Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2005年02月28日(月) 研究室の本の整理

久しぶりに同級生と会った。今日は研究室の片づけをやっていて急いでいたので少ししか話せなかったが、やはり嬉しいものだ。

今日は昼から、研究室の本の整理をした。3年生一人、4年生二人と僕と技官の人と、全員が集まる予定だった。しかし、3年生には連絡がつかず、4年生は風邪で二人ともダウンしてしまった。今、うちの研究室では風邪が大流行していて、4年生より一足早く技官の人がインフルエンザにかかっていた。そのちょっと前には、そもそもこの研究室にインフルエンザウイルスを持ち込んだと思われる先生がちょくちょく来ていた。そのまま助教授の先生にも感染し、ついに研究室で無事なのは僕と教授だけになってしまった。体調には問題ないが、このまま行けば感染することになるのかもしれない。もっとも、入試の関係で先週末は大学に来ていなかったから大丈夫なのかもしれないが。

仕方がないので、インフルエンザの治った技官の人と、二人で本の整理をしていた。しかし、昭和50年代からの論文が大量に積みあがっており、二人ではなかなか作業が進まなかった。作業の途中で、なにやら水槽が来ていた。どうも新しく船舶模型を使った実験装置を作るらしい。いったい誰が使うのだろう。4年生は卒業するはずだし、僕と今の3年生はコンピュータのシミュレーションをやっているから模型による実験はしないはずだ。

水槽を設置する前に、かなりがっちりした作業台を設置した。中に液体の入った水平を測る器械で厳密に水平を測定していた。そんなにこだわるものなのだろうか。ちなみに、最初の状態ではひどく傾いていて、10センチ近く修正しなければならなかった。どうやら、うちの大学は全体的にかなり傾いているようだ。まあ、古いから仕方がないのかもしれない。結局ねじ受けを一つ外して、強引に高さを減らしていた。そんなことをして大丈夫なのだろうか。

続いて浄水器を設置した。とりあえず水を循環させるために買ったのだそうだ。鑑賞魚用の浄水器らしい。それならただのポンプでもよさそうなものだが、どうもうちの研究室の助教授は、物にはこだわるタイプのようだ。親戚のおじさんもそうなのだが。何か共通する性格的な要因でもあるのだろうか。血液型占いよりもよっぽど興味深い。物にこだわるのはいいが、それではお金がかかって仕方がないような気もする。うちの研究室は、お金があるのかないのかさっぱり分からない。どうもこうやって見ている限りでは、結構お金があるのではないかとも思う。論文集も、2冊、3冊と同じものがあった。税金の無駄遣いのような気もするが。他の研究室ではどうなのだろう。同じ論文集を何冊も買うものなのだろうか。

しかしまあ、公開しても誰にも役に立ちそうにない文章だ。まあ、タイトルに合った内容ということで勘弁して欲しい。ちなみに、このサイトでもっともよく参照されているのは、ぬるぽに関する記述だ。当然と言えば当然だろうか。

で、そこまでやっておきながら、水槽に水は入れなかった。浄水器を水洗いして乾かさないままだったので、水を入れないと水垢が付着しそうな気がしたが、僕の責任ではないし、その場で一番立場が下だったので黙っておいた。それなら浄水器の水洗いなんてしないほうが良かったんじゃないかと思ったが。

水槽の設置が終わったところで休憩した。大学の生協で何か買おうと思ったら、もう春休みらしくて閉まっていた。もう春休みなのか。大学院生にとって、もはやどうでもいいことだ。3月はまともに休めるのだろうか。まあ、就職活動でそれどころではないかもしれないが。就職活動、もう2月も終わりだと言うのに何もしていない。このままでは就職浪人決定の予感だ。かと言って研究だって進んでいないから、就職活動に力を入れられる状況でもない。ちなみに、この休憩中、コンビニまで行ったときに同級生と会った。行きと帰りと両方ですれ違ったのだが、行きのときはお互いが気づいていたのに会釈をするようなしないような、あいまいな感じだった。僕もその同級生も、お互いよく見えていなかったのだ。目の健康は大事にしたいものだ。それにしても、メガネを新調してからさほど経っていないのにこの状況というのは困ったものだ。まあ、1日の8割くらいの時間はPCに向かっているから仕方がないのかもしれないが。自分でも異常だと思うが、PCに向かう以外にすることがないのだ。研究はシミュレータの開発だからプログラミングでPCが必要だし、趣味はネットゲームだからPCに向かうし。だいたい、論文を書くにしたって、学会がWord形式じゃないと受け付けてくれないからPCに向かわざるを得ないのだ。

そのあと、再び本の整理を始めた。今に始まったことではないのだが、どうもその部屋は空気が悪い。窓がないというかなり致命的な欠点があるのだが、それだけではないような気もする。長時間いると気分が悪くなってしまうのだ。シックハウスの原因物質でも漂っているのかもしれない。本の整理をしていたので、本を置いたり本棚に積んだりしていた。並べると場所が足りないので、積み上げていたのだ。で、その作業で本を下に下げたり上に上げたりしていたのだが、そうやって頭を上げるたびにめまいがした。いわゆる立ちくらみだ。低血圧なのだろうが、一度ではなく何度も起こるのは、これまで経験がない。前回の日記に書いたように、水分不足なのだろうか。作業の直前に野菜生活を飲んでいたのだが。

それにしても、こうやって集中して文章を書くのは久しぶりだ。たいていの場合はどこかに言及したりして、そのたびに言及先へのリンクを張ったりしていたから時間がかかっている割に量が少なかったりした。別に量などどうでもいいのだが、やっぱり短時間でたくさん書けたほうが、なんとなく自己満足するものだ。それは決してよい文章とは言えないだろうが。

結局、論文集を全部整理したところで、今日の作業は終わりとなった。技官の人も僕も、疲れ果ててしまったのだ。やっていてあまり楽しい作業ではなかったが、休憩してから1時間半はかなりあっと言う間に感じた。そもそも時間の感じ方自体が速くなっているような気がしないでもないが、たまにはこういう作業も悪くないものなのかもしれない。

作業中、軍手のにおいが気になった。年末に大掃除をしたとき、そのままにしていたのだが、そうしたら雑菌が繁殖したようだ。よく分からないので石鹸をこすり付けて水につけておいたが、つけ置き洗いというのはこれでいいのだろうか。よく分からない。まあ、やらないよりはマシだろう。おそらく。それに、きっと軍手の材質なら、多少無茶なことをしても、それほど痛んだりはしないはずだ。

2月も今日で終わりか。確か、論文集に投稿する論文の要旨の締め切りが3月15日だ。とてもどうにかなりそうな気がしない。



2005年02月22日(火) 水分不足

ここ数年の体調不良の原因が、分かったかもしれない。

すでに何度も書いているが、僕はベータテストの頃から、オンラインゲームのラグナロクオンラインをプレイしている。ラグナロクオンラインはいわゆるMMORPGと呼ばれるもので、多くの人が同じサーバに接続する形式を取るので、いろいろな人と知り合うことができる。もっとも、性別詐称など珍しくもなんともないので、恋愛は期待しないほうがいい。中にはラグナロクがきっかけで結婚する、という人もいるようだが、例外だろう。きっかけ程度は期待してもいいかもしれないが、インターネットの遠い関係ではなかなか普通の人間関係を築くことは難しい。

それはいいとして、そのラグナロクで同じギルド(メンバーの接続状態などを確認できる機能のついたグループ)の人が、栄養学にはまっている。僕も、母が健康食品に大金をはたいている関係で、割と栄養学には興味を持っている。ちなみに、僕は健康食品については基本的に否定的な立場だ。2004年12月くらいの日記に書いた気がするが、フードファディズムという考えを否定できない場合が多いと思うのだ。どうも一つの食品に対して、多くの効能を期待しすぎている気がしてならない。まあ、僕は食品に限らず、何に対しても懐疑的だが。大学院生と言っても科学者の端くれなのだから、僕に限らず物事を疑ってかかる人は多いだろう。

その栄養学にはまっている人はいろいろ言っているが、僕は実家なので、自分で料理を作ったりしていない。だからほとんどが実践不可能だったりするわけだ。いや、自分で作ればいいのだが、実家でそうまでしようとは思えない。しかし、その人の話の中で、簡単に実践できる興味深い話があった。それが水分の摂取だ。

厚生労働省の基準では、食事以外で1日3リットルの水分を摂取すべきだとしているそうだ。本当なのかと調べてみた。…が、探しにくい。日本人の食事摂取基準についてを探し当てるまでに10分くらいかかってしまった。しかも、これは水分について言及されていない。仕方がないのでGoogleで検索してみたら、水分バランスという資料を見つけた。ちなみにこれはGoogleのキャッシュだ。また、水分の適正摂取量は?というものもあった。しかし、僕が調べた限りでは、厚生労働省が推奨する1日の水分摂取量の資料はなかった。僕の探し方が下手なのかもしれないが、簡単に手に入る資料ではないのかもしれない。ためしにWikipediaでもみてみるか…。と思ったら重くて出ない…。あきらめるか。まあ、公的な資料はなくても、健康のために水分を摂取するのがいい、って話は多いので、信じて良さそうなのは間違いない。なんせこれまで、缶コーヒー以外に水分摂取していなかった、なんて珍しくもなかったので、これで少しは改善されるかもしれない。

で、実際飲んでみた感じなのだが、とりあえず頭が冴える感じはする。あと、頭に血が上った感じもする。若干落ち着かない。キーをたたく指の動きが軽い。今までと比べて変わったことは確かだ。研究室の水道の水というのが不安だが、たいした弊害もないようだし、しばらく試してみるのもいいかもしれない。少なくとも、僕の場合は飲まないよりもいいような気がする。



2005年02月21日(月) 合法ドラッグ

合法ドラッグについて「合法ドラッグは合法だって言うんだからいいんじゃないの?」というような意見を見た。恐ろしいことだ。

合法ドラッグは、最近では脱法ドラッグという言い換えが進んでいる。こちらの方が理解しやすいのではないだろうか。既存の麻薬を構成する物質のうち、一部だけを置き換えて法の規制を抜けようとするものだ。法律を作るためには国会を通さねばならず、たった一つの原子を置き換えただけの物質を規制するために膨大な審議が必要となる。つまり、平たく言えば、法律の抜け穴を狙った麻薬ということだ。

原子一つで効果が大きく変わる物質もあるが、変わらないものも多い。しかし、法律はそうもいかない。法治国家である以上むやみやたらと規制はできないので「似てるけど違う」ものは規制できないのだ。東京都などはなんとかしようとがんばっているらしいが、今のところうまく行っていないようだ。

最近は、脱法ドラッグに限らず、言葉の言い換えがあちこちで行われているようだ。言い換えただけじゃ本質は変わらない、という意見もある。もっともなことだが、重要なのは漠然としたイメージを変えることだ。多くの人にとって、脱法ドラッグの本質など興味がない。だから、サッと見ただけでなるべく本質に近い理解をしてもらえるよう、努力する必要があるのだ。



2005年02月06日(日) やる気のメカニズム

人間の感情の源泉は快か不快かの二つだ。誰の理論なのか忘れたが、そういう理論を聞いたことがある。

人間は、不快な状況のときやる気が出て、快の状態に持っていこうとするのではないだろうか。逆に快の状態であればやる気は出ない。

もしこの仮定が正しいとするなら、人間は、永遠に幸せになれないのかも知れない。人間は、食べていかなければ生きていけない。他にもさまざまな欲望があって、人にもよるが、誰でもそれを見たそうとして生きているわけだ。そうなれば結局動かなければならないわけで、そのときにやる気がどうしても必要だ。そして、やる気のために不快の感情が必要なら、ずっと快のままでいることはできないということになる。

まあ、快適なら幸せかと言えば、決してそうではないのかも知れないが…。



2005年02月02日(水) なんだこりゃ…

Operaの最新版をダウンロードした。…驚いた。もともとThe fastest browser on the Earthとか言ってた(今は言っていない)だけのことはある。7.53と比べても明らかに速い。と言うか、7.53になったときになんだか遅くなったような気がしたが、それが改善された感じだ。7.53ではSSLを利用したページでよく落ちることがあったが、このバージョンではどうなのだろうか。気になるところだ。それにしても、いったいいつから出ていたのだろう。

調べてみたら、2005年1月6日からだった。割と最近だったようだ。まあ、今のところ使い心地はきわめていいので、Opera7.53を使っている人にはアップグレードをお勧めしたいところだ。なお、言わずもがなであるが、この文章に書かれていることの責任は一切負いません。利用者の責任で判断をしてください。まあ、このOperaに致命的なバグがあったら、あなたも私もともにあぼーんってやつです。

追記。Opera7.53で高確率で落ちていたリクナビ2006だが、7.54になってもやはり落ちるようだ。どちらが悪いのだろう…って、ウェブページがどんなひどい書き方をしてても、いきなり落ちるのだからブラウザが悪いのだろう。

さらに追記。サーバへの同時接続数を、64から8に減らしてみた。体感速度は落ちていない上、これならリクナビも大丈夫だった。むやみに増やすと落ちるのかもしれない。まあ、サーバへの負荷が大きくなりそうだから、あまり設定値を上げない方がいいのかもしれない。


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