宿題

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2006年10月31日(火) ぼくはくま/宇多田ヒカル
ぼくはくま くま くま くま
車じゃないよ くま くま くま
歩けないけど踊れるよ
しゃべれないけど歌えるよ
ぼくはくま くま くま くま

ぼくはくま くま くま くま
けんかはやだよ くま くま くま
ライバルは海老フライだよ
ゼンセはきっとチョコレート
ぼくはくま くま くま くま

Bonjour!Je m' appelle kuma. Comment ca va ?

ぼくはくま くま くま くま
冬は眠いよ くま くま くま
夜は「おやすみ、まくらさん」
朝は「おはよう、まくらさん」
ぼくはくま くま くま くま

夜は「おやすみ、まくらさん」
朝は「おはよう、まくらさん」
ぼくはくま 九九 くま
ママ くま くま


★ぼくはくま/宇多田ヒカル★

2006年10月30日(月) 地上の夜/小沢健二
思い出を越えてくチケットを 君が捜してるんなら
あるだけの毛布やマフラーと 俺の車に乗りこみ
見る夢は君を虜にするだろう
地上の夜 この星の現在位置 

入江を曲がる急カーブへ 海を割る月の光
風を受ける耳に小さな 囁きじゃ届かない
見る夢は俺を虜にする魔法
地上の夜 この星の現在位置 

物影でマッチに火をつけ リボンのついたシャンパン 
砂を走る仲間の声 俺のハモニカのメロディー
淋しげな君の口笛を運び 
名も知らない 浜を打つ潮騒

南風はやがて春に山を昇り 
土を濡らす暖かな雨になる


★地上の夜/小沢健二★

2006年10月29日(日) 愛すクリ〜ムとMyプリン/美勇伝
ハッピーエンドがいいの
悲しい話はやなの


★愛すクリ〜ムとMyプリン/美勇伝★

2006年10月28日(土) シーサイド・ばいばい/木更津キャッツアイ
永遠とか絶対とか言葉なんてもー 
口にはしないよだって大人なんでしょう


★シーサイド・ばいばい/木更津キャッツアイ★

2006年10月27日(金) 矢野顕子について/坂本龍一
坂本
レゲエを好きになるのに2年くらいかかってるんですよね、僕ね。

─あ、そう(笑)??

坂本
最初はもう、嫌いでしょうがなかった。こんなアホな音楽あるか? と。
冗談じゃないって感じで(笑)。最初に聴いたときに。

─うん、うん(笑)。

坂本
こんなものをね、ありがたく取り上げてる音楽雑誌とかさ、
もうたまんないと思ってたんですよ。もう許せなかったのね。
でも、なんとか好きになろうと努力したんだよね(笑)。

─うん、うん。

坂本
何かあると思って。で、2年くらい毎日のように聴き続けて、
やっと2年目くらいにして、表面的にはさ、
ドミソとレファラしか使ってない音楽なんだけど、
その奥にちょっと立体的なね、幾何学的なおもしろい世界が‥‥

─絵が見えたんだ!

坂本
見えてきた。ああ、そうなのか、こっちでやってんだなって。

─2年かかって(笑)。

坂本
だって、系統から見たらさ、ドミソとレファラだけ
延々10分くらいやってる音楽だよ!でもね、よく聴いたら、
そのむこうに立体的な色んな図柄があって、
そっちを楽しんでるってことがわかったわけ。
ある日。

─でもさ、そんなのさ、坂本龍一だったら、2年かかんなくたってさ‥‥。

坂本
うん。否定しちゃってもいいんだけど、でも、
わかった方がおもしろかったよ。


★矢野顕子について/坂本龍一★

2006年10月26日(木) 矢野顕子について/坂本龍一
─妻の話をしにここに来たってすごいと思うんだよ、やっぱり(笑)。

坂本
でも、断ったらもっと感じ悪いでしょ?

─や、それを平気で言えるっていうのは!

坂本
断れないし、受けれども地獄、受けねども地獄で、やるしかないでしょう(笑)。

─(笑)そうすぐに思えるのは、偉いよ。やっぱり。

坂本
そう?

─うん。

坂本
そこはやっぱり、年の功でさ。

─坂本くんは、その辺大雑把なところがあるよ。

坂本
うん。かなり大雑把だね。


★矢野顕子について/坂本龍一★

2006年10月25日(水) 年上チルドレン/清水ミチコ
こないだコドモの部屋に行ったら
プリクラ写真を発見。
クラスの男子女子のみんなで、大きく「YC」と手でポーズ。
何なのこれ、と聞くと、
「ヤギ・チルドレン!」とのことでした。
みんなヤギという担任の先生が大好きなんだそう。
おまえはSCのシミズチルドレンじゃん!(そのまんま)

そんな担任のヤギセンセイが、夏休みに
フジロックに行かれたんだそう。
細野晴臣さんのステージに、ゲストで
矢野顕子さんが登場なされたとか。
で、細野さんが、
「アッコちゃんとリハがなかなかできなかったから、
清水ミチコさんのCDに合わせて練習してたよ。」(会場爆笑)
という意味のことをおっしゃってたんだそうだ。
感激、なんですけど。
あんた早く言いなさいよ〜。
と、たちまち上機嫌に。
なんていいセンセイなのだ。
私もYCに入る。
(年上なのに)


★年上チルドレン/清水ミチコ★

2006年10月24日(火) ユリイカ総特集宮沢章夫/鈴木慶一
(対談の時に)
宮沢さんが、僕がぼんやりと壁の「禁煙」か
ポスターか忘れたけど、貼り紙を見ていた、
その様子がおもしろいって、やたらウケたんですよ。


宮沢さんちに行って、ただ洗濯機を覗く、
そのワンシーンだけなんだけれども、僕が洗濯機を覗いて
「あぁっ?」って顔をする。
そうすると宮沢さんの楽しそうな忍び笑いが
「んっふふふふふふ」って横から聞こえてくるんだ(笑)。
こっちはお芝居してるのに!
でも演じる側としては、笑ってくれたから、いいのかなと、
不思議な満足感があったりして。
出会いのきっかけからして、ぼんやり貼り紙を見ていて、
笑いをとったことだからね。


宮沢さんが笑ってくれてると非常に安心する。


とにかく僕にとっては初めての舞台だったからね。
最初はビビリながらやってたんだけど、
毎晩飲んでいるうちにだんだん調子に乗り出した(笑)。
稽古場から家が近かったのも良かったんだよね。


★ユリイカ総特集宮沢章夫/鈴木慶一★

2006年10月23日(月) ユリイカ総特集宮沢章夫/鈴木慶一
<一人が高いところから飛び降りる。みんなが駆け寄って介抱する>
そんなシーンの稽古で、飛び降りた当人の顔があまりに目をむきすぎなんで、
宮沢さんの大きな笑い声が聞こえてくるんだ、
「目ぇむきすぎだよ」って(笑)。
「〜やりすぎ」ということを、すごく制御してた。
僕は舞台終盤でアロハシャツで登場するんだけれども、
アロハのボタンが日に日にはだけてきてさ(笑)。
宮沢さんから「だらしなさすぎ!」ってダメ出しがきた(笑)。


★ユリイカ総特集宮沢章夫/鈴木慶一★

2006年10月22日(日) しょこたんぶろぐ/中川翔子
いじめ事件が多過ぎるね
宇宙ができてから様々な偶然が重なって
奇跡的に生まれた一人の人生を他人が苦しめて奪うなんて
死なせてしまうなんて、
自分たちは永久に殺人犯だってことわかるのかな
加害者は学生だからってあまやかされずに対処されるのか
永遠に殺人犯になるのに、ちゃんとその覚悟と償いをして生きていくの?
そこまでしたなら親やまわりが加害者を守るひつようないのに
年齢は関係ないんだから
殺人なんだから
死なせてしまうまでいじめるにはどんな複雑な理由がからむのかな


加害した側がいじめられた人と同じ苦しみ味わうことなく
守られ生きていくのはなぜ
年齢関係なく実名だすべきなのに
苦しませて命を失わせて、やったがわは普通に生きていけるのは
あまりにもおかしい


殺人に時効なんかいらない時効なんかが存在する意味がわからない
やったほうは同じめにあうこともないのに
時効や減刑で守られてどうするの

加害者をまもるものは全部なくなってしまったらいい


★しょこたんぶろぐ/中川翔子★

2006年10月21日(土) セツナレンサ/RADWIMPS
楽しくないのに僕たちは 心に黙って笑えるから
悲しくないのに僕たちは どこからか涙流せるから

昨日守ってたナニカをね 明日は壊してしまうけど
昨日交わした約束もね 明日は破ってしまうけど

今の僕は ここにいるよ 大事な人もいるんだよ
守っている約束もね 今は 今は 今は あるよ

優しくないけど僕たちは 誰かを守ってみたいんだ
寂しくないけど僕たちは 誰かと笑っていたいんだ

虚しくないのに僕たちは まん丸い月を見上げるのは
誰かに僕を見ていてほしい 嘘つきな僕を見ていてほしい

切なくないのに僕たちは 悲しい歌聴きたくなるのは
誰かに僕が似ていてほしい 嘘つきな僕に似ていてほしい から


★セツナレンサ/RADWIMPS★

2006年10月20日(金) 夢が夢なら/小沢健二
銀河を見上げる冬の小径 
色とりどり擦れ違うダウンジャケット
ボートを漕ぎ出す波の上に 
洗った様な月が光るね

ああ 夢が夢ならそれでも構わない
萌え立つ霧と密の流れる波をたゆたう姿

口笛を吹こう今は4月 
市場を通り目を閉じてみる
掠める気持ちはツバメのように 
4月の空はダイヤモンド

岸辺に立つ緑若く5月 
電車のガラスは涼しげなスクリーン
真っ白に嵩張る雲の流れ 
映し川を越えてく私鉄

七夕を越えて幾つも night&day 
波が寄せて返す夕暮れ
花やかな夏の酔いにまかせて 
いっそ華火でも行きたいね

ああ 夢が夢ならそれでも構わない
萌え立つ霧と密の流れる波をたゆたう姿

嵐のあとに散らばる楓 
踏みよけながら駅まで急ぐ
坂道を下り降りてすぐに 
汗をかいた額 打つ風

夏から秋へと空は高く 
はっきりと今僕には判る
僕はあなたに逢えたことを 
ずっと幸せに思うはず

ああ 君が居た頃のことを思わない
僕は一人で生きることを学ぶさと思いながら

霜の降りた朝街を歩く 
恰好つけずにいようとちょっと思う
木洩れ陽が織りを返す小径 
その先に僅かに見えるね

ああ 夢の彼岸まで高く架かる橋
萌え立つ霧と密の流れる波をたゆたう姿

クリスマスが近づく場所で 
元気に挨拶を交わしたい
爽やかな冬の酔いにまかせて 
力強く時に悲しく

緩やかな円を描くように 
僕らの息・吐息交差する
手をのばしそれをそっと握り 
誰かと舟を進めてゆく

対岸の灯り眺めながら 
往きつ戻りつ往く夜舟を


★夢が夢なら/小沢健二★

2006年10月19日(木) 20世紀ノスタルジア 撮影日記/原将人
杏の前から姿を消しオーストラリアへ行ってしまったトオルは、
初期の稿では崖から落ちて死んでしまっていた。
その話を広末にしたら、彼女は、「生きていて良かった」と
うれしそうに言った。
私も話の方向に自信がもてた。

「20世紀ノスタルジア」の初期稿では、死が色濃く支配していた。
何度も書き直しているうちにそれが重たくなってきた。
トオルがオーストラリアに行くだけにして書いてみたら、
救われた気分になった。
私は、男の子と女の子が結ばれることが、
地球の滅亡を防ぐことになるような、
ファンタジーと青春映画がひとつになった映画が見たいと
思うようになってきていたのだった。
「20世紀ノスタルジア」はそんなふうにして出来上がった映画だ。
撮影中でも、私は時折、初期稿の重たい気分の方に
揺りもどされることもあった。でも、広末涼子の演技プランが
つねに未来に向かってバランスをもどしてくれた。
「杏はそんな風にクヨクヨしたりしないと思います」と彼女は言って、
演技してみせてくれた。とても杏らしかった。ああ、そうか
杏ってこういう子だったのかと教えられることがしばしばだった。
広末涼子は杏に迷いのない自分の姿を投影して、この映画の主人公を
見事に造型してくれたのだった。


★20世紀ノスタルジア 撮影日記/原将人★

2006年10月18日(水) 宇宙人のキミへ/原将人
タイムマシンに乗って ワープしてきた
地球人の滅亡を さかのぼって
たどり着いた未来 人影とだえ
寂しさのなか タイムマシン飛ばした
タイムマシンに乗って ワープしてきた
地球人の滅亡をさかのぼって

夢の彼方の旅に 駆け抜けていった
キミはいつでも夢を 追い抜いていく
思い出キミをめぐり 尽きない橋のうえ
過ぎ行く流れに響く キミのハミング
夢の彼方の旅に 駆け抜けていった
キミはいつでも夢を 追い抜いていく


★宇宙人のキミへ/原将人★

2006年10月17日(火) tokinikki(10月29日)/土岐麻子
15年前の私に、教えてあげたい!ことが昨日、あった。

26日から公演されている青山円形劇場でのROLLYさんのJAZZライブ。
その28日のマチネにゲストとして出演、
そして一曲デュエットをさせていただいたのだ。

…もうあちこちで喋っているけれど、
すかんちは私の中学高校時代のアイドルバンド。

野音・渋公・パワステ、東京であるライブは可能な限り観に行ったし、
コピーバンドを組んで音楽室で練習したり、学祭に出たり、
ライブハウスの昼の部に出たりした。
私はギター担当(ベーシストがいないときはベース担当。
バンドの中で一番ハリキッテいるがためになんでも屋になる役…)で、
お年玉を貯めて4トラックのMTRを購入したときは、
学校の近くのリハスタに皆で集まって
「恋のローラースケート」をレコーディングした。

すかんちの魅力は、うまくあらわせないけど、
なんというか"リアルじゃない感じ"だと思っていた。
…汗くさかったり恥ずかしいような「等身大な」曲なんてないし、
そもそもメンバー誰もがリアルじゃない…

理想が狭くて厳しいお年頃だった当時は、
スマートとストレートが揃ったものが嫌いだった。
そして、笑えないものが嫌いだった。
そして、シンプルなものがつまらなかった。

その点、すかんちは…

そういうわけで、ROLLYさんのライブに呼んでもらえるだなんて、
15年前の私が聞いたらさぞかし生きる糧となったことだろう。
それか緊張し続けて総白髪になったかも。

ソロのROLLYさんがシャンソンやJAZZを歌うのを観て思うのは、
とても「ショー」だということ。
コンサートなのか演劇なのかミュージカルなのか…とにかく楽しい。
お客さんもよく笑う。
他にはない不思議さ。

そして、やっぱりますます思った…この人って誰なんだろう?
…やっぱリアルじゃない!!


★tokinikki(10月29日)/土岐麻子★

2006年10月16日(月) 恋と退屈/峯田和伸
発売されたばかりの雑誌「ブリッジ」をみて、落ち込んだ。
サンボマスター山口君と僕が表紙を飾って対談したやつだよ。

内容は全然よかった。
よかった、って何がいいか悪いかもわかんないんだけどさ。
とにかく読んでて楽しかったし、なにより山口君と渋谷さんと会えて
なんの気兼ねもなく喋れたってだけでもう僕はじゅうぶんなんだ。
ただ僕が残念だったのは、心底へこんだのは、そのあとなんだ。

僕と山口君の特集の次のページを開くと
そこからはバンプ・オブ・チキンの藤原君が載ってんだな。
その写真がまた男前な写真だったんだ。
認めるよ。僕はなんだか馬鹿みたいな髪型してるし、
スニーカーが穴あいちゃってベロンベロンだったから
ガムテープで巻いてったんだけど、あとから写真でみると
恥さらし以外のなにものでもないよ。実に情けない、
なげかわしい写真だよ。
カメラマンの人に失礼だったかもしれないよ。
怒ってたりしてなかったらいいな。
隣に写ってるのが山口君だからちょっと安心もしてたんだけど、
やっぱり藤原君のあの、まるで貴公子のような顔アップ写真は
相当きつかった。デキがちがうよ。


★恋と退屈/峯田和伸★

2006年10月15日(日) 建築探偵の冒険/藤森照信
どのような建物でも、建物と名のつくものは、
案内人なしで一人で、それも歩いて見に行きたい。
とりわけ、初めての時はそうだ。
二人で行くと印象は二分の一、三人で行くと三分の一、
五人で行くとなくなってしまう。
歩いて二〇分の所を車で五分で行くと有難さは四分の一。
この単純計算はいつも正しい。


★建築探偵の冒険/藤森照信★

2006年10月14日(土) ニッポンのマンガ/諸星大二郎
他の人が考えないことを考えて、好きに描けば、
それがSFなんだと僕は思うんですよね。


★ニッポンのマンガ/諸星大二郎★

2006年10月13日(金) ニッポンのマンガ/松尾スズキ
なにげなく生きていれば、ただおのれの人生のエキストラとして
一瞥して終わり、であったはずのホームレスが、もしかしたら
かつて学生の頃、親の目を避けむさぼるように読んだあの
「やけくそ天使」の作者であったかもしれない、という想像力。
そういうものを『失踪日記』は私に与えてくれたのである。


★ニッポンのマンガ/松尾スズキ★

2006年10月12日(木) ニッポンのマンガ/荒俣宏×いしかわじゅん
荒俣
(投票制から合議制に変わってからの受賞作は)
だれかがものすごいテンションで推した作品が多い。
一番驚いたのは、第10回の吾妻ひでおさん。

いしかわ
呉智英が「みんな反対なさると思いますが」と出したら、
だれも反対しなかった。
第7回の『ヒカルの碁』は、マット・ソーンが最初から最後まで
「息子が好きだ」と言い続けて(笑い)。

荒俣
じゃ、新生賞に回しましょうと。
あれは画期的な推し方だった。


★ニッポンのマンガ/荒俣宏×いしかわじゅん★

2006年10月11日(水) ニッポンのマンガ/井上雄彦
重松(清)
武蔵と小次郎が雪で遊んだ場面は勢いで?
それとも前から決めてたの?

井上
いや、その場の流れと、その時の自分の感じで。

重松
あれもいいシーンだったな。
もしかしたらこの『バガボンド』は
巌流島には行かないんじゃないかなって(笑い)。

井上
少しずつそういう匂いを出してる(笑い)。勘弁してもらおうと。


★ニッポンのマンガ/井上雄彦★

2006年10月10日(火) ニッポンのマンガ/浦沢直樹
浦沢
今日、1973年の「COM」の『火の鳥 乱世編』の1話目を持ってきたんですけど、
これが僕の一番好きな、手塚先生の絵の完成形。

夏目(房ノ介)
この雑誌レアなんですよ。

浦沢
この一冊で出なくなっちゃった。
この後、毎月本屋さんに行って確かめるのね。
「続きは発売されていませんか?」って言ったら、
「発売されません」って。
それで夢見ちゃったんですよ、『火の鳥』の続き(笑い)。
中学1、2年生のころでしたけど、内容を覚えておけば良かった。


★ニッポンのマンガ/浦沢直樹★

2006年10月09日(月) 恨みそずい/光浦靖子
芸能界の人はいい人ばかりです。
本当の不幸はもちろん笑いませんが、不幸を可能な限り笑ってくれるからです。
私は優しいと感じます。失恋の痛手を治してくれたのは、
友達の慰めではなく、芸人さんの、スタッフさんの大爆笑でした。
「うぁー、で? で? で? うはははー」でした。
今この世界にいるのは、その優しさをくれた人たちに恩返しをしたいからです。
「何が恩返しですか?」と若手の頃、真面目に聞いたら
「笑いをくれ」と言われました。
その人たちに「面白かった」と言われるまで、
私はこの世界にいようと思っています。


★恨みそずい/光浦靖子★

2006年10月08日(日) アウトドア般若心経完成披露/タモリ倶楽部
(空耳に笑う住職に)
安斎「お若いスからね、意外と」
タモリ「住職、おいくつですか」
住職「26です」
タモリ「あー若い」
安斎「好きな、あのアーティストとか」
住職「オザケンが好きです」
みんな「おお」「オザケンときましたか」「渋谷系かー」
タモリ「オザケンは最近どうしてんですか」
住職「最近ニューアルバムを出しました」
渡辺「インストのね」
住職「はい、インストの」
タモリ「オザケンの歌詞はいいですよね」
住職「いいんですよ」
タモリ「いい歌詞なんですよ」


★アウトドア般若心経完成披露/タモリ倶楽部★

2006年10月07日(土) 腐った林檎を食う水夫の歌/ムーンライダーズ
水夫は いつでもおかしな
歌に溺れて
船乗り 稼業は楽しきや
帆をかかげよう

ハジキと匕首どちらか
売りに出しても
サテンと 太鼓と果物
手放す事は無い

補助エンジン 全開にして
ハバネラのリズムで
ビートが きざめれば いいね

阿片と お茶の葉と
林檎と 豚肉で
テンポが 上がれば そりゃ ゴキゲンだね
ところで

リタイヤ間際の一等水夫が(電報もらって)
船を降りる 一等水夫が(連絡もらって)
数十年の 航海中に(電報もらって)
次の港で降りる予定が(連絡もらって)
歌の上手い 一等水夫が(電報もらって)
何年も前の 友人から(連絡もらって)
(林檎を食って)
(林檎を食って)

水夫は こんなにおかしな 
話に溺れ
ハジキと匕首金に換え
歯を治したら

ギターと太鼓と果物
両手で抱え
モールス信号のような
音をきざんで

メインエンジン 全開にして
ハバネラのリズムで
ビートが 届いたら いいね
あの娘と お茶を飲んで
林檎を分け合って
テンポが上がれば そりゃ ゴキゲンだね
ところが

一番目のガイコツが(カリンバを弾いて)
二番目のガイコツが(アコーディアオンを弾いて)
三番目のガイコツが(ヴァイオリンを弾いて)
四番目のガイコツが(太鼓叩き)
五番目のガイコツが(ギターを弾いて)
六番目のガイコツが(ベースを弾いて)
(腐った林檎食った)
(腐った林檎食った)


★腐った林檎を食う水夫の歌/ムーンライダーズ★

2006年10月06日(金) ワンピースを、Pay Dayに/ムーンライダーズ
また ゆらゆら 眩暈がしそうな夜
字を書いても 送れない この20行
夜更けに書いた 文章で
いや 私の頭のせい

昨日の夜 もう頭 働かなくて
返事なして ごめんなさい 今日きっと
好きなモノ ひとつ 見つけた
日曜に 観た映画

彼女たちの あの眼差しは なな 何だろう
いたいいたい けれど愛しい
池に沈む たくさんの ワンピース

煮えたぎるもの 抗いたい気持ち
根拠のない無敵感 鳴らせ衝突音
力があるなら立ち向かえ でも侵される前に逃げなくちゃ。
お喋りな口には泥を詰め込め 飾った装いには泥を塗れ

泥 泥 跳ね上がる泥
泥 泥 投げつけろ泥
病んだふりにはうんざりだ
汚いから面白い 綺麗になんてならなくていい

もうずいぶん昔のことと、思ってたら
そんな昔 でも無かったり あれれ
明日は 初めての Pay Day

ワンピース 欲しい Pay Day

蕾か 蕾じゃないか どっち RoseBud


★ワンピースを、Pay Dayに/ムーンライダーズ★

2006年10月04日(水) おしゃべりデリ坊、東京ド真ん中配達中/シャシャミン
(いつも生足で出てくるかわいいコのとこにデリすることになって)

友人Tがコソリとアドバイスしたのである。
「キャップのひさしで、相手から目線を隠すとイイよ」
つまり相手に悟られないで直視できるということだ。
ハハ。そこまで、別にいいよ。
すると、別の人が
「あーやっぱ、そうやってます?オレもやってますね」
と言う。それを口火に
「あー僕もしちゃいます」
「オレも」
「自然にやっちゃいますよね」
自然ときた!やるかぁ?
フタを開けると、みんなそうしていた。
皆、なぜか優しい顔になっていた。座がまとまった瞬間である。


★おしゃべりデリ坊、東京ド真ん中配達中/シャシャミン★

2006年10月03日(火) おしゃべりデリ坊、東京ド真ん中配達中/シャシャミン
 ”オザケン”こと小沢健二くんがこんなエピソードを話したことがあった。

ドライブ中。
あんまりに幸せだったんで
「オレ、もう死んでもいいかも…」
とボソッと言った矢先、
反対車線から、トレーラーがギュワーン!とハミ出して来て、
あわや激突!
ギリでかわし、事故は回避した。
タイミングがタイミングなので、以来、そのセリフは二度と口にすまいと
誓った…。実際まだ死にたかないし…。
ということだ。

「あんまりにも幸せだった」っていうのがあんま経験したことないんで
少しムカつくけど(苦笑)、なんだか分かるような話である。

「思った矢先に…」ってのは、なんか人を意味シンな気にさせるんだ。


★おしゃべりデリ坊、東京ド真ん中配達中/シャシャミン★

2006年10月02日(月) おしゃべりデリ坊、東京ド真ん中配達中/シャシャミン
安っぽいムードっつか、しょーもないノリが吹き出していた。
まあ、そんな中でも、なんとか渦に巻き込まれないように、
くさらず、ってカンジで。
ねえ、お互い。なんかを超えましたよ。



交差点で見かけた時に、こうグルグルと、思いがめぐったのでして…。
とにかくなんだかそれでも道のりは長そうなので、
まーどうにか殺伐とせずに、デリって行きましょうぞ、と、
メッセージを送っときます。似た境遇のカレらにとか。


★おしゃべりデリ坊、東京ド真ん中配達中/シャシャミン★

2006年10月01日(日) おしゃべりデリ坊、東京ド真ん中配達中/シャシャミン
配達中の飲み食いは禁止だけど、悪いが飲んだり食ったりしてる。
サボりはバイトのスパイスでしょう。

ド寒い日はHOTドリンクで一休み。

グビ!時にチビリチビリ……。
グビリチビリ飲みながら、小さく暖をとってる自分に、
たまにせづねー気分になる。ぶるぶる震えてたりして。

そんな時に考えることはネガティブなコトだったりどーでもよいコトなのだが、
「なんかオレ、前世はかっなりカワイイ女だったと思うな、絶対」
という妄想が、最新の妄想です。お金ください。


★おしゃべりデリ坊、東京ド真ん中配達中/シャシャミン★

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