毒茄子
レガお君



 火星ネタで楽しむ

7月も最終日。

夏らしい、うだるような暑さにはほど遠い。
車通勤で歩かないから汗もかかない。
職場のクーラーに凍える毎日で
臨床の冬の夜勤で着てたカーディガンを
仕事の間中手放せない。
そもそも、「うだる」ってどんな語源?

昨日の夜、車から降りてふと空を見上げたら
東の空にダントツに明るい星ひとつ。
オレンジ色で飛行機かなと思ったけど
全然動かずにじっとしてる。
こないだ高校教師と会ったとき
火星の話をしたのを思い出す。
これって火星????
さっそくメール。
しばらくして返信が来て
「こっちは雲がかかっててあかんわ」との事。
やっぱり大阪とじゃ天気は違うのね。

という事があったから
ネットで火星関連のコンテンツを検索。
色々見ながら気になったのが
肉眼で本当に見えるのか?
とか8月末の大接近で
今からどの程度見えるのか?
8月末に大接近といえども
9月いっぱいぐらいは見えるらしい。
だからその前の1ヶ月ぐらいからも
見えてもよさそうに思うんだけど?

調べながらだんだん心配になってきて
また高校教師にメール。
「昨日発見したのは火星じゃないかもしれない。
今日また同じ時間に外へ出てみて
何もなかったらどうしよう・・・。」
「何もなかったらUFOやで(笑)。
田舎でゆっくり星空見たいな。
星座とかは勝手に作るのが一番。」
話によると一応、天文も教えてるらしい。

色んな話ができる人。
「星座とかは勝手に作るのが一番」
という言葉がとても印象に残る。
生物とか天文とか自然を観察して
色々感じられる人って面白い。
私が人の身体そのものや色んな人をみて
色々考えるのを面白く感じてたのと
同じセンスを持ってる人なのかなぁと思う。

とか考えてる間に昨日ぐらいの時間になって
ドキドキしながら外へ出てみる。
だって、これで星がなかったら私はUFO目撃者。
火星が見たいはずなのにUFOを楽しみにしてる。

・・・同じ星があった。
という事で、またメール。
「今日も同じ星があったよ。
誰が何と言おうと
これは私の心の火星という事に決定。
UFOのほうがすごいけど。」

火星ネタで盛り上がるのは変かもしれないけど
私はこの手の話が好き。
いつも色んなことを見聞きして考えて
自分のアンテナを磨いて自分の栄養を増やしたい。
ひとり自己満足な気分でビールを空ける。
普段ビールは飲まない私。
でも、今日は帰りに寄ったスーパーで
あっさりエビスの黒を発見したので
今日はそれに決定。美味!(川井ちゃん風)

しばらく売り切れだったらしいと聞いて
手に入りにくいなら飲んでみたいという
ただのミーハー根性だったけど
苦くてスッキリしてて相変わらずマイルド炭酸。
しばらくハマりそうだけど
プレミアムビールは値段もしっかりプレミアム。
まぁ、スーパーで安売りされてる缶酎ハイが
ジュースより安いのも変だとは思うけど。

オトナの楽しみはやはりコストがかかるのである。

2003年07月31日(木)



 史上最強の霜降り

今日も今日とてやる気なし。

仕事の後が焼肉。
お昼ご飯をセーブしようと思ったら
ごっつい野菜サラダが出て来る。
上の教員が家でとれた野菜を持って来る。
で、「ダイエットだ」と言って
毎日サラダボウルいっぱいの
トマトときゅうりとゆで卵とささげと
大豆ととうもろこしとわかめと
最後にカッテージチーズ。

見るからにものすごいボリュームで
それだけでちゃんと満腹になるらしい。
私は普通にお昼のお弁当を頼んでるんだけど
おこぼれの野菜でサラダを作って下さる。
結局私は食べ過ぎコースなわけで。

今日の焼肉屋は医者たちの間では有名。
平日でも常に満席で
予約がないとまず坐れない。
実際、今日も平日だけど思いっきり満席。
肉を切りおきしてないといって
本当にでっかい肉の塊が冷蔵庫に。
っていうか、ものすごい霜降りなんですけど。
よだれダラー。

お肉を注文した分だけその塊から切り出す。
最初は厚めのお肉が出てきて
それを網であぶって
焼き目がついたぐらいで食べる。
中は赤いどころか熱も入ってなくてぬるいぐらい。
で、本当にもう、とろける。

約1人、どうしてもちゃんと焼きたい人がいて
いつまでも焼いてるんだけど
それが見ててもったいなくってしょうがない。
みんなに早く早くと言われながら
「え〜だって、生ですよ〜」って渋ってる。
あのね、これは牛。しかも最高級の。
レアが旨いに決まってんだろ。
あたって死んだら本望と言う事で。
っていうか、いい肉食べた事がないんだろうな。

ただ、本当にものすごい霜の入り方だから
2切れで十分。ギリギリ3切れ。
おなかにズッシリ。
そのあと同じ肉の薄切りが来て
それもさっとあぶったら
くるくると葉巻のようにして食べる。
甘い肉なんて初めて。
これも3枚食べたらもうダメ。
私の隣に坐ってたジャイアン(38歳、医師)は
2枚食べたところで目が遠くなる。
「おれ、もうあかん」とビールをちびちび。

ひたすらきゃあきゃあと大騒ぎして肉を食べる。
ジャイアンは食べる代わりに喋る。
遊びが激しいジャイアンはその昔
ここに女の人を連れてきてて後輩に見つかった。
その女の人はジャイアンが
5年以上前に勤めてた土地の人間なのに
まだ付き合いがあるらしい。
ジャイアンも女も気が長い。

で、ジャイアンは奥さんを見事に立ててる。
まぁ奥さんは政治家の娘だから
うまくやれば自分の人生は安泰なわけで。
10年以上奥さんの前ではタバコを吸わず
遊び相手の存在は隠し通して
遊び相手にはちゃんと「俺は嫁さんが一番だから」
って説明をして同意を得るという
遊びにもインフォームドコンセントを怠らない。
色んな形があるんだなぁと妙に関心。

たらふくお肉を食べてお会計。
8人で12万。覚悟はしてたからお財布を出すと
「ええで」って。ええっ?
1人アタマ1ユキチを超えると素直に喜べない。
でも、これが奴らのプライドなら
何だかひっくり返すのも悪いなぁと思いながら
別の示し方もあるやろうにとか色々思う。
まぁしょうがないから丁寧にお礼を言って解散。

本当に、人生で一番美味しいお肉だった。
神戸牛か何か知らないけどとろける霜降り肉。
他の焼肉屋であれ以上のお肉に会えるんだろうか?
しばらく肉はいいや。余韻に浸ろう。
帰りの道端で、同じ店にいた会社員の集団に会う。
結構若い兄ちゃんたちだけど1人吐いてる。

情けない、肉に申し訳ないと思わんか??

2003年07月30日(水)



 逃げよう。

頭ボケボケ。

昨日寝付いたのは2時ごろで6時起き。
朝から眠くて仕方がない。
出勤してもぼーっとしてて全然ダメ。
上の教員と一緒に
朝からハーブティーを入れて
まったりとすごす。

実習も講義も一息ついて
本当に糸が切れてしまったかのよう。
眠くて何もする気がしないし
実際急ぎの仕事もなくって
呆けてたら昨夜の事を思ってる。
高校教師の手のひらの感触なんかを
思い出しては、ぼー。

眠気はひどいしクーラーは寒いし
頭はボケボケだしで気分転換が必要。
初めて学校の屋上へ出てサボる。
周りは都会なので景色は全然よくない。
それでもバカは高いところが好きなので
30分近く過ごす。

昨日は飲みで今日は休肝日で
明日は古巣の人たちと焼肉。
海の幸満載から焼肉って
もう、平日から遊び放題なんだけど
頑張ったから許して。
本当にこんなに遊ぶのは転勤以来初。

焼肉は結構有名なお店らしく
古巣の医者たちが絶賛してる。
予約の電話を入れた時、できたら先に注文をと
大げさな事を言うなぁと思ったら
「うちは肉を切り置きしてないから
できたら先に言っておいてもらわないと。
9人とか人数多かったら待ってもらうよ」って
何かすごいこだわりだわね。楽しみ。

毎日高校教師のことばかり考えてる。
一緒に映画見に行ってプラネタリウムも行って
花火見ておいしいもの食べて
あわよくばバイクの後ろにも乗せてもらって
頭の中で色々予定が出来上がってる。
見事に魚は影が薄くなってる。
ハマったな。

この調子なら8月なんてすぐに終わってしまって
9月になればDEELUXのブーツがやってきて
板にワックスなんて入れ始めて
どんどん冬モードに傾くんだろうな。
9月には実習も講義もあって
10月になれば研修や卒論の指導とか
頑張りどころはまだまだ続くのに。

現実逃避どころか、先の事まで逃避モード。

2003年07月29日(火)



 まずは手を握るとこから

うわのそらで仕事。

今日のメインは夕方からの飲み。
しっかり飲んでやろうと思ったから
朝から駅まで歩いて電車で出勤。
梅雨前から乗ってなかった通勤電車。
新鮮かと思う事もなくやっぱり嫌い。
仕事終わったらそのまま行くから
すっきりと教員らしく見える格好で
キリリとおだんごも結っていく。

日中は教員室で仕事する振りして
ネットでお店を探す。
地酒が色々あって、エビスの黒があって
岩牡蠣とウニと鱧・・・。
そんなヘボ検索でかかる店があるわけもなく。
お昼ご飯はセーブして定時で脱出。

高校教師も今日は仕事だから
スーツでお見えかと思ったら何やら可愛いTシャツ。
背が高いからスーツ姿見てみたいのに。
結局お店は何年ぶりかの田舎。
土日だとゆっくりできないけど
今日は月曜でそんなに混んでないはず。

私の記念すべき1年目の1学期の打ち上げ。
岩牡蠣はいたけどエビスはいなかった。
でもフカフカの蒸しアナゴと蓮根饅頭と
キスの天ぷらと煮魚と・・・。ご満悦。
過去最高ぐらいのペースで飲むけど
いいお酒はやっぱり酔い心地が違うのね。

高校教師は私が松田龍平のファンだと言ったら
映画のフライヤーを取ってきてくれてた。
何だかそうやって覚えてくれてるのって嬉しい。
仕事の話と映画の話と音楽の話と楽器の話と・・・
私が将来ガレージのでかい家に住んで
家はちっこくていいから自分の車と
ダンナのバイクをガレージに並べて
近所の高校生に見せびらかしたいという
ささやかじゃない野望を披露したら
「それいいなぁ」とか言ってくれて
何だかいい感じやん。

今までずっと和食の小バコばっかだったから
2軒目はがらっと雰囲気を変える。
元町まで歩いて大丸近辺へ。
結構酔っ払ってるから風が気持ちいい。
三宮北側の喧騒とは違って
居留地のオフィス街はとっても静か。
高校教師はこんな神戸もあるんやなって
結構新鮮に思ってくれたみたい。
で、ブラブラ歩いてたら高校教師が
ちょっとかがんで私の手をとった。
何ともいえない照れ臭い気分。

他に誰も歩いてないとはいえ、三宮を
男の人と手をつないで歩いた事なんてない。
高校教師は背が高いから
腕を伸ばして私と手をつなぐと
私は手を下ろせない。それも何だか面白い。
2軒目のお店は私の好きなソファーのあるお店で
2人がけのソファに並んで坐る。
BGMがなつかしのニルヴァーナ。

お互い結構酔っ払ってて
私もひたすら喋ってケラケラ笑う。
魚よりさらに大きな男の人が隣に坐ってる。
何だかドキドキする。
「猟奇的な彼女」が好きな高校教師は
「いっぺんでいいからあんなけ女の子に
振り回されてみたかったりもする」とか
面白い事を言う。
大阪から来てくれてる高校教師は
電車の都合であまり長居はできない。

またお店を出て歩く。
元町駅を目指さずにあえて三宮まで戻る。
店をでたらまた手のひらを捕まえられる。
身体とおなじ、おっきな手。ふんわりしてる。
東遊園地まで来てベンチに坐る。
手なんて握って来るからさてお次はと思ったら
それ以上は何もなかった。
一緒に空を見上げて火星の大接近とか
真面目な話をしてみたり。
歩き出したらそのたびに私の手を捕まえる。
酔っ払ってるな。

時間はあっという間にすぎて11時半。
いくら何でも帰らなくちゃ。
駅で電車を待つのにホームに上がろうとしたら
「まだ時間あるな」って言われて
結局ギリギリまで一緒にいた。
一緒にいたい人に
自分から「帰る」って言うのは大変。

すごいプレッシャーの中で
必死で頑張った一学期だったけど
締めくくりがステキだったから良しとしよう。
家に誘われた時「もうちょっと仲良くなったらね」
とかわした後のデートで今日は手を握る所まで。
何だか学生の頃みたいで楽しい。

さて、次は?

2003年07月28日(月)



 平和な休み

よい天気だけどすこぶる涼しい。

今日は結局散髪に行く事にする。
もういい加減髪はボーボーだし
来週の週末は淡路で花火だったり
京都行ったり徳島へ行ったり
色々用事は目白押しで
そうこうしてると美容院がお盆休み。
という事で今日中に行かねば。

だるいので午前中は爪を塗る。
久々に爪を塗ってまだ仕事があるから
とりあえずはピンクでしのいでおく。
8月の2週目からお休みに入ったら
絶対ブルーとか紺とか色々やってみる。

一回髪を短くしてみたいけど
これという髪型がなくて
結局ダラダラ伸びっぱなし。
まぁ、今の所長いのも評判いいしで
しばらくはブリッコふわふわパーマだ。

明日は高校教師とごはん。
私の1学期終了打ち上げと言う事で
とりあえず美味しいものを。
旬の岩牡蠣とかウニとかキスだの鱧だの
夢だけは膨らむ。

で、ワクワクしながら散髪したら
今回も前髪は短め。しまった。
前髪伸びて結構ワイルドな感じになってたのに
急にブリブリモードになてしまって
どーにかしないといけない。

久々に1人で遊んだ週末。
気楽といえば気楽だけど人と会い慣れてる。
高校教師も気になる。
何だかんだ言いながら毎週会ってるし。
あっという間に7月もおしまい。
梅雨も明けたし冷夏だとかいうけど
冬に雪が降りさえすれば
夏の気候なんてどーだってよろしくてよ。

米不足を悩まない平和さ。


2003年07月27日(日)



 ひと休み

何も予定のないお休み。

朝から部屋の掃除をしてのんびりする。
散髪に行こうかと思ったけど
お金を下ろすのを忘れたからもういいや。
天気がいいのに涼しくて
本当に気持ちいい。

元々、今夜は三宮の花火に行く予定だった。
友達のカップルと高校教師と私、
4人で行く予定だったんだけど
高校教師は学校の合宿と重なって
行けなくなってしまった。
友達の彼氏がちょうどお誕生日で
そんなデートに1人お邪魔するわけもいかず
私は花火をあきらめる。

それより前にいさお君から
姫路の花火に誘われてたけど
三宮に行くからと断ってた。
三宮がキャンセルになったからといって
いさお君と会う気にはならない。
で、その高校教師からメール。

「こっちも丁度地元の花火大会で
夜8時から子供らと一緒に見てくるわ。」
なぁにぃ〜。結局花火見てないの私だけやん。
で、花火が終わった後
「田舎の星空の中の花火は風流でした。
一緒に見られたらもっとよかったやろうに、
男ばっかでハート型花火を見てもうたわ。」
あはは、きっと生徒もそう思ってるわ。
花火を見ながら私を思い出してくれたのは
なかなか嬉しい事ではある。

で、魚がメールをよこした。
魚始まりのメールは珍しいから何かと思ったら
「まさやんの特番見てて
おもわずイベントのチケット獲ってしまった。
8月の30日やけど、行っとく?」
ふふん、私がWIREに行かないと言ったら
「誰か誘おうかな」とか言ってたくせに
結局オーガスタキャンプにしたわけね。

私の興味を大きく引くイベントではなかったから
行きたけりゃ自分でチケットを獲れと
ほったらかしてたら自分で獲ってきた。
うー、どうするかな。
まさやんは高校教師も好きだから
話のタネにはなるなぁということで
「行っとく」と返事する。

夏のイベントがだいたい出そろった。
淡路の花火と徳島行きと古巣の花火と
映画と枚方の花火とオーガスタキャンプ。
まずまずの充実ぶりかな。
去年行った比叡山が良かったから
今年も行ってもいいかなとも思うんだけど。
これで広島へ帰った後輩と
ゆっくり話せる日があったらほぼ満願なんだけど。

古巣の先輩にこれまでの実習の事を愚痴ったら
「夏休みは学生のためでもあるけど
先生がいろんな事をリフレッシュして
帳尻合わせる役目もあったのね。
それが何度もあるとレガおでも壊れるやろ?」
ってなんとも琴線を刺激するお言葉。

ちょっと、ゆっくりしよう。

2003年07月26日(土)



 連帯感の生まれ方

今日はレポート総仕上げの日。

2週間の実習で書きなぐった関連図や
アセスメントをキレイに整理して
言いがかりをつけてもらった看護計画も
最終評価をしてという
一番アタマを使う日が今日だったりする。
昨夜は病棟実習終了の開放感で
本当は飲みに行きたかったけど
今日二日酔いでアタマが働かなかったら
大変な事になるので自粛して早めに寝る。

そうやって万全の準備で出勤した今朝。
学生は何だかしんどそうにしてる。
最初は寝不足なのかと思ったら違った。
昨日の帰り、打ち上げをしたらしい。
で、今日は二日酔い。

ムカッと来たけど知らん振りしておく。
二日酔いでも何でもちゃんとレポートが書けるなら
私的には全然構わないし。
でも、結局は学生の頭がついてこない。
色々言っても「え?ちょっと待って」って
全然進まないからだんだんイライラしてきた所で
「先生〜あかんわ〜昨夜飲みすぎた〜」

堂々と言うとは後ろめたさはないらしい。
ずっと黙ってたけどお説教してやる。
「私は今日に差し支えたらあかんと思って
昨夜は飲むの我慢したんや。
それを自分らが二日酔いって何なんそれ〜
病棟から下がってもレポート出すまでが実習や。」
ホントにもう、呆れて笑いがでる。

さらに学生は言う。
「もう、今日ははよ終わって〜コンパやねん」
はぁ?
二日酔いのアタマでさくさく仕上げて
夕方からコンパに行けるほど
単純なレポートは科してない。
「コンパに行くのは勝手だけど
だからってレポートの内容は妥協しないよ。
遊ぶのは勝手だけどやるべき事はやるのが大人」
と偉そうな事を言いながら
結局夜7時まで缶詰め。
ナメてかかると大変ですなぁ。

最終OKが出たところで学生が壊れる。
「先生〜ありがと〜」半泣きで抱きついてくる。
「よう頑張ったやん」って
こちらもじーんとしてると
「先生もコンパ行く?男前揃いらしいで」
遠慮しときます。

もう、学校には誰も残ってないから一緒に戸締り。
「コンパって7時過ぎてるけど間に合うん?」
「10時集合やねん。」
10時からのコンパって、ヘンじゃない?
ますます遠慮しときます。
ってマジで危なくない?そのコンパ。
「無茶せんときよ〜」と
オトナぶった事言って送り出す。
学生のコンパの時間を心配する教員って?

今回の実習で学生は辛い思いをしたし
私にとってもヘビーだった。
それでも学生は「看護師はイケズやったけど
先生がわかってくれてたからそれでいい」
とか嬉しい事を言ってくれた。
一緒にしんどい思いをすると連帯感がついてくる。
昔、臨床で先輩に叱られ詰所に居られなかった時
患者さんの所に行って慰められた事があった。
今回の私は病棟スタッフにイラついたけど
見事に学生に癒されたんだと思う。

何だかんだ言っても、愛すべき存在。

2003年07月25日(金)



 学生を信じなくっちゃ

本日実習最終日。

昨日のムカつくカンファレンスは一旦忘れ。
とにかく最終日を乗り切ろうと
学生ともども身体に鞭打って出撃。
で、今日も朝からやらかしてくれる看護師。
正確には助産師。
学生に言いがかりのような「指導」を入れ
それを聞いた私が学生とのやり取りを
偵察すべく側に立ったら全然対応が違う。
わかりやすい人ね。

婦長は婦長で相変わらず重箱の隅をつつく。
出席表の押印欄に日付が全部書いてないと
はんこを押さずにつき返してくる。
今回の実習中の分だけ
日付書けてりゃ問題ないやん。
あいかわらずうっとおしい。

午後からまとめのカンファレンス。
臨床からは指導者一人が出席。
で、学生がそれぞれ学びを発表。
患者と性行為の話をしてきて
それをプライバシーの侵害だと
非難された学生は患者に
「気をつかって色々話してくれたけど
人間素直に関われば人は心を開いてくれるの
色々話せてたのしかったわ」
と言ってもらえた事を発表して一矢報いる。

後はそれに意見を下さいということになる。
で、さらりと「皆さんいい学びをされて」
という様な事を言って後は話が脱線。
「先生、カルテに記録をしないというのは
どういう事なんですか?」とか
「退院指導をしないのはどうして?」
「カンファレンスの持ち方は?」とか
実習の方法の相談が始まって
学生はそっちのけ。

今は学生に対する評価の場であって
そういう話をする場じゃないという事は
さっぱり解ってない。
ついでに学生がパンフレットを作って
患者に渡した事について
「院内で決められたパンフ以外のものを
患者に渡されると患者は学生からというよりは
病院からもらったと考えるから
それは病院としては困る」とか
パンフの内容の評価とは関係のない
完全に政治の話になってる。

で、それを学生に言葉で伝えられるだけの
力が指導者にはない。
学生は完全に怒った表情でみんな下を向いてる。
結局最後までそのパンフの内容については
コメントなし。で、指導者が言ったのは
「みんなどうしたの?元気ないわね」
やっぱりバカとしか言いようがない。

カンファレンスが終わって詰所へ。
とりあえずお礼を言って詰所を出るんだけど
学生の顔はお礼なんて感じてない顔。
私はさすがに心が痛む。
「いくら応対がひどいからといって
それでも実習の場を与えてもらった事に
ちょっとは感謝できないんだろうか?」
当たり前の事に感謝できる感性は
持っててほしいなぁと、この時は思う。

廊下を歩いてて学生が立ち止まる。
「先生、あの先生にお世話になったから
お礼言ってきていい?」「は?先生?」
学生が寄って行ったのは私と同い年の
女の研修医のところ。
「冷たい看護師と話すのがイヤで
薬の事とか治療の事とか聞けなかった時、
あの先生に聞いたらいつでも
すごい丁寧に教えてくれてん。
だからお礼言わなくっちゃ。」驚く。

いつもなら学生は実習時間がすぎると
「はよ帰ろうよ」とせっつく。
それが今日は時間を過ぎてもその女研修医が
患者と話し終わるまで部屋の外で待ってる。
で、その医者は出てきて学生に囲まれて驚く。
「先生、色々教えてもらって
ありがとうございました」学生は
親身に関わってくれた人にはちゃんと感謝する。

さらに驚いたのがその研修医の返事。
「いえいえこちらこそ。
私の診てる患者さんは本当はケモが嫌で嫌で
ケモの度にパニックになる人だから
今回も治療を乗り切れるかわからなかったのに
今回はとても楽に乗り切れて
それは学生さんが毎日
側で支えてくれたからだと思います。
ありがとうございました」って。学生嬉し号泣。
私もじーんと来る。

結局この病棟で一番学生が心を開いた医療者は
この若い女の研修医だけだったんだろう。
学生の頑張りを認めてくれた医療者も
この研修医だけだった。
研修医だから毎日話してたわけじゃないと思う。
でも、彼女が学生からの質問に
一生懸命答えようとしてくれた姿勢は
毎日関わってたスタッフよりも学生に響いてる。

こういう人間同士のふれあいが
どうして平均年齢40歳を超えそうな
大人だらけの病棟でできないのかが不思議。
最初は学生に感謝の気持ちがないのを
残念に思ってたけど、学生が鈍い訳じゃない。

私が信じてやらなくっちゃ。

2003年07月24日(木)



 久々に「バカ」連発

今日は一日実習指導。

で、朝から学生が不吉な事を言う。
「先生、昨日の計画発表さいてー」
「何なん、あいつら(看護師)むかつく。
学生さんはいっつも不安と苦痛やねぇって
それを勉強しに来とるんじゃー」
「発表しててもぺちゃくちゃ喋って
クスクス笑って感じ悪いし」
「で、人の話も聴かんと
意味がわからないってアホかぁ〜」

どうやら、相当言い込まれたらしい。
言い方もかなり一方的で
それはその場にいなくても
普段の婦長の言動を見てたら解る。
スタッフ相手でも頭ごなしで
相手の言動の意味を理解する前に
感情で反応する人。

で、カンファレンスの準備が悪いと言い
学生のレポートを
人数分コピーするように言われる。
そんな事今までした事ない。
学生のコピー代は自腹で重なれば結構な負担。
おまけに患者さんの情報満載の看護計画を
何部もコピーしてそれを全部管理できるか?
それが外部の目に触れたら学生の責任になる。
学生の記録をそれぞれに渡したところで
キチンと管理するだけの倫理と能力が
ここの看護師にあるとも思えない。

という事でお断りさせて頂く。
指導者など必要な分はこちらでコピー。
そしたら病棟の方で記録をコピーしてる。
もう、発表が終わったら絶対全部回収してやる。
とハラハラしながら記録の行方を見守る。

・・・と記録に気を取られてたら
詰所の隅でスタッフと学生。
変な雰囲気だなぁと直感して近づく。
私が後ろに立つか立たないかのタイミングで
また2人の雰囲気が変わる。
やたらにこやかで丁寧なスタッフに
完全に怒ってる表情の学生。

学生を廊下へ引っ張り出して話を聞く。
「先生、あの人なんですか?
副作用で吐き気が一番辛いって患者さんがいうから
それをピックアップして解決策を言ってたら
「副作用がそれだけだと思ってるの?
毎日毎日吐き気と不安やね」とか言ってて
ごっついエラそうやったのに
先生が近づいたら急に普通になるんですよ。
うっとおしぃ!」よくあること。
結局、その看護師に学生が報告する時は
何気に私が後ろに張り付く事となる。
っていうか、やっぱりスタッフのレベルが低い。

お昼になって計画発表。
私はみんなの目に付く所に坐る。
下手な言いがかりはつけさせないし
馬鹿にした態度も絶対に取らせない。
結局発表はしーんと静まり返って
粛々と進み、昨日のように怒鳴られる事はなかった。
終わってから学生が「ホンマ、今日は普通。
昨日と全然違うわ」。という。
昨日と違う事は婦長がいて私がいなかった。

で、発表が終わってからすぐに記録を回収する。
「回収します」って言ったら顔色が変わるスタッフ。
「え?メモにしようと思って切っちゃいました」
耳を疑う。

患者情報満載の看護計画をメモ用紙?
情報管理とか倫理とかそういう概念はないのか?
「患者さんのプライバシーを」とか言うくせに
何がプライバシーかがわかってない。
おまけに学生が週末かけて必死で書いた計画を
なんでざっくり切れるのか。その神経を疑う。
唖然としてる私に指導者が言う。
「集める時は今度から事前に言って下さい」

ってバカぞろい。
集めるから切るなと言ってるのではない。
集めなくてももうちょっとマシな扱い方があるはず。
もう、情けなくなって何も言わず。
バラバラの計画用紙をかき集める。
で、また指導者が言う。
「去年の記録が残ってるんですけど」
バカも休み休み言え。
本当によくぞ誰の目にも触れずに残ってた事。
当然それも回収、学校でシュレッダー。

実習はあと一日だけど本当にここで何を学ぶのか。
学生は完全にスタッフとは距離を置いてて
修復は難しい。
私も古巣の看護師やシステムと比べて驚くしかない。
人間のモラルも看護のレベルも低い。
文句言っててもしょうがない。

今与えられた環境で出来る事を考えよう。


2003年07月23日(水)



 2発目

そんなに飲んでないのに頭重い。

今日は午前中は実習で午後から講義。
全然落ち着かない。
学生が週末で書いてきたレポートを
どっさりくれるけど頭はグチャグチャ。
アセスメントを読まないといけない。
今日の計画も見ないといけない。
実習全体の計画も見ないといけない。
講義なので12時には病院を出ないといけない。
私に何からどーしろと???

結局学生には申し訳ないけど
計画の修正は中途半端なまま撤収。
それでも学校に帰り着いたのは講義10分前。
もちろんお昼ご飯はお預けで
まぁそんなに食べる気もないんだけど。

前回の講義で予定を消化できなかったのに
今回の予定内容は前回より範囲が広い。
強調したいところを掻い摘んでと言っても
そんなに見事に要約できるほど
最初からムダは多くない。
本当は発問とかしながら
学生とじっくり考えたいんだけど
今回も90分喋りっぱなしの予感。

チャイムが鳴って講義が始まって
ゆっくり導入する間もなく本題へ。
前回のおさらいを始めて・・・
前回寝てた学生が頑張って起きてる。
そのメンバーがこないだの野外研修で
一緒に花火を買いに行ったメンバーと
見事に一致してるのが面白い。
講義の内容より、私に興味があるのか?

時計とにらめっこしながら喋り倒すんだけど
全然時間が足りない。
結局時間切れでチャイムが鳴ってしまった。
このままでは終われない。
学生と相談の結果、レジメを詳しく作り直して
内容を補う事にしたんだけど悔しすぎる。
この借りは絶対返してやる。
中身は削れないものばかりだから
それをきちんと示して来年は3コマ貰ってやる。

とりあえず自分の割り当ての講義がひとくぎり。
2コマやりきって大喜びしてるなんて
本当はまだまだ甘い甘い。
でも、あんまり嬉しくって高校教師にメールする。
「本当はホッと一息つきたいけど
実習はここからがヤマ場。
今日は講義終了、木曜が実習終了、
月曜が実習レポート提出期限と区切りが沢山ある。
いつ打ち上げするのが一番盛り上がるんだか?」

「区切りつくの待ってたらキリがないから
近いうちに打ち上げしようか?」というお返事。
「何かしたいことある?何でもゆうてよ」
って、なかなか嬉しい事を言ってくれる。
「とにかく美味しいものと美味しいお酒があれば
それで十分です」って返事したら
「おいしい食べ物はないけどおいしいお酒なら
うちにあるから良かったら・・・って
ベタな誘い方やけど」と返ってくる。

前からビデオ一緒に見ようとか
飲みにおいでとかやたら家に誘う高校教師。
そうそうあっさり誘いに乗るものか。
「もうちょっと仲良くなってから誘ってね」と
やんわりお断りしてみると・・・。
「家に誘うのは早かったかな?反省、反省」って
言わんとした事は伝わったらしい。

私のペースが守ってもらえるなら嬉しい。
本当は部屋で一緒に飲めたりしたら
ラクだし楽しいけど軽すぎる。
ちょっと駆け引きもあるけど
そう簡単に落ちてなるものか。

頑張りどころ。

2003年07月22日(火)



 羽化ショー

3連休最終日。

明日の講義の準備がまだ終わってない。
今日は一日仕事だと思いながら
朝っぱらからイギリスGPの録画を拝見。
面白すぎる今回のレース。
シュー兄はおいといて
見事なオーバーテイクの数々に見とれる。
お供は氷結果汁の新しいブドウ味のやつ。
これがまたおいしくてゴキゲン。

スタートから情けなかったシュー兄は
もう国際映像でも写らないし
私もとにかくライコネンより
前か直後ぐらいでいいやって思ってた。
そしたらほんとにそんな感じで
情けないながらも相変わらず傷は最小限。
しぶといというか、こういうのが強さ。

で、昼まっから酔っ払って昼寝して
仕事に取り掛かったのは夕方という
とっても自堕落な状態。
そうこうしてると高校教師からメール。
今日はヒマらしい。

バイクを洗ったら雨降るかもとか
うちの父親がすでに洗車をしたから
間違いなく雨が降るとか
カレーにコーヒーを入れたら美味しいらしいけど
それをやってみる勇気がないとか
他愛もない話が延々飛びかう。
でも、話のツボは私にしたら違和感ナシ。

夕方に母親が羽化寸前のセミを捕まえてきた。
真っ白な身体が出てきて
キレイなグリーンの縁取りの翅が
ちょっとずつピンと伸びていく。
私はこういう生き物の生態とかが大好きで
目を輝かせててしばらく釘付け。
余りにきれいなので
写メールで高校教師に報告。

さすが生物教師で話が盛り上がる。
自分がキレイだと思うものを
解ってくれる人がいるのが楽しい。
で、そっからまたデジカメの話とか
パソコンの話に脱線。

そういえば、昨日見に行った「踊る大捜査線」
署の駐車場に赤いZが置いてあった。
で、それにはナンバープレートじゃなくって
「fiarlady Z」って車名のプレートがついてて
何だか露骨でやだなぁと。
ミニパトはMOCOで覆面はスカイライン。

捜査で使うPCも某メーカーが全面協力。
本部用はdynabookのGシリーズ。
所轄用はEシリーズで
ちゃんとランク分けしてあるし。
私が買ったのは見事に所轄用。
そんな話を延々メールしながら夜を過ごす。

外見はあんまり良くないんだけど
私的には嫌いじゃない。
話してる内容や話の転がり方はとても面白い人。
今は結構気になりつつあって
ふっと「どうしてるかな」とか考えるんだけど
それからさて、どうなるか。
一夏かけてじっくり考えよう。

今週は講義と実習のダブルヘッダー。
それが終わったら夏休み。
お楽しみ前の大きなヤマでちょっと大変。
でも、頑張れば達成感はついてくる。
おいしいお酒もきっと待ってる。

出撃や。

2003年07月21日(月)



 予想外続き

予想外のいい天気。

今日は高校教師とおでかけ。
昼過ぎに三宮で待ち合わせて映画を見に行く。
映画は「踊る大捜査線2」。
今までこういうメジャー作品には縁が薄い。
高校教師もミニシアター系の人なので
お互い様子がわからず
お昼過ぎの三宮の駅前の映画館に行く。

・・・激混み。
整理券なんて配ってて立ち見ありとか
すごい事になっている。
「映画で立ち見なんて」と別の映画館に行くも
見事に状況は一緒。
しょうがないから夕方6時からの回の
整理券をキープしてブラブラする事にする。

待ち合わせでお茶をしてしまったら
買い物する以外にあんまり使いようもない街。
博物館に行ってみたけど
「南蛮人の何とかかんとか」←覚えられてない
って全然わかんない内容の展示なので
中は見ないで通り過ぎる。

で、私は買わなければいけない物があったので
大丸での買い物に付き合ってくれるかと聞くと
OKしてくれたので可哀想かなと思いながら
ベビー用品売り場へ連れて行く。
お目当ては友達の愛息のファーストシューズ。
「こんなとこでごめんね」と言ってたら
意外と高校教師はベビー靴を
手に乗っけて遊んでたり服の値札見に行ったり。

あっさり買い物は終わってしまって
大丸の1階の水槽にいたクラゲにしばし見とれて
またブラブラ歩き出すんだけど
行くあてもなく足も疲れて
国際会館の木の階段に坐りこむ。
そこでぼけっとこ2時間。
ちょっと喋って黙って、また喋って。

高校教師の実家で飼い始めた
アヒルの写メールとかを見せてもらう。
で、ヤツの携帯には私にくれたのと同じ
ふくろうのストラップがついていた。
でかい図体して、そういう可愛い事が好きらしい。
私は2時間坐ってても退屈しにくい人。
高校教師も案外ぼーっと坐れる人らしい。

何とか時間を潰して映画館へ。
整理券を出してそこでまた並ぶ。立ちんぼで30分。
周りを見回して客層がバラバラ。
子連れ有り若いカップル有りマダム有りで
ずーっとがやがやしてる。
坐り込んでる人もいるし
退屈してひたすらゴソゴソしてる人もいる。

私は別に喋りもせずぼーっと立ってる。
高校教師もぼーっと立ってる。それが心地いい。
こういう退屈しがちな状況で
落ち着きなく話し掛けられたりするのが嫌いな私。
タケは落ち着きがない上に喋る内容が最低なので
それで2度と会う気を無くした私。

映画は、本当に予想外の面白さだった。
メジャー映画の続編なんてって
ちょっとナメてたけど得した気分。
頭の中であのメインテーマがずっと流れてる。
シリーズ1作目もTVでの特番も見てなかったけど
十分楽しめてよかった。
というのが、2人共通の感想。

黙って一緒にいられる人というのは
私にしたらかなりポイント高め。
映画の中でも場面中のメインの人とは別に
背景の人物の動きに興味を持ってたりと
なかなか面白い人。
晴天も映画の面白さも高校教師の人となりも
予想外のことが多かった日。

来週は高校教師と神戸の花火に行こうと思ってた。
が、彼に仕事が入ってる事がわかって
花火はお流れに。がーん。
他に誰か行かないかなぁと思いながら
そこでいさお君と行く事は全然考えなかったりする。
1人で行ったほうがマシ。
なんだけどさすがに神戸。どうしようかねぇ。

帰ったら足の裏にものすごい靴擦れ。
50円玉ぐらいの大きさで皮がむけてる。
痛いなぁとは思ってたけど
傷を見てからのほうが痛くなってしまった。
こんな足の裏で歩いてた私ってすごい。

女の子にはやせ我慢も必要だ。

2003年07月20日(日)



 再会

初の休日出勤。

誰か来てるかなと思ったら
見事に誰もいなくて1人で重たい校門を開け
セキュリティを解除して
暗ぁい職員室へ。
自分の机の並びだけ灯りをつけてお仕事開始。
校内に私だけ。
ここで花火をしても誰にもバレないんだとか
ハダカで坐ってても誰もいないんだとか
しょうもないことを考える。

今日は私が王様なので
机の上にジュースとおやつをひろげ
書類や資料を両隣の机にまで進出して置く。
環境は贅沢なんだけど
時間的スケジュールはカツカツ。
出勤したのは14時。魚との待ち合わせは19時。
さて、この5時間でレジメその他の
印刷教材を仕上げねば。
その5時間の中には勿論、休憩も含まれるわけで。

印刷教材を作るのは楽しい。
自分であれこれ考えて
切り貼りして1枚のレジメにしていく。
こういう、創る作業は好きなので苦にならない。
ということで作業が終わったら19時。
19時三宮だったのに?まぁいいや。
昔はいつも私が待ちぼうけだったんだし。

魚に会うのは約2ヶ月ぶり。
魚が学生時代に住んでたあたりにある
おいしいお寿司屋へ電車乗りついで行く。
その昔、私たちが恋愛モードで盛り上がった頃
一緒に行ったものの閉まってたお店。

ぼちぼちとお互いの近況報告。
色々ネタはあるんだけど
魚は誰に何を喋ったのか忘れてて
「あれ?言ってなかったっけ?」って相変わらず。
ひとつびっくりしたのは
何だか顔にお疲れが出てるのか
とりえの可愛らしさが少なくなってた。
ちょっとびっくりして、「顔が変わった」とは
さすがに本人に言えなかった。
かく言う私は大丈夫だったんだろうか?

さすがに2年のお付き合いになると
本当に自然に話ができる。
確かに緊張感はない。居心地はいい。
会ってもっとイライラするかと思ったけど
そうでもなかったりする。
やっぱ男と女と言うのとは
別の次元で繋がってるんだろうか。
喋る時はお互いじっと目をみて喋ってるし。
仕事の話、ボードの話、友達の離婚の話色々喋る。

いちおうデートモードでご飯食べて
ソファのあるお店で飲んで
お店のベランダから三宮を見下ろすのは
涼しくてとっても気分が良かった。
相変わらず野郎とばかり遊んでるみたいな魚
たまにはこうやって
デート気分を味わいたかったのかも?

酔っ払って並んでソファに坐ってると
魚にもたれかかりたくなる。
魚も腕をソファの背もたれには上げてるけど
何だか所在なさげにしてる。
やっぱ、身体の大きい人って安心感がある。
それは魚じゃなくっても構わない。

電車で行ってたので早めにお開きに。
珍しく駅まで送ってくれる。
どーせ夜の三宮に1人で放り出されるんだろうと
覚悟はしてたから驚く。

何だか本当にこのままズルズルと行きそう。
魚も本当に何を思って私と会ってるんだか。
お互い恋愛対象外ならそれで成立するけど
そうではない二人。
私と恋愛するつもりはないけど
友達としては置いておきたいから
私が愛想尽かすまで魚から切る気はないのか?

「友達としては置いておきたいけど
こいつは俺に惚れてるし、
後々面倒かも知れないから切っておこう」
という気持ちとか起こりそうなもんだけど。
まぁ、面倒になってからでも
スッパリ切る自信があるか全然何も考えてないか
頭は悪くないけどやっぱ、優しくもないなぁ。

明日は高校教師と会うけど
さて、どんな感じになるのやら。
映画の場所とか時間とか色々調べてくれてて
大阪から神戸までわざわざ来てくれて。
金・土・日と3連チャンで飲むのは久し振り。

まぁ、ゆっくりしてこよう。

2003年07月19日(土)



 私の適正年収?

今日はまた曇り空。

そろそろ梅雨も明けそうで
セミの初鳴きも拝聴して気分は盛り上がる。
今日は午前中が学校で基礎技術演習の発表会
午後は実習病院へ。
と言う事で本日も移動距離は長め。
真面目に電車に乗ってた頃とは一転して
距離伸びまくりの愛車。

週明けは講義2発目なんだけど
さっぱり準備が進まず。
明日の昼間は出勤して
そのまま魚と飲みに行くしかないかな?
そのほうが日曜と月曜を気楽に過ごせそうだし。
とりあえず今夜は古巣の友達と飲み。

こないだ遊び半分で応募した
「あなたの適正年収をお知らせします」
というアンケートの結果が返ってきた。
職業選択肢に「看護教員」と書いて
職歴は看護師7年。
で、その結果は・・・。
今の年収より100万近く低い。
え?私、給料もらいすぎ?しかも100万。

転職どころか今の待遇を死守せなあかんわなぁ。
まぁ、この会社が私たちのキャリアを
どう評価してるかはナゾなんだけど
この手の会社は優秀な人材を集めて
転職や派遣先を紹介して手数料を取るのが商売。
コマを揃えるためには
高めの「適正年収」なるものを計上して
「自分はもっと稼げるはず!」と
人の転職熱を煽って
自社と契約させないといけない。
そういう状況でも適正年収が現状より大幅減?
とほほやな。

ここに来て明日魚と会うのが億劫になってきた。
本当に、「どの面下げて」というのもあるし
何だかまた混乱しそうだし
日曜にも予定があるからあまり飲めない。
中途半端やなぁ。

何を思って誘ってきてるのかも良くわからない。
気心の知れた相手に
愚痴聞いて欲しいだけなんだろうけど
自分に振られた往生際の悪い女を
飲みに誘うなんてやっぱり鈍感と言うか
優しくないというか・・・。

まぁ、私もイヤなら断れば良いのに
誘われればついていって
魚のせいばかりにもできない。
本当にズルズルと・・・。

まさしく腐れ縁。

2003年07月18日(金)



 何様?

今日は今クール初めての一日引率。

朝から学生と一緒に病棟へあがって
詰所の隅っこに陣取って
一日ゆっくり記録を見たり学生と話して
その合間に患者さんと話しに行って。
良いなぁ、実習指導はこうでなきゃ。

が、頭はちょっと重い。
なんせ週の前半、火曜と水曜は
野外研修と実習のかけもちとか
普段とはまた違う環境下での緊張感で
テンション上がりっぱなし。
その糸がぷっつり切れたかのような
今日のしつこい倦怠感。
気合を入れようと思って
お昼にカツ飯を食べたら胃にもたれる。
裏目に出るなぁ・・・。

夏休み目前でお仕事はヤマ場。
初めての実習病院で初の6人引率実習と
なかなか準備の進まない講義と
いっぺんに抱えて四苦八苦してる。
それさえ乗り切ったら
花火とか徳島行きとかお楽しみは待ってる。

そのお楽しみ、神戸の花火と姫路の花火が
例年どおりダブルブッキング。
私は友達と友達の彼氏と高校教師とで
神戸の花火に行く予定にしてた。
しばらく会ってないいさお君は
多分姫路の花火に誘ってくれるんだろうと
大方で予想してたらメールが来た。

「来週の土曜日、予定なかったら
○○さん(私)と港祭りに行きたいんやけど!」
・・・名前の漢字間違えるなよ。
「!」マークに意味はあるのか?
細かい突っ込みは置いといて
「その日は予定が入ってる」と返信したら
「その予定、何とかならないの?」と来た。

はぁ?
私がいさお君のために予定変更?
いまいち自分の立場がわかってないらしい。
自分のために予定を変更しろなんて
魚にも言われた事はないような気がする。
という事で、いさお君は何様?
まぁ最初に遊びに行く約束をするのに
「土曜の夜に会って日曜は昼ごはん食べて」
とか勝手に予定を立ててくれてた人なので
そのあたりの感覚が人とはちょっと違うかも。

それとも、後から何とでもなるような
しょうもない予定が入ってると思われてる?
どっちみち、いさお君の評価はさらに下がる。
だって全然面白くない人だもの。
花火を見に行ったところで
花火見ながら「綺麗やね」といった感想以外
話すこともおそらくないし。

明日は臨床時代の友達と飲み。
土曜は魚と飲み。会うのはあの5月末以来。
あんな出来事があって
お互いどの面下げて会うんだか?
誘うやつも受けるやつも気が知れません。
日曜は高校教師と会って
私がたまった仕事を片付けるのはいつ?

ギリギリまで動けないのは学生と一緒。

2003年07月17日(木)



 花火不可

花火を探しに。

道中、学生が色々話し掛けてくる。
「なぁ、先生。僕らのクラス大変やろ?」
「髪の毛あげてるほうがかわいいで」
「車なんぼしたん?」
内容は行き当たりばったり。

自分達の担任がどんな感じのヤツなのか
探りあぐねてたのをここぞとばかり
色々話をふってくる。
私は私でその逆手をとって
色々学生を観察しようと言う
お互いの探りあい。

准看時代の話から今回の研修の話まで
彼らが彼らの主観で喋る他の学生の話など
クラスの中の人間関係が見えたりもする。
ふむふむと思ってたら
「先生、いっつもこんな感じなんですか?」
「めっちゃ普通やん。」
「地を出して行きましょうよ」って
向こうもしっかり私を見てた。
私はとても大人しそうな
つかみどころのないイメージだったらしい。

山道でコンビニをひとつ発見。
中に入ると花火はおいてあるけど
小さな手持ち花火のパックが5つ。
全然お話にならない。
という事でそれを全部買ってさらに走る。
結局20キロほど走ってジャスコへ。

そこで花火を80人分。約1ユキチ。
夜のおやつに和菓子を買って
学生の役員の反省会に出す焼き菓子も買う。
目的は果たしたので撤収。
帰りも学生は喋りつづける。
「先生、反省会だるいわ〜」
「何で反省会あるん?別に悪い事してないやん」
「何も今日反省会せんでも
そんなん帰ってからでええやん」

「遊びに来てるんじゃないよ」とか
「帰って一晩寝て振り返ったって
忘れてる事多いやろ?」とか言ってみたけど
あんまりわかってないみたい。
「何で〜せっかくみんなで
ここまで来てるのに楽しまな〜」
「一晩寝て忘れるような普通の出来事やったら
別に反省せんでいいや〜ん」
好きなようにおっしゃっている。

帰り着いて、上の教員が
「花火をするのに管理棟の許可はもらった?」
それで我に帰る。バーベキューOKで花火はダメ?
上の教員が交渉に行ってくれたけど
なんと管理棟からの許可は下りず。
1ユキチ分の大量の花火は宙に浮いてしまった。

学生は絶句しながら
何だか私に気を使っているような事を言う。
「先生、せっかく行ってくれたのにごめんな」
「残念やったな、先生おこられへん?」
「花火どうするん?」これを繰り返す。
一緒に「やらかしてしまった」という
連帯感か何なのか学生がやたらと声をかけてくる。

私は私で上の教員に「勇み足ですみません」
と謝って「次から気をつけるように」
とさらっと言われて私もさらっと受けて
大して落ちこみもしてないのに
失敗をやたらとネガティブにとる学生は
自分たちも私もすごく叱られるんじゃないかと
ドキドキしてたらしい。前向きに行こうや。

一晩明けたら私はまた実習。
研修宿泊所で朝ご飯を食べて
学生と一緒に陶芸をする。
学生はだいたいお皿かコップを作ってる。
ワンパターンだなぁと思って
私は置物を作ることにする。
高校教師がフクロウのストラップをくれたので
でっかいフクロウを作る。

形が難しくて太ったオバサンみたいになる。
昨日の学生達が来て、いちおう
「先生、それフクロウ?」って
聞いてくれたのでまずはそれで良しとする。
陶芸をさっさと仕上げてジーンズからスーツへ。
支度してたら「先生、もう帰るん?」って
やたら絡んでくるようになった学生達。

帰りも舞鶴道から中国道経由で
六甲北道路、北神戸線から第二神明を移動。
昼過ぎに実習病院に戻ってさすがに疲れる。
まぁ、そう何回もある事ではないし
何事もイベントにすれば楽しめる。

最近は前向き。

2003年07月16日(水)



 半分仕事で半分遊び

本日は実習と野外研修ダブルへッダー。

午前中は実習。
初日なので院内オリから病棟オリで
それが終わったらロングドライブ。
さっさと出発するはずだったのに
受け持ち患者の変更やら何やらで
恐ろしくバタつく。

院内オリは私がしたけど
病棟オリは臨床側にお願いしてる。
が、そのオリがいまいち。
病棟紹介の紙を読むだけで
そんなんならその紙くれるだけでいいのに。
時間がもったいない。

いきなり文句を言ってもしょうがないので
指導者が消えた後、私があれこれ追加する。
2度手間やなぁ。
最初からこれでは実習中どうなるんだか?
しかも今回は研修や講義で私だけ学校に帰る。
今までのようにべったりと
学生に張り付きで指導はできない。

何とかオリを午前中で詰め込んで
お昼ご飯を食べていざ出発。
外はとてもいい天気だしレガおはピカピカで
ガソリンは勿論満タン。
ルートは第二神明から北神戸線、
六甲北道路経由で中国道吉川から舞鶴道。
距離は十分で混む場所も少ない。

下見では2時間以上かかったらしいけど
快調に走って1時間半で着く。
現地は見事に携帯が圏外。
平野部は田んぼがキレイで山の中は静か。
涼しい風が吹いてて気持ちいい。

私が着いたら、もう夕飯の
バーベキューの準備が始まってた。
ジーンズに着替えてみんなの所に行ったら
見事に学生と見分けがつかなくなってしまった。
他の教員も学生もビックリしてる。
「え?あ?先生?」という声が
あちこちで聞こえる。
実習仕様のおだんご頭が好評で
「かわいー。」と色んな学生に言われてご満悦。
男子学生はレガおに興味津々。
「これ、先生の車?前汚かったのに」って
何で知ってる???

バーベキューが済んだらスタンツのお時間。
各グループ、仮装有り白塗りありなんだけど
アイドル歌手の歌マネが殆ど。
振り付けもTVそのまんま。ちっとは工夫しろよな。
と言う事で私達はオリジナル振り付け。
学生に混じって舞台に立つと
やっぱりみんな一瞬私を学生と見間違えてる。
一夜漬けでも何とかなるもので
バッチリ踊りきってお褒めを頂く。いい気分。

部屋は教員チームで1部屋。
ご飯食べるのにもお風呂に行くのにも
40歳とっくに過ぎたお姉さまに混じって小娘1人。
部屋に帰れば段取りの相談や学生の報告があって
何だか結構忙しい。
高校教師も、こんな感じの仕事なのかな?

で、ノックして入ってこない奴がいるから
出てみたら自分の学年の男子学生が2人。
今までろくに話した事がない子たちが
おずおずと「なぁ先生、花火買いに行こう」
「教務主任に言ったら車出してもらわなあかんから
先生に頼めって言われてん」
花火と言われて自分の立場を忘れる。
「ええなぁ、花火。買いに行こうか」

と言う事でレガお出動。
山を下りて花火を探しに行く事に。
バーベキューができる施設だから
当然花火はOKかと思って出かける。
出かけるとなると教務主任が寄ってくる。
「先生、夜中おなかすくからおやつ買ってきて」
私は走れれば用事は何でもいい。
学生は花火が手に入ればいい。
主任は夜のお茶のお供がほしい。
みんな色んな思惑があるらしい。

子供相手の遠足ではないので
お酒こそ禁止だけどみんな割と自由。
私のような新任は実習で関わる3年生しか
まだまだ接点がない状況。
自分の学年の学生と距離を縮めるにはいい機会。

私を誘いにきたのは男子2人だったけど
出発する頃には人数が増えて
同じく自分のクラスの女の子が2人。
全員20代前半で、珍しくキャピキャピの雰囲気。
インプレッサに乗ってるという子が
運転させてと言うけど、そんなのさせるわけなし。
いちおう私にしたら仕事中のお出かけだし。

と言う事で、満員のレガおは峠道へ。

2003年07月15日(火)



 ズンドコ節一夜漬け

今週は忙しい。

明日から3年生の実習で
自分のクラスの野外研修もある。
来週の講義の準備も進んでない。
時間も身体も足りません。

明日からの実習はこないだ行った病院で
しかも一気に学生が6人。
なれない環境で今までの倍の人数なんて
結構なプレッシャー。
オリエンテーションひとつとっても
6人だと顔の見え方が違って
何だかやりにくい。

1限目で自分のクラスのテスト監督。
2限目で実習のオリエンテーション。
3・4限目で野外研修の打ち合わせって
自分の仕事をする時間はないらしい。
うー。

野外研修は各グループでスタンツをやる。
それぞれのグループで出し物を考えて
教員も一緒にやることになってるんだけど
私は何をすればいいのか
誰も何も言いにこない。
他の教員の所にはピンクレディーのビデオとか
何とも言えない替え歌の歌詞とか
色んなものが届いてる。

私は一体何をやらされるのかと
ドキドキしてたけど
前日の準備で間に合うものといえば
きっと大した事は要求されないだろうと
タカをくくっていたら・・・。
学生がやってきた。

「先生、スタンツでズンドコ節踊るから
一緒に練習しますか?」結局踊るのか。
実習室で学生が練習してる。
曲は氷川きよしのズンドコ節で
振り付けは学生が自分たちで考えたもの。
適当に歌詞とリンクしてるフリなので
覚えられない事はないけど
これを一晩でマスターしろと?

でも、やるしかない。
ということで勝手に備品のテープに曲をダビング。
フリを紙に書いて貰って自宅で影錬。
これも仕事のうち。
外見ではやる気満マンな私。
仮装とかはさせられないみたいなのが救い。
グループの学生はほぼ全員同年代で
見事に溶け込んでる私。

野外研修の学生は朝にバスで学校発。
私は実習初日と研修が重なってるので
別行動で両方をかけもち。
明日は実習先から野外研修先までレガおで移動。
かなりのロングドライブを
仕事と言う大義名分でやれる。嬉しい。
と言う事で仕事帰り、日もとっぷり暮れてから
コイン洗車場で車を洗う。

調子のいい店員がいてかなり手伝ってくれる。
やはりこういう時は女の子が得よね。
労せずしてレガおはピカピカ。
天気もいいみたいだし、とても楽しみ。

仕事で遊ぶのだ。




2003年07月14日(月)



 バレた転売

朝から豪雨。

きのう高校教師に「明日何するん?」
って聞かれて「散髪」と答えたけど
全く外に出る気が失せるすごい雨。
一日引きこもって講義の準備をするんだけど
全くもってはかどらず。
昨日もらったふくろうを携帯につけたり
ゴソゴソして時間は過ぎていく。

次に会う時は何をしよう?ということで
いくつか映画の題名を挙げておいたら
メールで返事が来た。
「えびボクサーが気になるけど上映開始は
未定らしいから大捜査線にしようか?」
どの映画がいつから始まるか調べたらしい。

「大捜査線やったら、封切り直後の日曜って
すごい混むかなぁ。見られるかな?」
と返したら、「結構いろんな所でやってるから
分散するかな?という楽観的見解」って
これまた上映館を調べたらしい。
ラクチン楽チン。
これが魚相手だと段取りは全部私。

その魚が飲みに行こうと行ってきて
土曜を指定したらあっさり「じゃ、土曜で」って
またまたヒマなのか?
今の私の精神状態で魚と飲むのはある意味実験。
もしかしたら会った瞬間辛くて泣くかもしれない。
逆に高校教師がいるから強く出るかもしれない。
どうしてれば自然なのかよくわかんない。

とりあえず、飲んで食べて喋って帰ってこよう。
で、次の日は高校教師と会う。
それで魚と高校教師と今の私と
とりまく状況は見えるように思う。
スッキリした気分で夏を迎えたいと思うんだけど。

某アーティストサイトで
ライブチケットの転売に関して
転売した人間と席が特定されてた。
転売した人間はファンクラブから追放で
チケットは回収でその席は無効になる。
その人が予約してた別のライブのチケットも無効。
結構強烈な処分だけど実際の転売の値段も
10倍以上にはなっててあまり良心的じゃない。
ファンクラブで買うと買いやすいぶん
最近はこんな事になるのね。

昔KEMURIのライブでダフ屋が問題になって
メンバーが正規以外のルートと値段では
チケットを買わないようにって言ってたけど
某アーティストのように所属の会社が
システム組んでやるとすごいなぁ。
そういや、私の臨床時代の知り合いは
G〇AYのドームツアーを追っかけるのに
10万円以上はたいてた。よーわからん。

椎名林檎のチケットに10万払ったとして
それが椎名林檎の利益になるんだったら別だけど
9万以上はどっかのあやしげな人の利益だなんて
そんなのやだ。
大好きなアーティストが
誰かに利用されてるなんて気分が悪い。
こんどのライブ、私の周りは多分
ファンクラブの人ばかり
サイトで挙げられてた席が
どうなってるか見てこよう。

空席だったらアーティストがやな思いするのに。

2003年07月13日(日)



 水族館デート(授業)

久々に何を着て行くか迷う。

デートだ。
今日の行き先は須磨水族園。
高校教師の私服はジーンズにTシャツの人。
最初は白のカプリを投入しようと
楽しみにしてたら天気が悪くて
汚すとイヤだからスカートにしたら
仕事にいくみたいな感じになってしまって
シャツワンピにしたらさらにお嬢で
結局チビTとジーンズ。
ジーンズはいたのは本当に久々。

服が決まらなくて時間くって、
それでも電車で出かけるのに駅まで歩いて
歩き疲れてひと電車逃す。
電車に乗るのも1ヶ月ぶりぐらいで
1ヶ月ぶりの通勤定期をお休みで使う。
須磨で降りたら駅員さんがアロハシャツ。
高校教師は先に着いてて
人ごみでもデカイからすぐに判る。

先週出張に行ってた高校教師は
出張先でお土産を買ってくれてた。
小さな木彫りのフクロウがついた
携帯ストラップはとっても可愛くて
かなり嬉しい。

高校教師は生物を教えてて
大学で専門にしてたのは魚系だったので
時々水族館にいかないと「魚が切れる」らしい。
私も動物園より水族館が好きな人間。
そういう二人が水族館に行くと・・・。

まず、最初の大水槽の前から動けない。
ずっと立ち尽くして見とれてたら
後ろから人がきて、見飽きて行ってしまう。
で、また次の人達がやってきて
私たちより先に行ってしまう。
しばらくして水槽に雨が降ってきて
我に返って動き出す。

で、次の水槽には色とりどりの熱帯魚がいて
そこでまたぼーっと立ち尽くして・・・
アナゴなんかは動きが面白いし
変わった魚の模様とか生態とか
色々説明もしてもらえるから面白い。
魚はバックで泳げないがアナゴはバックする。
バックで寝床に突っ込んでいって
先客のアナゴが押し出されて来る。

いちいち立ち止まって
水槽の底にいるプランクトンとかを
しゃがみこんでじっと見てたりで
後から来る人にドンドン追い越される。
おっきな男とちっちゃな女が
水槽にかじりついてしゃがんでる。変やな。

そんな感じで見てたら時間が足りなくなった。
1時半ぐらいに水族園に入って
閉園時間の5時過ぎてもアマゾン館も標本も
イルカも見てなくてウミガメの前で見とれてたら
シャッターの閉まる音がし始めて我に帰る。
そこから無理矢理アマゾン館に入ったけど
係員が来て追い出されてしまった。

高校教師が言うには、恐るべし須磨。
2〜3時間で周れるちゃっちい所と思ってたけど
ナメとったなぁ〜との事。
ひとつの水槽の大きさは海遊館が上だけど
種類とか規模は須磨のほうが上らしい。

で、海遊館のジンベイザメが死んだいきさつとか
そのサメの値段より輸送費のほうが高いとか
水族館は展示してある魚が死んだ時用に
裏で同じぐらいの種類と数の魚を飼ってて
知り合いのいる水族館では裏方へ入れてもらって
そっちを見てるほうが面白かったりするとか
他の水族館の経営状態とか
一晩掛けて自宅で2メートルの水槽を
洗ってた後輩の話とか
ザリガニは煮干しだけをやりつづけると
脱皮した時に青くなるとか色んな話をしてくれて
私にしたらそういうのが面白くって仕方がない。

結局5時閉園の水族館で5時半まで粘って
ご飯を食べるのに三宮へ出る。
ちょっと前から気になってたお店があって
そこへ行ってみる。
おちついた雰囲気のお店で料理も美味しい。

で、話し込んで長居をする。
大学時代の話とか(ずっと川で魚をとっていた)
勤めてる高校の話とか(おぼっちゃん男子校)
面白くって興味津々でお酒も進む。
電車で来た気安さも手伝って焼酎まで頂いて
気分良く酔っ払った所で店を出る。
私の初講義祝いと言う事で
ごちそうになってさらにご機嫌。
お礼に茜屋でコーヒーをご馳走して今日はお開き。

また会いたいなぁと思わせる人は久し振り。
別れ際はまぁ普通に「またね」って帰って来たけど
実はそこで「次のお誘い」がないかなぁって
期待してた。→結構ハマってるかも。
帰って「今日はありがとう」ってメールしたら
「水族館の続きも気になるけど次は何しよ?」
って次を考えてくれてるのは嬉しい展開。
遠慮なく、見たい映画の名前を挙げておく。
本当はバイクに乗せてもらいたい。

けどそれはもうちょっと後で。

2003年07月12日(土)



 クーラー地獄

偵察が終わって今日は学校。

朝から上の教員がクーラーを作動。
体格がよくて暑がりの彼女は温度設定も
本当に低くてクーラーの噴出し口から
煙のように見える冷気がシューシュー。
見てるだけで寒くなって
カーディガンを羽織る私。
今からこのザマでは真夏はどうなる?

学生の間では来週の宿泊研修でやる
スタンツの企画が大きなお題になってて
学年の間をビデオが行き来してる。
ピンクレディーのパラパラとか
モーニング娘のステージとか。
みんな芸能人モノマネ?というのが
安易な発想だなぁと。
でも実際の踊りとかを見ると
来週の火曜までにこれを全部覚えるのか?
というような複雑な内容で仕上がりが楽しみ。

私も学生に混ざって「何か」を
しないといけないハズなのに
うちのグループの学生は何も言ってこない。
踊りなら今日言われても
火曜までに覚えるのは無理。
放っておいてみよう。

まぁ、1・2年生共に
私の本当のキャラは知らないし
ちっちゃくて大人しいブリッコキャラだと
外見だけで判断して下さるなら
そんなにものすごい大胆な事は
きっとさせられないであろう。

で、1年生がモーニング娘のビデオを見て
踊りの練習をしてるのを見に行く。
結構テンポのいい曲で踊りもハードだから
パッとみただけでは全然ついていけてない。
しかもこれを2年生のオヤジ学生も踊るという。
ちょっと楽しみ。

来週はまた実習。
しかも一気に学生は6人になり
実習場所も昨日一昨日と見に行った場所。
さーて、とうなるか。
それを乗り切ったら夏休みだ。
花火も待ってるし。

明日会う約束をしてる高校教師から電話。
声は穏やかで何だか良い感じ。
須磨の水族園か海遊館にいこうと言ってて
「魚とイソギンチャクが多いほう」
ってリクエストしてたんだけど
規模はやっぱり須磨らしい。
彼も須磨は行った事がないというので
行き先は須磨に決定。

生物の教師と水族館って楽しそう。

2003年07月11日(金)



 熟女と探りあい

偵察2日目。

今日は朝から病棟で研修。
申し送りから見せていただいて
婦長が決めたスタッフ1人についてまわる。
申し送りは古式ゆかしく全員で。
お客なので聞くだけなんだけど
寝てはいけない。

私がついて回るスタッフと
他のスタッフを比べてまず、年齢が全然違う。
片や40歳手前でここではダントツの若手。
他は全員オーバー50’s。
やってる仕事の質も違う。
とってもテキパキしてて
患者への対応も他よりだいぶスマート。
わざととっておきのこの人にしたな?婦長。

一緒にお昼を食べたらその「若手ナース」は
私相手に話し出す。
「私はここに来て1年になるけど
ここはみんな表向き穏やかだけど
チームワークがないのよ。
自分のことだけやって終わる。」

えらくズバズバ言うけど的は得てる。
みんなオトナだから本当にそれぞれが
自分の仕事さえやってりゃ回る。
お互いの仕事に干渉しないから
切磋琢磨も生まれない。
面倒な新しい事はゴメンだし
問題意識の低さからカンファレンスもぬるい。
たしかに言うとおりなんだけど
ヘタに相槌打ってもなんだか気持ち悪いので
「そうなんですかぁ?」と流しておく。

昼過ぎに病棟に肉の塊出現。
ぱっとみて一応わかった、子宮。
筋腫で赤ん坊の頭ぐらいの大きさになってて
ちゃんと卵巣もついてた。
珍しすぎてシゲシゲと眺める。
この中にこどもが宿る・・・。

で、OP後のムンテラで家族が呼ばれて
その子宮とご対面。
医者は淡々と説明していく、旦那は見てる。
患者の母親は恐ろしげに遠巻きに見てる。
母親のおなかの中にも大きさは違えど
同じようなモノが入ってて
よく考えたら私にもある。

医者は丸ごとの子宮の外観を説明したあと
「中はこんな感じです」とメスを入れ出した。
分厚い筋肉の塊なのですぐには切れず
2度3度と切り目を入れてると・・・
お母様の顔が土気色。
確かに子宮を切り開くってものすごいよな。
しかもそれは娘の子宮。お母様、車椅子で退場。
旦那様とお父様、何とか耐え抜く。
娘の子宮を見せられる父親というのも・・・。
私も医療者の端くれとして
ドキドキしながら添い遂げる。

研修が終わって部長室へご挨拶。
「有り難う御座いました。色々勉強になりました」
って言ったら次長が
「勉強になることなんかあったか?」
って厳しすぎる。この次長は私の古巣にいた人。
きっと古巣と比べてここのレベルは低いと見てる。
確かに、病棟の実践のレベルは高くない。
でもパスがものすごく工夫されてたりして
ちゃんと学ぶものはあった。

で、私は苦し紛れに
「パスとか凄く斬新なアイデアもあって
驚きましたよ〜」とか言って話をそらす。
次長、「ふふっ」と笑って「前向きやな」って。
こういうやりとりで、私がどんなヤツか見られてる。
しばらくは初対面の人が多いんだから
一挙手一投足一言気をつけなくっちゃ。

明日は学校でゆっくりしよう。

2003年07月10日(木)



 熟女の城を探検

実習病院の偵察へ。

今日から2日間、実習病院事前研修へ。
私が行った事がない病院なので
学生を連れて行く前に病院の構造や
看護体制などをまさしく「偵察」に。
地域ではかなりの老舗で
働きやすいので誰も辞めず
そのぶん若手の補充もないから
看護師の平均年齢が高いので有名。

実際、私も新卒で採用試験を受けようと
問い合わせたら「採用予定ナシ」だった。
毎年各病棟に行き渡るぐらいの人数の
新人看護師はまず入らない。
で、噂どおりに会う人会う人が
古巣では外来でゆっくりしてそうな人達。
30歳手前の看護師を本当に全然見ない。

歩いてるのはもう数年で定年よね?
というようなオトナ過ぎる看護師達。
面白すぎて古巣の先輩にメール。
「〇〇婦長(去年定年退職)のような人が
スタッフナースとして働いてて
ポータブルトイレを持ち上げたら
血圧上がるとか言ってます。」
先輩の返信「そういう看護師に患者さんは
お願い事をしやすいのか、しにくいのか?」

私の返信「年上の包容力があれば
お願い事はしやすいですが
機動力に問題があれば急ぎの用は無理です。
記憶力に難があれば
お願い事は忘れられてしまうという
論外の事態に発展しそうです。」
先輩の返信「メール見て、声だしてわろたわ。」

ボロカス言っててもここでは彼女達が教材。
どーにかせねば。
看護部の理念はあっても病院の理念がない病院。
でも私にとっては駐車場が無料のステキな病院。
食堂のご飯は意外と味がいい病院。
院内保育所の裏にRI棟がある病院。
万が一、何かの放射性物質が漏れたら
一番近いのが保育所なんて怖すぎる。

研修は学生の実習時間に合わせてるから
結構早めに終わってしまうのだけど
しばらく残業続きだった私が
夕方4時に帰ったところでする事も思いつかず。
ちょうど水曜だしと言う事で
映画館に行ってみたけど
時間が合わずに結局帰る。もったいない。

夏になると映画づくのか
去年の夏は「ピンポン」「es」
「ラッキーブレイク」「青い春」
といつになく沢山映画を観た。
今年気になってるのは「BULLY」と
「えびボクサー」←バカっぽくてかなり注目。
さて、恋愛寫眞に続くのは???

明日も偵察は続く。
スタッフの年齢がオトナ寄りの病院の中でも
一番平均年齢が高いといわれる病棟。
そこが最初の実習病棟で、
一体どんな世界が待ってるのか?

たまには美形のギャルナースに会いたい。


2003年07月09日(水)



 天賦の勘?

阪神にマジック点灯って、マジで?

昨日の夜、高校教師がメールをくれた。
「七夕やな。星ひとつしか見えないけど」
って、今までこういう情緒的な話をする男に
出逢った事がないから驚くという寒い私。
週末に会おうと言うことになって
水族館が候補に挙がる。

海遊館か須磨かという話になって私が
「魚とイソギンチャクが多いほうがいい」
というナゾのリクエストをしたら
「どっちも知り合いが働いてるから聞いてみる」
って、水族館に調査網があるなんて
さすがは生物の教師。
生物の教師と水族館に行くなんて
かなり面白いかも。
ホタルもいさお君じゃなく彼と見に行ってたら
また違った面白い話が聞けてたかもしれず。
さて、どんな調査結果が返ってくるか。

7月のお楽しみといえば花火。
各情報誌では花火特集号は終わってる。
ちゃんと買っていつにどこの花火を見に行くか
スケジュール帳にブッキング。
カレンダー見てるとダブルブッキングどころか
トリプルもあってかなり悩ましい。
最優先は淡路。去年行って大ヒット。
神戸と姫路じゃ神戸だし神戸と淡路で花火漬け。
そういや去年の神戸の花火へ一緒に行った
不良警官の千代の富士はどうしてる?

確か千代の富士と花火を見に行く当日の昼間
連絡を絶ってた魚が突然「映画見に行こう」
と言ってきて泣く泣く断ったのを覚えてる。
そう、去年の今頃は「魚なんてもういい」
と自棄になって行ったパーティーで
思いのほか気に入った千代の富士と遊んでた。
今年は高校教師?今年は自棄じゃないよな?
今年は地元の花火の日に当て逃げされないよな?

と考えてたら寝る前に魚がメールをよこした。
だいぶ前に送ったメールの返事を今頃。
人がせっかく高校教師と盛り上がりかけてる時に
天才的なぶち壊しの勘。
「ひさびさに飲みにいくかー?」って。
1ヶ月あくと「ひさびさ」なのか?
ま、4月から5月はほぼ毎週会ってたしな。

まる1ヶ月以上会ってない間に
遊び人のジャイアンに「オトナに目覚めたか?」
と言わしめた私を見せてやろう。
失恋しても髪の毛はタップリロングだし
実習も講義も経験して一回り成長したはずの私。
こういうこと言ってると私も女の子だなぁ。
たとえ学生に「おっさん」と言われようとも。

今朝は第二神明がまた事故渋滞。
でっかい事故で、こないだよりすごい。
アルミの防音壁も壊れててゾッとする。
で、こないだは明石西〜玉津が
時速14キロ相当でゲンナリしてたのが
今日は時速5キロ相当。
ハイオクガソリン燃やして
通行料金払った結果が歩くスピード。当然大遅刻。

最初は自分の通る東行きの事故なんだと思ってたら
事故は西行きで、東行きは脇見渋滞だった。
確かに、見えたら驚くしかない現場だったけど
朝から脇見なんてせず、一目散に通勤しろよ。
だいたい、中央分離帯越しに
事故が見えるから脇見するんであって
分離帯も壁にすれば脇見渋滞は起こらないのに。

電車に乗れば飛び込まれ、車に乗れば事故渋滞。
とかくオトナは大変だ。


2003年07月08日(火)



 講義デビュー

今日はついに講義デビュー。

相手は自分が担任してる学年なんだけど
実際一番接点が多いのは実習中の3年生。
朝から気合入れて化粧して
上下スーツでビシっとお出かけ。
午前中は気を紛らわせるべく
2回目の講義の準備に専念。

あっという間にお昼になる。
緊張はどこへやらでランチ完食。
周りの教員に笑われる。
講義は14時半からで14時頃から
挙動に落ち着きがなくなる。

いいタイミングで実習打ち合わせに出かける
2年目教員が「レガおせんせ、頑張ってね」
ととっても可愛く言って下さった所から
急に緊張してくる。
暑苦しくてスーツの上着なんて着てられないし。

前の時限の終業チャイムが鳴って
トイレに行く事すら思いつかず
レジメの確認をしてたら始業チャイム。
「行ってきます!」と一応元気に教員室を出るも
エレベーターを使うのを忘れて階段で上がる。
ただでさえ緊張で心拍が上がりそうなのに
階段のしんどさで余計ドキドキする。

ご挨拶をして話し始めると声が裏返る。
どのぐらいの声の大きさで喋っていいかも
良くわかんないから余計に変な声の出し方。
当然喋り難いからレジメに書いたことを
読むだけで噛んでるし。ださー。

緊張で何から喋っていいか飛んじゃって
病棟のカンファレンスで計画発表をする学生の
緊張感ってこんな感じかなと身をもって知る。
15分ほどして落ち着いて
我に返って教室を見回したら・・・。
もう寝てるヤツがいる。

彼らは20代前半の男子学生3人。
テストは丸覚え、丸忘れで
成人慢性期やがん看護などに象徴される
「簡単にはマニュアル化できない看護」が
退屈で難しくて面倒臭くて・・・ずっと寝てる。
申し送りは受けてたけど見事。
それこそ術後急性期とかこういう場合はこうする
とか結果がすぐにハッキリする内容では
それなりに興味を持って聞いてるらしい。

で、「正しい答えはない事が多いけど
その深みや複雑さがが面白い」のがターミナル。
自分の頭で考えて看護を創るっていう
究極に面白い過程をどーにか伝えたいんだけど
力はなかなか及ばない。
徹底的に自分が出逢った患者さんと
経験した事を武器に喋ると
起きてる学生の反応はいい。

寝てる学生が一瞬目を覚ましたのを
ちょうど見つけて当ててやる。
症状コントロールが悪くてイラつき
気が短くなった患者の対応にしても
「うわー苦手」って、何とかしてやろうと言う
チャレンジ精神はないのか?
しんどい事を避けてばかりという状態では
そりゃあ成績も悪い。

家族の面会が少なくて寂しさから
依存的になった患者に
食事介助をして欲しいと言われたら?
「そんなん、なんでせなあかんの?」
食事介助そのものよりもその裏にある
患者の気持ちに焦点が当たらない。前途多難。
その状態をたった2コマの講義で覆せるか?

あっという間に90分なんて済んでしまった。
気がついたら喉がカラカラ。
最初はかみまくりだったけど
途中から色んな患者さんの
事例を挙げだしてからは
結構なテンションで喋ってた。
話しながらその事例の患者さんを思い出して
そっか、みんなあの世から見てる。
「ワシをネタにしとるな〜」って。

寝てる学生は最後まで寝てて
起きてる学生はそれなりに真面目に聴いてた。
さて、これをどう評価しよう?
廊下を見たら今まで一緒に実習した3年生が
何人か集まって様子を見てる。
「先生、なかなかサマになってるやん」って
最初の15分を見られてなくて良かった。

看護を語るのって楽しい。
ましてや自分がハマったターミナルだし
それを生き生き語れるっていい仕事だと思う。
普段やってることを言語化して
しかもわかりやすく伝えるのって難しい。
語彙ひとつで全然伝わり方が変わる。
これまた深くて創造的で楽しい。
あの3人、次は起こして聴かせてみせる。

何だか、ヘンな燃え方。

2003年07月07日(月)



 エサ

昨夜しっかり飲んだ割には7時起床。

一日講義の準備で過ごす。
飽きもせずにPC前に坐ってる私に親が呆れる。
だって、PCないと仕事できないのに
何だかヌケてるわねぇ。
元々臨床にいた頃から私の仕事については
いまいち把握できてなかったフシのある親。
教員となれば尚更かね。

学会とお出かけの区別もついてないし
届いた雑誌も私の「仕事のネタ」とは思ってない。
「本ばっかり買って節約はどうなってるの」って
本を買わない教員って???
まぁ、素人とはこんなものでしょうか。

お昼に友達が送ってくれた讃岐うどんを食べる。
最近のうどんブームで有名店のうどんが
「うどんセット」になってて
香川まで行かなくても一応手に入る。
素人(自分)がゆでるとか打ち立てじゃないとか
ハンデはあるものの雰囲気は味わえる便利モノ。
うどん好きの魚と食べようと思って
温存してたけど知るもんか。

で、この手のうどんは1パックが2人前。
親はコシの強いうどんがダメで
一緒には食べられない。
だから1人で1パック丸々食べる事になるんだけど
途中でおなかがしんどくなってくる。
コシが強いから噛んでると余計におなか一杯。
「一緒に食べる人がいたらなぁ」
と何だか辛くなって逆効果。

夕方まで仕事してフランスGPに備えて速メシ。
予選の結果見てイライラしてたけど
レースもイライラ。
まぁ、ライコネンより前で終わったから
結果的には万・万歳なんだけどパッとしない。
どーにかしてよ、ブリヂストン
思いっきり差ついてるやん。
先が思いやられる。
にしてもウィリアムズは本当にお見事。
今年のフェラーリは多分
コンストラクターズは無理ね。

夜、高校教師から初メールが来た。
出張から帰ってきて、「また遊ぼう」
というメールだった。
初メールだったのでアドレスを登録する。
今まで50音順のアドレスで
〇行では魚が一番だったのが
魚の上に高校教師が来た。よしよし。
アドレス開ける度にまず魚の名前が来るのは
あんまり気分良くなかったし。

私が明日の初講義で緊張してると言ったら
「緊張するやろうけど、頑張ってな」
と返事をくれる。
こういう普通のキャッチボールができるだけでも
何だか気分良くなってしまう私。
キャッチボール以前に、いさお君や魚には
「初講義です」というネタも提供してない。
魚はどうせ無視で、返って来たとしても
自分の言いたい事だけ返って来るだろうし
いさお君の答えも多分トンチンカン。

高校教師は日本酒飲みで私も日本酒飲み。
出張先でおいしいお酒を買ってきてくれて
「また一緒に飲もう」って魅力的なエサだこと。
買ってきたお酒を一緒に飲もうって
そうするためには部屋に行かなくちゃいけない。
男の人の部屋でお酒飲んじゃったら・・・。
そう簡単には行くものか。

と言う事で明日はついに初講義。



2003年07月06日(日)



 泣きの1曲

7月も1週終わってしまった。

マンソンの大阪公演、前座にBUCK-TICK。
細々やってたみたいだけど懐かしすぎる。
ボーカルのあっちゃんは
10年以上たった今でもまだ美形なんだろうか?
っていうか、音はあのままなんだろうか?
「TABOO」とか、古ーいアルバムの曲も
懐メロよろしくやるんだろうか?
そんな事よりも気になるのが
「全席指定」ってイス有り?萎えるなぁ。

今日は肺癌在宅研究会。
先週に引き続いてポーアイでのイベント。
研究会の後は古巣のスタッフと医者とで飲み。
と言う事で、昼間の研究会よりは
夜の三宮にあわせた出で立ちでおでかけ。
後の飲みに、「いい店に連れて行けよ」
という願いを込めてキレイめにしていく。

なーのーに。
予約してたのは時間制で串揚げ食べ放題の店。
まぁ1人あたりの単価が安い分
茄子+私は一円も払わずに済んだので
素直にお礼を言う事にしよう。
お酒も飲み放題になったところで
私が元をとれるほど飲めるわけもなし。

医者達に会うのは約2ヶ月ぶり。
久々の面々で中々楽しい。
で、その中にいた医者のジャイアンが言う。
「お前、どないしたんや?髪型も、
野性的な感じで『私をどうにかして〜』
って感じやぞ。何かあったんか?
オトナの女に目覚めたか?
雰囲気が山本リンダやぞ?何かヤラしいわ」

さすが遊び人、凄すぎる。
まぁ、40歳手前でいいオトナなんだけど
女の第6感並みの何かがある?
元々ジャイアンは私を気に入ってるから
それなりにはよく見てるんだろうけど
ジャイアンと会わなかった2ヶ月で
私に起きたことについては何も知らない。

私の事情を知ってる何人かの茄子も
ジャイアンの鋭すぎる観察眼に唖然とする。
私がわかりやすすぎるのか??
まぁ、ブサイクになった訳ではなさそうなので
良しとしておこう???

2次会はカラオケ。
ジャイアンが「お前、椎名林檎やな。」という。
去年魚も一緒の古巣の宴会で
何度となく歌った(叫んだ?)椎名林檎。
今は歌うのも辛いから別のにしよう。
と歌本をめくるけど思いつかない。
パラパラめくってると隣のジャイアンが
「おまえ〜迷いすぎや〜開けたとこで決め〜」
って人が迷ってるのを見てたらしい。

年齢層考えたら私が一番年下という
もろ80年代が青春の人達ばかりだから
やっぱ懐メロということでアン・ルイス。
学生時代ぶりぐらいで「WOMAN」を歌って
自分でその歌詞に泣きそうになる。
自分で自分の琴線をいじってしまって情けない。

他の医者がいい声でKANの歌を歌う。
「相当頑張りすぎたね、少し休もう〜」
そ、私は頑張った。
でもどうしようもない事もある。
これがダメ押しでちょっとウルウルしたのを
近くの人間に見つかる。
で、ジャイアンとキャアキャアじゃれあって
カラ元気で過ごす。

タクシーチケットをもらっての帰り道
頭の中で「WOMAN」とKANの歌詞がグルグル回る。
魚の事もグルグル回る。また泣きそうになる。
なんでこんな事になったんやろう。
結構酔っ払ってるから自制も効かず
すんごく辛そうな顔がタクシーの窓に映ってる。
頭が痛い。すこし気分も悪い。これが悪酔い?

カラオケはしばらくいいや。

2003年07月05日(土)



 飼い犬の決意

今日は仕事終わってから飲み会。

古巣の同期達が遅ればせながら
私の実習打ち上げをしてくれるという。
古巣でお互い仕事を頑張って
ビシバシ刺激しあってたヤツに会う。
ま、人間外見も大事ということで
きちっとキレイめにしていく。

仕事の話をしながら、
見事にプライベートの話はあっさりだった。
4人いるうちの既婚者がひとりいる以外は
みんな彼氏すらいない。
コンパとか色々行ってる割には実入りがない。
私と違って他の2人は
女らしいいい感じの子なのに。

臨床では見事に中堅の看護師たち。
院内の研修の話や詰所の話を聞いて
私は実習の話をする。
ずっとこうやって色々一緒に考えていきたい。
やっぱり看護は現場に活きてなんぼだから
現場に近いところにいたい。

お店の水槽でアナゴが泳いでる。
とってもアナゴが食べたくなってメニューを見たら
アナゴ料理らしきものがない。
明石の店でアナゴが飼い殺し?
そんなはずはないと思いながら
何度もメニュー見るけど見あたらない。
さすがに店員に
「あのアナゴ、食べられるんですか?」
とは聞けなくて泣く泣く諦める。

友達の家でお茶してたら友達のダンナがご帰宅。
こないだ買ったburtonのブーツを
嬉しそうに見せびらかしてくれる。
もちろん店頭にはまだないし
カタログすら出てない商品がすでに手の中に。
「sabbath」とかいう種類のブーツらしいけど
サバスって、あのブラック・サバスのサバス?
何だか縁起悪くないかい?
モノ自体は本当にシンプルでステキ。
インソールとかを入れたら
5万は超えるみたいだけど値打ちはありそう。
私のdeeluxのヘビブーツ、早く来ないかな?

で、家に帰ったら玄関に封筒。
差出人は「夢番地」って中身はきっと
椎名林檎のチケット。なのに普通郵便?
なくなったらどーしてくれるんだ?
超・プラチナチケットはあっさり到着。
ドキドキしながら開封。
ファンクラブ先行で獲ったら
チケットに私の名前が入ってる。
多分、転売予防かな?

で、お席を見て鼻血出そうになる。
「1階2列〇〇番」2列って2列目?前から2列目?
私はものすごいモノを手に入れた。
こんなチケット、10万円貰っても手離さない。
9月までは何があっても死ねない。

で、このライブ本当に魚と行くのか?
魚にこのチケットを渡すのがイヤになってきた。
チケットの予約が確定した時点で
魚の反応は「でかした」。って
あんたのためにチケット獲ったんじゃないよ?
魚への気持ちは無償の愛じゃない。
それなりに見返りを求めてる。
私を軽んじて傷つける相手に尽くす事はしない。
チケットを手にしてそれをはっきり自覚する。

WIREもオーガスタキャンプも
行きたいと言いながら、私が動かなきゃ
別にどっちでもいいみたいだし。
椎名林檎も私がファンクラブに入って
チケット取ってしかも極優席で超ラッキー。
ぐらいにしか思ってないんじゃないの?
「チケット取ってくれてありがとう」なんて
絶対言わない奴。

このまま私がドロンして
9月まで連絡できなかったら魚はどうする?
っていうか、ドロンしたい。
魚はライブをとても楽しみにしてる。
椎名林檎なら魚じゃなくても
行きたい人は山ほどいる。
魚が感謝もなく喜ぶのが癪にさわる。
私も何だかイヤなヤツだけど魚も魚。
そこまで私の気持ちはこじれてる。
飼い犬に「こいつの手を噛んでやろう」
と思わせる主人が悪いのだ。

とりあえず、チケットの事はしばらく内緒。

2003年07月04日(金)



 私だからこそ出来る事を

今日は道が異様に空いてる。

朝から快調に走れると本当に気持ちいい。
火曜は第2神明が事故×2で大渋滞、
明石西から玉津までは時速14キロで
仕事は見事に遅刻。
今日は早く着きすぎてぼんやり過ごす。

それでも家から自転車で駅まで行って
電車に40分乗って駅からまた学校まで歩いて
と言う通勤より、車のほうが20分近く早い。
朝の20分は貴重で新聞もゆっくり読める。
車だと汗かかないから化粧も崩れないし
何よりCD聞きながら通勤できる。
やめられませんな、車通勤バンザイ。

一日講義のレジメを作って過ごす。
粛々と進むアカデミックな講義は私には無理。
レジメも読むところや自分で書き込むところ
色々作ってみて他の教員に見てもらう。
とある本に載ってる『看護師がターミナル患者に
「わがまま」を言われて怒りまくってる場面』の
看護師のセリフを白抜きにして
「何回(コールを)鳴らすのよ!行くってば!」
という代わりに
「ここであなたならどう応えますか?」とか
できるだけ考えさせるようにしてる。

そういう教材を考えるのは楽しい。
自分で色んな物事を見聞きするのを
看護とつなげて教材にしていく。
教材化と呼ばれる作業はとっても創造的で
こんなに楽しいとは思わなかった。
看護はアートだけど教育もアートよ、きっと。

今は自分がそれなりに理解してる
ターミナルの講義だからこうやって
色んなことができるけど
よくわかってない分野だったら
教科書を読むだけになりそうな?
それじゃ誰にでも出来る講義になってしまう。

それはアートではありませんな。

2003年07月03日(木)



 優先順位

実習がないと退屈だ。

只今インターバル中で連日学校勤務。
実習中は緊張感か何なのか21時には眠くなる。
今は23時まで平気で、夜が長い。
臨床時代は12時まで余裕で起きてたのに
見事に規則正しい身体になってる。
っていうか、無理がきかないのか?

今日は午後から教務会議で
カリキュラムの見直しをちょっとずつやってる。
教育理念から見直そう
ということになってるんだけど
言葉の意味一つ一つを吟味してると
もう、全然進まない。退屈。

お昼ご飯食べてすぐだから眠気も来る
途中から白目剥きかけてて
いかんいかんと思ってたら
見事に向かいに坐ってる教員と目が合う。
いかんいかん。
みんな、何でこんな事をずーっと根気よくできるの?
集中力の問題?歳がいくと気が長くなるのか?
一時間ぐらいでは終わらないだろうなと思ってたら
あっさり二時間かかってぐったり。
いつかは私もこれが面白くなるんだろうか?

いさお君から電話がかかって来て
ご飯食べてたし出なかったら
「何で電話でてくれないん?」とメール。
うう。突っ込む人だったのね。
「友達が来てるから」とか適当なウソを言う私。
だって、電話で喋っても面白くないんだもん。

私の友達はいさお君の友達に電話で
「喋るのが面倒くさい」という名言を吐かれた。
そういう面白いやつの友達であるいさお君は
大して面白くもない。
週末は仕事だと言ったら
仕事終わってから晩ご飯を食べようって
お酒抜きで???
コース料理ならお酒抜きでもいけるけど
いさお君はそういうキャラじゃないし。
ああ、やっぱり「いい人」じゃダメなのか?

色々考え出すとイヤになるから
たまってた雑誌を読むことにする。
バックナンバーをとりよせた「看護教育」
興味があるコンテンツから読み出したらいい感じ。
でも、ちょっとわからない話が出て来ると
途端に眠気が襲ってくる。
雑誌の定期購読なんてしたのは学生時代以来。

昨日、打ち合わせに行く前にお昼を食べてた時
教務主任から来年の教員養成研修の話が出た。
来年は神戸での研修はないらしく
どこか他府県へ行くのは必至らしい。
候補地は大阪か愛知。愛知なら名古屋?
大阪なら通える。名古屋は一人暮らし。

どっちみち環境は大きく変わる。
名古屋なら誰か好きな人が出来ても遠距離恋愛?
それはちょっとたいへんかも。
と言う事で仕事仕事といいながら
恋愛はまるで無視しておらず
学生に「おっさんみたいな性格」と言われても
私もちゃんと女なんだと再確認。

人間らしくていいんじゃないですか?

2003年07月02日(水)



 消去法

7月です。

今日は実習の打ち合わせ。
古巣とは違う病院に行くのは初めてで
教務主任や上の教員と並んでも
見劣りし難いようにちゃんとスーツを着て
眼鏡までかけていった。

そこの病院はスタッフの平均年齢も高くて
けっして頭が柔らかい人や
フットワークのいい人達の集まりではない。
というのが偽らざる前評判。
そういう人達と、どううまく仕事をしていくか。
まぁ、最初が肝心ということで
お行儀よく挨拶して帰ってくる。

初めて行く病院なので中を探検。
古いのはしょうがないとして
堂々とタバコ売り場があるのはどういう事?
レジの隅とか自動販売機じゃなくて
古式ゆかしいタバコやの窓口みたいな売り場。
世の中の流れに思いっきり逆行してる。
産婦人科病棟の入り口だけ見る。
何だか静かだし産科にありがちな
可愛らしい掲示物も無い。

「お産、どれぐらいあるんですか?」と聞いたら
「お産なんかほとんどないで。OPも言うほどない。
でも、助産婦さんが沢山勤めてるねん。」
「え?じゃ、何してるんですか?ケモ?」
「ケモとかもしてるけどな、ようわからんわ。」
「助産婦さんがケモ看てるんですか?」
「うん、だからなちゃんと看れるわけじゃないで
私入院した時、ここの患者が気の毒で
話聞いて一緒に泣いた事あるわ。」
というのが私と上の教員の会話。

何か、へコむなぁ。
うまく学生がモデルにできそうなスタッフは
果たしてここで見つけられるんだろうか?
ケモの看護にはこだわりがある私は
この病棟で見聞きする事を納得できるだろうか?
古巣で満足なケモのケアを提供できない
医者とスタッフにブチ切れてたのを思い出す。

魚が日曜によこしたメールの
返信をする気が起きない。
別にどのイベントでも魚と一緒なら
と思えてた前とはだいぶ心境が違う。
元ちとせなんて興味ないし。
でも、「行かない」って言っちゃうのも
何だかカドが立つような気もする。
自分が行きたいWIREでもチケ獲りが面倒なのに
オーガスタキャンプなんて・・・。

いさお君が週末に会おうと言ってきたけど
これまた会ってなにするわけ?という
どうしようもない気分だし。
お酒が飲めず話も転がらないいさお君は
一緒にいるだけでどうこう言う雰囲気じゃない。
土曜は肺癌の在宅研究会に顔を出すから
とりあえずお断りだな。
私といさお君が出会ったバーベキューを主催した
友達カップルはダメになっちゃったし。

と言う事で、高校教師からの連絡待ちやな。



2003年07月01日(火)
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