2020年05月27日(水)
ひさしぶりにPC開けてるついでに
懐かしいフォルダを開けて
大学時代のレポートとか見ちゃった。
10年以上開けてもなかったんじゃない
これ書いたなーっていうのもあれば
まったく記憶の片隅にもないようなものも。

レポートとかいつもやってたからか
当然、若いころの方が文才あるね
こんなまとまりある文章書いてたんだとか思って。
まあ、ここにも学生時代からの文章全部あるんだから
レポートなんかよりよっぽど恥なんだけどさ。

今やってることと言えば偽物の缶ビール飲んでる
家で飲む回数は増えてる
もう2か月以上、お店でお酒飲んでないし
外食自体1か月以上してないし。
こんなの大人になってから初めてだ。

飲み会じゃなくってさ
餃子とビールとか、サイゼでワインとか
ひとりで飲むのが近頃の癒し時間だったから寂しいよ


2020年05月25日(月)
緊急事態宣言も解除、ですか。

今日は自宅だった
席を空けて座るために半分の出社率になってるけど
明日出社したら体制変えるって言われるかなあ。
特に困ってないからもう満員電車乗るのムリだよ。

こんなのんきなこと言ってたらよくないけど
出社する日も減って、満員電車乗らなくてよくて
ストレス減ってるんだよね。
会社のムダな飲み会がないのも良い。
春に転勤した元同僚からオンライン飲みの誘いがきたのは
困ったけど、断ることには成功した。

友だちと飲みに行けないのとライブがないのは嫌だけど
天気の良い週末も、誰との予定がなくても平気だし
ごろごろしてるだけならいくらでもできる性分。

マスク2枚も届いて、早速ほどいて立体型にリメイクしてみた。
今まで自作したマスクたちは綿のハンカチ素材だったから
ガーゼすっごい縫いにくくてつらかった。

街にはマスクも売られ始めてる
謎メーカーのやつ。
来週には美容院も行きたいなあ


2020年05月19日(火)
YouTubeで2014年にやったLifetimeの再現ライブが配信された。
プレミアム配信ていうやつで、アーカイブしないよ
って言われてたんだけど、
途中で、24時まではアーカイブするよと発表されたんで
リピートして見ながらこれ書いてる。

Lifetimeの再現は、ビルボードで見た記憶しかなくて
なんでだろうと思ったら、行ってなかった渋谷。
「チケット取るの忘れた」って書いてた。爆笑。
この日にビクター移籍発表されてた
もう移籍してから6年も経つんだ

再現ライブっていうのにどうも気が乗らない。
盤にはたくさん思い出も思い入れもあるけど
昔の曲を、今のセットリストに入れてくれるのでいいんだよね
今好きなバンドは、今の曲が好きだから。

そんな言い訳で、東京でやったワンマン1本逃してるわけですね
映像化までしてる記念公演だというのに。
この映像は、映画館で上映したやつは見に行った。
それ以来二度目だね今日は。

CD買って、カセットテープに録音して聴いてた曲を
YouTubeでライブ映像ですよ。すごいね。
ライブの映像ってふしぎな気持ちになる
きっと、映像よりも生の姿の方がたくさん見ている
画面を見ていても、アタマの片隅には
いくつもの「あの日あのとき」の記憶が浮かんでくる

自分の目で見た、耳で聴いた「記憶」の方が、鮮烈だ。
メンバーの表情や、いつもの癖や
苦しくて泣いてしまった日や
たのしくて幸せでたくさん笑って美味しかったお酒や
友だちと笑い合った日のこと。

本当は、少し怖い。
いつになったらライブハウスで、こんな日に帰れるか。
その日まで、バンドや箱を守れるか。
新しい生活様式、というやつは
私の、日常を取り戻せるものなのか。

アイドルを見ているときは、日常を忘れる
アイドルを好きになったのはここ数年だし
眩しくて、たのしい思いしかしてない。

バインは違う。
これは、この場所では前にも書いたけど、
バインはもう私の中にある。
自分が生んでる音楽でもなきゃ運営もしてないけど、
もう外側で鳴ってるんじゃないんだよね
客だけど、ただの客だけど、さ。

自分を守ることと、バインを守ることは同じだから
できるだけのことはしなくちゃね
チケット取り忘れたライブの映像を見て
そんなことを思い返しました。

元気でいてよ


2020年05月15日(金)
生で聴こうと思ってたのに
酒飲んだら眠くなって寝てしまってた。
起き抜けにradikoを起動
タイムフリーでオールナイトニッポンを聴いた

今週も冒頭から2人だった。
先週も暗かった岡村さんの声が、
いつものトーンに近く戻っていて、まずホッとした。

先々週の放送以降、コンビでもよく連絡を取るようになって
スタッフとも番組をどうしたらいいかたくさん話し合ったって。
番組を守るために、たくさんの案を出して
たくさんの人が動いたのだとわかった。
そして、今日を以てこの番組を
ナインティナインのオールナイトニッポンとして
再始動すると発表した。

ふたりでの番組の最終回のときと
同じ掛け声でタイトルコールをかけたとき
心臓がグッとつぶれる思いがした

2人のオールナイトニッポンが復活するなんて
思いもしなかった。
嬉しい、けれど、こんな形で迎えることは
100%のハッピーな感情ではなくて
でも、番組を守ってくれたのは、心底ほっとした。
いくらコンビだからとはいえ
途中からパーソナリティを代えるなんて
会社やスポンサーすべての同意を得なくちゃいけない。
ここまで大きな決断をしなくてはいけないようなとこまで
問題は波及していたんだと、深く思い知った。

今までのネタコーナーも大きく変えて
メールでも受け付けるようになるという。
ハガキだけのスタイルが好きだったけど
間口を広げて、常連以外の新しい風を入れるんだろう。

好きだったものが変わっていくのは寂しいけれど
続くための変化は受け入れないといけない

うれしいような、切ないような
両方の気持ちを行き来しているうちに放送は終わった。

受け容れられるかな、私は。この変化を。
せっかくたくさんの人が守ってくれた場所を
ゆっくり楽しみにしていこう


2020年05月06日(水)
連休最後。
なにもしてないし引きこもり。
帰省してもどうせ寝て起きて酒飲まされてるだけだし
自分で飯用意して、洗い物までしてるだけで偉い。
特に、洗い物が偉い。食器洗いってなんであんな面倒なんだろ。

白泉社のアプリで赤僕読んでるよ
先月はぼく地球読んでた。もう懐かしくて懐かしくて。
赤僕さー。みのるが可愛い!藤井兄弟が可愛い!!たまらん。
羅川作品は、キャラクターがみんな個性しっかりしてて
ほんとに生きてるみたいに感情の動きも繊細で好き。
思春期のちょっとしたいざこざとか
なんでわかるんだろう?って小学生ながらに思ってたっけ。
いま読むと子どもへのビンタが頻繁に出てきたり
大人の言動もコンプラアウトだなーって表現もある。
そもそも小学生の拓也が、メインで育児家事してるのがアレだしさ
コメント欄もそういうのがちらほらあるけど

それって、連載時から二十何年も経ってるから。
その間に私たちの感覚が変わってるからなんだ
虐待とか暴力とか、子どもを守る方へ変わってるんだよ
父親は育児しないとかあり得ない!って方へ変わったんだ
その中で変わらない価値観もある。
古典や純文学とか古い書籍を読むことと同じように
ほんの数十年前の漫画からだって、そういう学びもあるよな
などと小難しく考えて噛み締めるのは、ヒマだからかな。

爆笑問題のラジオで岡村さんの話があったと聞いて、タイムフリーで聞く。
40分くらい、太田さんがすごい熱量で話してた
貧困問題とか、風俗産業の抱える問題点についても
太田さんは知識も言葉もたくさん持ってるから、すごい。
聴いてたら涙出てきた。

育った環境によっては
職業選択の自由なんてないほどの格差って現実にあるし
大学行っても仕事がなくて奨学金返すのに夜の仕事する人がいること
私の身近にもある話。
高度成長期を生きた人には、その現実味が本当に薄いことも。

糾弾した側の人たちと、岡村と、分かり合えないことないと思う
って太田さんは言ってた。
糾弾してた側の人たちにも救いたい人々がいて
何年もずっと憤りの中にいるからこそお気楽な発言を許せなかった。
でも、岡村があの発言の中で言葉をかけたリスナーも
いい歳して社会性なくて風俗くらいしか女性と会話もなくて
深夜ラジオくらいしか楽しみなくて、
そういう気持ちに寄り添いたかったんじゃないのかな、って。
私もそうなんだ
いい年して家庭もなくて一人前じゃなくて話し相手も少なくて
深夜ラジオでバカ笑いしてるのが毎週の楽しみなんだから。
人生ちゃんとしてなくても、その時間だけは平気でいられるから。

社会の日陰っていうと違うかもしれないけど
どこか鬱々として、救われない生活や気持ちがあって
積み重なったものの中に、両者の重なるところがあるんじゃないか

私は、記事の炎上を火付けに意見を通そうとするやり方が嫌いだし
あからさまに民意を煽動するような過激な言葉を並べたてるのは
まさに刃物を振り回しているようで、賛成できる方法ではないけれど
太田さんが切々と語るのを聞いて
広い視野で考えるってこうなんだなと反省した。
両者ともの意見がわかるとした上で、
分断ばかり広がるのはお互いによくない進路だという意見。
さすが太田さん。今までいろんな分野の人と言い争ってきただけある。

燃えてる火を見るんじゃなくて、事の本質を見ようとしないと。



2020年05月03日(日)
帰省もしないので
自宅でひたすらごろごろごろゴールデンウィーク
はっきり言って、めちゃくちゃ楽しい
誰とどこに出かける予定もなくてよくて
ごろごろしてるだけで上等な生活!
なんてお気楽な言葉を書けるのも
私が危機にさらされてないからですけどね。

まるでSFの世界だよ

商業施設は休館、連休だというのに空港も新幹線も閑散
なるべく家にいましょうと防災無線が流れる。
遠出ができない中、商店街やスーパーには人が集まる

ヱヴァンゲリヲン新劇場版を見た。
新しいやつ見てなかったんだよ
YouTubeで公開されてた
軽い気持ちで再生して、序破Q三作見ちゃった。

使徒に襲来された東京にも、人は生活してた
学校に行って、コンビニに行って、
仕事終わりのビールに生き甲斐を感じていた。

SFもあながち、うそじゃないなと思う
人類に脅威がおよんでも、
人は従来の生活様式を崩さずにいることを尊ぶ
今まで通りに、それこそが尊く守られる。
電車は走り、通勤し、商店で買い物をする

今この世界にある人類の敵は
使徒やゴジラみたいに、目に見えない。
厄介だ。潜伏期間も長い。
知らないうちに罹患し、保菌して持ち運ぶ。

もし行きつけの店に迷惑かけたら嫌だから
美容院にも行けなくて、諦めて自分で前髪切った。
一カ月以上、外でお酒も飲んでない。
夏以降までムリなんじゃないかという気がしてる。
学校や仕事が通常に戻って、
そのあと小売店、飲食
ライブハウスやコンサートは、きっと一番最後だ。

次に会えるときまで、音楽を守れたらいいんだけど



2020年05月01日(金)
午前3時までラジオを聴いてた。
時差通勤で、いつもより1時間遅い出社で助かった
とはいえ寝不足と心ここにあらずの一日。

日曜に出たネットニュースは、
思いのほか大きな波紋を広げていた。
私がいつも聴いている岡村さんのオールナイトニッポン
いつもの風俗話の延長で、零れた言葉。
それを拾われた記事は、
女性蔑視だ貧困問題の軽視だとフェミ活動家までを巻き込んで
ラジオはおろかNHKの番組を降板せよと署名活動まで起きて
一週間たつまでの間に
ニッポン放送と、岡村さんからも謝罪の文書が出ていた。

個人的な感想としては、
この手のネット記事の中で一番腹が立っていた。
風俗通いのおじさんの妄想として
かわいい子が入ってきてイイ思いできるかもなという話を、
活字にしてこうも悪意に満ちて取り上げられるものかと。
もちろん、この状況下にあって
お金が無くなった女の子が、という言葉は良くなかったし
不適切な発言だった。
女性蔑視発言です。
とはいえ、金払ってサービス受けるのは違法じゃないし
貧困女性を風俗へ斡旋して金を取っていた側でもないのに。
最も解せないのは
番組降板、ましてや無関係のNHKまで波及させていること。
女性蔑視は反省すべきところだけど
活動家の実績や満足のために
20年以上続けてきた番組まで奪われないといけないのか
と思うと本当に、悔しかった。

岡村さんは、風俗嬢にいつも感謝してたし
女の子に嫌がられることは絶対しないって言ってたし。
風俗通いは褒められたことじゃないけど
映像だろうが、写真だろうが、
性的な仕事をしている人は男女問わずたくさんいるし
性サービスの恩恵を受けてない人なんていないじゃん。

そして木曜深夜、いつもの時間。
思った通り、まずは準備していたであろう言葉で謝罪
でも、もう消え入りそうな声
放送事故ギリギリの沈黙、
言葉が継げなくてしどろもどろになる声
繰り返される同じ謝罪の言葉。
曲をかけて、CMを挟んでもまだ続いた謝罪と反省の弁。
30分経って、もうむりだ、このまま一人で謝り続けるなんて
だれかどうにかしてくれと祈ったそのとき
矢部っちが入ってきた。

公開説教や
と言って、矢部氏がまくし立て始めた瞬間、ほっとした。
ナイナイANNが岡村さんひとりになってから
矢部氏が番組に来たのは始めてだった。
説教は、思ったよりかなりキツイ内容だった。
山さん復帰のときの加藤浩次を思い出した。

病気療養が明けたとき、矢部氏に謝ってないこと
テレビの中では良い顔して、裏では何も言ってないこと
女性スタッフに対してお礼が言えないこと
女性に対しての敬う気持ちがないこと
マネージャーへの扱いがよくないこと
そういう態度を見たくなくて楽屋を分けてもらったこと
咎める人間がいないから傲慢になっていること
ラジオは特にリスナーもスタッフも慣れあいで甘えがあること
笑われたくないと言って、やるべき仕事を断っていること
他人と深く関わることを避けていることに無自覚であること

おそらく、コンビのラジオを降りたのもそこに理由がある
胸が痛くなった。

番組を聴いていれば、
マネージャーに私生活の面倒をかけていることもわかるし
傲慢さや甘えが出ていることはわかる。
(リスナーが味方につくことまで、
甘やかしていると表現されたことはちょっと癪だったけど)
やべっちも、そういう岡村さんを放置したことに
自責の念を抱いたから今日ここへ来たんだろうと思った。
年を取れば誰だって、注意してくれる人はいなくなる
立場のある人ならなおさら。

風俗云々の部分だけではなくて
日ごろの、周囲の人に対する態度、世間との感覚のズレ
このままだともっと修正が効かなくなる。

景色変えろ。性格変えろ。結婚せえよ

結婚にすべての幸せがあるわけじゃないけれど
これは一般論で世間にむけた発言ではなくて
岡村隆史個人へむけてだから強く言ったんだ。
岡村さんは結婚願望がある、なのに、
女性と深く関わることを、傷つきたくなくて避けているから。

正直、やべっちがここまで岡村さんを諦めていないことに驚いた
結婚して、モテない男キャラでなくなっても大丈夫
って言ってるんだよ。
今までずっと守ってきた岡村じゃなくなっても大丈夫だって。
こんなことまで言ってくれる人が
一番近くにいるってすごいよ。

散々説教して、岡村さんはずっとごめんって言って
いつものハガキコーナーひとつだけやって
(シュールすぎてめちゃくちゃ笑った)
安心したような、切ないような、興奮の熱を抱えたまま寝た。


岡村さんは不思議な人で
誰もが知ってるトップクラスの芸能人なのに
一方ですごく自信がなくて臆病で
だから予防線張ったり、虚勢を張ったりする
そういうみっともない人間性が、
私はおもしろいと思ってるし、共感もしてるんだ。

差別って無自覚なことも多い
知ることから始めて、身の回りから少しずつ変えていくしかない
私も学んで、考えなくちゃいけない。
これを、きっかけにしていけたらいいと思う。
あの休養のあとだって、変われたんだから。

来週はどうするのか心配だけど
みっともないおじさんの、精一杯のお喋りを聴かせてほしい。
下ネタも、自虐も蔑視も許容してきてしまった私にも
どうしようもなく必要な番組なのです。



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