平素に在り

2006年02月25日(土) スポーツ考2

前回は、「荒川のメダルは絶望的」などと
書いてしまった。
いや、お見事でした。金メダル。

しかし、基本的に日本のスポーツ振興が
大幅に後進国並みであるという現実は変わらない。

むしろこの棚ボタメダル(上位2人が転倒)が
そういった問題を覆い隠してしまうのは、
果たしてよいことだったのか。

後講釈的に、各マスコミはこぞって
荒川の快挙をその過程を含めて絶賛しているが、
オリンピックレベルでは彼女の努力は陳腐な内容だ。

むしろ、直前にドタバタとコーチを変え、曲を変えたのが
博打的に成功した面は否めない。

採点的にも、最後は見栄えの良さとか
「いい女に見えるのが有利」との
レベル(イタリア的で嫌いではない)で
獲得したものだろう。

明らかにスピード感不足の演技が「優雅」と
判定されるのは、薄氷の採点だった。

レベルの低いマスコミが、この国のスポーツ界
や特にフィギュア界の育成の無能さを指摘せず
偶然の金メダルに狂酔するようでは、
次回のオリンピックのメダルゼロは、より現実的
に成る事だろう。



2006年02月20日(月) スポーツ考

オリンピックでは、日本選手の不振が
続いている。

予想された期待値よりも結果が低いために
そう感じている面が大きいと思う。

この国のスポーツジャーナリズムのレベルの
低さがよくわかる。挙句の果てには、
お笑い芸人にレポートさせる始末だ。

また、これほどの全体的な転倒、失格等が
連続したことは、日本のスポーツ文化全体の
システム疲労が招いた結果かもしれない。

企業のトップの気まぐれで援助が左右される
ようでは、一流選手が育つ素地は生まれない。

そして、日本はもっと狡猾で、図太くならなければ
いけない。


1.原田選手の失格時にその場で抗議(英語で)
  したのだろうか?

2.加藤(男子スケート)選手の前のレースで
  韓国の選手が転んだのは、故意にリンクを
  傷つけ(自分はどうせ勝てない)スポーツ
  後進国韓国の唯一のメダル候補にメダルを
  獲得させるための行為である。(現に銅メダル
  を獲得)。
  韓国は、それほど偏執狂的に日本に無駄な敵対心
  を抱いている。(前回のサッカーワールドカップ
  の誤審問題で自明。世界のなかで韓国人以外で
  実力でベスト4に入ったと思っている国はない)。

3.フィギュアのメダルもほぼ絶望である。
  何故なら、もっともメダルが期待できない3人が
  選ばれたからだ。井上・中野・恩田は同じコーチ
  の門下生であったために、不当に選考から漏れた。
  世界の選手は日本の代表に不可解さを感じているし
  もっとも怖い、井上真央や伸び盛りの中野が出場
  しないので、随分楽に滑れる。

  荒川なんぞは、直前に曲を変えるドタバタだし
  点にもならないイナバウアーとかを取り入れる。
  負けたときに、それでも精一杯やったという自己満足
  に浸る準備だろうか。

  安藤の4回転はありえない。そんな一発勝負で勝てる
  ほどオリンピックは甘くない。

そんなこんなの分析を、マスコミは何もやらない。
前回の選挙以来言っているが、日本人の思考停止状態も
極まったな。

・・・カーリングが一番ホットだぜ!!
 



2006年02月19日(日) 実業団テニス

我が社の女子チームがベスト4に駒を進める
という快挙を成し遂げ、この週末は千駄ヶ谷
の東京体育館へ応援観戦に行った。

家族4人で行ったのだが、
そこは団体戦、応援合戦の雰囲気もあり
子供が騒いでも平気なのであった。

今の職場の後輩も来ていたし
久しぶりに会うテニス部の面々が
新鮮であった。

試合は、我が社以外は全員プロ選手。
ここまで来たのが不思議なくらいだが
やはり、勝利は遠かった。
(でも筋肉隆々の選手が多い中で
  我が社の選手は女性らしくて良かった)

何しろ、JOP(全日本ランキング)一桁
選手に、OLが勝てるわけがない。

隣のコートでは、男子の常勝チームの
ある商社に、日本を代表する大手電機メーカー
が、創部30周年を節目に戦力を補強し挑戦。

ちなみに、この会社、最近どん底の業績から
一転大幅黒字へ転換した。
商社のメンバーはデ杯選手が2人。
JOP1位、つまり日本のNO.1選手を傭している。

結果は、ソニーの勝ち。
なんてたって、世界ランキング上位が2名も出場。
ウィンブルドンとか、全米とかで本戦で勝っている
外人が出てくるんだから、ちょっと反則かな。
(いやいやすさまじい球の速さ)


応援の雰囲気で、その会社の「社風」が出ている
のが面白い。

企業にとって、スポーツをどこまでサポート
するかは、難しいところだろうが、結局
お偉いさんが、好きなスポーツには金を遣ってくれる
というのが、現状だ。(ソニーの監督は私の
体育会の先輩である)

企業の文化的活動なんてのが一時期はやったが
結局、業績が悪くなれば、スポーツ部は廃部
になったり、縮小されたりする。

もう少し腰の据わった、スポーツへの取組
を考えても良いんじゃないかな。



2006年02月14日(火) 体調管理

35歳くらいまでは、
体調に気を遣うこともなかった。

徹夜で仕事しても、朝まで飲んでも、
徹夜マージャンしても、平気で
翌日仕事をしていた。

最近は、平日は飲まない、
たくさん飲まない、なるべく早く寝る、
うがいをする、無理をしない、
・・etc かなり自制が必要だ。

最近は早朝出勤に、オリンピックと
寝不足になり勝ちだが、あまりにも
日本人選手が振るわないので今日は
早く寝る。

それにしても、マスコミのメダル騒ぎ
は何なのか。スノボなんて、どう見たって
勝てるレベルではない。

事前に「金」など騒ぎ過ぎ。冷静な分析
に基づいて物を言って欲しい。

・・・これで、プラズマテレビも早めに
    値下げだろう・・



2006年02月12日(日) 早朝出勤

もともとが朝型人間であるので
早起きは苦にならない。

最近は、柄にもなく8:00前には
オフィスについている。

ラッシュを避けられる利点のほかに
朝の一時間は異様に仕事がはかどる。

現地からの照会なども、営業を終えた
夜にメールで舞い込んでくることが多い。

それらを朝九時まえに返信することが
一つの決まりごとだ。

あとは一日の仕事の手順と優先順位を決めて
取り掛かる。

朝は、頭が冴えているし
電話も鳴らないので本当に仕事に集中できる。

その分、残業は極力しない。
家族と夕食をとるのは、今ではとても重要な
生活上のファクターである。

会社ではイリーガルでファイな存在で
フェードアウトしそうでもあるが、
家庭や地域社会に根ざす存在価値も
もう少し見直そうではないか。

と、柄にもなくまじめな日記を
書く自分がとてもシュールで・・


・・今日は上村愛子の決勝まで起きてます・・



2006年02月04日(土) ヒンギス!

東レ、パン・パシィフィックオープンで
ヒンギスがシャラポアに勝った。

結果もすごいが、内容がとても
すばらしかった。

パワーばかりのテニスが席捲して久しいが
、多彩なタッチとバリエーションのプレー
が堪能できたのは、いつ以来だろうか?

完全に相手ペースで進んでしまった試合に
ハードヒットすればするほど追い込まれて
しまったシャラポア。

それでも、腐らずいい試合を最後まで
戦ったシャラポアにも大器の片鱗を見た。

・・それにしても、ラインズマン、なんとか
   ならんのかね?向かって右のサイドライン。
    この試合であれはないよ。・・・



2006年02月02日(木) 感覚

明らかに病は去っていったようだ。
投薬もほとんど、最低限まで減った。

いわれのない絶望感に襲われたり
自信過剰が高じて破滅的な行動も
なくなった。

一体何が原因で「躁鬱病(双極性気分障害)」
になったかが、今になってやっとわかった。

現実をありのままに受け入れない自分。
自分の感覚に背いた行動を、無理やり
やり続けたこと。

早く言えば「嫌な事はやめちまえ」
「おかしいと思ったことは口に出せ」
「感じたことを言っちまえ」ってこと。

・・ところで、軽勤務状態が3年も続いたので
   残業ができない体になりました・・

・・子供が小さいうちはいいのかも。
   毎日、家族と夕食を食べてます・・・


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こうたろう [MAIL]

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