夏撃波[暗黒武闘戦線・歌劇派]の独白

2004年08月29日(日) 台風の影響

 本来であれば、今頃は九州を旅しているはずだった・・・。
 当初の予定は、こうだ。28日、宿直明けのその足で名古屋空港に行き、空路にて福岡へ。そこから電車を乗り継いで、行き着く先は水俣(熊本県)。石牟礼道子・作の新作能「不知火」(水俣病をモチーフとした作品)が梅若六郎はじめ一流の能役者らによって演じられる、それも不知火海をバックに、というので、ぜひ観たいと思っていた。翌29日には、不知火海での漁業体験、その夕方には久留米(福岡県)にいる友人と7,8年ぶりの再会を果たす予定だった・・・。とてもとても楽しみにしていた旅だったのに、すべての計画を阻んだ台風が憎い。
 すっかり意気消沈してしまった私だが、こうなったら行く予定になかった、地元・名古屋での詩の朗読会「ぽえ茶」に緊急参戦だ! バックパッカー・タイプのギターを片手に、熱田「神宮茶屋」へと向かった。東海地区も台風の影響で悪天候に見舞われているというのに、なぜか参加者多数。それでも、私は3回朗読のチャンスを得た。
 まず、1巡目は「現代能楽集『隅田川』」。先週、隅田川(東京)の川べりで即興に近い状態で発表した作品である。今回も、ギターを琵琶風にかき鳴らし、謡曲「隅田川」の一節を呻り、続けて自作の詩を詠んだ。
 2巡目では、THE BOOMの「帽子の行方」「島唄」を演奏。3巡目では、寺山修司の詩「アメリカ」を朗読した。
 夕方5時にひとまず散会となるが、残ったメンバーで夕食を食べに行き、その後で地下鉄某駅○番出口付近にて詩のゲリラ・ライブを決行。詩の読み比べなど20分ほどそこで過ごし、解散。
 でも、私にはまだ続きがあって、友人宅へ行き、ギターの演奏大会に音楽談義と、終電近くまで遊びまくった。さすがに疲れたが、心地よい疲れであった。



2004年08月21日(土) 隅田川ポエム

 宿直明けの今日、帰宅して間もなくお出かけ。行き先は東京。隅田川の川べりでの、詩の朗読イベントへ。
 楽器演奏もあり、また楽器の演奏と詩の朗読のコラボレーションもあった。東海地区からはみおよしきさんが参加し、私も飛び入り参加。能「隅田川」をモチーフにした新作「現代能楽集『隅田川』」を発表、また浅川マキの「朝日楼」という曲を演奏し高らかに歌い上げた。津軽三味線奏者・山本竹勇さんからもお褒めの言葉をいただき、すっかり気をよくした私だった。
 その後、2次会、3次会と続き、翌日みおよしきさんとともに名古屋まで舞い戻った。さすがに疲れて、帰宅後はしっかり寝たけどね。
 今後、東海地区のみならず、表現活動の幅を広げていきたいと思っているところである。



2004年08月14日(土) 熱い闘い

 しばらく日記を書くのをサボっていました。夏の暑さとか仕事とかでバテ気味の私です。
 とか言いつつ、今日は午後から鶴舞の名古屋市公会堂へプロ・ボクシングの試合を観に行きました。ボクシングを生で観るのは初めてでしたが、壮絶な撃ち合いも多く見られ、手に汗握りました。
 試合後、公会堂の近くのライブ・スポット「K.D.ハポン」に行きました。そこで今晩詩の朗読イベントが開催されました。ガード下の、雰囲気のいい店でのポエトリー・リーディング、ちょっといい感じでした。
 今後私は「詩の総合格闘家・夏撃波」を名乗って、いろんな場所での表現活動をしていこうと思っています。



2004年08月05日(木) レジーナvs名古屋グランパス

 瑞穂陸上競技場へ、サッカーの試合を観に行った。イタリア・セリエAのレジーナと地元チーム・名古屋グランパスとの対戦。
 両チームとも随所に光るプレーは見られたが、全体的には何となく間延びした印象だった。特に見せ場もなく、結果は1−1の引き分け。つまりは、選手のプレーが観客を熱くすることはほとんどないままに、グラウンドと観客席の一体感をつくり出すことなく終わったということだ。まあ、サッカー観戦じたいが初めての体験だったので、他との比較はできないのだけれど。
 次なるスポーツ観戦はボクシングを予定しているが、こちらはどうなることやら。今から楽しみである。



2004年08月01日(日) プロレスリング華☆激

 昨日からの宿直の仕事が長引いて、職場を出たのが昼1時すぎ。その足で西区上小田井の「イオンワンダーシティー」のなかにあるイベントホールへと向かった。
そこで、福岡を拠点とするプロレス団体「プロレスリング華☆激」の名古屋興行が行われた。まあ、そこそこ面白かったのだが、「手に汗握る」とまでいかなかったな。
 今日、名古屋では他にも「プロレスリング・ノア」の興行とか「愛知県ボディビル選手権」とか興味深いイベントがあったのだが、マイナーなプロレス団体を応援したい気持ちで「華☆激」を観に行ったわけだ。もうちょっと演出があったほうがよかったと思うけど・・・。プロレスの楽しみは、リングと客席の一体感にあると思うのでね。
 夏バテ気味ではあるけど、気持ちは熱くしていきたいと思うのだった。


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