笑う角に光りあれ...オレステス・デストラーデ

 

 

ここから見る丘 - 2020年07月27日(月)

窓を開けると、新緑の季節のような風が吹き込んできて、最高に気持ちのいい朝だった。
最近ずっと聴いている空気公団の「メロディ」が溶け込んでいくような空で、あまりにも軽やかな週始め。

週末、魚用品を購入しに新宿へ。
新規感染者が増えているとは言え、さすがに4連休となればそれなりに人出があると思っていたが、実際は想像以上に閑散としていた。
好立地のテナントですら、誰一人客がいないのはザラで、深刻具合を肌で感じる。
オンラインで商売が出来ない業態は生き残れないんだろう。




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メロディ - 2020年07月21日(火)

仕事のピークを越え、急ぎのタスクが消え、著しくやる気を失う一日。
在宅勤務が重なり、堕落具合に拍車がかかる。
こんな年になってこんな体たらくであれば、高齢者ワーカーとなった数十年後には、もっと惨憺たるものになっているのだろう。

最近は空気公団をよく聴いていて「28日の大通り」と「メロディ」と言う楽曲がとてもいい。




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28日の大通り - 2020年07月19日(日)

会社の福利厚生を利用して歯科検診を受けたところ、虫歯が22本も見つかり言葉を失う。
特に使うアテもなかった10万円の給付金だったが、まさかこれに消えていくとは夢にも思わず。

大学時代の友人がオンライン飲み会に誘ってくれた。
参加したのは自分も含めて4人と寂しかったが、まぁそんなものだろう。

今から18年前、自分と同じように縁もゆかりもない地方から出て来、そして周りより数才歳を重ねて多少浮いていた彼/彼女らと仲良くなるのに時間はかからなかった。
毎晩のように誰かの家に行き、明け方まで飲み続け、そのまま1限の授業に行くのが当たり前の毎日だった。
何を話していたのか、何が楽しかったのか、今となってはまったく思い出せない。

でも、そうやって過ごした時間が、自分にとって無駄だったと感じたことはないし、数少ない戻ってもいい過去の時間のように思う。




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Rooms with walls and windows - 2020年07月08日(水)

約3か月ぶりに出社する。
電車に乗るのも最後の出社以来。

自分の住んでいる街がそうであるように、電車に揺られて辿り着いた勤務地の辺りにも、至って普通の日常が流れていた。

人がまばらなフロアに入っても、現実感が乏しいままであったが、自席で3月のまま止まった卓上カレンダーを目にして、これまで自分に降りかかることがなかった、時間が止まった世界に触れたことを強烈に実感する。

この3か月の在宅勤務は日を追うごとに何の違和感も感じないものになっていったが、いざオフィスに来てみると、これまた数時間で何の違和感も無いものになってしまった。
自分の感覚などいい加減なものだと思う。







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ありしの君へ  未だ見ぬ君へ

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