| 夏 色 南 風 |
| 2008年07月21日(月) Route 58 |
| 10年前の夏。 その年の春に勤めていた会社を辞めた。 2,3か月は何をして良いかわからずぶらぶらしていた。 6月下旬のある日、何気なく読んだアルバイト情報誌に掲載されていた 『沖縄リゾートホテル特集』の求人に応募した。 当時の沖縄で文句なしのNO,1全日空系リゾートホテル。 まさか採用されるはずないよなぁ〜と思っていた。 が、予想に反してここから奇跡のようなことが起きる。 ある暑い日の午後に昼寝をしていたら電話が鳴った。 『面接に来て下さい』 指定された期日に東京・新橋にある全日空系のビルへ向かう。 妙にクーラが効きすぎた部屋に案内されてビックリ。 50人くらいの面接者がいる。 (後日談で応募者数は500人を超えてたらしい) このなかで沖縄に行けるのはたったの10人。 やっぱり採用されるはずがない。 面接に来てたのはリゾートバイトや希望職種の経験者つわもの達ばかり。 三日後の午後、やはり昼寝をしてたら電話が鳴り、 『採用なので航空券を郵送しました。よろしくお願いします』 あわてて準備したっけ。 寮に入るとはいえ、旅行ではない。ちょっとした引っ越しだよ。 そんなわけで98年、99年の夏を沖縄で過ごした。 ANAはその年からKinKi Kidsが沖縄キャンペーンをしていた。 『ジェットコースターロマンス』『フラワー』がキャンペーンソングだった。どうして女性のキャンギャルじゃないんだよ! と皆で憤慨したのも良い思いでだ。(ちなみにJALは藤原紀香) 休みのたびに観光し、海であそび、マリンレジャーを楽しみ、 山に登り、街で買い物して、バーベキューで夜中まで呑む。 沖縄はもちろん、日本全国に友達ができた。 暑いけど快適で楽しい夏だったな。 そんな10年前のお話。 どうしてあの高倍率の中で選ばれたんだろう? 採用理由は内緒ということだったけど、 今なら教えてくれないかな? 実は昨日、沖縄リゾートバイト時に仲の良かった人から 電話がかかってきて驚いた。 ボクのことを憶えていてくれたんだな。 うれしかった。 記憶は薄れて行くけど、『暑い夏』ではなく、 『熱い夏』のことは良く憶えてるよ。 また会える時が来ると良いな。 |
| 2008年07月01日(火) DOOR |
| この海を渡ったら ずっとそばにいよう・・・ コブクロの『DOOR』という曲の最初と最後の歌詞だ。 この7ヶ月、この歌を思い浮かべてがんばってきた。 ここのところ日記を書かないのは忙しいからではない。 そして今から書くことも関係がないことを前置きします。 6月30日付けで、ボクが働くティールームは閉店しました。 残念だけど会社の方針だからしかたがない。 運営会社は某外資系有名企業で洗剤やらシャンプーを作る会社。 もちろん紅茶を買い付け輸入することも大きな事業だが、 飲食店経営は素人。いろいろ限界だったようだ。 紅茶を勉強し、そこで働くことができた喜びは大きい。 もちろん楽しさうれしさだけじゃなく、苦しさ辛さは半端じゃなかった。 ミスが多く、何をやってもいい加減なボクは、毎日怒られ注意され・・・ 泣き出したい叫びをあげたい気持ちを常に押し殺し歯を食いしばった。 当然だ。自分が選んだ道だから。 お店で働くよう誘ってくれた方の面子を潰したくなかったから。 快く送り出してくれた方達を裏切りたくなかったから。 そして無法地帯と化す職場や先輩メンバーの一貫性のない指示や方法論、 それに負けたくなくて『今に見てろ!』と意地になった。 もちろん悪い人たちではないけど(そういう一面もあるということ) 残念ながらいろんな方達に恩を返す間もなく閉店を迎えてしまった。 でも、終わったから言えるけど。。。楽しかった。と思う。 お茶を淹れることはもちろん、サンドイッチを作ることが楽しい。 いろんなことを教わったな。 飲食業の厳しさは身にしみるほどだ。 お客に出すものへの丁寧さや工夫は半端じゃなくこだわりがあった。 いい加減な性格のボクはすぐにごまかすクセがあるから(笑) そして美味しいものを作るには手間をかけなくてはいけないということ。 フルーツなんか仕込みの段階でカットしておけばいいのにと思うけど、 新鮮さが失われると味のニュアンスが微妙に変わる。 大変だった。毎日苦しかった。けど、ホントに勉強になった。 かけがえのない経験をさせていただいたと思う。 時々は教室に顔を出し、自分のスキルチェックをしないとね。 お店や教室のスタッフ、日記を読んで応援してくれた方々。 ありがとうございました。 さて、ボクは今、自由になった。 仕事は自由に選べる。 そろそろ家を出なくてはいけない。 コーヒーも勉強したい。 海を渡りきった。 ボクは・・・そばにいたい。 P.S. 閉店したお店は7〜8月中旬までの店舗改装を経て、 9月から新しい紅茶専門店に生まれ変わります。 ただし経営会社が代わり、メニューや取扱商品が変わるはずです。 コーヒーを置くかもしれない。スイーツを充実させる。など、 いろんな憶測が飛び交ってますがまだ何にも決まらず情報がありません。 スタッフは全員が新店舗に移行します。 もちろんボクの名前もそこに含まれてます。 しかしながらいろいろと心が揺れてます。 ボクの欲しいもの。やりたいこと。住みたい場所。 それを考えながらこの夏をゆっくり過ごしたい。 がんばったご褒美に夏休みをいただいたようだから旅に出るかな。 |
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