Promise/仮(ハナタジ/パラレル) - 2011年06月20日(月) ごく普通の野球少年だった田島悠一郎に他の人には聞こえない声が耳に届く様になった。 初めは空耳かと思った。 だけど聞えてくる声はとても必死で助けを只管に求めているものだった。 「…オレにそんな力があるのか?」 『勇者様にしか出来ないの』 『お願いします』 今にも泣き出しそうなその声に田島は自分が出来るというのなら力になりたいと思った。 「分かった、オレ行くよ」 『ありがとう、勇者様』 そんな嬉しそうな声が聞えた瞬間に田島は眩しい程の光に包まれた。 眩しさにぎゅっと目を閉じていた田島がふわりと身体が浮くのを感じたかと思うとどこまでも続く綺麗な空へと投げ出されていた。 「え、えーっ!?」 下には見た事がない緑の森が広がっている。 このまま落ちてしまうのかと田島が感じた時、身体を光が包んで急速に落ちていた速度がゆっくりになった。 その下に広がる魔法陣の中心には嬉しそうな笑顔を浮かべた2人の少女が田島が降りてくるのを待ちわびている。 「勇者様、来てくれたんだね」 「本当にありがとう、勇者様」 魔法陣の中心へと舞い降りた田島に感謝の言葉を告げながら抱き着いた少女は田島とは違う姿だった。 長く伸ばされた髪の上にはふわふわの犬の様な耳があって、お尻にはぶんぶんと嬉しそうに振られるふさふさの尻尾があった。 その姿を見て驚いたのは一瞬だった、ぎゅっと抱き着いてきた少女たちはとても可愛かった。 「オレ、田島悠一郎!」 「私はアスカだよ」 「私はハルカ」 「よろしくな、アスカ、ハルカ」 にっこり笑って自己紹介する田島達だったが、自分がどうしてこの世界に召還されたのか知って驚く事になる。 *********************************************** 1ヶ月も休んでしまったのでリハバリ的なお話。 前に書いたプロミス/仮の導入部分ですね。 今、放映中の「DOG○AYS」のパロなのですが、今回はにゃいの出番がありませんでした… ...
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