うたのかけら

2002年08月31日(土) 夜の雲

夜の空ぷかりと浮かぶ白雲に問いたいことも数々あれど



2002年08月30日(金) 一段落

研修も終われば元の静けさの中に一抹寂しさ残る



2002年08月29日(木) 研修会

英語とも縁がなくなり幾年が経つかと思う午後のひととき



2002年08月28日(水) 残暑

ひときわの暑さが戻りたけなわの作業は続く言葉少なく



2002年08月27日(火) カンパリ・ソーダ

カンパリの淡い色など眺めつつ明日の仕事をあれこれ迷う



2002年08月26日(月) 秋の湿原

吾亦紅静かに染まる秋の原想いを馳せる季節になれば



2002年08月25日(日) 夏の疲れ

夏疲れ寄せ来る秋の波のよに静かに寄せて返すことなく



2002年08月24日(土) 秋の気配

海の色深くなりゆくこの頃はいろいろ想うことも多くて



2002年08月23日(金) 処暑

処暑なれば秋へと急ぐ足音を感じながらも仕事を急ぐ



2002年08月22日(木) 『夏をあきらめて』

今年また夏の休みを諦める貧乏くじを引いた気分で



2002年08月21日(水) 新涼

新涼の季節に向けてエンジンをかけて仕事の段取りをする



2002年08月20日(火) 吹き返しの風

吹き返す風の音だけ響いてる都会の夜の静けさを知る



2002年08月19日(月) 台風接近

自転車の速度で進む台風にやきもきしつつ家路を急ぐ



2002年08月18日(日) 24時間テレビ

今年また走り続ける人がいて感動のうち幕を閉じたり



2002年08月17日(土) 『星の島』

星の島暮れ行く空を想いつつページをめくる午後のひととき



2002年08月16日(金) 稲妻

漆黒の都会の空を切り裂いて稲妻走る音も立てずに



2002年08月15日(木) 終戦記念日

忘却の彼方より来る壜ひとつドラマの幕は切り落とされる



2002年08月14日(水) 『DO MY BEST』

山もあり谷もあるけどそれなりにベストを尽くし続けることなど



2002年08月13日(火) お盆休み

ガラガラの電車で気づく世間ではお盆休みがきていることを



2002年08月12日(月) ペルセウルス座流星群

藍無限広がる空に糸をひく星に願いを託してみたく



2002年08月11日(日) 夏の風

夏の風感じることも絶えた今風情は遠くなること思う



2002年08月10日(土) 蝉時雨

蝉時雨流れる中をいつの間に辿る夢路の贅沢を知る



2002年08月09日(金) 夏の夕空

青焼けの空広がれば南国の海に吹く風恋しくもなる



2002年08月08日(木) 立秋

だんだんと高くなりゆく空の果て小さな秋が生まれておりぬ



2002年08月07日(水) 炎暑

今日もまた炎暑の中で淡々と作業している部下の背中よ



2002年08月06日(火) 夏風邪

夏風邪で欠員出ても何もせず何もできないリーダーがいて



2002年08月05日(月) ため息

スタッフの契約を切る決断をしてため息が止まらなくなる 



2002年08月04日(日) 雷雨

雷の激しさを増す夜の空光が走る縦横無尽



2002年08月03日(土) 夏まつり

神楽など流れる社緑濃くなりゆくことに気づく夏の日



2002年08月02日(金) 日傘

濃紺の日傘を選ぶこだわりは浜トラ着てた昔の想い



2002年08月01日(木) 花火

満天の空光らせて大輪の花火が競うさま眺めてる


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遠峰あかね [MAIL] [HOMEPAGE]