どんぐり1号のときどき日記
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2007年03月31日(土) 何故モーゼルではないのだ

 今日も粗仕事。帰宅する少し前から、結構強く雨が振り出す。困ったものだ。

 ケルベロス・サーガのオンライン・ショップが出来た。まだ商品は少ないが、今後どのような展開をするのか、ちょっと興味はある。
 そんな中に「『紅い眼鏡』製作20周年記念オリジナルワイン」という物があった。これは「レッツバッヒャー・ベネディクトゥスベルク 2005“リースリング”白<辛口> 」という説明があり、6月発売予定で1,200本限定との事だ。これはちょっとばかり欲しい。
 だがケルベロスなのにモーゼルのワインではないというのが、ちょっとばかり不思議ではある。

 そして気になる価格は8,190円と高めだ。製造過程を考えると、中身は3,000円位のワインと同じようなものではないだろうか。
 いずれこういうのは限定にせず、ある程度の数は出すべきだろう。

 しかし誰か買わないかなぁ(他力本願)。


2007年03月30日(金) もしかして不要

 年度末。そんな日に営業の連中は打ち上げと称して宴会なので、さっさと帰ろうとする。良く判らん感覚だ。別に仕事がきっちり片付いていれば問題はないが、そんな連中ではない。結局他のセクションに迷惑をかけているだけなのである。
 これだから営業というのは変な人種だと言われるのだ。

 そもそも営業というのは利益を生み出す職種である。だから特別扱いしなければならない、という発想は間違っている。彼らはそれが仕事であり、当たり前の事なのだ。別に他の職種と区別する必然性は皆無だろう。
 特別に扱わなければ利益を出せないというのであれば、それは無能な営業でしかない。

 そもそも最近の日本がおかしくなった原因の一つは、企業のトップが営業上がりばかりになってしまった事が挙げられる。以前のように、営業以外の職種からトップになった人間が発言力を持たないと、確実にその企業はダメになるのだが、現在の大手はそんな会社ばかりである。これではまともな営業が育つ訳がない。

 高度成長期と違って、大声を出せば売れる、という時代ではないのだが、それが全然判っていない。だから我々消費者の方が、営業より知識はあるし世間の流れも読んでいる、というバカバカしい事になるのだ。こんな状況で誰が営業など信用するというのだろう。不思議だ。


2007年03月29日(木) 思い出は美しい

 先日、植木等氏が亡くなってからというもの、昭和が終わったという声を良く聞く。これには激しく同意する。植木氏本人のキャラとは別人格ではあるが、無責任シリーズは明らかに戦後の昭和を引っ張って行った一つの流れそのものである。

 だが同時に、「だから昭和は良かった」という感じの声も良く聞くようになったが、これにはあまり同意は出来ない。「昭和を懐かしむ」声が、どうも「太平洋戦争時代を懐かしむ」のと大差ないように感じるのである。つまり年寄りのノスタルジーそのものだ。
 別にそのノスタルジー自体は否定しないが、こういうものはえてして「過去は良かったが、現在は全くダメだ」という発想になってしまうのが嫌なのだ。スネークマン・ショーではないが、「良い物もあるけど、悪い物もある」(あるいは「良い物もある、悪い物もある」)というのが正しいスタンスだろう。
 古くても悪い物は悪いのだし、最新の物でも良い物は良いという自明の理なのである。

 自分では、新しくても古くても、良い物を見極める眼力があると自負しているし、若い頃というのは多かれ少なかれそういう完成を持っているものなのだ。
 だが年をとると、そういう良い物を見極める目が鈍くなるのかもしれない。結果、思い出ばかりが美しくなり、ノスタルジー万歳となる。これは若い世代や新しい物を否定する事になる。
 やはりそれではいけないだろう。年寄りの存在意義は、過去の良い物を伝承する事にあるが、だからと言って現在を否定してはいけないのである。

 もっとも戦後の最大の功罪は、過去の良い物も否定して高度成長時代を築いた事にあるのかもしれない。その反動が全て今来ている。誰でも気づいているとは思うが、過去を必要以上に美しがり、そして新しい物が作れな苦なっている。
 このままでは、本当に日本の将来は悪い方向へしか進まないのではないだろうか。


2007年03月28日(水) 新しい発想

 雑誌「ラジオライフ」5月号と「GUN」5月号を買う。
 しかし3月にもう5月号を買うというのも、実に不思議なものだ。せめて4月号なら判るのだが。1月号など11月に出て「あけましておめでとう」なのである。ふざけた話だと思うのだが。

 ところで今月の「GUN」に「KEL-TEC RFB」というちょっと変わった銃器が紹介されていた。これは今では珍しくもない、L85やステアーAUGのようなブルパップ・タイプのアサルト・ライフルなのだが、これの何が変わっているのかという、「フォワード・エジェクト・システム」を搭載している事である。
 プルパップ・タイプの欠点らしい欠点といえば、ストックに頬を当てて撃つため、すぐ横からカートがエジェクトされる形となり、トラブル時の負傷や、実際にトラブルがなくともそれに起因する心理的な抵抗が挙げられる。そこでこの銃は、FS2000と同じ「フォワード・エジェクト・システム」を採用したのである。これは是非とも映像が見たいものだ。

 という訳で、早速youtubeで検索したら、一つだけ見つかった。
  http://www.youtube.com/watch?v=Smr9aeUoRQM

 これを見た感想だが、これでは上に向けて撃てない…。
 先端からのカートが、水平撃ちですら、チューブ内に残っているのだ。これでは激しい動きがあったり、上に連続して撃つ場合、確実にジャムると予想される。
 内部のシステムは、発射後のカートをエレベートしてエジェクトするパーツにより、文字通り叩き出されるため、若干威力不足の感がある。やはり今後の改良が楽しみである。これにより色々な技術が進歩するのである。

 少なくともエジェクト・シーンはあまり見栄えが良くないので、現状のままでは映画に使えないだろう。それでも面白いシステムである。


2007年03月27日(火) 植木等氏、他界

 植木等氏がついに亡くなってしまった。80歳である。残るは谷啓か…(いや、桜井センリと犬塚弘も存命だが)。
 しかし確かにクレイジー・キャッツというのは、当時の日本においては凄い存在だったと言える。それを支えた連中も凄いメンバーだらけだった。なにせ青島幸男なども、彼らのシナリオを書いてビッグになっていったのだ。
 つまりクレイジー・キャッツというのは、ただのグループではなく、日本のコメディ、ギャグを育てた一大ムーヴメントだったと言える。
 ただし凄すぎる存在は往々にして、後進の道を閉ざしてしまう傾向がある。現状をみると、やはり彼らもそうだったのだろう。
 まあ楽しい思い出を沢山残してくれたから、私にとってはそれで充分だが。

 ここ2〜3日、John Wettonの「NOMANSLAND」を聞いている。1999年にJohn Wetton Bandとして活動していた頃のライヴで、これがなかなか良いのだ。多少声の質が落ちてはいるが、選曲、アレンジとも、私好みなのである。
 なにせインスト曲もあるし、ASIA時代の短い曲も長くしている(なにせ元々が3分ちょっとだった「Sole Survivor」ですら6分以上である)。

 暴言かもしれないが、つまり短い曲というのは、つまらないのだ。聞く方も演奏する方もである。つまらないという言い方が悪ければ、良い曲を短くすると本当に物足りない、と言い換えても良い。だからライヴでは長い曲が多いし、それを聞いていても全然飽きないのである。

 当時、短い曲がいいと言っていた連中のはたして何%がいまだに音楽を聴いているだろうか。良いものを良いと判断できないようでは、せいぜい演歌くらいしか聞いていないのではないだろうか。


2007年03月26日(月) 2の方が面白い

 結局、夜中に「プレデター」を見てしまった。もちろん昨日105円で買ったLDである。
 だがやはりこの作品は2の方が絶対に面白い。これはシュワルツネッガーを主役に持ってきてしまったために、あれだけ魅力的なキャラクターであるプレデターを活かしきれていないのだ。つまり「2」のように活躍させる訳にはいかなかったのが敗因だろう。
 結局、見ていてあまりにプレデターの描写が半端なのである。いくらシュワルツネッガーを勝たせるためとはいえ、あまりにもったいないと思ってしまう。
 こういうところで、やはり「ターミネーター」は作り方が上手いと思ってしまう。登場人物全てが見事に活躍しているのだ。
 そして唐突に思い出したが、登場人物全てが活躍する映像といえば、押井監督がやっていた頃の「うる星やつら」が、まさにその典型だったのである。

 ところで、ネットでのニュースによれば『タミフルについては、厚労省と都道府県が進める予防用(300万人分)と治療用(2500万人分)の備蓄を継続する。通常のインフルエンザに関して10代の使用が原則禁止となったが、新型は毒性が強いと予想され、「タミフルを使わないリスクのほうが大きい」として使用を容認することにした』との事である。

 何を今更当然の事を、と呆れてしまう。薬というのは元々毒を弱めて使っているのであり、リスクを秤にかけているだけの事なのだ。まったく何を考えて無駄な報道をしているんだか…。少しマトモに考えれば容易に判断できるのに、マス・ヒステリーのおかげで保身に走ったバカ役人が何も考えずに先走りして、結局訳の判らない騒ぎになってしまった。
 情報とは早急に公開する必要はあるが、ただのバカ騒ぎレヴェルの情報など何の役にも立たないのだ。内容を全く判断できないどころが、そもそも判断できるような内容ではなかったのに大騒ぎをして、これではワイドショーと同じである。
 というか、政治がワイドショーと化してから随分と経つのだなぁ…。


2007年03月25日(日) 3が完成していた

 朝、能登半島等の北陸を中心として、かなり大きな地震があったが、この地区はM7クラスの地震は記録になく、きわめて珍しい地震だったようだ。
 日本は地震国だと思っていたが、神戸の時も関西の人は大地震の経験がない人が多いと聞いて、非常に驚いたものだ。東北は大きな地震が多いので地震国だという言葉に何の疑問も持っていなかったが、実は日本は地震国ではないのかも知れない。
 自然現象については、実に不思議な国だ。

 ところで以前も書いたが、ニュートロルスが4月に来日して川崎でライヴを行う。4月の7〜8日なので、この時期にはそもそも行けないのでさっさと諦めていたのだが、今日読んだ雑誌によると今回は「コンチェルト・グロッソ」を1から3まですべて演奏するのだという。これにはかなり驚いた。

 そもそもいつの間にパート3が完成していたのだろう。
 2の後、製作中という噂だけは時々聞こえてはいたが、ついぞ完成したという声は聞かずに早くも20年以上経つ(ほとんど30年近い…)。それがいきなり完成して、今回は世界に先駆けてライヴでの披露となったのだという。
 これでは行きたくもなろうというものだ。でも行けないから、CDでもDVDでも構わないので、早いところ発売して欲しい。というか、さっさと発売しろ!

 ちなみに今回のNEW TROLLSとしての来日メンバーは、以下の通りだが、アルフィオ・ヴィタンツァという元ラッテ・エ・ミエーレのメンバーがいるのも面白い。

 ヴィットリオ・デ・スカルツィ
 VITTORIO DE SCALZI (lead vocals, keyboards, flute, guitars)
 ニコ・ディ・パーロ
 NICO DI PALO(lead vocals, keyboards, guitars)
 アルフィオ・ヴィタンツァ (元ラッテ・エ・ミエーレ)
 ALFIO VITANZA (drums, lead vocals)
 ステファノ・キャブレラ
 STEFANO CABRERA (musical director, conductor)
 アンドレーア・マッダローネ
 ANDREA MADDALONE (guitars, vocals)
 マウロ・スポジート
 MAURO SPOSITO (guitars, vocals)
 フランチェスコ・ベッリーア
 FRANCESCO BELLIA (electric bass,vocals)

 やはり見に行きたいよなぁ。川崎近郊の人が羨ましい…。

 そして午後はちょっと町中へ買い物。 
 途中、ブックオフに寄ったら、少ないながらもまだLDを売っていた。まあ基本的にどうでもよい物しか残ってはいないのだが、「スペースボール」が350円、「プレデター」が105円だったので買ってしまった。本当は「プレデター2」の方が、実に殺伐としていて好きなのだが、2だけ持っているのもなんとなく寂しいし、105円ならまあ良かろう、という事だ。
 実はまだまだLDで欲しい作品がたくさんあるのだが、中古市場からもほとんど駆逐されてしまったし、なかなか安く買うのも難しくなってしまった。


2007年03月24日(土) 久々にオザンナ

 9時から14時までという、中途半端な出社。しかもタダ働き。

 youtubeで「Osanna + Carl Palmer Band - Live in Afragola, Italy」というのを発見。
 カール・パーマーとオザンナが共演しているのだ。こんな事をしていたとは初めて知ったが、実に驚くべき事だし、素晴らしい事だ。でもオザンナがまだ現役だったとは、意外であった。まだまだイタリアも頑張っているという事だ。
 そしてこうなると、ニュー・トロルスとキース・エマーソンが共演して欲しいと妄想してしまうのは、あながち私だけではあるまい。

 ところで、携帯電話の機種変更、あるいは会社の変更を考えている。
 ボーダフォンがソフトバンクに吸収された時点で、非常に困ってしまったのだ。昔から、ソフトバンクという会社の事務手続きのいい加減さ、財務状況の悪さで、かなり嫌いなのに、よりによってボーダフォンを吸収してしまったのだ。
 しかし家族での通話が多いので、その点だけは旧ボーダフオンのシステムを引き継いでいるため便利なのである。
 でも機種のヴァリエーションではどうしても他社に負けているし、そもそも基地局の絶対数で負けている。
 どうしたものだろうか。


2007年03月23日(金) 放置国家

 上祐史浩氏がmixiに参加している。
 参加自体は個人の自由ではあるが、あれだけの犯罪を犯した集団の幹部がのうのうと生きているというのも、実に不思議な国である。結局、法律が整備されていないと、大量殺戮の関係者であっても罪に問われず、人は殺していないが粉飾決算をすると3年近い実刑となる。
 誰も変だと思わないのだろうか(思わないのだろうな)。だから実際に自分の身内が被害にあって初めて慌てるのだ。そういうのを泥縄、とすら言わない。ただの手遅れである。

 あるいは、酒酔い運転をする基地外に殺されても、当の殺人者はあまり重い罪に問われない。まだあまり認知されていないようだが、危険を承知で運転したと証明しない限り、改正法であっても重い罪を問えない。現状では「重い罪に問える法律が出来ている」に過ぎないのである。
 これはかなりの日本人が酒酔い運転に甘いからだ。極端に言えば自分もやるから大きな声で反対できないのである。それが警察だろうがなんだろうが。
 そして証明が面倒だから警察も真面目には動かない事が多い。そんな警官ばかりではない、等と的外れな事を言う人もいるが、そんな警官がいてはいけないのだ。法律は厳正に適用しなければ、法律の意味が全くなくなる。これでどこが法治国家だと言えるのだろう。

 そもそも前提となる法律が、正しいものであっても全く機能していないというのが異常なのである。あまりにも本音と建前のギャップが大きすぎるのだ。
 海外の識者から「日本は世界で最も成功した社会主義国家」といわれるのも当然だろう。

 そしてこれが重要だが、今の日本は「法律よりも感情が優先されている」のである。しかもこの場合の「感情」は、あくまでマスコミが取り上げて大きなニュースになった場合に限られている。
 法律上は何も問題がないのに、雰囲気で悪そうだから叩いてみたりするが、逆に法律で犯罪となっている事であっても、酒酔い運転や未成年者の飲酒や喫煙のように、ほとんど誰も犯罪だと見なしていないものもある。
 一般国民はもっと勉強するべきだ。

 繰り返すが、日本は法治国家のはずである。だが現状は「マスコミを操作している独裁国家」とあまり変わらないのだ。独裁国家との違いは、マスコミが政府の飼犬か、権力(政府や株主、スポンサーなど)の飼犬かの違いだけだ。


2007年03月22日(木) タミフルエンザ

 会社では無駄に雑用が増えて忙しい。思いつきでの行動は謹んでほしいものだ。

 ところで、タミフルの10代への使用を中止するのだという。いきなりの発表でどうにも訳の判らない指示だとしか思えない。
 こんな指示では、9歳の体格の良い子はどうするのだ。20歳の小柄な人はどうするのだ。そもそも10代でインフルエンザにかかった人は、どうするのだ。脳炎になったら誰が直してくれるというのだろうか。
 単純に考えても、無理が出てくるのは目に見えている。

 無能で責任回避ばかり考える官僚、マスコミ主導のマス・ヒステリー、患者の事を考えない医者、こういう連中のおかげで患者が振り回されるのである。
 結局インフルエンザにかかったら、どうすれば良いのだ? 代替案を出さないのでは、処置なしだ。
 私は高熱が出たら迷わずタミフルを服用するし、子供にもそうする。現状ではそれしか手がないからだ。


2007年03月21日(水) 10時間だ

 子どんぐり用の通学用自転車を買う。30,000円弱。高いものだ。
 もっとも、安い中国製という手もあるが、あれはダメだ。八戸にいた頃は近所に自転車の専門店がなく、ずっと量販店で安いのを買っていたが、本当にすぐ壊れる。
 しかも本体が安いものだから、ヘタな修理をすると本体より高くつくのである。元々いい加減な車体では、直したところで長くは持たないのも判っているので、いきおい買い換える事になる。困ったものだ。

 先日買ったHDDにデータのバックアップをしてみる。
 たかが40GBになんと10時もかかってしまった。その間何も出来ないのだが、途中で止まったりするので結局そばから離れられない。困ったものだ。

 その合間に「ケネディ騎士団」を読む。
 しかし望月という人も、似たようなネタで話を作るのが上手い。これと「秘密探偵JA」「ワイルド7」と、本当に同じような話がたくさんあるのだ。
 でもどれも微妙に違っているのだが、それでいて全部面白いので許してしまう。


2007年03月20日(火) エイジア参上

 朝日新聞にエイジアのライヴ・レポートが載っていた。

 実はジョン・ウェットン、スティーヴ・ハウ、カール・パーマー、ジェフ・ダウンズという、完全にオリジナルメンバーでの来日は初めてなので、期待していた人も多いだろう。まあこういうグループは、メンバーがコロコロ変わるのは当たり前なので、完全オリジナルという宣伝文句になんの意味があるのかはちょっとだけ疑問ではある。それでもやはり期待はしてしまうのが人情というものだ。
 そろそろ日本に来られなくなる人も出始めそうだし…。

 ジョン・ウェットンの声はまあまあで、カール・パーマーはパワフルだったが、ジェフ・ダウンズはパワーが落ちていたらしい。
 こうしてみるとキース・エマーソンはえらいと思ってしまう。一昨年のライヴは、あの歳であれだけ我々を楽しませてくれたのだ。もっともうまく休みを取りながらやっていたが、それを計算しておくのがプロというものだ。
 だからこそ彼はプロなのである。

 しかしこのメンバーで「ラウンドアバウト」や「クリムゾン・キングの宮殿」もやったらしいが、ジョン・ウェットンの声で「ラウンドアバウト」を想像するとどうしてもジョン・アンダーソンになってしまう。あまりにも馴染みがありすぎて、実際に聞かない限り脳内変換は無理のようだ。

 そんな夜にまたもや会社の宴会。
 社内でのちょっとしたイヴェント絡みで参加者が10人だったが、仕事の話しか出来ない人がいるとやはり疲れてしまう。つくづく私は会社というものに向いていないのだなぁ。


2007年03月19日(月) 知らないとは知らなかった

 会社で30代前半の、比較的マンガを読んでいる奴と話をした。好きな漫画は「ガイバー」だとの事で、比較的マイナーな作品も良く読んでいるのである。
 それでもどうせ知らないだろうと「ケネディ騎士団」の話をしたら予想通り知らなかった訳だが、望月の代表作として「ワイルド7」を挙げたところ、なんと「ワイルド7」を知らないのだという。読んだ事がないのではなく、まったく知らないのである。これはちょっと驚いた。
 つまりいつの間にか、若い世代にとって「ワイルド7」は知らなくても当たり前の作品になってしまったと言う事だ。

 この作品は、時代を超えて読み継がれる作品だと思っていたのだが、時代はそれを拒否しているという事なのかもしれない。確かに私自身も、今ではちょっと読めなくなってしまった作品というのもある。年とともに好みが変わるのは当然だが、「時代」という物にもそういう傾向があるのだろう。
 まあ流行という物を考えれば、それは充分理解できる事ではある。
 
 そして「X橋付近」を読み始める。
 この作品群は、終戦直後という舞台の性格上、暗い話はとことん暗い(イギリスの暗さとはまた違うものだ)。さすがの私でも、この暗さはちょっとつらいものがある。
 だからこの人の作品としては「冷たい雨」や「黒いエース」のような、ちょっと余韻に救いが含まれているように感じるものが好みだ。「廃鉱」あたりになると、その絶望的な救いのなさが少しばかり鼻につく。だがこれはそういう時代を表わしているのだから、それほどに当時の田舎は救い難いほどに過酷な環境だったという事だ。


2007年03月18日(日) 散財

 午前中は子どんぐり用に自転車を見に行く。
 自転車量販店のダイシャリンに行ったのだが、この時期は30,000円前後の物が主流のようで、安いのを買うならホームセンターあたりに行かないとだめなようだ。ただし安いのは中国製になるが…。
 しかしMIYATA製やBRIDGESTONE製はともかく、いつの間にかPANASONIC製の比率がかなり高くなっていた。装備はさすがに家電メーカーと繋がっているためか、多少は考えられている。特にライト関係はLED仕様、自動点灯というのが多い。ちなみにこれは、車輪のシャフト部分に発電機が内蔵されているのである。
 なお「パナソニック サイクルテック株式会社」は昨年「ナショナル自転車工業株式会社」から社名変更したものらしい。知らなかった。
 さて、どれにするにしても金がどんどん消えていくなぁ…。

 昼は実家へ行き、きりたんぽ。
 昨日、比内地鶏ときりたんぽを買ってきていたとの事で、お呼ばれしたのであった。やはりきりたんぽは比内地鶏でないとダメである。不思議なものだ。

 その後、NODA-YAへ行く。
 本当はマルシンのモデルガンを見に行ったのだが、全体的に思ったほど美しくない。やはり金属パーツの処理がノーマルと同じなので、それとの整合性が取れていないのだ。結局あのグリップが美しいというだけになってしまう。
 それに較べてマルイのエアガンのガヴァは、ブラスト仕上げの表面が非常に美しい。トリガーやセーフティのような金属パーツも同じ処理になっているので、実にいい雰囲気なのである。これでモデルガンだったら、即買いなのだが。非常に残念だ。
 ちなみにエアガンの試射もしてみた。マルシンのモーゼルM712、東京マルイのガヴァとP-38である。
 驚いたのは、M712だ。あの構造で見事な動きを見せてくれた。反動もいい感じで、フルオート時には感動してしまった位である。
 ガヴァも非常に良い感じで動いていたが、M712の直後では負けてしまう。決して悪いモデルではないので、余裕があれば欲しいところだ。あれは飾っておくだけでも良いモデルである。
 そしてP-38は、明らかに迫力不足だ。スライドの動きにも反動にも、かなりの不満が残ってしまう。現在モデルガンのP-38はなくなったので、入手するならこれしかないので、それなりに売れるのだろうが、私は当面パスである。

 しかしここで聞いたのだが、東京マルイはなぜか「Zゲージ」の製作に乗り出したそうだ。もちろん鉄道模型の事である。よく新聞広告にあるような、ジオラマの完成品として売り出すらしく、ターゲットは団塊の世代との事だ。
 確かに団塊の世代が退職後、モデルガンやエアガンを買うとは考えにくい。そういう意味ではキチンと考えているのだろうが、でもZゲージとはまた小さい物を出したものである。

 その後、e-beansで開催されている古書市へ行く。昨日書いた「ケネディ騎士団」(若木書房版)を買うためである。
 しかし改めて価格を見たら、全8巻揃いで4,800円、つまり一冊600円換算だった。いずれ復刻版で買うより2,720円安い事になるので、結局買ってしまったが…。

 そしてヤマダ電器へ行き、40GBのポータブルHDDを買う。4,980円也。とりあえずのバックアップ用なので、これで充分なのである。さて、セットするのは来週か?

 しかし金がなくなった一日だったなぁ…。


2007年03月17日(土) 久々に本屋

 某所で「ケネディ騎士団」(確か若木書房版)が、全8巻揃いで4,500円というものを発見。本の状態を見ると多少高いような気もするが、実は復刻版全4巻を買うより3,000円も安いのである。
 新刊よりも安い、これこそが本来の古本のあるべき姿ではないだろうか。
 そして帰宅後に調べてみたら、ネットの古本市場でも10,000円近くする物が多く、つまり望月ファンにとっては「買い」の物件のようである。困ったなぁ。

 この時、ミステリマガジンの1987年1月号があったので購入。
 87分署シリーズの、まだ本に載っていない短編の一つが載っていたのだ。そしてこういう単行本に載っていない短編が実は結構あり、その前後の長編とリンクしていたりするから困ってしまうのだ。エド・マクベインも亡くなった事だし、そろそろまとめて出して欲しいのだが…。
 ちなみにこのミステリ・マガジン、「87分署シリーズの素晴らしいクリスマス・ストーリーで1987年新年号の幕開けをどうぞ」という、ほとんどダジャレで成立した特集号なのである。

 帰り際にストレンジ・デイズを立ち読みしたら、「ニック・ドレイク」の本の広告が載っていた。確かにアルバムは3枚出ているのである程度の事は語れるだろうが、一冊の本になる程人気があったとは知らなかった。
 置いてあれば立ち読みしたいが、ジュンク堂はロック関係の本が今ひとつである。ちょっと残念。

 それでも高城高(こうじょうこう)の「X橋付近」をようやく購入できた。
 地方の出版社なので2,000円と高価だが、やはり気になる本だったのである。以前、正明さんち襲撃作戦実行時にチャウチャウから聞いていた本なのだが、短編集なので、多分それほど時間もかからずに読めるだろう。
 ちなみにこれは、大藪春彦のデビューと同時期のハードボイルドである。


2007年03月16日(金) またバカが…

 ライブドアの裁判で、堀江被告に実刑判決が下りた。執行猶予は付かない。
 もちろんこれは当然の判決で、実は過去において粉飾決算での起訴は全て実刑で確定し、執行猶予が付いた例はないのである。
 つまり粉飾決算の裁判では、起訴された時点で実刑判決となる事は確定しており、後はその期間がどの程度になるかだけの問題で、マスコミが大騒ぎして速報を出すようなものではないのだ。
 こういうところを見ても、一般大衆に対するマスコミの報道とは、無駄な報道が実に多いのが判る。現在のマスコミとは、視聴率、販売量を取るためだけの株式会社でしかないのだ。

 もう一つニュースだが、こちらは火薬で指を吹き飛ばしたバカの話。
 埼玉県日高市梅原の市立高麗中学校で、3年の男子生徒がシャープペンの替え芯ケースに、おもちゃのピストル用の火薬を詰めて持っていたが、それが爆発し左手の薬指と小指の第2関節から欠損する重傷を負ったそうである。ほかの生徒7人も耳鳴りなどの症状を訴え、病院で治療を受けたとの事だ。

 これは卒業式当日の朝の話である。それだけでバカだと断言できる。
 そもそもこのバカは、一体何をしようとしていたのだろう。シャープペンの替え芯ケースにギリギリまで火薬を詰めていたら、圧力を加えただけで爆発するのは当然である。私もこの年頃には火薬で遊んだが、火薬を使うからには破壊にせよ単なるイタズラにせよ、何らかの目的があったので、いかに安全に持ち歩くかが重要でもあった。いらないところで爆発などされては困るからだ。したがって所持するだけという意味が判らないのである。
 人に聞くと、他にも持っていた生徒がおり、持ち歩く事でステイタスにしていた可能性があるらしいが、それは北朝鮮の核兵器と同じ、いやそれ以下だろう。外交カードにすらならないのだから、やはりバカだ。

 道具というのは、戦闘機であってもドライバーであっても、使える人が使って初めて道具となる。バカが危険をわきまえずに使った場合、それがドライバーであってもただの凶器になる。ましてや火薬である。危険だという認識のないまま所持されては、周囲の人にとって迷惑以外の何物でもない。
 もちろん本人にとっては自業自得なので、怪我をしても同情などしない。むしろ巻き添えとなった人が可哀相だし、耳鳴りで済んでまだ良かった。

 そして今後、バカ親主体のPTAや事なかれ主義のバカ教師が、オモチャ狩りを始める可能性がある。過去にそういう事例を、「当時の子供の目から」嫌というほど見て来たので、マス・ヒステリーは一度始まると止まらない事も良く判っている。だから始めさせてはいけないのだ。
 この場合、「危険だから仕方がない」という無知蒙昧な輩が必ず出てくるが、過去に教育の場から刀狩りをした結果、鉛筆を削れる子供が少なくなったし、ナイフを安全に使える子供も極端にいなくなった。それが現在の我々の世代なのだ。自分達でナイフを取り上げておきながら、「最近の子供は鉛筆も削れない」と戯けた事をぬかす年寄りのなんと多かった事か。まるでマッチポンプではないか。
 今回も似たような事が始まった場合、その結果に対する責任は指を吹き飛ばしたバカにある。同情する必要などない、と断言しておく。

 そんな夜、会社内部で人の異動があったので、その歓迎会と称する宴会。
 参加者は全部で7人。少人数で酒に意地汚い奴がほとんどいないので、それなりの宴会にはなった。以前の上司のように、物を全然知らない上に「仕事の話だけ」をしたがり、しかも酒に意地汚い奴がいると、盛り下がる事おびただしい。はっきり言ってこういうのは迷惑である。
 そういう意味で、理想的な会社の宴会に近いものにはなったのだが、所詮は一般人の宴会である。若干ではあるが、疲れたのだった。


2007年03月15日(木) 年寄りなのか若いのか

 昨日のニュースで、鈴木ヒロミツ氏が死去したと知った。
 やはりこの人の傑作は「月光仮面」だろうか。「たどり着いたらいつも雨ふり」等も悪い曲ではないが、言ってみれば普通である。私にとっては「月光仮面」のインパクトが強かったなぁ。
 しかしこういう人の訃報を見ると、自分よりちょっと上の人が60歳位なのだから、改めて自分も年を取ったものだと思う。20代後半の頃、40歳というのは想像の範囲内だったが、50歳というのは想像できなかったものなのだが…。

 関係ないが、ポケットベルのサービスが3月31日で終了するというニュースがあった。
 細々とではあるが、まだ運営していたのかと驚いてしまう。一体どういう人が利用していたのだろう。携帯電話がここまで普及しては、少なくとも仕事では使えない。対応するスピードの問題で客が納得しないだろうからだ。

 まあNTTとしても、元は電電公社である。切りたくても切れなかったという事情はあろうが、しかし無駄な経費だったように思うのは私だけではあるまい。それがいろいろな物の経費に跳ね返っているのだから。


2007年03月14日(水) サウジ・ドリフト

 ネットで調べ物をしていたら、「サウジ・ドリフト」という物を発見する。
 要は車の四輪ドリフトの一種なのだが、これがサウジのみで行われているかなり過激な公道ドリフトなのである。
 ドリフトと言っても普通とは違う。直線道路で進入速度が200キロ、そのままドリフト状態でまっすぐ進み、ドリフトをやめる時点ですら100キロほどという、道路のスペックが違うとはいえ、実に無謀かつ大胆なものなのだ。
 ちなみにかなりの死人も出ているらしい。

 こんなとんでもない事が日中堂々と公道で行われている背景なのだが、サウジアラビアという国は、若者の飲酒、異性間の交際が禁止されており、ストレス発散に車が使われる事が多いらしい。
 なにせこの国では交通違反取り締まりは全然実施されず、車線の幅が広く直線が多いので、一般市民も速度違反が当然との事だ(ちなみに、この国の交通死亡事故率は世界一という噂である)。
 それでもそんな車の間をぬってドリフトするのだから、命がけのバカ行為である。

 そしてサウジで走っている車の7割は壊れにくい事で定評のある日本車で、ドリフト用の車としては、トヨタのFFが多く、そもそもFRのドリフト画像があまりない。なにせ200キロでのドリフトをFRで行うのは、あまりに危険すぎるのだろう。
 確かに映像を見ると、意外とみなテクニックがあるようで、結構安心して見られる状態で機動している車も多い。
 不思議な国である事だよなぁ…。


2007年03月13日(火) 私立確定

 結局、子どんぐりは落ちてしまったので、これで私立が確定したのだった…。
 昔はどうしようもない学校だったが、最近は大学を目指すクラスが確立し、校舎も市内ではなく隣の町である。つまり隔離政策なのだろう。
 いずれ通学がちょっとばかり大変だという事だ。そしてそれ以上に、経済的に大変なのだが…。

 そんな今日、ぎりぎり21時に帰宅し、ニュースを見る。もちろんボンバルディアDHC8-Q400の胴体着陸を見るためである。
 しかしプロペラ機だったとはいえ、実に見事な胴体着陸だ。まさに教科書だと言っていい。少なくともパイロットに関しては、表彰してもいいだろう。日本のパイロットは、意外と質が良いのだ。

 その後、結局ハリー・ポッターの4作目である「炎のゴブレット」を見てしまった。
 やはり立て続けに見ると、ご都合主義が鼻につく。多分同じ展開でも、小説だとここまでは感じないのだと思うが、この辺が映像の怖いところだろう。
 そして確かに良く出来ていて、子供相手なら文句の付けようがないし、一般的な大人にも充分なのだが、これは映画ファンには物足りないのではないだろうか。私はご都合主義的展開とともに、カタルシスを得られるかという部分で、どうにも中途半端だと感じてしまったのだ。
 もちろんストーリーの中盤だから、という意味ではない。一本の映画としてのカタルシスのパワーが足りないのだ。せっかくああいう盛り上がるはずのストーリーなのに、なんだか今ひとつだったのである。


2007年03月12日(月) ダーティ・ハリーではない

 昨日のエイジアのライヴでは、スティーヴ・ハウのギターとジョン・ウェットンのヴォーカルで「ラウンドアバウト」をやったという。これは聞いてみたいものである。

 昨夜はハリー・ポッターの2作目、「秘密の部屋」を見てしまう。上手く作ってあるが、個人的にはあまり好きではない展開だ。他人を信じられず疑惑の目で見る、というのはまあよくある話だが、子供が主役の話で、となるとどうにも好きになれない。大人の話なら全然構わないのに不思議なものだ。もっとも疑惑が本人の無知、バカさ加減から来る話はどちらにしても嫌いである。
 ただこのシリーズの基調は、その行き違い、誤解がメインのようではある。

 そして今回の作品における最大の問題は、バジリスクの造形がただの大蛇だという点だ。別にメデューサとかドラゴンとかの必要はないが、やはりもう一捻りした造形にして欲しかった。

 今日はせっかくなので、付きの作品「アズカバンの囚人」を見る(「炎のゴブレット」まではなぜかうちにあるのだった)。
 どんどんストーリーが暗くなっていくあたり、スター・ウォーズと同じだ。というかファンタジーとはそういうものだろう。主人公の成長という事は、暗い話を加えないと成長ストーリーにはなりえないし、そもそも普通の成長話ならファンタジーにする意味はない。
 ただどうもキャラクター設定が今ひとつ中途半端な感じがする。ハーマイオニーなどは、へたをすると万能の魔女になってしまうのだが、無理矢理それをご都合主義で抑えているように見えるのだ。まあ万能になってはハリーを超えてしまい、話が成立しないのは判るが、だったら初めからもっと抑えておくべきだろう。

 こうしたご都合主義的な部分もあるが、それでも良く出来た話だし、特撮も自然である。本当にここ10年の特撮の進歩は凄まじいものがある。現在大概の映画では、見ていて不自然なものはなく、むしろその動きだけが不自然という作品の方が多い。不思議なものだ。

 そして明日は、子どんぐりの高校入試の結果発表である。どんな結果になるのだろうか。


2007年03月11日(日) しりあがり原画展

 昨日のセミナーにいけなかったので、改めて塩竃のエスプホールに行く。彼の原画が飾ってあるので、せめて見ておこうという訳だ。
 しかしあんな巨大な紙にきちんとしたデッサンで彼のキャラクターを書いているのを見ると、やはり美大出身というのも頷ける。ヘタウマなどではない。彼は本当に上手いのだ。

 昨日も書いたが、ここはガロの初代編集長である長井勝一氏の常設展示場があるのだが、彼が亡くなった時に水木しげるなどの漫画家が色紙を描いたのだが、その中に「とり・みき」のものがあり、なぜか銃が描いてある。
 だがこれは彼の短編に長井氏と会った時のものがあり、その時になぜか突然モーゼルを出すというものがあった(多分C96だろう)ので、それを踏まえたものだったのだろう。
 ただし描いてある銃は南部14年式と1960年代のSFに出てくる銃を足して3で割ったようなものだ。まあそれはそれで充分だ。というか実はそれが事実の可能性が高いので、リアルに描いてはいけなかったのかもしれない。

 戻ってから町中に出ようとしたのだが、駐車場が一杯で諦める。
 ヤマダ電器が出来てからというもの、どうも満車状態が多くなったように感じる。次回からはバスにしないといけないようだなぁ…。


2007年03月10日(土) 意外な塩竃

 今日は年に一度、当社主催で開催される展示会のために、滝沢村まで行く。
 往復に8時間かけて、見学時間は2時間である。もうちょっと効率というものを考えられないのだろうか。それでも久々に会えた人もいて、本当に僅かだったが話を出来たのは幸いだった。

 しかし帰りの車内で流すビデオが「男はつらいよ」と「ハリーポッター」って、一体何を考えているのだろうか。客層を考えて選ぶべきだろうし、こんな正反対の物を選んでしまっては、短い作品ならともかく、退屈する人も出てくるだろう(だから皆寝ていたのか?)。
 まあこの支店では、そういう事をまともに考えられるだけの経験値がある人はいないから、仕方がないか。もっともこういうのは経験値だけではないところが厄介でもあり、楽しくもあるのだが。

 そんな訳で、塩竃で開かれたしりあがり寿氏のセミナーには行けなかったのであった。
 でもせっかく整理券を入手していたので、どんぐり2号に代わりに行ってもらう。あとから聞いた話では、かなり面白かったそうだ。
 以前八戸で聞いた時は、地元の団体が集めた質問に答えてもらうという形を取ったのだが、肝心の質問がつまらないため、盛り上がらなかったのである。今回はここにガロの編集長だった長井勝一氏の常設展示場があった事もあり、かなり濃い内容だったようだ。やはりそうでなくては。

 そしてまだ買っていなかった「ジャカランダ」にサインをもらってくる(えらいぞっ)。
 しかし早速読むとこの作品は、「しりあがり寿によるリアル・ヴァージョン『マンモスフラワー』」だと断言したくなる。もちろん災害描写には誇張もあるが、もし都内にマンモスフラワーが現れたら、こんな感じになるだろう。
 さて、「マンモスフラワー」と「バルンガ」、怖いのはどちらだろうか。


2007年03月09日(金) 卒業式〜

 今日は子どんぐりの卒業式である。
 まあ中学にもなれば、あまり親に来てもらいたくないだろうし、仕事の都合もあるので私はパスする。行ったどんぐり2号の話では、つつがなく終了したそうだ。卒業式なら先生も必死だった事だろう。

 昨夜は唐突にQuangoの「Live in the HOOD」を聞いた。なぜ突然に、と思ったのだが、今日からエイジアのライヴが始まっていたのだった。虫の知らせか(意味が違う)。それはともかく、やはりジョン・ウェットンの声はいいなぁ。

 あとはアンジュの「新ノア紀」とラッシュの「ライヴ〜神話大全」を聞く(だから寝る時間が少なくなるんだってば)。
 アンジュはイタリアのグループだが、彼らのように一般的に日本で紹介されているプログレ寄りのイタリア作品は、クラシックのように一曲の中での緩急の差が大きい物が多い。当然長い曲が多く、そんな中でいきなり盛り上がったりすると、感動的になる事が多い。あまりワールドワイドでのオンエアを意識しないと、意外とこういう作りになるのかも知れない。

 ラッシュは、ドリーム・シアターがもっとも影響を受けたというグループだが、当時あのヴォーカルを聞いている限りでは、とてもそうは思えなかった。
 だがこのライヴでバックをキチンと聞くと、確かにドリーム・シアターが影響を受けたという事に納得できる。実はかなり似ている部分が多いのである。

 そんな今日、帰宅するとKENさんからCD-Rが届いていた。なんとふろヰ道のベスト盤である。
 そう言えば先日も、Natzさんから新年のコンピ・アルバムが届いたいたのだが、みんな時間もそれほど取れないだろうに、きちんとした趣味活動を続けているものだと感心する。少しはまねをしないといけないぞ。


2007年03月08日(木) エジプト健在

 時々に見に行っているmixiのJRさんの日記を読んでいたら、懐かしい「エジプト」という文字を発見した。
 もちろんこの場合「エジプトというカスタム・メーカーのモデルガン」の事である。私の友人でも知っている人は極々少数だと思われるが(もしかしたら一人くらいかも)、30年以上前のカスタムの世界では、知る人ぞ知るという存在だった。
 なにせメジャーではセンター・ファイア・モデルが存在していなかった時代に、センター・ファイアのプローバック・モデルを出していたのである。しかも実態はごくごく小さな家内制手工業のメーカーである。もちろんかなりこだわりがあるメーカーなのは間違いがない。

 ちなみに当時友人から、六研製とエジプト製のガヴァメントが売りに出ていると教えてもらったのだが、どちらも2万円では手が出なかった。その頃のメジャーなメーカーには、そんな価格のモデルガンなど存在していなかったのである。ステンやスターリングが1万円も出せばおつりがたくさん来る、そんな時代の2万円である(ちなみに映画も800円位、名画座など300円の時代である)。
 もちろんこの製品が2万円なら安いといえるくらいなのだが、私には高額すぎた。無理してでも買っておくべき価値はあったのだが、とても手が出なかったのである。これは今でも残念な思い出だ。

 そしてあまりに懐かしいので試しに検索したら、なんとエジプトは当時のままで営業しているというではないか。私が存在を知ってからもう30年以上経っており、その間にCMCがなくなり、コクサイが潰れかけ、MGCですらなくなったというのに、である。本当にこれには驚いた。
 ただしネットでの販売はしていないとの事で、価格は問い合わせになるらしいが、やはり安くはないのだろうなぁ…。


2007年03月07日(水) ばくはつ

 今日は子どんぐりの公立高校受験日である。
 市内全部で一斉に行われるので、かなり賑やかな日でもある。しかし受験高校はバスで行くにしてもかなり不便な場所にあるので、とりあえず車で送っていく。
 さて、結果はいかに。

 話は飛んで。
 アメリカなどでは老朽化したビルなどの建造物を破壊するのに、内部に仕掛けた火薬で一気に爆破解体する事が多いが、これを英語では「implosion」と呼ぶのだそうだ。
 やはり「explosion」とは区別するらしいが、まあ爆破のベクトルが違うので、この気持ちは充分判る。
 そしてこの単語が何に必要かというと、当然の事ながらyoutubeでの検索時に必要となるのである。「explosion」では本当の爆発しかヒットせず、肝心の爆破解体シーンがなかなか見られないのだ。
 つまり「building implosion」「bridge implosion」「stadium implosion」「tower implosion」などで検索すれば、色々と楽しい映像が見られる仕組みである。

 いや、どうという事はないのだが、私のような人種には、こういうのこそが必要な知識なもので…。


2007年03月06日(火) 高校受験

 明日は子どんぐりの高校受験である。

 今更ジタバタしたところで始まらないし、まあ後は静観するしかないのであった。
 しかし不便な場所にある高校である。朝は送って行くにしても、帰りはバスが30分に一本では、しばらく乗れないではないか。へたすると1時間以上待たされる事になりそうだ。しかも仙台駅まで行かなければならないので、実に遠回りである。直線距離なら5キロだが、バスでは15キロもある。
 試験が終わってから帰宅まで、3時間位罹るのではないだろうか。

 いらないところで気を使ってしまう受験であった。


2007年03月05日(月) 天才の条件

 昨日、「怪奇大作戦セカンドファイル」の事を書いたが、同じネタをmixiにもアップしたところ、どうやら今回一部の脚本を担当した中野貴雄氏らしき人が見に来たようだ。
 まったくmixiも巨大になりすぎて、油断も隙もあったものではない。当事者が直接来るなど、こちらの日記では絶対に考えられない事なのだ。ネットに無防備に晒した日記が安全で、本来クローズド・サークルのはずのmixiの方が開放度が大きいというのも、なんだか変な話だ。

 いずれあまり期待していないという事を書いたから、多分中野氏本人はガッカリしたのではないかと思うが、小説と違って映像は共同作業である。母体となる放送局が弱腰のNHKでは、怪奇大作戦のテーマを考えれば、面白い作品などできるはずもないだろう。せいぜいが人情話になるような気がしてしまうのは私だけではあるまい。

 そしてこうなったとしても、それは脚本家一人の責任ではない。映像製作というのは、あくまで共同作業であり、仮に天才が一人いたとしても、素晴らしい映画が作れる訳ではない。サポートする人間が優秀であって初めて、天才が活躍できるのである。
 もちろんそういう優秀な人間を集められるのも、映像においては天才の条件の一つではある。

 まあこんな事をここで書いても、映像関係者が読む訳ではないのだが…。


2007年03月04日(日) あまりに怪奇な大作戦

 今日は子どんぐりの誕生日である。
 ただ水曜に受験を控えているので、お祝いはその後という事になった。ささやかにショートケーキだけは買ったし、実家からはお祝いももらったが。

 先週、冨谷の映画館で「カリオストロの城」や「アキラ」を上映していたのだそうだ。しかも500円である。知っていれば観に行ったのだが。そして今週は「コッドファーザー」である。これも久々に大画面で観たかった映画である。
 実は「ゴッドファーザー」は、今は亡き東宝で公開当時に観たのだが、これ以後映画にハマるようになった、私にとっては記念碑といえる作品だ。もちろんこれに前後して色々と見てはいたが、映画の凄さを理解できた多分最初の作品なのである。

 ところで。
 某NHKで「怪奇大作戦セカンドファイル」なる物が3話だけ製作され、4月に放映されるらしい。BShiのあとBS2だとの事なので、当然うちでは見られない。何故今頃になってNHKがこんなのを作るのだろう。
 いずれ根本的に現在のNHKと円谷プロの製作なので、内容にはあまりというかほとんど期待できないのだが、それでも怪奇大作戦のファンとしては見なくてはならないというほとんど義務のようなものがあるのだ。それで困ってしまうのである。

 なお予告では「人体発火現象」も扱っているようだが、怪奇大作戦の意図を後継しているといわれる「ブラックアウト」(1995年放映)の第2話「プラズマ」でも扱っている。ただしこれは怪奇大作戦の「かまいたち」をベースにして作られているといっても良いほどテーマが似ているし、実はもっと危険な演出さえしているのである。
 私が「ブラックアウト」の中で一番好きなエピソードであり、とにかくこれ一本があるだけで、この番組の存在価値は充分にあると断言できる。

 もちろん「ブラックアウト」は、公式には怪奇大作戦の後継番組ではないので、怪奇大作戦と較べてしまうと不満な点も多くなるが、少なくとも当時としてはもっとも怪奇大作戦に近い作品だったのは間違いない。
 それに較べて、公式にタイトルを継承したとは言え、はたして現在のNHKにオリジナルの意図を充分に理解した作品が作れるのだろうか。いくら実相寺昭雄が監修していたところで、所詮NHKである。かなり難しいだろうと想像されるのだが。

 現在放映予定のサブ・タイトルは、第1話「ゼウスの銃爪」第2話「昭和幻燈小路」第3話「人喰い樹」となっている。しかし「人喰い樹」という題名だけ見ると、桑田次郎の漫画版を思い出してしまうのは私だけではあるまい。もしかしたらほとんど同じ内容になるのではないだろうか。

 いずれ現在のNHKと円谷プロである。余計な期待さえしなければ、多少は楽しめる、かもしれない。


2007年03月03日(土) 今更なもの

 老舗人形メーカー吉徳が、ダースベイダーの五月人形を出すのだという。
 どんなものかと思って写真を見たら、「コブラ」に出てくるサラマンダーを連想してしまった。サラマンダーというキャラは、ダースベイダーからイメージして作画しているのだから、こんなのを作ったら似てしまうのも当然で、このメーカーの役員は「コブラ」など読んだ事がないのだろう、と思ってしまう。
 そもそもダースベイダーは日本の兜もモチーフの一つとなっている。だから上手く作れば非常にいい感じになるのだが、これに関しては寺沢武一の勝ちであろう。

 突然だが、実家からクトゥルーの本を2冊(ハードカヴァーだ)持ってくる。
 ただし国書刊行会の「ク・リトル・リトル」表記の物なので、私としては違和感があるのだが、「ネクロノミコン抜粋」が載っていたのは、当時これだけだったので、一冊2,900円という価格だったがやむなく購入した本だった。
 別に古本屋で買えればその方がいいのだが地方では無理というもの。だが実は、国書刊行会の本というのは古本屋に流れるのを想定した価格設定になっているらしく、つまり中央ではそれなりに流通していたのである。なんだか悔しいなぁ。

 しかし突然こんなのを読み出したのは何故なのだろう。
 そう言えば、ロバート・ブロックもクトゥルー神話をモチーフに短編長編を書いているが、なかなか読めないので、これは是非とも短編集にまとめて欲しいのだが。

 そして持ってきたハードカヴァーは、異様にカビ臭いのだった…。


2007年03月02日(金) そろそろCDが欲しい

 2月28日に起きた株式市場の世界的大暴落は、実は前日の午後あたりからそれらしい動きが出ていたようだ。多分勘のいいトレーダーは大もうけした事だろう。
 まあ株なんてのは、そうしたものだ。

 ところで今日はロッキンオンを立ち読みする。なんだか今回はあまり面白くなかった。
 しかし来日予定のページを見ると、またも川崎だが、ニュートロルスとバンコ(フランチェスコ・ディ・ジャコモはまだ生きてたんだねぇ、あの巨体で…)が来日するという。行きたいが12,000円は地方在住者には高すぎる。でも一瞬去年の雑誌を読んでいるのかと思ってしまった。
 さらにエイジアやフォーリナーの来日だなんて、一体今はいつなんだ、と思ってしまうではないか。

 帰宅してまたもジョージ・マーティンの「ラヴ」を聞く。
 これを聞くと、ビートルズのオリジナルが聴きたくなってしまうのが困りものだ。もちろんLPは全て持っているが(当然、「オールディーズ」もだ)、実はオリジナル・アルバムのCDは一枚も持っていない。やはりそろそろ買うべきなのかもしれない。
 もちろんまずはアビィ・ロードからである。基本的には中期以降のビートルズが好きなのであるが、「ラバー・ソウル」あたりもアルバムとして捨てがたい。結局は全部欲しいという事になる訳だ。


2007年03月01日(木) 鬱陶しい

 高松英郎氏が亡くなったそうだ。我々の世代では地獄車で有名であろう。しかし77歳とは、想像以上に若かった訳だ。

 さて、会社で積算担当の女の子(あえて女性とは書かない)がちょっとミスをしたのだが、夜になってもグスグス泣きながら延々積算をしている。ハッキリ言って鬱陶しいのだ。おかげでみな気にして、なかなか帰れないし、気にしている。
 そもそも泣くくらいなら、さっさと帰るべきなのだ。それが判らないからいい年してガキなのである(実際言動はかなりガキだ)。私など21時には帰りたかったのに…。

 だいたい仕事というのは延々と続くのだから、全力投球してはいけないのである。これは高校野球とプロ野球の違いといえる。暗い気持ちで仕事をしていたら、間違っても当たり前なのだ。バカバカしい事である。


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