羽積風narration
…どうかなぁ?

2000年10月27日(金) お互い様の不思議


今日、長い長い距離を歩きながら考えたこと。

良いことも悪いこともいろいろあってプラスマイナス0よりは、
良いことも悪いこともな〜んにもなくてプラマイ0の人生を
送りたいくらい、人との関わり合いには恐れを持っている私ですが。

結局そんな生き方は不可能で、
仮にそんな生き方をして心の引出しが空っぽになってしまうと
文章を書いていくこともできなくなるので、こうして人並みの人生を歩いています。



みんな言うんですよ。

「人は傷付けたり傷付けられたりして生きているからお互い様なんだ」

それは言うなれば上側の図のような関係の、
もっと複雑で大きな輪の中にいるということで。

確かに大きく見れば、みんなが誰かから傷付けられたり
誰かを傷付けたりしているので、お互い様でしかたがない
って感じもしますが、それが納得できないんですよ。

私には、大きな輪で見ることができない。
“私:Aさん”と“私:Bさん”とは全く別物で、
それをごちゃませにして考えることなんてできないんです。

つまり、私はAさんに対しては
「ああ、申し訳ないことをした。ごめん、ごめん、ごめん…」
とずっと思い続けるし、
Bさんに対しては「ぜったい許せないー!」と思い続けるというだけで。

だって、シンプルに考えて、そうじゃないのかなぁ。
ごちゃまぜにしてしまって「ハイ、お互い様」って、
それはどうなんだろう?そういうふうに思えるものなのかなぁ…。

下側の図のような関係がたくさんあるだけなら、
これはお互い様という気もするんだけどね。



でも実際は違うじゃないですか。
長く関わっていく人とは本当にお互い様になっていくことが
多いけれど、人生の中には通りすがりの人もいるわけですから。
一方的に傷付けただけで終わりになっちゃう関係もあるでしょう。

まぁ、とにかく私の感情はそんな感じで動いているので、
なんか結構しんどかったりするわけです。

だから、もう誰も傷付けたくないし、傷付きたくもないんだよ〜。
それは恋愛も、友達も、みんな、みんな、です。

すいません。こんな相関図を描いてまで力説してしまう私っていったい…



2000年10月25日(水) 派遣スタイルな私


もうすぐ新しい仕事が始まるんですけど、
なんか今めっちゃ気合入っててですねぇ…

「今までよりもっと積極的に関わっていこう」
「もっと自分に厳しくしていこう」
「貯金もちゃんとしよう」「体にも気をつけよう」

いろいろ思ってるわけです。

今の心構えが長く続くといいなぁ(←ちょっと弱気)。

よく訊かれたりもするんですけど、
なんで私が派遣なんかやってるのかというと、いちばんの理由は
“社名ではなく職種に誇りを持っていたいから”かなぁ。

自分が何と言う名前の組織に属しているかではなくて
自分がどういう仕事をしているかに誇りを持っていたいんでしょうね、今は。

ほら、大きい組織の社員だと、それこそ営業・事務・秘書などなど
関係なく異動があって当たり前だったり、
年数が経って管理職になると扱うものが商品→人間(部下)に変わったり
するじゃないですか。

それって、なんか違うなぁ…って。

もちろんそれなりの社名の名刺を持つまでには
ものすごい努力があるわけですから自分の会社に誇りを持つのは当たり前。

どこに異動しても仕事の大きな流れで見れば
みんな何かの形で一つの仕事に関わってるんだし、
いろんな部門の仕事することはプラスにもなると思います。

例え仕事に何のこだわりもプライドもなく
平気でペコペコ頭を下げてるサラリーマンでも、
それが家族を守るためならカッコイイんだと思うし。

だから、何が正しいとかいう話じゃないです。

今の私には自分のやりたいことを、できるだけ理想の形ですることが大事。
それを「無責任」と言われないためには、
やっぱり“守るべきものを作らない”ことかな。

あと、文筆活動のほうももっと頑張っていかないとなぁ…。

今はいろいろやりたいことが多過ぎて全部が中途半端という、
いちばん悪い状態かも!?



2000年10月24日(火) ニュースを見ながら


今、ニュースでパキスタン情勢(?)のことをまた言ってたんですけど、
ああいうふうに宗教のことで譲れないことがあって戦うっていうのは
宗教にとくに無節操な日本人としては、ちょっと考えるところがありますよね。

どっちもどっちっていうか…。

神の名のもとに人を殺してちゃダメだとは思うけれど。
だからって、日本での宗教の扱い方が正しいとも思えないし。

あと、また殺人事件があって。

いつも“いい人”が殺されると近所の人とか親が
「人の恨みを買うような子じゃなかったのに…」
なんて言ったりするんだけど。

ほんとにみんなに好かれてる人なんていないと思うんですけどね。

誰一人からも恨まれたり嫌われたりせずに生きていくってのは、
かなり至難のワザでしょう。

まぁ、私も友達が事件に巻き込まれたりしてマイクを向けられたら
同じように言うと思うけど。



2000年10月21日(土) 矛盾


寒いのに弱くて肩は凝るし神経痛にはなるけれど
それでも冬が好きな私の最近は

「あーっ、もう寒っ!サムッ!さむっ!だる〜…イテテテテッ、でも、うれし〜♪」

って感じで忙しい(っていうか、うるさい)。布団にくるまりながら。



2000年10月17日(火) 出戻れないの


今日ねぇ、この前までいた派遣会社から電話がかかってきて。

なんか、この前まで行ってた派遣先ですぐに辞める人ができたから
戻ってきてくれ、って言われたよ。

そんなこと言われても、もう次のとこ決まっちゃったからなぁ…。
いやぁ…人生はタイミングですなぁ。

まぁ一度働いていたところから戻ってきてくれと言ってもらえるのは、
ありがたいことです。

*** *** ***

うちの近所のファミレスで事件があったらしい。催涙ガスだって。
一時はよく行ってたところだわ。こわいこわい。

最近めっきり寒くなってきちゃって。冬、好きだからうれしいわ。



2000年10月14日(土) ニュースの感情移入と八犬伝


たぶんほとんどの人がニュース番組なんてのは、
どこか遠くで起こっている他人事のような気持ちで見ていて、
ときどきそれを責めるような発言があったりするわけですが。

毎日毎日起こる事件をその当事者や親族の気持ちになって観てみると
悔しかったり悲しかったり痛かったり辛かったりし過ぎて、
発狂しそうになるんですけれど。どうしたもんですかね…。

現実に起こっていることだけでもリアルな気持ちで接してみれば、
これ以上ないというくらい恐いのに、
まだ娯楽としてホラーなんて分野が存在する意義もわかりません。
(まぁ、好きな人にとっては別物なんでしょうね)。

とはいうものの身近な人に関しては、
人の幸せを素直に喜んでやる余裕もなけりゃ
悩みを真剣に聞いてやる余裕もないんですけどね。

…ってなことを全部、自分の今の境遇のせいにすれば楽チンなんだろうけど
それじゃこの前書いたトラウマの話と同じになっちゃうので。
結局、私個人の性格に問題があるんでしょうなぁ…ということで。
いや、開き直りじゃないんだけどね。

*** *** ***

昨日ね、鈴木あみのドラマ・八犬伝の最終回を観てたんですけど
“人間は自分を本当に理解してくれる人が一人でもいれば生きていける”
って結論だったみたいなんですけど、どうなんでしょうね。

本当に自分を理解してくれる自分以外の人間なんて、
違う感性でものごとを見てる以上は存在し得ないと思う。

逆に、本当は理解できていなくても
“理解しようとしてくれている”ことさえ伝われば
生きていけるような気もしますしね。

っていうか、そもそも、なんで人に理解してもらわなくちゃいけないの?
…とも考えられるよね。

“人間はみんな「自分だけは普通だ」と思って生きている”
というようなことも描いていたように思うんですけど、それは納得。

でも「自分は何か周囲から浮いているんじゃないか」と常にオドオド
している人もいるだろうけど、それはそれで大変だしね。

「自分は普通だ」ってある程度根拠の無い自信を持ってないと
生きていけないですよね。

本当は「自分は自分だ。周りと同じでも違っても、私はこのままでいいんだ」
って思えるのが一番いいのかなぁ…?わかんない。

いやぁ…鈴木あみの演技、悪くないよー。上手いと思う。
あの髪型もかわいかった。適度に赤くて、好き。
見応えありましたね。途中から観てたんですけど、最初から観てれば良かった。
小西真奈美が一番光ってたかな。前に“ウルルン滞在記”にも出てたけど、
ぜんぜんイメージが違って。役者さんって、やっぱりスゴイですねー!



2000年10月10日(火) 変な夢


ミスタードーナツの店員とケンカしてる夢を見て、今、起きました。
いや…ミスドってめったに行かないんですけど。
しかも苦手なドーナツを買ってた。

昨日は昨日で、はらたいらを口説いてる夢を見たんだけれど
別に彼のことはタイプじゃない。

*** *** ***

あ、仕事決まりました。心配してくれてた人、ありがとう。
でも11月からって言われちゃったので、
結局1.5ヵ月遊ぶことになりました。
あと2週間って、バイトするかどうか微妙なとこですね。
決まったのは、なんか面白そうな仕事です。はい。
毎日、大阪から神戸に通うことになりました。
神戸って買い物して帰っちゃいそうでコワイわ。



2000年10月07日(土) 本当はキレたフリなんじゃないの?


今、テレビでやってたの。忘れないうちに書いとこう。

キレにくい脳を作る3ヶ条
1.肉と砂糖を採る
2.運動をすること
3.感動すること

あ〜…1しかできてないや。
う〜ん、でもキレはしないんだよね。よく怒るけど。冷静に怒りを演技。

*** *** ***

このまえ電車に乗ってると車内アナウンスで言ってたの。
「心臓のペースメーカーを…云々、携帯電話の電源はお切りください」
って。で、ハッとして切りました。
今までは「車内での携帯電話のご使用は迷惑になりますからご遠慮ください」
っていうアナウンスしか聞いたことがなかったから
いつもマナーモードだったんだけれど、そういえばそういう問題もあったよね。
あれって、混んだ車内だと隣の人との距離が近いから危ないんだよね。
なら、本屋さんで立ち読みしてるときも同じような状況だし
他にもいろいろあるんじゃないのかなぁ。そう思ったら怖い。
どこに行っても電源を入れられないや。
私がペースメーカー着けるようなことになったら、絶対怖くて外に出られないと思う。



2000年10月05日(木) そんな不器用な自分が可愛いとは思わない


このあいだ、なんとなくテレビを見ていたら
『男女7人夏物語』の再放送をやっていて、
つい、明石家さんまの役に感情移入して見入ってしまった。

変な情にほだされて間違った優しさを示してしまったばかりに、
後で余計に相手を傷付けることになってしまうバカさ加減が泣ける。



2000年10月04日(水) 話し合いと平和


今、『ここがヘンだよ外国人』を観ています。

世界で唯一麻薬を法的に認めている国・オランダを、
他の国の人達が責めているのですが。

煙草を認められている国が寄ってたかって責めているのが、
こっけいで笑えました。

“ここまではOK。ここからはNG”っていう規準が、
みんな自分中心なんだよね。

こういう討論番組って好きです。
私の知らないいろんな事実や考え方があるんだなぁと思う。

私の周りには、ただ討論の時間が苦手だとか苦痛だとかで
避ける人が多いけれど、あんまり逃げているのもどうかと思う。

日本人好みの平和主義って、本当の平和に行き着くには
遠回りじゃないのかなぁ?偽善的。

“討論=ケンカ”みたいに考えて、

「そういうの苦手なんだよね」
「真剣に意見を闘わせるより先に引くほうが大人」

とすぐに言う人が多いけれど、
そろそろ日本人もきちんと話し合いをできるようになればいいのにね。

アメリカとかって、学校の授業でディベートがあるんですよね。
日本も幼いときから話し合いの技術とか習慣をつければいいのに。

でもアメリカって暴力・殺人事件が多いですよね。
話し合いって役に立たないんでしょうか…あれ?



2000年10月03日(火) たかるなっ!


人との関わり合いの中で起こる心の傷のような問題は、ハッキリ言って
お金の問題に比べたら、なんてことないんじゃないだろうか。

…って言うと
「あんたは本当の意味で心に傷を受けたことがないんじゃないの?」
と言われるのでしょうが、それを言うなら私も
「あんたは本当の意味で金銭的に困ったことがないんじゃないの?」
と言うだけで、まぁ、別になんの結論も出ないのですが。

どっちにしてもお金は人間関係を壊すよね、まったく。お金は権力だしね。
でも最近ね、ちょっとわからなくなってきました。
お金を貸してる人と、借りてる人。本当の意味で上なのはどっちなんでしょうね。

あんまりまじめに働くとダメね。周りの人間が
「あいつはまじめに働いているから、いざと言う時はあいつに頼ろう」
ってなっちゃって、何人養ってもキリがないね。

お金はね、徹底的に“無いフリ”をしてる時ほど貯まりますね。
プライドを捨てて。

誰にも頼らないから、誰も頼らないでくれよ。ほんとに。
合法的な仕事をしている20代前半の女が、そんなにお金持ってるわけないじゃないか。

今、コンビニで買ってきた“チョココーヒー”ってのを飲んでるんだけど、
甘いの苦いのって…。



2000年10月02日(月) 価値観が違うから成り立つ風俗業


嗚呼、今、なんか、ほんとに、もう、どうしようもねー!
って感じにいきなり突き落とされて、
詞についての考察なんかしてる場合じゃないんですけど。

本当にどうしようもなさすぎて、
詞についての考察などをやめたところで事態が改善されるわけでもないので、
私は相変わらず詞などを書いていれば良いんだろうか。
っていうか、そんなことしてる余裕はありません。

風俗って悪いことなんですかね?誰か正当化して背中を押してくれませんかね?
男に色目使って稼ぐぐらいなら、死んだほうがマシですね。そうですね。
死ぬか殺すか二つに一つなら、殺すほうがマシですかね。そうですね。

風俗の正当化といえば、「需要と供給が成り立ってる」っていう理屈ぐらいですよね。
それも中身は、女は「SEXぐらいで大金手放すなんて、男はバカだ」と思い、
男は「金さえ出しゃあ体を開くなんて、女はバカだ」と思うことで、
両方がかろうじて自尊心を保ってるのが正体ですからクダラナイですよね。

結局それも価値観の違いがあるから成り立ってるんでしょうね。
男は金よりSEXが大事で、女は体より金が大事ってだけのことでね。良かったね。

…って、だから、そんなこと考察してる場合じゃないんだよ。



2000年10月01日(日) 詞についての考察


ちょっと機会があったので、詞について考えてみた。

詞にメッセージ性は…あるほうがいいと思います。
詞に…というか音楽に限らず小説でも絵画でも何でも。

広く世に発表して人のお金や時間を動かすのなら、
何も目的意識のないことをするな、と思っています。

詞に関して言えば、それは
実際に行動を促すようなものでもいいし・ただ心を動かすものでもいいし、
万人に向けたものでもいいし・一部の人に向けたものでもいいし、
わかりやすい言葉でもいいし・伝わりにくい言葉でもいいし、
その内容ではなくただ言葉の響きの持つ優しさだけでもいいと思う。

詞に全く全然意味がなくて、ただ楽曲のリズムやボーカルの
ビジュアル的なカッコよさだけを伝えるものなら、
それはちょっとどうかなぁ…と思います。

でも現在の音楽はカラオケ文化だし、歌手のキャラクターや外見で
消費者は動くのでそれも仕方ないです、うん。
私もカラオケのためだけに、楽曲のノリだけでCD買ったりしますし。

最近の記憶に残っているプロの人の言葉では、
都はるみが「やっぱり詞のメッセージを伝えることが大切」と言い、
ドギーバッグ(?)の片割れが「詞なんてどうでもいいので、
自分の歌うパートしか覚えていない」と言っていました。

安室奈美恵は昔、「詞の内容はどうでもいい。ダンスなどで
私のカッコよさを伝えたい」と言っていましたが、
結婚前後ぐらいから「詞にグッときた」というような発言が目立ちます。


 < 少しまえのこと  もくじ  少しあとのこと >


汐 楓菜 [MAIL] [活動記録]

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