あまり言ってこなかったんですよね。


★松本大洋ロングインタビュー◇フリースタイル★

2006年12月22日(金) 噛ませ犬ミネタの社会の窓/峯田和伸×マツコ・デラックス
峯田 
「東京きたらちょっとは変わるかと思ったんですけど、変わんないんすね」

マツコ
「みんなそういう幻想を抱くけど、それね、逆なのよ。
東京ほど、アンタみたいなのがかわらないでいられる街はないわよ?
例えば山形にいたら、矯正されてたと思うのよ」

峯田
「ああー、そうですね!」

マツコ
「周りがほっとかないじゃない?
無理矢理、役場かなんかで働かされて、結婚もして、
今頃ちゃんと生きてたと思うのよ。
東京って、病気の人は一生病気でいられる街よ。で、肥大するのよ。
その病んでる部分が。でもだから面白いんじゃない?
この人に真人間になられたら、アンタたちだって困るでしょ?
しかし、まあ、面白いわねえ!久々の逸材だわ。本物よ。
あたしCD買うわよ」

峯田「あ、じゃあサンプルを──」

マツコ「いいの、自分で買うの。買いたいの!ライブはないの?」


★噛ませ犬ミネタの社会の窓/峯田和伸×マツコ・デラックス★

2006年12月21日(木) 野田の事件簿9/野田洋次郎
アルバムができた直後くらいからお腹が痛くなって。
でも俺、痛みに強いほうなんで我慢できちゃってたんですよ。
「うわ、死ぬ!」って思ってる痛みも3時間くらい耐えてると、
大丈夫になる。
それを2日間やっていたら、眠れなくなって。

その日が彼女との4年記念日の日で、腹痛い中ケーキ買いに行ったんです。
俺普段そういうサプライズみたいのしないんですけど、
今回はしようかなと思って、一ヶ月前くらいから事務所の社長に
「この日だけは仕事入れないでくれ」って言って休みをもらってて。
また出るの面倒くさいからその足で病院行ったら、
「大腸と小腸が両方もうパンパンに膨れて炎症が起きてる。
これ今にも破裂するから」とか言われたんですよ。

緊急病棟入ったんですけど、俺は我慢できちゃうから、
そこにいなかったときがあって。
緊急病棟から患者がいなくなるっていうのは大事件だったらしくて、
俺が戻ったらみんああたふたしてて「どこ行ってたんですか?!」
とか言われて(笑)。
結局買ったケーキは彼女と兄貴と兄貴の彼女が食いました。


★野田の事件簿9/野田洋次郎★

2006年12月20日(水) 夢だっていいじゃない/丸尾丸一郎
夢でだっていい(にゃーにゃーにゃー)
夢かほんとかなんて分からない
夢でもかまわへん(にゃーにゃーにゃー)
どっちが壊れてまうか分からへん


★夢だっていいじゃない/丸尾丸一郎★

2006年12月19日(火) 尾崎翠全集書評/吉行理恵
毎日少しでもこの本を読みたいと願う気持ちがもうだいぶ長く続いている。
一時期、短い時間でもいいから海と向かいあっていたいと思った。
その思いに似ている。
作品の中の特別耳のよい娘や涙もろい娘は作者の分身だと思うが、
人一倍感じやすく繊細で鋭い感覚をむき出しにせず、
読者に負担をかけない。
初期の「無風帯から」は、男性を一人称にし、
彼の目に映った腹違いの妹を語っている。
作者の分身のようなこの妹には悲惨という影がつき纏っている。
異常なまでに明晰なので、努力して、自分の中の変人という影を、
平静さで覆ってしまった。しかし、どんなきっかけで壊れるかしれない。
妹には不思議な魅力がある。
尾崎翠は思いやりのある、自惚れたところのない聡明な女性だったらしい。
「心苦しければ愉しき夢を追ふ。」と書いているが、
貧乏や病気の度合いが増すに従いユーモアが冴えている。
一貫した清潔感、爽やかさは、
「作者の心も少し湿つぽくなって来たから。」
こういう小説の終わり方にもうかがえる。
聡明な女性になるのは余程大変だと思う。
厚真かしく鈍感、意地の悪いところなどがまるでないと、
生きにくいし、理解されず、失望したりもしただろう。
筆を絶った後は一言も小説を書いていたと言わなかったというエピソードも
この作家らしい。


★尾崎翠全集書評/吉行理恵★

2006年12月18日(月) 地下室アントンの一夜/尾崎翠
ああ、僕は、何となく、出掛けてって松木氏を殴りたくなってしまった。
殴ってやりたいな。ポカリとひとつ。
そしたら、あの動物学者の眼の角度も、
すこしは正しい方に向くかもしれない。
そしたら松木氏も「識閾化動物心理学」などという
気の利いた動物学をやり始めるかも知れないんだ。
そしたら氏も、僕の烏の詩を怒ったり、
おたまじゃくしの人工品を届けてよこすなど、
よけいなおせっかいをしなくなるであろう。
出掛けてって殴りつけてきたいな。鮮やかなやつを一つ。
拳固というものは、クッキリと一個だけ見舞うのがもっとも効果的だ。
そんなやつなら、一個で全然意志が通じるであろう。


★地下室アントンの一夜/尾崎翠★

2006年12月17日(日) 落合町山川記/林芙美子
この堰のある落合の窪地に越して来たのは、
尾崎翠さんという非常にいい小説を書く女友達が、
「ずっと前、私の居た家が空いているから来ませんか」
と此様に誘ってくれた事に原因していた。
前の、妙法寺のように荒れ果てた感じではなく、
木口のいい家で、近所が大変にぎやかであった。
二階の障子を開けると、川沿いに合歓の花が咲いていて
川の水が遠くまで見えた。

私は障子を張るのが下手なので、十六枚の障子を全部尾崎女史に
まかせてしまって、私は大きな声で、自分の作品を
尾崎女史に読んで聞いて貰ったのを覚えている。
尾崎さんは鳥取の産で、海国的な寂しい声を出す人であった。
私より十年もの先輩で、三輪の家から目と鼻の先のところに、
草原の見える二階を借りてつつましく一人で住んでいた。
この尾崎女史は、誰よりも早く私の書くものを愛してくれて、
私の詩などを時々暗誦してくれては、
心を熱くしてくれたものであった。


★落合町山川記/林芙美子★

2006年12月16日(土) タモリ先生の午後 2007/タモリ
「高校時代には、自分のなかに、龍が1匹、ひそんでいて
こいつがいつか出てくるんじゃないかと思っていたんだけど、
高校卒業するぐらいのときになると『…あ、いないんだな』と」

「『あれは、龍にみえたトカゲだよ』と」

「貧乏だけどおもしろくて、
いろんな人たちに、ほどこしを受けて、
豊かな生活をしていたなぁ」


★タモリ先生の午後 2007/タモリ★

2006年12月15日(金) バカ姉弟/安達哲
「この家をはなれるのがさみしいのね?」
「おばさんにお礼もいおうと…」

「私はここに来るのが楽しいから来ていたのよ。
ご姉弟が好きだから来ていたんですもの」


★バカ姉弟/安達哲★

2006年12月14日(木) 何だ?この、ユーウツは!!/ムーンライダーズ
Today 目がさめたら もうユーウツの中
Newspaper 広げて もっとユーウツの中
これから先の My Life まるでわからない
ここまできた My Life どこも悪くない

とつぜん 心が離れていくよ
Oh Dear My Friends この手を握っていてよ
これから先の My Life まるでわからない
ここまできた My Life どこも悪くない

Loneliness いつの間 心のなか
悲しくもないのに 心が泣く

Loneliness いつまで 心のなか
おかしくもないのに 心が笑う
Dear My Friend その手を つかんでいてあげる


★何だ?この、ユーウツは!!/ムーンライダーズ★

2006年12月13日(水) ワルツおぼえて/滝本晃司
蒼い月のぬれた影から
いつか私はワルツおぼえて
頭のすきまをゴソゴソ
観光団体が一列になって口笛を吹いた
旗ふるへんなワルツ

パリの女のため息のそば
口紅も煮込む朝のスープ
きれいな色

一日中昼のなれない週末
3時のおやつにはカゼ薬を7錠
ききめをたしかめながらタクシーに乗って
カーラジオから流れてくるのは
足のついたワルツ

パリの女のため息のそば
口紅も煮込む朝のスープ


カガミの中でパリの言葉で
「青空はかなしや」ってうたうんだ
きれいな色


★ワルツおぼえて/滝本晃司★

2006年12月12日(火) 方向音痴/知久寿焼
たのしい方向音痴から
ぼくらさびしい迷子になろうよ
誰もしらない玄関の
腐った軒下で泣いてよう
ギロチンにかけられた
人魚の首から上だけが
人間だか人魚だかわからなくなっちゃって
知床の海に身を投げた月の夜だよ
だから
ぼくらのこぼした涙をあつめて
かなしい魚の飼育をしたいな

たのしいさびしいうれしいくるしい
気持ちはいつでもとっても不安定
こんな夜にはどっかしらの
薬剤師の内緒のおくすりだ
よくわかってるのと
よくわかんないのと
ごっちゃになってからまってこんがらがって
富士山の頂上に旗を立てちゃったんだよ
だけど
かなしい冷凍たましいは
発熱歯痛にも利きめがあります


★方向音痴/知久寿焼★

2006年12月11日(月) 日本でよかった/滝本晃司
その春は理解にくるしみ アメリカの話でもちきり
あどけない毎日を気むずかしくすごす まっている

デパートの大きなガラスドアー ひらいたら季節がかわってる
父や母は元気ですか おとうとは健康だろうか

横から他人の代表が なぜだか知らないけど
おおいばりで

前からあなたのケタケタと笑い声とたやさずにいるので
こまる
こまってる

気持ちわるい季節のない国なら ボクなんか
とっくに死んでる 冬がくる 冬がくる そして冬がくる
よかった


★日本でよかった/滝本晃司★

2006年12月10日(日) ★★★★★
4年目。

2006年12月09日(土) アルゼンティン/boat
なんだかいい加減でずるい毎日
リアル過ぎて飽き飽きしていたね
真っ白なイルカに乗って駆け抜けた海
それは遠く切ないファンタジー


★アルゼンティン/boat★

2006年12月08日(金) マザーテレサ/中川翔子
お正月の浅草ギサカワユス、
歩いてるひとがみんな味わいがあって、しあわせそうで、すごくカワユス。


★マザーテレサ/中川翔子★

2006年12月07日(木) タモリ先生の午後 2007/タモリ
ぼくは、銀座のクラブとか、いけないんです。
めんどくさいです。

みんな、よく、フランクにしゃべっているなぁと思う。
…たのしさが、わからないもん。

─実際にその場に座ったら、なんとかするのでしょうけど、
それは「ほんとのオレ」ではないんですよね。

うん。だからクラブではフランクになりえない…
たのしめないですね。

昔、鶴太郎とふたりで
「こうではいけない。芸能人なんだから、
 クラブなんかへっちゃらにならなければ」
と、クラブにいこうとしたんだけど、
「だいたい、クラブって、何時からやっているの?」という…。

「何時からだろう?」
そこから、鶴太郎と、打ちあわせですよ。
「やってるんだろうけど、早くいったらナメられるんじゃない?」
ふたりで出したのが「8時半」という、
よくわからない結論で。
だいたい、そのぐらいで、イイだろう、と。


★タモリ先生の午後 2007/タモリ★

2006年12月06日(水) エレビッツ/中川翔子
若槻さんがコンビニで全員ぶんかってきてくれたガチャピン((((゜д゜)))
お守りとして携帯につけるお
これが揺れるたび、反省・努力・萎縮しないと唱えるお


★エレビッツ/中川翔子★

2006年12月05日(火) hon・nin vol.01/太田光×松尾スズキ
松尾
『テレビブロス』のコラムを読んでいると、
太田さんは共産主義の失敗を
なんとか取り戻そうとしているように見えるんだけど…。

太田
よく左だと言われるんですど、
自分ではそんな感じでもないんですけどね。

松尾
僕、共産主義ってすごく優しい考え方だと思うんです。
それが失敗するのは人間が不完全だからだとしか言いようがないんだけど、
太田さんはその不完全さを
何とかして埋めようとしているように見えるんだよね。
だから「太田さんは優しい人なんだなあ」って。

太田
そうですか?(笑)
もしそう見えるとしたら、
世の中が優しくない方向に動いてるからなんじゃないかな。
オレ、天の邪鬼なんですよ。
もしも世の中の流れが逆だったら、
たぶん逆の方向に行っていると思う。
たぶん単なるひねくれ者なんです。


★hon・nin vol.01/太田光×松尾スズキ★

2006年12月04日(月) フェティシュ/中谷美紀
静かに騒ぐ胸は死んでしまう夢を見たよう
バスの窓を擦った 
初夏の街路樹の音や
夕映え反射する 
遠くの校舎の窓も
Fetish


★フェティシュ/中谷美紀★

2006年12月03日(日) クロニック・ラブ/中谷美紀
乾いた風を素肌に受けながら 
あなたの口笛響く空の果て

さよならも 今 少しだけ 
いつの日か きっと 会えるだろう
あなたと僕をつないでるサテライト 
今夜と明日を一緒に感じてる
あなたの呼吸が静かになるのを 
ここから僕はそっと見届けるよ
地平線ギリギリまでの星空に 
願いを込めて僕は今叫ぶよ
涙の味もこの胸に馴染んで 
いつしか穏やかな波がさらうよ


★クロニック・ラブ/中谷美紀★

2006年12月02日(土) 大竹伸朗with福田和也「全景」回遊
福田
中学、高校に入ると、けっこうダンボールに描いている作品が
多かったでしょう。やっぱり意識してそういう素材を使われたんでしょうか?

大竹
いや、単にキャンパスだけじゃ足りなかったの。
それにキャンパス高いし。
もうね、大型家電のダンボール拾うと、燃えましたね。
冷蔵庫とか洗濯機とか。やった、でかい絵が描けるって。


大竹
(スクラップブックは)一冊貼り終えると全然見返さないから、
何を貼ったか、自分でも覚えていない。
八一年ごろのやつに、豆腐のケースとか、
りんごを包んでる白い発砲スチロールのネットとか貼ってあるのを見るとさ、
ちょっと嬉しい。
ああいうの、未だに好きなんだよなあ。
豆腐買うと、タダでついてくるじゃん。
白くて、底がギザギザしてて。
あれ、作れっていわれたら大変ですよ。俺にはできない。

福田
それ、美術家の仕事じゃないですから。


★大竹伸朗with福田和也「全景」回遊★

2006年12月01日(金) 「歌」への覚悟について/五木寛之×リリー・フランキー
五木
(『東京タワー』の)前半は本当に楽しそうだったな。
読んでいて伝わってくるもの。

五木
あの悲しい後半部分をぜんぶメジャーコードで押し通していたら、
この作品は戦後を代表する長編小説の傑作になっていたとも思います。
ま、そうすると、これほどたくさんは売れなかったかもしれないけれど(笑)。
ただ、作品としてはそういう可能性があったと思う。
あるいは、後半の部分でむしろ意識的に、
「ここから転調するんだ」という風に見得を切って書いていたら
凄かっただろうな。
実際には無意識に気分が落ちているんだよね。

五木
僕は、「お涙ちょうだい」って言葉が好きなんだよ。
昔講談かなにかで、主君の仇をねらう若武者が敵の寝室に忍び込んで
「お命ちょうだい仕ります」ってギラッと刀を抜くじゃないですか。
あれと同じで、「お涙ちょうだい」っていうのは命がけの仕事なんだよ。
相手の命を涙で取るってことは、簡単にできることじゃないですよ。
自分も命を差し出すんだから。
だから、じつは僕はあの後半部分も嫌いじゃないんです。
むしろ、もっと覚悟して刀を抜けばいい。

五木
有馬さんの「いちばん大事なことは最後まで書くな」
というアドバイスもそのひとつだろうな。


★「歌」への覚悟について/五木寛之×リリー・フランキー★   

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