○プラシーヴォ○
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2005年11月28日(月) ご縁

朝、仕事に出かける直前に猛烈にお腹が痛くなって、
もう玄関は出ていたのだが慌てて戻ってトイレにこもった。


家の側の最寄り駅から出る発射時刻にはもう間に合わないので、
特急電車がとまる少し遠い大きな駅まで自転車で行くことにした。


が、ことのほか空気が抜けていた自転車のペダルは重く、
ヨレヨレになってホームで電車を待っていると



「がちゃちゃん??」

と顔を覗き込む女性。


「あ・・・!」


それはイトコのお姉さんだった。


親戚づきあいが皆無な私。
なんだか他人のような身内のようなこの微妙な距離が凄く苦手



しかも、名前が思い出せない。
(2年前に、このお姉さんの結婚式に参列した時ぶりとはいえ
 身内なのに〜)




「がちゃちゃん、今彼氏いないの??
 あ、じゃあうちの旦那の友達はどうかな?
 41歳なんだけどね〜」



ええ〜!



これもまたご縁?





2005年11月15日(火) 心配

明日の午後までに、
膨大な量の店の用事をしなくてはいけなくなった。


私の働いている店では
ギフトカードを発行していて、
それを急に明日までに大量に欲しいと
営業の男性が飛び込んで言ってきた。


いろいろあって、
明日までにしなきゃいけないのは
私の対応にも責任があって、
今日は店に泊り込みで処理するつもりだったが、
それを言うときっと後輩の子が心配するから、


「あ、私送らなきゃいけないメールがあったんだ」


と、店の片づけが終わってから後輩の子を先に帰そうとした




だけど、こちょこちょと片づけをしたり、
コートの紐を何度も結びなおして私の方をちらちら見ている



「先に帰っていいよ?気をつけて帰ってね」


と言うと、


「怖くないですか?」


と何度も聞き返す



確かにこの広くて静かな店に一人きりはちょっと怖いけど




可愛いねえありがとう


いつも怒ってごめんね。


って嬉しくなる。







2005年11月11日(金) Do you know?

あの人うらやましいなあとか

あの人がいいって言ってたから行ってみようとか

私って、私の中に私の情報が全然つまってない




今だって、店のスタッフルームで話をしている
経営者くんとリンちゃんが気になって
頭のなかそれだけになってる



せっかく私の時間なのにもったいない


分かってるんだけど



私は私

私のしたいことは?

私の行きたいところは?



今までいろんなことを我慢しすぎて
いろんなことを人まかせにしすぎて
麻痺しちゃってるんだろうな



全然自分のやりたいこととか
好きなことが分からなくなっちゃった



だけどあきらめずに何度も問う


私の好きなことは?



私の、行きたいところは??


神様道を引いてください


私は私の意志で進みます


2005年11月10日(木) 切なくてねじきれる

お店の新人のリンちゃん。

なんとなくだけど
経営者くんはリンちゃんのことを
好きだと思う。


暇さえ見つけては、リンちゃんの横に座って
延々ととても幸せそうに話をしている。



私との業務連絡のメールにまで
リンちゃんの名前が出てくる始末。



今日、私と同時期に入ったスタッフの
ミイちゃんが私に報告してきた



昨日、経営者くんが
なんと、カバンを忘れて帰っちゃったんですよ〜

で、リンちゃんがそのカバンを持って帰るハメになったんです〜




??



意味が分からずきょとんとしていると




あ、なんか経営者くんが店を出た後、
リンちゃんの帰り道の途中にあるお店で飲んでたらしくて、
店までカバンを持ってきてください〜って連絡があったんですう







それって・・・
計画的?



私達スタッフの中から、リンちゃん1人だけを
飲みに誘うことなんてできないから、
恋心を隠して隠して偶然を装って




あ、カバンありがとう
もしよかったら、一緒に飲んでいく?




なんて誘ったに違いない



経営者くんは私より年下だけど
すごくしっかりしてて
株のこととか経営のこととかすっごい頭がよくて
冷静でクールで

でも

なんて恋に関しては分かりやすいんだろう。



きっと経営者くんって、
リンちゃんのこと好きですよねえ〜
くっつけちゃいましょうかあ〜、ウフフ




ミイちゃんが本当に楽しそうに笑う。


そうね、
ほんとに
おもしろそお
くっつけちゃおうぜ



私も頑張って笑う







切ないなあ。


久しぶりに切なくて泣きたくなっちゃう。


がちゃ子 |偽写bbs

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