非日常的日常
nao



 きついねえ

覚えていて欲しい。
私が元気なときに会ったすべての人に。
元気だった私を覚えていて欲しい。

もう歩けない。
辛くて、生きてる意味があるんだろうかと思ってしまう。

夢も諦めて、身体が機能しなくなるのを待つ毎日。
病気は関係ないと思っていた。
なんて愚かなんだろう。

いつかまったく動けなくなる。
自殺も出来なくなる。
笑っちゃう。

でも私が走れたこと、元気だったこと。
覚えていてね。

2007年07月22日(日)



 13日の金曜日か・・・

書くことがしんどくなった。

どうでもいい。
私は原因不明の病気で完治することはありません。
だから夢を持っても無駄です。

2007年07月13日(金)



 走った記憶

最後に走ったのが、いつだったのかどういう状況だったのか覚えてない。
覚えておけば良かった。

たぶん介護で・・・だと思う。
いつかランナーズハイになってみたかった。

介護の夢も見る。
今の仕事があるのに、介護の仕事もしていて、どっちを優先したらいいか悩んでる夢。
現実は介護はもうできない。

今までつんできた経験もすべて、役に立たない。
入院してるとき、年配のご婦人に好かれて頼られた。
私はけっして甘いだけの介護員じゃなかったけど。
話は聞いたからか?

杖を持って買い物をするのは大変だ。
この不自由さにもなじむんだろうか。


脳のMSが減ったのか増えたのか・・・・今の状況からみて、まだあるとしか。
あるからこんな風に脚に力が入らない。
杖を持つ生活にはなれた。

ただ介護の仕事を続けたかった。
そしてもう一度走ってみたかった。

これから進行していき、いつか車椅子になる前に。
歩けることをしておこう。
今度こそ、最後に歩いた記憶はしっかり覚えておこう。

2007年07月05日(木)
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