池ポエム
ハンス



 夜中に、白装束で、土手を、スキップ

 最近はめっきり郵便局でバイトなんかして猛烈に早送りな毎日を送っております。さて、そんなある日目撃した怪しい人のお話(何もしてないのにこの手のネタに遭遇してしまえる自分が嬉しかったり悲しかったり)。まぁ簡単な話です。帰り道に暗い中、堤防を自転車でぶっ飛ばしていたら、暗闇の中から近づいてきた何か。よく見ると上下真っ白な服を着た人が打点の高い(byうたばん)スキップをしながら元気よく通り過ぎていくではありませんか。それだけではなくて、その真後ろには前者と同じく白服に元気のよいスキップをした別の人が。一瞬、「夜の散歩か」と普通に認識してしまった。ちょっと待て。夜中に散歩するのはまぁいいとして、スキップで散歩しなきゃならない理由って何だ。しかもあんなに高度高く。罰ゲーム?でも本人たちはとてもノリノリだった。ほぼ毎日この道を通るけど、次の日にはこの人たちはいなかった。新手の健康法かなぁ。

2002年12月29日(日)



 おじさん×秀明?

 某デジカメのCMを見た。これは、もうなんというか、初めて見た時から直感(同人女電波)が唸っている気配がする。滝沢秀明とおじさんが横並びで近未来的な廊下を歩く、という絵。このおじさんがやらしい。衣装とか未来チックだかなんだかよくわからんけど、首回りが手術後の犬みたいだけど、でもなんか物腰に色気を感じる。滝沢秀明にかける声に別の意図を感じる・・・。声音が色っぽいんかなぁ。滝沢秀明はおじさんに新たな何かを気づかれて成長する、のか?意味はわかんないけど、年上(ナイスミドル)に諭されて成長する青年(美形)ってちょっといいシチュエーションではないか。私はこのCMを師弟カップリング物と断定しました。

2002年12月17日(火)



 魔女たちの生活

 長い付き合いの友達のことを○○年来の友、なんて呼んだりする。まぁそうやって言えるのは長く生きてる人だけで、大抵僕みたいな十年と少ししか生きてないやつには言えないセリフだ。僕の師匠は、見かけこそ僕とそう違わないけど、この何年来ってのが言えてしまう。今カウンターにいる女の人と師匠は、ちょうど向かい合ってそんな話をしている。僕は少し離れたテーブルでジュースを出してもらったところだ。
 「で、あんたいくつになるっけ?」
 「毎年祝ってるくせに忘れるな」
 「毎年忘れては思い出して祝ってんじゃない。あんたこそ、自分の年忘れてんじゃないの」
 師匠の誕生日が近くなるといつもする、この会話。僕が師匠のとこに来てから聞かなかった日はない。多分、僕が来るずっと前から、僕が生まれる前から、この二人は同じ会話をしてきたんだと思う。カウンターの女性、ここのマスターをやってるジェニーは師匠とは長い付き合いらしい。本人がそう言っている。師匠はジェニーのことをあまり話さない。年だってだいぶ離れてるし、師匠とジェニーはまったく違う感じの人だから、どうやって知り合ったのか興味があるってものだ。でも、言わない。ジェニーは笑いながら僕に教えてくれた。この人に命を救われたんだよって。でも詳しいことは秘密だと言っていた。
 「よぅ、今日もお供かい、クリス」
 僕の前に現れた体の大きいコック。ジェニーの下でずっと働いている彼は、別にジェニーの旦那さんではない。
 「こんにちは」
 「あの二人は話し出すと止まらねぇ。どうせ、今日も泊まりだよ」
 ボブは自慢の分厚い唇を突き出して二人の方を指した。
 「しっかしなぁ、何回目の誕生日なんだ?そろそろ祝い飽きてもいいだろうに」
 ボブが言うのももっともだ。僕の師匠の誕生日は、これで通算112回目。なんと、満112歳。さば読みでもうそでもなんでもない。純然たる112歳だ。僕とはちょうど100歳差になる。彼女の見かけは12歳ぐらいだから、見かけと中身の差が100歳でもあるわけだ。
 「ちょっとボブ。誕生日ケーキは頼むわよ」
 「わぁってるよ。とびきりでかいロウソク立ててやらぁ」
 奇妙な子供、奇妙な老人。僕の師匠は、呪われている。


2002年12月11日(水)



 諸変更について

 日記のタイトルを変えました。それから、魔女たちの生活の続きを書く時は日記タイトルに魔女たちの生活と書くことにします。それ以外の題の時は普通の日記です。魔女たちの生活は時々本サイトのほうに何か載せるかもしれません。載せないかもしれません。
 どうでもいいことですが、自宅の部屋の家具の配置も変えました。

2002年12月09日(月)
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