平素に在り

2003年03月31日(月) 無題

こうして、ひとつの職場から離れ、
明日から別の職場に移る。

少し、寂しい気分の一日でした。

何しろ、みんな本当に暖かかった。



2003年03月27日(木) 休暇

昨日も飲み会で午前2時に帰宅。

今日は、以前からの計画で休暇。

原宿の美容室に髪をカットしに行った。

すっかり春めいた陽気で
春休みのせいか、表参道も
かなりの人出であった。

二日酔いと寝不足を
のんびりとした平日に
解消するのはとても贅沢な気分でした。



2003年03月23日(日) 久しぶりの更新

相変わらず、送別会とやらで
飲んだくれている生活。
あまりの浪費と土日の廃人状態に
妻が怒り、関係修復に苦労した1週間でした。

ここのところ、金も遣いまくり、
酒飲みまくりだったからな。
少しセーブせねば。

といいつつ今週も3回飲み会あり。

テレビは戦争一色だし
自分は異動が近いし、
それなりに、書きたいことがあるのだが
時間が無いので、少し生活が落ち着いたら
書きます。



2003年03月14日(金) 一週間終わり

やや鬱気味の1週間だった。
薬のせいか、物忘れが多くて、
「薬を会社に持って行くのを忘れた」
影響もあるかも。

まったりと、縮みこんでいたい気分だ。

自己嫌悪・無力感・脱力感。
エネルギーが不足している!



2003年03月10日(月) 月曜日

なんとも、ブルーな日である。
一週間の労働期間の頭。

最近、業務もヒマなので、
昼休みもかなり長時間とり、
新宿の紀伊国屋書店なんかを
のぞいている。

といっても、読書意欲とか
思索意欲が低下しているので
ただ、どんな本が置いてあるのか
見るだけである。

なんといっても、「戦争」関係
が多い。「アメリカ」に対する
戦略論から反米論など、百家争鳴状態。

今日は、しば子さんが読んだという
青山さんの本(題名忘れた)を買った。

その他2冊ほど購入したのだが
会社の机に忘れて帰ってきてしまった。

最近、トランキライザーやデプロメール
・アメルなど、精神性の薬を飲んでいる
せいか、緊張感がなく、度忘れや物忘れ
が多い。

すでに、今月7回の送別会と銘打った
宴会や飲み会やライブが予定されており
ちょっと断りたいが、ノーと言えない性格のうえ、
もともとそういうのが嫌いでないので
付き合い良く、顔をだすのでした。

本日、夕方よりやや鬱状態に陥り
暗め。今日は9時に寝よう。



2003年03月05日(水) 雑感

司馬遼太郎は好きである。
「竜馬がゆく」なんか10回くらい読んだ。

経済界のお偉いさんなんかも
愛読書にしている人が多い。

幕末から明治維新時代の無私な人間が
命を賭けて新しい時代を創っていく。
「男のロマン」みたいなものを
感じさせる。

だが、思うに、今の時代の生き方
には全くそぐわない、と思う。

「なせばなる。なさねばならぬなにごとも、
 ならぬはひとのなさぬなりけり」

こんな言葉も嫌いである。

できないものは、できないのである。

人には向き不向きがあるし、
今みたいに、高成長右肩あがりでない時代は
モチベーションの高さは、弊害を生む場合もある。

ある意味、豊かな時代であり、成熟した
文化もある。
いまは、何かを求めて走り続けるよりも
豊かさを味わう時代ではなかろうか?

自分の背丈に合った生き方、
無理しない生き方がトレンドである。
努力と情熱で多くの人が成功を手にした
時代ではない。ほんの一部分の優秀で
運の良い人だけが、努力の果実にありつける。

そんなに成功しなくても、十分いまある自分で
幸せである。

人間に、MUSTは無い。
しなければならない事など、何もないのだ。
人生、全て選択の連続であり、
嫌な事からは逃げても全然かまわない。

逃げて逃げて逃げまくれ!
自分に向かない事は避けろ!
無責任と言われ様が、臆病といわれようが
関係ない。おれにできない事は
誰かが代わりにやってくれる。
どうせサラリーマンなんて、
みんな一長一短でたいした違いはないのだ。

ただ、生きている奇跡に感謝し、
愛する家族に恵まれたことに感謝し、
その他のことは、全て2次的なもの。

最近、遠方に転勤になったら
会社をやめようかとも思っている。

人事異動希望欄に
職務優先か勤務地優先かを選択するところがある。
いままでは、勤務地優先なんて恥ずかしくて書けなかった
が、家族のことを思うと今後は勤務地優先を選択しようかと
思う。

無事に、愛する人と平穏に暮らす。
実は、それだけで大事業なのです。
それができない人なんて、たくさんいるのです。

だから気楽に、「生」を楽しもうよ!

昨日をくよくよ考えない事。
未来は、神にまかせ憂えないこと。
現在を楽しむこと!



2003年03月04日(火) 処世

智に働けば角が立つ。情に棹差せば流される。意地を通せば窮屈だ。
兎角にこの世は住みにくい。住みにくさが高じると安いところに引き
越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟ったとき詩が生まれ
画ができる。

こんな草枕の冒頭が最近よく頭に浮かぶ。

人間、突き詰めて考えると偉い人になるか、気が狂うかである。
自分はどうみても後者である。
住みにくい世の中を少しでも、快く過ごすために音楽・映画・文学など
の芸術がある。
それらに浸っている時、日常の矛盾・不条理からくるストレスから
いくらか解放されるのである。

生きているだけで人間は大変なことであり十分である、というのが
五木寛之。一方、自分の美意識に殉じた三島由紀夫や立原正秋は
気に入らない人間を「こんな人間でもいきているのか!」とか
[人間の弱さを認め、人間は弱いものだと諦めた人間」を最も嫌った。

思想家でも小説家でもない自分にはどちらが正しいのかわからない。

いま思うのは、自分の健康を守り、家族の無事を祈り、真っ当に職に
ついているだけで十分であるという気持ちである。

「向上心がない奴は馬鹿だ」これは漱石のこころの一節だが、いったい
向上心とはなんだろうか?いつのまにか、資格を取得したり、専門家と
しての技量を磨くことの代名詞になってしまった。

果たしてそれは、自分にとって有利なこと・社会的に認められること
ではないだろうか。
本当は、「人間性」を磨くことが向上心なんだと思う。

「よい人間関係」こそが人間に幸せを感じさせるのであり、「よい人間
関係」は「人柄」が信頼されることである。これは、職業的能力や
身体的能力とは違ったもっと根本的能力である。

「人柄」を磨くことが「向上心」だとすれば、何に向かって努力すれば
よいのだろう。

それは、「バランス主義」「身辺主義」とでも言おうか。
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という言葉があるが、何事も白黒割り切れるものではなく、バランス・程度の問題である。
また、自分の影響の及ぼすことのできる範囲は時間的にも空間的にも限られ
ており、その範囲にベストを尽くすべきである。

つまり、過去を悔やんだり、未来を夢見るよりも、反省はするが囚われず
、目標は持つが現在の自分をしっかり生きる。また、社会や世間を憂うより
、自分の健康や家族、友人を大切にする。実際、世の中の人間がそんな生き方をすれば、多くの問題は連鎖的に解決するように思える。

「職業に貴賎なし」「人と比べない」。これは正しい。ただ「働き方に貴賎
あり」「人の評価は気になるし、同僚には負けたくない」のも真実である。
つまり、理屈や理想では割り切れないのである。どうしても受け入れ難い
現実と直面するのが人生であり、こうなると冒頭の言葉に救いを求める
しかないのだ。

人事評価・異動は他人が決めることであり、自分ではどうしようもない。
それを目的にすることは、ある意味むなしい結果を受け入れる結果を招く。

であれば、「バランス主義」「身辺主義」に徹し、生活のバランスをとり、
背丈に合った努力と生活をするなかで、不条理な世の中を受け止めていく
しかないのではないか。心の平穏・体の健康こそ幸せの現象であり、それらを犠牲にすることは避けるべきだ。

「ここまでは許せる」「ここまではやり遂げる」というラインの設定こそ
日々の生活の判断の連続であり、総体的にまとまった人間は存在しない。
また、その判断のラインもほとんど「直感」であり、「直感」こそ
その人の「感受性」「感性」である。「何を愉快かと思うかが、その人
の人間性を最もよく表す」というゲーテの言葉がある。

人間は、雑然としたそれでいてバランスをとる存在である。
少なくとも、今は自分は「直感」を信じてバランスをとっていくのが
私の人生の現状である。



2003年03月03日(月) ひな祭り

2才の娘のひなまつり。

帰りに、新宿の紀伊国屋書店で
「千と千尋の神隠し」の絵本(何と1600円!)を
プレゼントに買い、帰宅。

帰ると、失敗した太巻きと
お稲荷さんの夕飯で妻と2人の子供が
迎えてくれた。

最近、とても満ち足りている気分である。
家族と過ごしたり、スポーツしたり、
好きなライブにいったり、おいしい酒を
飲んだり・・・・

何も求める必要を感じない。
今持っているものを、本当に幸せに感じる。
ある意味、芳醇な時間を過ごしている。

こういうときは、難しいことも考えず
ただ時が過ぎていくだけである。

何だか、経済や政治にもあまり
興味が薄れてきた。
あえて言えば、「人」に対する興味
は薄れない。

「人」だけが、「人」を最も
興味づかせる。
「人」がもっとも「人」に影響を
与え、心を動かす。
そのほかのものは、付随である。

だから良い家族に恵まれればそれだけ
で幸せ、良い同僚・職場の人間関係であれば
もっと幸せ。

よい友達がいれば、それは人生の大きな
幸せ。
結局、人の中で生きていくしかないのだから、
どんな人間関係で生きていくかが
もっとも人生にとって大きなウェートである。

「人」との関係のなかでしか
幸せは存在しないのだろう。



2003年03月01日(土) 復職1ヶ月

2月より復職し、
1ヶ月が経った。

仕事は、量も少なく
時間も17:00あがりの軽勤務
なので、楽である。

はやくバリバリ働こう。とか
残業せねば。とかいう
事は全く思わない。
まったりと淡々と仕事している状態。
なんだったら、定年まで軽勤務でも
いいかも、なんて考えて笑ってしまう。

2月、19日出勤日があったが、
そのうち12日飲んだ。
何のための軽勤務じゃい。
といっても、精神的な病なので
ストレス感じない
快い酔いは、治療のひとつと思って
楽しんでます。

でもちょっと肝臓疲れ気味。

3月は送別会もあるし、
自ら企画した送別会も・・

なんと男1人に支社の女性3人で
ブルーノートに行く予定も。

後は、予算確保のため
株式投資の成功を目指す。

本日、クリニックへ行く。
薬を軽めのものに変更。
どうやら、よくなっている感じ
が自分でもする。

akikoのCDを聴きながら
更新でした。


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