2007年02月27日(火) ■

人形教室　９４回目

今日は、石膏型を取り出しました。 軽い油土で二次原型を埋めて、木枠を組んで石膏を流す。 たったこれだけなのですが、結構疲れます。 石膏は、時間との勝負だったりするので、物凄く焦るんです。(笑) 全パーツの型を作るのには、あと２回ぐらいかかると思います。 そろそろ、創作人形のブログページの方も更新しなくっちゃ。

2007年02月13日(火) ■

人形教室　９３回目

今日は、人形教室にＮＨＫのＴＶ取材が来ていました。 先輩の叔母様方は、今まで制作されたお人形を持参され インタビューに応えられていました。 僕もちょっとヒアリングを受けて、インタビューしても良いですか？ と尋ねられたのですが、頑なに拒否してしまいました。 公共の電波を汚染させてはいけないし(笑) といいますか、女性のポートレートを撮るのが趣味のくせに 自分が写されるのは、非常にきらいなんです。 結構、カメラマンの中には多いのではないでしょうか？ 作業を続ける横でも、色々な方にインタビューされていました。 質問の内容は、掻い摘んでみると ・どうして既製品のお人形では駄目なのでしょうか？ ・お人形はあなたにとって何なのでしょうか？ ・どうしてそんなに手間をかけられるのでしょうか？ といったようなことでした。 まぁ、人形好きにも色々な方がいらっしゃるわけで 僕の場合は、可愛いもの、美しいもの、優しいものが好き というだけの理由で、お人形はお人形でそれ以上でも、それ以下でも ありません。 お人形と犬の麻里とどっちが好きと尋ねられたら、何百万倍も 犬の麻里の方が好きでしょう。 彼女と麻里を比較しろと言われたら困るけど。(笑) 僕にとって人形制作は、幾つも越えなくてはいけない壁があるから、 普通の人が簡単にやれる趣味でないから、頑張れるだけで、 別に人形制作でなくても良かったのです。 ただ、写真撮影の奥深さも、人形制作の奥深さも僕にとっては 全く同じ楽しみであるのです。 趣味が単なる趣味でなくなるぐらい上達した時に、また別の趣味を 探すことになると思いますが、人形制作も写真も中々、奥が深い です。それに一見、全く関係ない趣味のようですが、色々な生活 の中で役立つこともあるし、そこからの応用もあったりすると 思います。 だから楽しいのですけどね。 ＮＨＫさんの質問にある既成の人形では駄目なの？　という 問いには、そんなことは無いと答えます。 でもね、既成の人形の可愛さと無から作りあげるお人形の 違いについては、ご理解頂けないかもしれませんね。 そんな質問されるぐらいなら、人形展に一度でも行けばいいのに。 そこには、作家様の数だけ、個性を持った子たちがいるのだから。 さて、今回の取材ですが、明日（１４日）か１５日の午後６時からの 番組の中でご紹介されるみたいです。 本城先生のインタビューだけ聞いてみたいので、録画セットしました。 そうそう、今回の作業内容は、二次原型にニスを３回塗りました。 また、パーティングラインを油性ペンで上から書き直しました。 あとは、いよいよ石膏型の制作に入るべく、軽い油土を使って 二次原型を埋めだしました。(笑)