短編小説部屋...まどう ゆう

 

 

プロミス/仮(ハナタジ/パラレル) - 2011年04月17日(日)

国には古くから言い伝えられていた伝説があった。

異世界からやって来た勇者が戦いを治めて、平和を齎してくれるというものだった。

我が国は長い戦いの中にあった。

その戦いを治めてくれる勇者を求めて、国の幼き姫達はいつも祈りを捧げていた。

「勇者様、助けて下さい」

「勇者様、お願いします」

幼き双子の姫の祈りは届き、異世界から1人の勇者が現れた。

「…オレがその勇者なの?」

見た目は普通の少年であったが、姫達の祈りに答えて現れたのは勇者の力を持った少年だった。

田島悠一郎と名乗った少年は国に勇者として受け入れられ、早々と溶け込む事が出来た。


姫達に呼ばれて来た田島は後から自分が元の世界に戻れない事を知った。
姫達もその事を知らないでいたのだ。

「お兄ちゃん、どうしよう!」

「ユウちゃん、帰れないの?」

2人の兄である王子はその事を知って動揺する妹姫をそっと抱き締める。

「大丈夫だ、心配するな」

自分が何とか出来る保障はどこにもなかった。

だけど、自分の国の為に来てくれた勇者を何としても元の世界に戻してやると強く思った。


「…ハナイ、オレやっぱり帰れないのかな?」

「オレが絶対にお前を帰してやるよ」

誰よりも強い勇者が不安になっている。

本当は帰したくはないと思いながらも王子はそう田島に約束するのだった。


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きっと続かない(苦笑)

最近始まったアニメの設定をちょっといただいたパロディ。


勇者タジマと王子ハナイの2人の恋の話??

もっと何とかしたかったけど、スパコミの原稿の方を何とかしないといけないので…

花井の誕生日祝いの話はUPするかも知れませんが、それ以外はしばらく更新は出来ないかと思われます。











...

側にいてね?1(振り/ハナタジ) - 2011年04月13日(水)

最近の田島は花井にベったり懐いている事が多い。

前から花井限定にスキンシップ過多ではあったのだが、それよりも増しているのだ。

今までは時々、7組にやって来て一緒に昼食を食べる事もあったのだが、近頃は毎日の様に来ている。

初めは田島だけが7組に来ていたのだが、それを寂しがった三橋がついてくる様になった。

そして、浜田と2人で食べるのはなと泉もやって来る事になり、今では7・9組合同で昼食を食べる様になっていた。


「いやー、オレまでも一緒に食べちゃって悪いね〜」

「いえいえ、気にしないで下さい」

9組に残される事になってしまった浜田に良かったら一緒に食べましょうと花井は声をかけたのだ。

それを知った泉は別に呼ばなくても良くね?と言ってたのを聞いたのか浜田は遠慮がちな態度をしている。

「みんなで一緒に食べた方が楽しいから良いじゃん」

「そう、だね」

にっこり笑顔の田島にもごもごと食べながら三橋は答える。

そもそも田島が7組に来る様になったからこうなったんじゃないかと思ってはいても誰も特に言う事はしなかった。

「浜田さんは自分でお弁当作られてるんですよね?」

美味しそうですねと花井が話を返る様にそう浜田に聞いた。

「え、そうかな?自炊して長いからな〜」

そう言って貰えると嬉しいなと浜田は笑う。

「花井も結構、料理上手いよね」

前に食べさせて貰った卵焼きとか美味しかったもんと水谷が続ける。

「えー、水谷、ズルイ!!」

何で花井の手料理食べさせて貰ってるんだよと田島は今にも掴み掛かりそうな勢いで叫んだ。

「食べさせて貰ったって言うか、お弁当のおかずを貰っただけだよ」

それにオレだけじゃなくって阿部も食べたしと水谷が慌てて言うと田島は益々気に入らないといった感じの表情になる。

「花井、自分で弁当作ったりするんだ」

「試験前とか時間がある時にな」

隣でズルイとか言っている田島をそのままにして泉に問われた事に花井は答えた。

「オレも食べてみたい!!」

やっぱりそうなるかとその場にいた者、三橋以外の全てが田島のその台詞にがっくりと肩を落とす。

取り合えずこの騒ぎを起した水谷を後で絞めておこうと阿部はそう思うのだった。


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久し振りの更新ですいませんでした。

当初書こうと思った場面とは関係ないシーンだけで長くなってしまったので、取り合えずその1とさせていただきました。

…続く筈です。






...



 

 

 

 

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