部長motoいっぺい
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2003年10月31日(金) ハロウィーン2003

今日はハロウィーン。

子供の学校でもハロウィーンパーティーがあるというので、本日は久々に有給休暇をとって、嫁とともに学校にお手伝いに行く。

娘のクラスでは、7つぐらいのコーナーが設けられており、クモの巣(に見立てたもの)に、クモのおもちゃを引っ掛けるゲームや、ジャックオーランタン福笑いのようなものもあった。

娘がクラスの中でどのように過ごしているかを、初めて目の当たりにしたが、まさにアメリカ人そのもの。我が子が英語で行われている授業に、他の子供たちと全く同じように参加しているのを見て、しばし感慨に浸る。

息子のクラスにも行ってみたが、息子も先生の話をきちんと聞いており、渡米直後は先生の方を向くことさえ出来なかったことを思い出して、息子の成長ぶりにも感心する。

結局のところ僕は、「自分の子供たちが、英語で自由にコミュニケーションしているところを見るのがとても好きだ」ということを、今更ながら確認する。

夜は息子は友達の家でのハロウィーンパーティーに参加。
残された娘は、近くに住む仲良しのフィリピン人のAちゃんとともに、ダウンタウンのショッピングモールにトリック&トリートをしに行く。

モールはたくさんの人で賑わっていたのだが、どうやら「どこに誰が住んでいるか分からなくて不安」という人が、安全なショッピングモールに子供たちを連れてきているようだ。

近所の家々をまわる風習がだんだん薄れていくようで、外国人ながら少々残念にも思う。



↑娘のクラスの集合写真


2003年10月30日(木) Tさんの送別会

3ヶ月にわたる出張を終え、Tさんが本日帰国。昨日はお疲れさん会をHOOTERSで開いた。参加者は駐在3人、研修生3人、TさんとTさんの交代要員であるHくん。

HOOTERSをリクエストしたのは、研修生のNくん(独身)。
僕個人としては、店の中が賑やかすぎて人の話が聞き取りにくいので、送別会の場所としてはどうかと思ったのだが、まあ、ご希望とあればしょうがない・・・という感じ。

名物のチキンウィングを食べ、ビールを飲む。

HOOTERSに行くということは、僕にとっては別にうしろめたいことでもなんでもないので、嫁には店名を告げていたのだが、帰ってから驚くべき事実が判明。

それは、

研修生のYくんの奥さんから我が家に電話があり、ウチの嫁が余計なことに、HOOTERSにYくんと一緒に行っていることを、Yくんの奥さんに話してしまっていたこと。。。

もちろん、家族で一緒に行ったことのある「健全な」店であることは伝えたらしいのだが、Yさんの奥さんいわく、

「帰ってきたら、どの店に行っていたか、さりげなく聞いてみよう」

とのこと。。。

Yくんが正直にお店の名前を奥さんに話せば、特に問題は生じないが、そうでなかった場合・・・・(汗)


昨夜、どのような会話がY夫婦で交わされたかは、怖くてとても聞けない。


2003年10月29日(水) オーロラ

太陽フレアの影響で、北海道でもオーロラが観測されたそうだが、僕の住む町でも先日オーロラが見えるかもしれないと、ニュースが流れていた。
ニュースによるとこの街でも、2年に1回ぐらいはオーロラを観測するのだという。

結局その日は、霧の影響でオーロラは見えなかったようだが、今日再びオーロラ観測のチャンスだとのこと。

帰りの車の中から見えた空に浮かぶ雲が、こころなしかいつもより赤く染まって見えたのだが、僕の見上げた空は南の空だったので、多分オーロラではなく、街の明かりを反射したものなのだろう。

夜に起きたら、北の空を見上げてみることにしよう。


【駐在2号。のワンポイント英語】オーロラ=Northan Light



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2003年10月28日(火) ゲームボーイカラー

先月の息子の誕生日に、ゲームボーイをプレゼントした。
最新のゲームボーイは、ゲームボーイアドバンスらしいのだが、昨年出張帰国した時に、ひょんなことからゲームボーイカラーを手に入れたので、今年の誕生日までしまっておいた。

息子は以前から、友達がもっているゲームボーイをうらやましがっており、誕生日にゲームボーイをプレゼントしたところ、とても喜んでいたのだが、誕生日から一月以上たった今、息子より娘のほうがゲームに熱中している。

そして、その娘よりも熱中しているのが、




他ならぬ、僕・・・(滝汗)




嫁の呆れ・諦めに似た視線を受けながら、2週間ほどかけてRPGのエンディングを、先ほど無事迎えることができた。
これでやっと、ゲームボーイから遠ざかれそうだ。



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2003年10月27日(月) 森くん違い/3万ヒット御礼

本日、3万ヒットを達成いたしました。
日記を始めた頃は3万ヒットどころか、1万ヒットを越える日記を「すごいな〜」と思って読んでいたものですが、自分の日記がいざそうなると不思議な気分です。

これからも駐在日誌を、よろしくお願いいたします。




検査員のTさんは、8月の上旬に赴任したので、間もなくビザなし渡航の期限である入国から3ヶ月を迎える。そのため、交代要員として森くん(仮名)が本日より赴任した。

森くんが駐在室に赴任の報告をしに来たので、駐在1号の部屋で簡単な注意事項などを伝達していたところ、駐在室秘書のAが部屋に入ってきた。

彼女いわく駐在室に取引先担当から電話があり、森くんを捉まえたいのだという。

取引先の担当者は、まだ森君の赴任について知らないはずなので、一同みな「???」という顔をしていたら、どうやら自分の英語が理解してもらえなかったと勘違いしたらしく、「しょうがないわねぇ・・・」という呆れ顔で、同じことを繰り返し言った。

僕が思わず、
「彼は、何で森くんに用事があるの??」
と尋ねた時、僕は別の部署の「森さん」が、出張でこの町を訪れていることを思い出し、きっとその人は「ここにいる森くん」ではなく、「その森さん」を探しているのだということに気がつき、宿泊しているだろうホテルを秘書Aに伝えて一件落着。

それにしても、「つかまえたい=trying to get hold of 〜」っていう英語ぐらい、わかるっちゅーの>秘書A


2003年10月26日(日) ハロウィーン準備

今週の金曜日は、ハロウィーン。
嫁いわく、アメリカで最も好きなイベントなのだそうだ。

まあ確かに、国中の子供が(一部の大人も)一斉に「コスプレ」をするハロウィーンは、見ているだけでも微笑ましく、なんだか古き良き時代を思い起こさせるイベントである。

それに加えて、嫁はハロウィーンに格別の思い入れがあるという。
それは、2年前の8月に赴任した当初、何もかも分からない不安な日々を子供たちと過ごし、最初に子供たちの笑顔を見てリラックスできたのが、その年のハロウィーンだったということらしい。

今日は、車で30分ほどいったところにある、大型ショッピングモールに行き、娘のコスチュームを購入。

娘は、その「超社交的」な性格とは裏腹に、自分が女の子であるという自意識がとても強く、常に女の子らしいヒラヒラした服が大好きである。ハロウィーンのコスチュームも、ピンク色をした妖精かお姫様のようなドレス。

もしかしたら、これが最後のハロウィーンになるかもしれないなぁ、と思いつつ、娘がコスチュームを試着するのを見ていた。


2003年10月25日(土) ガチンコ勝負

今週は、同期のHが出張で来ていた。

彼は僕が渡米する時に、
「お前には、英語とゴルフだけは勝ってると思うんだけど、これで逆転されるな」
という、ありがたい惜別の言葉?を放った男である。

僕の渡米の約半年後、彼は長崎のグループ会社に出向になり、以降英語は別として、彼のゴルフの腕はさらに向上したようである。

彼の出張業務は金曜日で完了していたため、本来であれば土曜日の飛行機で帰国する予定だったのだが、航空券の関係で1泊延泊することになり、土曜日は彼を交えて、こちらに赴任している駐在と研修生が集まり、ゴルフ大会を開いた。

彼とはノーハンデで一打1ドルを「握る」ことに。

僕はゴルフクラブを買ってからというもの、めずらしく真面目にゴルフの練習をしたりして、最近は人並みのスコアを出せるようになっていたので、互角の勝負ができるかな?と、久々に負けず嫌いの血が騒ぐ。

序盤の3ホールは、これ以上ない!というぐらい、順調なスタートを切り、早々に3打もリードしたのだが、18ホール終わってみると、結局は7打差の惨敗。

ちょうど、日本から勝ってきてもらった目薬(コンタクトレンズを外した後につけるもの)の値段相当の7ドルを支払うことになった。



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2003年10月23日(木) ストライキ

僕の住むところから車で1時間ほど走ったところにある町で、教職員のストライキが行われていた。

ストライキと言っても、1日や1週間の単位ではなく、なんと9月の学期初めから昨日に至るまでの50日以上にもわたる、長期のものであった。

先生方が何にこだわり、学校区側がどのような対応をしていたかについてはよく知らないが、いずれにしろ2ヶ月近くも子供たちに教育の場を提供できないという異常事態は、両者とも責められるべきであろうし、日本では許されないと思う。

日本でストライキというと、最近は、ごく一部のコミュニスト政党(別名K産党とも言う)の影響を受けた団体が行うものと相場が決まっているような気がするが、ここアメリカでは割と「一般的」である。

僕の知る範囲では、別にコミュニストの団体だけがストライキやデモを行っているわけではなく、単に自分たちの主義や権利を主張したい団体が行っているようだ。
特にその団体のリーダーが強行派で、かつ、弁が立つ人の場合は、そのメンバーも影響を受けやすい。

良し悪しはあるが、リーダーの影響を大きく受けやすいのが、この国の人々の傾向だと思う。


2003年10月21日(火) ホームレス

「ホームレス」という単語は、いつ頃から日本語として定着したのだろう。少なくとも僕が子供の頃は、「浮浪者」または「乞食」であった。

アメリカにも日本同様ホームレスはいるのだが(っていうか、こっちが本場?)、日本のように青テントを公園に張って生活しているところは、見たことがない。
僕が見かけないだけかもしれないが、多分そんなことをしたら、すぐに警察に追い払われてしまうような気がする。じゃあ、どこで生活をしているのか?という疑問が湧いて来るのだが、僕はその答えを知らないし、正直言って、そのことにはあまり興味がない。

ちょっとだけ興味深いのは、意外と多くのアメリカ人がホームレスに「施し」をすることだ。
僕が見かけるホームレスの多くは、交差点などの車が止まるところに立ち、ダンボールなどで作ったプラカードにホームレスであることを書き、小銭をもらうのだ。つまり、日本語でいうところの「浮浪者」というよりは、「乞食」に近いと言える。

車の窓越しに小銭を施す人が少なからずいるのは、キリスト教の教えから来ているのか、それとも民族性から来ているのかわからないが、日本ではあまり見かけない光景だ。


昔から僕は両親に、「働きもせずに他人にお金をせびるなんて、ろくなもんじゃない」というように教えられてきたので、たとえ小銭であってもホームレスにお金を渡そうとは思わないが、「自分は恵まれているので、恵まれていない人に施そう」と考える人が、この国には意外と多いようだ。


2003年10月20日(月) ほうじ茶

数週間前のこと。

取引先のマネージャーが退職するというので、お別れのランチパーティーを開いた。
ランチの場所は、彼の希望により日本食レストラン。

日本を何回も訪れているそのマネージャーは、大の日本食好きで、一般的に外国人が食べにくいとされる、ウニやイクラの類まで食べてしまう。

食事を待っている間、テーブルに出されたお茶の話になった。

「このお茶は、普通のグリーンティーじゃないよね」

僕は、

「これは、ほうじ茶といって、よく法事の時に出てくるお茶なんですよ」

と言ったところ、駐在1号と3号から同時に、

「エーーーッ!」

と訂正されてしまった。。。
(だって、これまでずぅーっと、そう思ってたんだモノ・・・(恥))

「じゃあ語源は何なんですか?」

と尋ねたところ、駐在3号は自信なさげに、

「葉っぱの種類ですかね〜」

と言った。




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これって、日本人の常識??
それとも、単にウチの駐在どもが物知らず??


いずれにしても、久しぶりに顔から火が出るほど恥ずかしかった。


2003年10月19日(日) 費用対効果

先日の日記にも書いたが、ゴルフクラブを新調した。

今日はニュークラブのデビュー戦、といっても、休暇を利用して遊びに来ている元駐在のWさんと、駐在1号、そして長期出張者のTさんとでの、お遊びラウンド。

僕としては、クラブを購入するのに投資した額を、「良い」スコアという形で回収しなければならないため(笑)、いつにも増して気合が入っていた。

結果は、ゴルフ人生で最高のスコア!

投資をした身としては、投資の価値ありと言いたいところだが、実のところは、ニュークラブを買ってから、僕にしては真面目に練習に励んだので、その影響のほうが大きいような気がする。

今度の土曜日は、この地区に赴任している研修生や、日本からの出張者とのゴルフ大会。
この調子を持続して、さらに良いスコアを目指そうと思う。


2003年10月18日(土) 単純ミス

なにしろウチの駐在室には3人しかいないで、2号の僕が会計も担当しており、毎月末に会計報告をまとめ、翌月の送金依頼を行い、帳票類を東京に郵送している。

木曜日のこと。先月分として送った帳票類をチェックした東京の経理担当から、先月発行した小切手と領収書の金額が違うとの指摘が入った。

手元の帳票を確認してみたところ、駐在3号の出張旅費精算が582ドルであるべきところ、528ドルの小切手しか発行していなかったことがわかった。

そのことを駐在室秘書(彼女が小切手を発行する)に伝え、差額分の小切手を駐在3号に発行するように指示をした。

ファックス先のエリアコード間違い、という先日の僕の単純ミスの時は、冷やかな目で僕のことを笑っていた彼女であるが、自分のミスの時には


「Not a big deal」
(たいした問題じゃないわ)


と一言で済ませた。。。


さすがアメリカ人、と僕に再認識させた駐在室の一コマだった。


2003年10月17日(金) エリアコード

先日まで忙しかったのは、水曜日までに先方との契約内容を詰め、東京サイドの決裁を取り、木曜日の朝までに、先方にサイン入りの契約書をファックスしなければならなかったためだ。

契約書の内容に関しては、なんとか水曜日中に先方と話がつき、東京サイドのOKを得た後、出張でこちらに来ていた担当部の副部長のサインをもらい、午後5時すぎに先方にファックスすることができた。

ファックスが届いたかどうか電話で確認しようと思ったが、先方の契約担当はすでに帰宅済みだったため、ファックスの送受信記録にて、確実に先方に届いていることを確認して業務完了とした。

ところが、である。

翌朝の出勤途中、僕の携帯電話に先方の契約担当者から、

「契約書が届いていないんだけど・・・(汗)」
と連絡が入る。

「夕べきちんと送りましたよ〜」
と僕は答え、先方に再度確認してもらうよう依頼した。

会社に着いた僕は、真っ先に送信記録を確認したが、やはりきちんと先方が受信したとの記録が残っている。

僕はEメールで、
「○○○−△△△−××××」に昨夜送信し、記録もきちんと残っている
と連絡したところ、

すぐに先方から



「エリアコード(市外局番)は、○○○じゃなくて、◎◎◎なんだけど・・・」
と返信が。。。

急いで彼の名刺を確認すると、確かに電話のエリアコードは○○○だが、ファックスのエリアコードは◎◎◎と書いてある。

そう、僕の住む地域は、エリアコードが二つ混在しているため、時にこのようなことが起きるのだ。


僕はすぐに先方にお詫びの電話を入れ、契約書を再度ファックスしたのだった。



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2003年10月16日(木) 球史に残る一戦

皆さん、ご覧になりました?ヤンキース対レッドソックス戦。

さすがメジャーリーグという熱戦でした。
試合が終わった今も感動覚めやらず、本日の日記は予定を変更して、球史に残る一戦の模様をお送りいたします。


何しろ面白いのは、ヤンキースの相手がレッドソックスだったこと。日本で言えば巨人阪神(漫才師じゃなく)という間柄の、長年のライバル同士。

古い歴史の中には、714本のホームラン記録を持つベーブルースが、レッドソックスからヤンキースにトレードされたことがあったり(以降、今日に至るまでレッドソックスはワールドシリーズを制覇しておらず、バンビーノの呪いと言われている)、比較的最近では、ヤンキースの大エース、クレメンス投手がレッドソックスから移籍した後、レッドソックスファンから大ブーイングを受けるなど、因縁が多数あるチーム同士の戦いである。

そこへ来て、先日第3戦の危険球騒動。

レッドソックスのエース、マルチネス投手が投げた危険球に対して、ヤンキースのエース、クレメンス投手が報復球を投げた(個人的にはそれほどの危険球とは思わなかったが)ことに端を発した乱闘騒ぎがあり、最終第7戦の本日は、再び同じ投手同士の投げあい。

序盤にクレメンス投手は、レッドソックス打線につかまり、4点を失いノックアウト。ヤンキース打線も、ジアンビ選手の2本のホームランで詰め寄るが、8回表に再びソロホームランにより5対2。

もはやここまで、と諦めムードが漂いはじめるかに見えた8回裏、松井選手の2塁打などの集中打で一気に同点。マルチネス投手をマウンドから引き摺り下ろす。(結果的には、マルチネス投手を続投させた監督の采配ミスのように見えた)

9回からは、ヤンキースは押さえの切り札リベラ投手が力投し、レッドソックス打線を封じ込める。レギュラーシーズンには、1イニングしか投げないリベラ投手も、今日だけは特別に3イニングにわたって投げる。

延長10回からレッドソックスは、「揺れる魔球」ナックルボールを投げるウェイクフィールド投手が、急遽抑えとして登場。以前の先発の時には、ヤンキース打線を完全に封じ込めた投手で、松井・ジアンビなどを凡打に打ち取る。

が、ヤンキースは11回の裏、兄であるマリナーズのブレッド・ブーン選手が放送席で見守る中、途中出場のアーロン・ブーン選手が、ウェイクフィールド投手のナックルボールを見事に捕らえ、劇的なサヨナラホームランで、アメリカンリーグチャンピオンの座を射止める。


どっちを応援していたとか全然関係なく、さすがメジャーと思わせるすばらしいゲームだった。


2003年10月15日(水) スーツ

昨日今日と、緊急対応のため多忙。
結局、今日のコミカレは欠席。

前回コミカレに通っていたときのほうが、時期的には忙しかったのだが、欠席は1回のみだった。
今期はすでに2回も欠席。どうやらめぐり合わせが悪いらしい。


今日は久しぶりにスーツ姿で出勤。最後にスーツで出勤したのは、いつだったか思い出せないほど前のことだ。

Yシャツ&ネクタイがキツく感じられたが、とりあえず無理なく着ることが出来たので、良しとするか(笑)


2003年10月12日(日) グリル

数ヶ月前から、嫁は一週間に一回アメリカ人の家庭教師に、英語の個人レッスンをしてもらっている。

先日のレッスンのとき、アメリカのお墓と日本のお墓の広さが違うという話題になったらしく、家庭教師からその理由について知っているかと聞かれたらしい。

嫁は、「土葬と火葬の違い」と答えたかったらしいのだが、「火葬」という単語が出てこなかったらしく、苦し紛れに


「日本ではGrillしてるから・・・(汗)」

と答えてしまい、大爆笑をされたそうだ。
そりゃあ、グリルしちゃいかんだろ、グリルしちゃ(笑)



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2003年10月11日(土) ボードゲーム

誕生日プレゼントとして、息子が友達からもらった、「SORRY!」という日本では馴染みのないボードゲームを家族でやってみた。

SORRY!は、いわゆる双六ゲームであり、引いたカードの数だけ自分のコマを進め、手持ちの4つのコマ全てをゴールに送り込めば勝ちというゲームだ。
しかしながら、自分のコマが相手のコマのいるところに止まったり、SORRYと書いてあるカードを引いた場合などは、相手のコマをスタート地点まで戻すことができる。

SORRYというカードを僕が引いたときには、子供たちのコマをスタートに戻すと半べそをかくので(笑)、仕方なく嫁のコマを標的にしていた。嫁も僕のコマを標的にしたため、結局は夫婦でつぶしあいをしてしまい、一着は娘、二着は息子という順になった。

嫁と僕とが三着争いをしていると、息子が「ママがんばれ!」と書いた紙をもって、応援をしに来た。

「なんでママばっかり応援するの?」
と聞いたところ、

「だって、お父さんがママをいじめるから・・・」
と。

「お父さんは君たちを守るために、ママを標的にしたのに、そうやってママを応援するのね。。。」
と、ちょっとスネた僕であった。


2003年10月10日(金) 前と後ろ

「前/後」という言葉は、方向を示すときには、英語でいう「Forward/Backward」にあたる。
一方、時間を表すときには、「Before/After」になる。

一見当たり前のこの事実であるが、先日子供たちに意外な誤解を与えていることが判明した。

息子は「一週間前」という言葉を、「1 week "forward"」と頭の中で訳してしまい、カレンダーをみて「Forward(=前)」側である、「来週」のことを「一週間前」と理解してしまったようだ。


意外な盲点だった。


2003年10月09日(木) 帰還兵

先日、国内出張からの帰りの飛行機が、空港に着陸した後のスチュワーデスのアナウンス。

「当便には、イラクでの任務を終えて帰還した兵士の方々がご搭乗されております。たいへんお疲れ様でした。お帰りなさい、そしてありがとう。」

すると、機内から多くの拍手が上がった。
僕も思わず拍手をした。

以前の日記に、米国によるイラク戦争に反対だと書いたが、戦争に反対することと、任務についていた人たちに反対することは別物だと思う。

一人の人間が、戦地から無事に家族のもとへ帰ってきたことに対し、素直に「よかったね」と思ったのだ。


荷物受取所では、家族と抱擁しあう兵士の姿があった。


2003年10月06日(月) 懺悔

最近は大体夜7時くらいには帰宅をしていたため、夕食は家族とともにすることが多かった。

しかし今日は8時前の帰宅となってしまったので、先に夕食を食べているだろうと思ったのだが、どうやら僕の帰りを待っていてくれたらしい。
7時すぎに電話をしたときに、「先にご飯を食べていてね」と一言添えればよかったと思うが、後の祭り。

小さなちゃぶ台を4人で囲んで、午後8時頃から遅い夕食。

帰宅が遅れた理由が、



















「ゴルフクラブを買っていたから・・・」

とは言えるわけもなく。。。今に至る。。。



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そんな永遠の25歳、駐在2号。
実年齢○○歳。


2003年10月05日(日) 製造元との交渉

先週のこと。

来春わが社に納入される予定の機械の製造工程において、非常にマイナーではあるが問題が発生した。
製造元が「マイナーな問題なので、修理で対応する」と言って来たと、検査員のTさんが報告してきた。

確かに、製品の受け取り後に同様の問題が発生したら修理で対応すると思うのだが、これから受け取る新製品なので、「修理ではなく問題のある部品の交換で行きましょう」とTさんに伝えた。
すると、しばらくしてTさんから、「技術的には修理でも問題ないし、交換になると納期に影響が出るので、部品の交換はしないと言ってます・・・」と泣きの電話が入ってきた。

僕は最近、その製造元がわずかな手間を惜しみ、顧客に渡る製品の品質をあまり重視しない風潮があるように感じていたため、すぐ製造元品質担当のMにミーティングを開くよう申し入れをして、その足で製造現場まで飛んでいった。

ミーティングの相手は、生産技術担当マネージャーの大柄なおじさんRで、「技術的には修理で問題なく、契約上も部品を交換する必要はない」と穏やかにではあるが僕に説明した。

僕は、

・部品の交換にはそれほどのリスクは伴わないこと

・工程にもそれほど影響を与えるとは思えないこと

・こちらは「修理された新品」ではなく「まっさらな新品」を受け取りたいこと

・交換が現実的でなければ交換を諦めるが、このケースはそうとは思えないこと

・契約上は修理でもいいかもしれないが、顧客としては少しでも品質のよい製品を受け取りたいこと


などを伝え、交換の可能性について再考を依頼した。

生産技術担当のRマネージャーは、すぐに現場のマネージャーに連絡をいれ、部品交換の可能性について調査をしてくれた。
調査結果を待っている10分ほどの間、僕はRマネージャーに、「最近の御社は、わずかな手間を惜しんで品質向上の熱意が感じられない」などと、少々クレームに近いことを申し入れたのだが、Rおじさんは真摯な態度で僕の話を聞いてくれた。

10分後、現場のマネージャーから、「部品交換はそれほど難しくない」との報告がなされ、なんとかこちらの要望どおり、修理ではなく部品交換で対応してもらえることになった。

僕は、Rおじさんにお礼を言って、会議室を後にした。
帰りしな、僕は一緒に歩いていた品質担当のMに、

「Rおじさんは、すごく真剣に僕の話を聞いてくれた。なかなかいい人だね」
と言ったところ、

「そうだね、彼はとても良い男だね」
という言葉に続けて、驚くべきことを言った。

「それにね、彼は昔、49ersっていうプロアメフトの選手だったんだよ」



をを!あまり無茶なことを言って、怒らせなくてヨカッタ・・・(笑)


2003年10月04日(土) 息子のバースデー・パーティー

今日は息子のバースデー・パーティー。
実際の誕生日は9月23日なのだが、約2週間遅れでのパーティーとなった。

パーティー会場は、昨年と一緒のスポーツクラブ。
2時間コースで前半がプール、後半が小部屋でのパーティーだ。

補習校が終わった子供たちがそのままパーティーにこれるようにと、土曜日の4時からパーティーを開いたのだが、こちらの読みが的中し、補習校で同じクラスの男の子たちは、ほとんど参加してくれたようだ。

現地校からの参加者も数人参加し、合計で20人弱の大きなパーティーとなった。

ローソクに火をつけるためのライターを忘れ、急遽コンビニに買いに車を走らせたり、まあ「スムーズ」という言葉からは程遠い進行だったが、まあ嵐のように過ぎ去った2時間だった。

僕は風邪気味で朝から調子が悪かったのだが、この「嵐」で風邪がどこかに飛んで行ったような気がする。。。


2003年10月03日(金) 日本語新聞衛星版

我が家では1年ほど前からY新聞の衛星版なるものを購読していた。

ところがY新聞いわく、「日本人駐在員の減少に伴い、購読者が減少したため、10月1日からアメリカ支社が発行する衛星版を休刊することにした」とのこと。

今後は日本で発行されたY新聞を、OCSという会社を通じて配達してもらうか、もしくはアメリカ支社が衛星版を発行しているA新聞やN経新聞などに切り替えねばならない。

個人的にはA新聞の論調は好きではないし、N経新聞は会社に行けば読めるし(それに一ヶ月90ドルもとられる)・・・と、どちらも購読することには腰が引けるのだが、幸いなことに10月1日以降は、サンプルとしてA新聞とN経新聞が無料で配達されている。

いつまで無料で配達してくれるか分からないが、配達してくれている間はとりあえずこのままにしておこう。


2003年10月01日(水) コミカレ・アゲイン

先週の日記には書かなかったが、実は先週の水曜日から再びコミュニティ・カレッジの夜間クラスをとり始めた。

先週は出張から帰ってきたその足でコミカレに向かったのだが、最後の20分ほどしか出席することができなかった。

今回とっているクラスは「アクセント・リダクション」と言って、正しい発音で英語を話すようにするクラスだ。アクセント・リダクションの前に、もっとやらねばならないことがあるような気もするが(笑)、とりあえずいろいろなコースを取ってみようと思い、今回はこれにした。

今日の授業の中で、最も難しかったのは、似た発音を言い分ける練習。

a/ hat, hot, hut
b/ rower, roller, roar
c/ clop, crop, cop
d/ cooed, could, code
d/ flute, fruit, food

など。

一通り自主練習をした後、二人ずつペアになり、一人が3種類の似た単語の中から一つを選んで発音し、もう一人がそれを当てるというゲームをやったのだが、これがなかなか当たらない。

おもしろかったのは、母国語の違いによりそれぞれ発音しづらい言葉が違うこと。
きっとお互い

「あいつの英語の発音はヘタクソだなぁ〜」

と思っているに違いないと思ったら、なんだかおかしかった。