『 光ならあると必ず証明するから。
どうか生きて、この名を呼んで。』
〜不敗の予言者 より〜
「私は人間が好きでね。殺し屋なんかをしていても−−
いや、この仕事をしていて余計に好きになったかな。
私の依頼人達は皆、幸せになりたがっている。
おしあいへしあい外聞もはばからず、まさに手段も選ばずに―。
しかし、私はそれが人間の一番正直で、自然な姿に思えるよ。
私に言わせれば幸せになることを諦めたやつはもう人間じゃない。」
〜『Dance with me』より〜
| 2003年01月29日(水) |
望まぬ夢なら打ち砕け |
「望みを持って、それを叶えるのは天の采配ではない。
我々自身だ。」
〜『君追夜間飛行』より〜
「振り返ることも 足元をみてしまうことも
無様に思うな
叶えば
それは全て誇りになる。」
〜『WALK AROUND HEAVEN』より〜
■人を困らせて目立とうとするやつは、
人を困らせても目立たないやつよりは安全側。
■失敗も成功も、自分よりも他人のものがみえやすい。
大切なのは焦点距離。
潮時というものが明確に認識できるうちが潮時である。
子供に夢を託す大人って子供から見ればただの脱落者。
死んだ人間には何も渡せない。
物も
言葉も
ましてや心は。
『HOLOCAUST』より〜
「進化」なくしての成長はありえない。
ひと目でわかった
こいつは私の「敵」になる。
血が騒ぐ。
そんな感情は久しぶりで
湧き上がる期待をおさえられない。
築き上げてきたものに未練はない。
「それ」は嵐のようにやってきた。
こんな衝撃は久しぶりで 気付くのに時間がかかったくらいで
生じる疑問 わずかな抵抗 そして想像と期待
変化することへの恐れはない。
変わらない日常に興味はない。
求める強さに終わりもない。
変わらない自分に未来もない。
そしてなによりも
「革命」を望んでいたのは自分自身だったかもしれない。
『逆説進化論』より〜
「才能」があってもトップに立てない人はいるが、
「勤勉」であってどん底にいる人はいない。
『的を射る言葉』より〜
「君達はその探究心を美徳だと思い込んでいるようだが、恐れたことはないのか。
知る、ということがどういうことなのか。君にはその勇気はあるのか。
そこにどんな絶望があろうとも絶える覚悟はあるのか。」
赤の神紋〜over the perfect〜 より
「一生かけて追いつけばいいって
それはそんなあまい事じゃなかったのに、自分はその言葉に甘えてた
そういってアキラめてた
できるだけの努力をその時やらなきゃ
「一生」ってそういうこと・・だよな？」
「じゃあさあ、おまえの言う「追いつく」ってどういうこと？
スポーツ？勉強？
離れないことだけ？
一生の友達は離れてたって会わなくったって 一生大事なともだちだろ？」
「・・・一部だけ追いつきたいとか。。そういうことじゃない。
全部のことについて追いつけば 共有できる時間も多くなる。
共有できなくなるものなんてこれからどんどん増えるだろう。
だから今できることはやって、少しでも近くにいないと
一生かけたとき とんでもなくはなれてるかもしれない。
単純にあいつの立場にたってみたいんだ。
あいつのみてるものを自分もみてみたい。」
「・・・・同じだったらどうする？」
「・・・それでも。それでもみてみたい。理想化しすぎてるかな」
「・・いや、原動力ってやつでしょう。何でもいいんだよ。向上しようとする理由なんてさ。」
〜「ファイト」より〜
| 2003年01月19日(日) |
stay with me |
I want to be with you forever
Nobody else is needed if you are
This is surely love
Only you are required for me
I cannot part with you any longer
If you please, please be not afraid of me
Please be in a side forever
And it wishes that you also love me
I'm covetous
I will wish so....
知っていてほしいことがあるんだ
それはね
きみが思うより世界はずっとつながっていて
人と人とはずっとつながっていて
きみが思うほど
人の縁ってそんなにやわなもんじゃない
だから諦めないで
覚えていて
思い出して
いつもどこかに君を想う人がいるということを。
「見せていただきましたよ。荒々しくて率直で。
あなたの光る原石をみせてもらいました。
なに、慌てることはない。
時間をかけてしっかり磨いてください。あなたの原石を。」
「私、やってるうちにわかったんです。
何かしたいだけじゃだめなんだって。
きちんと勉強しなくちゃだめなんだって。」
『耳をすませば』より
「自分の思うとおりにやってごらん。
でもな、人と違う生き方はそれなりにしんどいぞ。
何が起こっても、誰のせいにもできない。」
『耳をすませば』より
「子供のほうが難しい。大人ほど単純です。」
〜『四季 冬』より〜
| 2003年01月14日(火) |
天は自ら助くる者を助く |
天は自ら助くるものを助く、ってフレーズ、しりませんか？
もちろん天に神様がいて、というふうじゃなくて、だから主語は天ではなくて、周囲でも環境でもいいんだと思うんですけどね、つまり、自分で何とかしようとしない限り、人は決して救われない、そういうことをいってるんだも思うんです。
〜『四日間の奇蹟』 より〜
「あたしはね、やったらやった分だけの利益がない話はきらいなんだ。ごほうびがなきゃいやなの。ちゃんと物的にもね。みかえりなきゃ、やる価値なんてないじゃない。」
「苦労しないことを上手な人生って勘違いしてない？一つ二つバカをみたっていいじゃない、自分に満足するってそういうことじゃないでしょ？
物的に何もないことのほうがおおいにきまってる。
だからこそ、見えないものを自分でつかまなくちゃやるだけやったっていう自分に対する満足感なんて一生あじわえないでしょう。 」
「力のあるものに憧れる、という心理にはその力への恐れが存在しますからね。
神を愛するものは、神を恐れるものでした。人はパワーを恐れ、それが自分の方向へ向けられないように、そのパワーの下へ集まるのです。」
〜四季 秋より〜
「お仕事、楽しいですか？」
「ん？どうして？」
「なんかいつも会議だとか委員会だとか・・・こんなこといったら余計なお世話だといわれそうですけど、好きなことだけなさっていたらいいのではありませんか？もう十分に、先生は社会に貢献しているとおもいます。」
「してないと思うよ。」
「そんなことありません。私たちは先生から十分に学びました。」
「好きなことだけしていたら、それは仕事じゃない。」
「どうしてです？」
「いやなことをするから、お金がもらえるんだ。」
〜四季 秋 より〜
結果を求めることは非常に大切ですが、あまりにもせっかちに勝つことばかりを考えてしまうと、どこかで伸びが止まってしまうのではないかなと思います。
たとえば、大きな勝負のときには、やはり人間の心理としてじぶんがいつも得意にしている戦法を取りたいと思うし、手堅く進めていきたいとも思う、あるいは安全にいきたいとも思うでしょう。しかし、毎回毎回それを繰り返していると、やはりどこかで行き詰まり、進歩が止まってしまいます。
新しいことを行うのは、リスクが大きいものです。何か新しいことに挑戦したとしても、うまくいくことは、多分半分もない、失敗する可能性のほうが圧倒的に高いと思います。
自分自身を守りたいとか、大事にしたいという気持ちも大事ですが、プロになってからはできるだけ、そういう思いを頭の中から取り払うようにしていました。
そうすることによって、悪い結果が出る時期もあるかもしれないし、「この一局に関しては負けてしまうかもしれない」と思うこともありました。しかし、プロとはいえ、やはりまだ学ぶ時期にはかわりないので、挑戦する姿勢、こころ構えを維持していこうと思っています。
羽生 善治『挑戦する勇気』より
高いハードルをこえる最初の一人は常に偉大なのだ。
島 朗『純粋なるもの』より
| 2003年01月08日(水) |
勝つために信じること |
勝つためには自分のうった手を信じきる、ひたすら信じきるしかないんじゃないかと思う。あたりまえのことなんだけれど、これが意外にできないといつも感じるんです。それもトップの人たちとやるときには特に。うった手が信じられなくなると、相手の手を信用するようになってきてしまう。相手によってうたれた手の価値が変わって見えるのは、人間ならあるかもしれないが、プロとしてそういう姿勢ではいけないとおもう。
島 朗『純粋なるもの』より
たとえ悪い対局、負け勝負を奇跡的にひっくりかえしたとしても、それは運がよかったにすぎない。ずっと運のいい人間など存在しないのだから、そんなものはどこかで清算して終わるだけだ。勝利へのプロセスをより完璧にちかづけるには、特別な王道などなく、自分自身に勝ちつづけるしかないのだ。
島 朗『純粋なるもの』より
およそプロ棋士にとって、自分の読み筋どおり局面が進んでいるときほど怖いものはない。なぜなら相手も同じように読んで、「よし。」と考えているからである。両方がそうした結論を出して局面のバランスが取れているケースは極めて稀で、どちらかの結論が間違っていることがほとんどだ。
そして、形成のはっきりした局面になって大局観の誤りに気がついてももうおそいのである。だから形勢のバランスが取れているときほど、互いの読み筋が食い違いというのは気づきにくい真理といえる。
島 朗『純粋なるもの』より
夢でも理想でも
恋愛でも信念でも宗教でも
強すぎるそれは形をゆがめてゆくものだ
そのベクトルがとこへ向かっていても
思いもしない形に変化する
あいにく自分には 夢中になれるものがなくてわからないけれど
まあ、いってみれば
つまりそれは
こころの軌道が狂うってことなんだとおもう
だけど
だけどひそかにあこがれてる
いつかこころの軌道が狂うほどのなにかに出会えればいいのに。
｢江崎君の考察｣より
「あたって砕けろ」とは良くおもったが−−
私は−−本気で自分が砕け散ることを考えたことがあるか？
本当の強さって−−
私たちは来年たぶん高校生になっているだろう。
四年後には大学生かもしれない。
自分の望んだような自分になっているのだろうか。
夢をかなえたり、その道に努力してたりしてるのだろうか。
その頃は 今のちくちくと痛い心のとげはなくなっているのだろうか。
幸せな時は永遠を信じられる
いつまでも変わらないと 疑わない。
その頃の私は 『永遠』という響きに 滅法弱かった−−−
『半分』より
僕は今の君が大好きだよ。
たとえ、君自身が
やがて今の君を必要としなくなっても−−−−−
『イエスタデイズ』より
「人間て、不思議ね。
いろいろなことをしてしまうものね。
もっと不思議なのは、その人の丸ごと全部へんなのではなくて、
ほんの少しの部分だけが、おかしなことになっていて、あとは
まるで普通にみえるってことなんです。
だから、普通に見えていても、本とはちっとも普通じゃないっ
てこと、たくさんあるとおもうんです。」
人を殺した犯人を、テレビでは「道で会えば挨拶もする、普通の人でした」と、近所の人は言う。
きっと、普通の人が、どんなことでもするのだ。
『いらっしゃいませ』より
君たちは、この会社に入ったからといって決して勘違いしないように。
君たちは全然たいした人間ではないんです。会社の名刺を持っていれば、取引先のかたがたや、著名な方、初めてお目にかかるかたもきっと親切にして下さることでしょう。
それは、会社の名前に対して親切にしてくださっているだけなんですよ。しかも、この会社の名前だって、先輩方が作ってくださったもので、君たちはまだ会社のために何もしていない。それでも給料はでるし、ボーナスも出ます。いい気になってはいけません。会社に入れば、仕事が始まります。人間はおろかにできていて、まるで最初からここにいたような気分になってきます。きみたちは会社の名前がなければ何もできない人間なのです。それを決して忘れてはいけない。
『いらっしゃいませ』より
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