○プラシーヴォ○
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2003年07月27日(日) おふろだいすき

人ごみダイキライカップルの私達


神戸での花火は遠慮して
近場でどこかへ出かけることに




前々から行ってみたかった


『日清ラーメン博物館』


なんと無料!




無料だけあって

ちょっとショボイ!



でも、昔のラーメンのコマーシャルのビデオは面白かった



そしてその後は
お風呂屋さんへ




「ここらへんに、また新しく銭湯がオープンするんだってさ
 あ、あれ?
 もうできてるのかな??」


ハム男の目線の先には
ちょっと小じゃれたスーパー銭湯



警備員の人が立って車をさばいてる



予定を変更して
そこへ入ることに




ん?



よく見ると、
警備員の人が
ガリバーくんのヒッチハイクばりに
スケッチブックくらいの紙を持っている




“本日、貸切研修のため
 一般の人は入れません”




小さくて見えねーよ




案の定、もうオープンしてるもんだと思って
続々と車が入ろうとしては
警備員に追い返されている



どんくさいなあ





予定通りいつもの銭湯に入って
ぬくぬくで幸せ


2003年07月26日(土) 伝えたいことはあるんだ

焼き鳥屋に歩いていく途中、
後ろから自転車が来て
チリンチリンとベルを鳴らした



よけるときに
ハム男の腕をつかむと
強く振りほどかれた



ハム男はいつもそうだ


私が誰かの前をさえぎったり
人ごみの中でボーッとしていると
すごく怒る


「ジャマだろ
 みんなの迷惑だろ
 ちゃんとしっかり歩いて避けろ」


私の腕を乱暴につかんで
あちらこちらに振り回して
なんとか人とぶつからないようにする


そういいながら
自分がベビーカーに轢かれてたりするんだけど



ハム男は最近、手を繋いでくれない


恥ずかしいのか
単に面倒くさいのか



何にせよ
その振りほどかれた感触は
とても悲しいもので




私の心は一瞬でしわしわと縮まった



家に帰って
ハム男と話をしていて
ふとした拍子に私の頬をきつくつまんだ



そんなに痛くなかったのに
変なスイッチが入ってしまった





どうして手を繋いでくれないの
どうして乱暴に私の手をふりほどくの
どうして明日は赤ちゃんの命日なのにサッカーに行くの
どうして命日を覚えてないの
どうして付き合って3年にもなるのに
ハム男の両親に合わせてくれないの
どうしてまた今年も一人で実家に帰るの
自分は料理もろくすっぽ作らないくせに
出かけるときに自分ばっかり運転してるとか
どうして変に男女平等をアポールするの




どうしてどうしてどうしてどうして





ハム男が立てている膝をぎゅうと抱きしめて
頬をつける



ぽたぽたと涙がとまらない




「がちゃ子?
 どうしたの、何が悲しいの」



ついこの間も
急に泣き出したことがあったから
あんまり驚いてなかったけれど


それでもハム男は
私をしっかりと抱きしめなおして
よーしよしと
頭を撫で回した





どうしてどうして


どうして私は
ちゃんと言葉にできないの


2003年07月22日(火) あなたは絶対…

ヴォルビックのコマーシャルで
金城武さんが歩いているところはどこなんだろう


めちゃ気持ち良さそう
行きたいわあ




ハム男が電話で怒ってた



朝の朝礼から
社長に怒られたらしい


しかもハム男に全く関係ないことで



ハム男はもともと社長に嫌われていて
ことあるごとにつっかかられていたんだって



ハム男もキレて

『ああ、わかりました わかりました』


と、小バカにした態度をとり、
さらに事態を悪化させたらしいけど…



『その場で、黙ってればおさまったんやろうけど
 俺な、イエスマンにだけはなりたくないねん』



ハム男の気持ちはとてもよくわかるけど
確実に自分が悪くないと思ったときは
相手にしちゃだめだよ


難しいけど
直接言い合うばかりが
対決方法じゃないよ


その場はとりあえず納めて
あとからジワジワと思いしらせてやる方法だって
あるよ


相手にした時点で
怒ってる人と同じレベルになっちゃうよ



最近、今さらながら精神世界系の本にはまってて



“自分と会う人々は自分と同じレベルの人達
 自分と波長が違う人達とは会うことはない”



“自分の中をプラスの気持ちでいっぱいにすれば
 問題ごとは勝手に解決されていく”





なんて、奇麗事みたいだけど
信じるのはタダだもんね



頑張って、ポジティブ思考でいる私




最近水曜日が休みだから
火曜日の夜にハム男の家に泊まることが多い



今日は、友達と会う約束があったから
自分の家にいる



いつもハム男と見るテレビを
一人で家で見ていると


本当に悲しくなる



いつもハム男とケラケラ笑いながら見ている番組が
あんまり面白くなく見える



ハム男もちょっとは悲しいと思ってくれてるといいなあ




こういうの、すりこみっていうの?



本当に、寂しい


2003年07月20日(日) ストレート

私の好きなエッセイに、こう書いてあった



『人の私生活を書いたエッセイにとても興味がある

 ぼこぼこしてて
 人に文句を言われそうなライブ感のあるエッセイが読みたい

 読んでいる人に気をつかって
 保険をかけたり、まわりくどい言い方をしているのを見ると
 いやな気持ちになる

 そのエッセイが好きでついてきている人は必ずいるのだから
 そうでない人に気をつかう必用はない』



まったくそうだよねえ



これは日記だけど
人に読んでもらうための日記だから
文章の距離感がとても難しい


でも、私はのびのびと書く


唯一のストレス発散の場だから!


2003年07月17日(木) ちゃんす

何かのテレビを見ていてハム男が


『俺の嫌いなところ、言ってみて』


と、おもむろに言い出した






いいの??




今まで、ハム男を嫌いにならないように
怒りすぎないように
キライなところを封印してきたけれど


言っていいの???



ええっとええっと




あまりの私の興奮ぶりに
ハム男がビビり、



「え?あの…
 あんまりシビアなやつはちょっと…

 おならが臭いとか
 そういう可愛いやつにして…」




あ、そうだ



ハム男はさ、
自分で自分のことを
“あんまり怒らない気が長い男”とか
言ってるけどさ、

それは怒らないんじゃなくて
深く考えようとしてないだけなんだよね

私が何かを不満に思ってても
それが消えてなくなるまで見て見ぬフリをするでしょ

私が文句をいうのに腹がたつんなら
そう言えばいいじゃない


ハム男はことなかれ主義すぎるよ






ハム男ぽかん



「確かに、気が長いとはよく言われるけど

 そんな説明されたの初めて…」





さ、さあ!



私の嫌いなところを言えば??




「がちゃ子は怒りんぼ!」





それだけ?



ウン、とうなずいて
ハム男がチュウしてくる




私がお風呂に入ろうとしたら
タオルを差し出してくれたんだけど
なんか黒いブツブツがいっぱいついてて



「また、カビだらけのバスタオルを
 わざと私に渡そうとしてる」


と言うと


すっごく悲しそうな顔をしてた





「え?
 あ、本当だ、カビ…

 でも、でも、わざとじゃないよ


 ひどいよ、がちゃ子」





笑ってたけど

本当はこういう小さい傷を
私はハム男にいっぱいつけてきたかも



ハム男の笑顔に甘えて
無神経だったのは
私の方かも


2003年07月13日(日) 欲しい

私は自他共に認める一人上手で


一人でいることが苦じゃない


だから友達もとっても少ない



一人もいないのかもしれない



たまたま演劇が共通の趣味で
演劇を見に行くときだけ顔をあわせる友人と
今日話をしていて



「映画で、ミニミニ大作戦ってあるやんかあ
 あれみたいねん!

 
 題名聞いただけでな、なんかワクワクしてさあ
 血が踊ってん!!」


と目をキラキラさせていた




あー



そういうとらえかたもあるのかあ



面白いなあ





やっぱり友達が欲しいなあと


切に願った
ロンリーな私でした


2003年07月10日(木) あちゅいね

私の部屋は、去年やっとエアコンがついた



エアコンと言っても
窓の隙間にとりつける縦長の冷房のみのやつだ



おととし、ハム男が夏に泊まりに来た時に
(次の日、家族で海に行くのに3時頃起きなきゃいけないので
 とても起きれないと判断したハム男が
 泊まりに来た)

摂氏35度の部屋で(ハム男予測)
扇風機のぬるい風のみでグウグウ寝る私を見て
恐怖すら覚えたという


結局あまりの暑さに一睡も出来ず
私にぜひエアコンを買うようにと
熱弁をふるった



私も時々
あまりの熱波に息ができなくなって
飛び起きたりすることがあったので
貯金をはたいてエアコンを購入した




死ぬほどうるさい




バイクのエンジン音のような
冷蔵庫の音のような

なんともいえない騒音が
私の眠りをさまたげる




結局、寝にくい




チャーリーズエンジェル フルスロットルを見た



内容が無いけど
5分に一回「なんでやねん!」ってつっこまずにはいられないけど


元気が出る映画だった


ハム男にちょっと酷いことを言われたあとで


リューと
バリモアと
ディアスが



「あんな男と別れなさいよ
 一人だって十分楽しいわよ〜」


と画面から私に言っていた(きっと)




全然泣く場面じゃないところで
3人の元気の波にもまれて
うおんうおん泣いた



スッキリした



ハム男の家に帰って
御飯を作って


無理矢理おいしいと言わせて


手を繋いで寝る




夜中、ふと寝返りを打ってハム男に触れると
ふがふがと
私の手をまさぐって握りなおす



最近、歩くときに手を繋がなくなったけど
かろうじて寝てるときだけはこうやって握ってくれる




これ以上
何も減らないで欲しいなあ


2003年07月09日(水) 美しい人生よ

ハム男の部屋で御飯を食べてるとき、
急にハム男が


「松崎しげるの歌でいい歌があったなあ
 覚えてる?」



「え?
 愛のメモリーじゃないの?」




「違うよお、チョコレートのCMで流れてたんやけど
 えっと、えっと」




ちょっと考えた後、
急に私の頬に両手を伸ばして


「あなたがいてくれるだけで
 それだけでいい〜♪」
(私ウロ覚え
 ハム男はちゃんと歌ってた)


そしてゆで卵をほうばった口で
チュウしてくれた


付き合った当初とかは
こういう私に対してのラブソングとかを
歌ってくれてたけど


最近、言葉でも言ってくれなくなって



思わぬところでドキっとした




嬉しい


2003年07月06日(日) はなびじゃないけど

帰り道、野球場の傍を通る


今期、
ぶっちぎりで絶好調の球団のホームグラウンド



自転車をとめてあるところから
ふと球場を見上げると
まだ人影が残ってる

蔦で覆われた緑の球場



そろそろ試合終了のはず


そのとき、


ワーっていうすんごい歓声とともに
7回の攻撃の時に
飛ばし損ねた残りの風船が


ひゅーっと


数えきれないくらい
空に舞う



夜空に舞うそれは
花火みたいで

球場が揺れるくらいの
歓声とともに



私を幸せにしてくれた




火曜日にハム男に会える


一週間半ぶり



早く会いたい


2003年07月05日(土) 予防

職場で、
上司に怒られた


でも、覚えが無くて
調べなおすようにお願いしたら


案の定、
私のミスではなく
他の人のものだった



「無駄にヘコみたくないんで
 ちゃんと確認してから言って下さいよ」


上司に注意し返した時の
心地よさといったら!!うっきー!



自分が最善を尽くしていれば
きっと怒ることも減る



最善を尽くして
自分が正しくて注意されたとしたら
正々堂々と言い返すことが出来る



自分でも

「ああ、ちょっと手え抜いちゃったなあ…
 もしかしたら
 あとあとヤバイかもなあ」


と思いながら
物事を放っておいて
やっぱりそれに関して注意されたとしたら

自分も悪いし
でも怒られたことも腹が立つし

いい事なし




最善を尽くそう



日々、きっちりと生きよう


2003年07月02日(水) たわごと

渡部篤郎の


『笑顔の演技の時も目は笑ってなくて
 腹にイチモツもってる
 ちょっとワケありの役どころしかできないんだけど
 そんな自分が結構好き』



って感じがいやだーーーーー!!



っていっつも思うさ






西原理恵子さんの旦那さんの
鴨志田穣さんが好きだ


本に書いてあることでしか
分からないけれど


この人の様子を見るたびに

ああ、逃げちゃいけないなあと
思ってしまう



いろんな人の影響を受けて
私はパチンコ玉のように
はじけてはじけて
どこに収まるんだろう


がちゃ子 |偽写bbs

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