夏撃波[暗黒武闘戦線・歌劇派]の独白

2007年10月31日(水) 中島みゆきライブ

 中京大学市民文化会館へ、中島みゆきライブを観に行ってきた。数年前に「夜会」(みゆきさんが自らの曲を盛り込んだドラマ仕立てのショー)を観てはいるが、みゆきさんのライブは今回が初体験。
 約2時間半のライブで20曲近くを演奏。歌とMCの落差が大きいとは聞いていたが、MCはラジオのディスク・ジョッキー風。今回のライブ・ツアー開催に当たってファンクラブ会員に「ライブで聴きたい曲」についてのアンケートを取ったが、「ほぼ全曲」があがってきたという。
 で、肝心の歌のほうだが、新しい曲が多かったかな。それと、『地上の星』ははずせないみたいだね。私の好きな曲も何曲か歌ってくれたけど、やはり好きな曲のイントロが流れると血が騒ぐね。『ララバイSINGER』と『アザミ嬢のララバイ』のメドレーとか、『誕生』とか。あと、『ファイト!』は、彼女が歌うと名曲だね(下手な歌手が歌ったら名曲には聞こえない、と思う)。吉田拓郎の『唇をかみしめて』を歌い出したのはちょっとしたサプライズだったけど、拓郎ソングとみゆきソングは重なる部分も多いとあらためて思った。
 とにかく、みゆきワールドにどっぷり浸かった2時間半だった。



2007年10月28日(日) 山口洋ソロライブ in 月の庭

   イエス イエス イエス 滅びていくのさ
   イエス イエス イエス 仕方ないのさ
   きれいなものも うす汚れた悲しみも
   受け入れるのさ いつだって
   イエス イエス イエス

   ハピネス ハピネス ハピネス 君がいなくては
   ハピネス ハピネス ハピネス 君が祈らなくては
   ハピネス ハピネス ハピネス 君の手のひらが
   繋いでゆくのさ どこまでも
   イエス イエス イエス

   ガールフレンド ガールフレンド

   サッドネス サッドネス サッドネス 滅びていくのさ
   タフネス タフネス タフネス 仕方ないのさ
   暗い夜が いつか終わることを
   信じてゆくのさ いつまでも
   イエス イエス イエス

   ガールフレンド

   (ガールフレンド/「山口洋・詞・曲 )

 三重県亀山市のオーガニック・レストラン「月の庭」へ、ヒートウェーブの山口洋さんのソロライブを観に行って来た。「月の庭」は歌舞伎昌三こと岡田昌さんの経営するお店。古い蔵を改造したお店の2階がライブ会場となるが、最前列はステージから1メートル未満、最後列でも5メートルと離れていない。こんな近距離で山口さんの演奏が聴けるなんて、とても贅沢だ(実は、去年「K.D.Japon」で行われたソロライブでは最前列で聴いたのだが、今回は後方の椅子席に陣取った)。
 ライブ前にレストランのおいしい食事をいただく。そして、前日にできあがったばかりというCD「made in ASO」(山口洋ソロアルバム)を購入。このCDは、阿蘇山麓に機材を持ち込んで、自然の音も盛り込みながら(虫の音、雷など)録音したというものだという。
 夜6時半、ライブはスタート。オープニングアクトのライブに引き続き、山口さんは7時くらいから登場。観客は約50名。音響の調子は万全ではなかったが、山口さんのステージは最高だった。「音響の調子が悪いとか、天候がどうとか言っても、人間の力ではどうすることのできないことについてはそれを受け入れるしかない」などと語る山口さんのその言葉に共感を覚えた。曲のよさ、演奏技術の高さはあらためて言うまでもないのだが、山口さんの人間的魅力がビンビンと伝わってくるステージだった。
 ライブの後半、黒ずくめの衣装で歌舞伎昌三が登場し、山口さんの演奏に合わせて踊った。冒頭で紹介した「ガールフレンド」という曲で踊りたいという昌さんのたっての願いということで、二人のコラボレーションが実現。とても印象的で、一遍に好きな曲となった。
全体的に和やかな雰囲気のなかでのライブであったが、とても感動的でもあった。今回のライブを通じて、山口さんの歌が今まで以上に好きになった。それと「月の庭」というお店も今回初めて行ったのだが、また行ってみたい場所となった。心洗われる休日であった。



2007年10月24日(水) 今夜は静かな<生音くらぶ>

 今夜の<生音くらぶ>はとても静かな雰囲気のなかで進行。しかも演奏者は男ばかりで色気はない。変に盛り上げようとかいう気持ちは無用だったようで、笑いをとろうとオリジナル曲をつくっていったのも徒労に終わったようだ。
 今夜演奏したのは、『明日になれば』(オリジナル)、『ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス』(ビートルズ)、『誕生』(中島みゆき)、『イムジン河』(フォーク・クルセダーズ)の4曲だった。



2007年10月10日(水) 久しぶりに、<詩のあるからだ>

 久しぶりに、詩の朗読会<詩のあるからだ>に参加。と言っても、われわれ<沙羅双樹ふたたび>は詩の朗読ではなく、タンゴの名曲『リベルタンゴ』(アストル・ピアソラ)を演奏してきた。


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