ひげのお兄さんの日記

2005年04月29日(金) メーデー?

メーデーに参加してきました。
ご存知、労働者の祭典です。
しかし近年は連休の初めに持ってくる事から
エイプリル・デーになってしまいました。
目的にそって開催されればそれでいいので
別に開催日にこだわる必要は無いのでしょうが、
私がもっと若い頃に参加していた頃の
メーデーでは、歴史や労働者の休日を
勝ち取る事などがもっとシッカリ前に出た
集会でした。
近年の開催パターンはスッカリ変わってしまって、
それでいいのかもしれませんが、私個人としては
決議や特別決議の確認なら連休前の夜に
公会堂あたりでやっても良いのではと
思ったりします。
商店街へのコースをたどる事はとってもいい事だと
思うのですが、日頃の買い物が大切ですし、
今日、残念だったのは、商店街の中の抽選会場横で
店を出している障害をもった方たちのお店や
高校生ショップに関心を持つ人が少なく、そこで
買い物もそんなにしてるようには見えませんでした。
自分が買ったから言うわけじゃありませんが、
そういう視点が昔の労働組合にはもっとあったと
思い何だか寂しい気持ちになりました。
消費行動と経営と雇用はリンクしてるんですよね。



2005年04月28日(木) 災難

列車事故の被害者がドンドン明らかに
なってきて、いよいよ1号車の作業になりました。
この調子では死者は100人を大きく超える
数字となりそうです。
何気なく同じように列車に乗り込んだ人、
急用ができた人、さまざまな運・不運の結果でも
ありますが、複合的な事故原因の可能性が推測され
はじめてはいるものの、人的ミスの大きさがある以上
やり切れないものです。
私たちの日頃も、何時、何が起こるかは予想もつきません。
心配してたらきりがないと言ってしまえばそれまでですが、
私の学んでいる居合道の師匠には、日頃歩く時でも、
座る時でも、隙をつくらないよう努力した方が良いと
言われています。
それは、宴会の時でもお茶する時も殺気だってるという事では
なくて、むしろ殺気を見せないような隙の無さは、人には
マナーの良い落ち着いたスムースな所作に見えるそうです。
また、周囲に注意を張り巡らす感覚をもつことは、人間の
感性を磨き、日頃見逃しがちなものの変化や存在に気づく
様になるとか。
私はこういう繊細で的確は状況判断が出来るセンスと
どうそれが伝わるかのセンスをマダマダ磨かなければなりません。
ですから武道館通いは多めに見てください。
随分と人間性もとり戻せてきています。
古武術で習得する能力は、危機管理は勿論、花鳥風月の世界や
ものの流れや変化を楽しむ感性を磨く事にも大きく役立つようです。
今日は合気道の練習に行ってきました。
良い汗かいて気持ちよかったです。
連休に入るため、来月の8日までは武道館での練習は無し。
自宅で座学に励んで、あと、日本刀で試し斬りの練習でも
と思っています。
久しぶりの連休、何処に行っても多いので、自分の
日頃ジックリ出来ない事をやりたいですね。
そかし、これだけ陽明学に影響された武道家である事を
前面に出していいのかなと少し心配もしますが、
これが私の目指す仁政指針であり土台であり、だからこそ
戦略がぶれないんだろうと思います。





2005年04月26日(火) 最悪

ニューは鉄道事故でもちきり。
しかし凄い事故です。
私もかつて鉄道マンだったので
その凄さ、恐らく皆さんより強く感じてます。
いろいろと事故原因についての推測が
語られていますが、ハッキリと見えてくるには
もう少し時間がかかるでしょう。
現時点で、私なりに推測すると、
これは人災、運転手の過失の可能性が
きわめて高いと思われます。
オーバーランによって出してしまった
遅れの時間を取り戻すために
直線区間をカーブのかなり近いところまで
力行(アクセル・オン)の状態で進み、
カーブ手前で早すぎる速度に急激にブレーキを
かけたため、車輪とレールの摩擦による進行方向への
ベクトルを失って遠心力に車体が負けたのだと思います。
とにかく再発防止のために徹底した原因究明と対策、
そして伝統的な鉄道マン意識の回復が求められます。



2005年04月25日(月) 中華料理

昨日は久しぶりに中華料理に挑戦。
というか、普段からサッと何か手早く
つくって食べてしまうような時に
よくつくりはするのですが、
やはりちゃんとすると味は違いますね。
中華の炒め物などは特に、強い火で手早く
料理するものが多いので下準備と調味料の
準備が大切。
見た目は同じように見えても、食べてみると
随分と違います。
何でも同じですね!
ある段階とタイミングになったら一気にスピード勝負の
時代。やはり綿密な計画と下準備、それと引き立てる
良質の調味料の役割。用意の質が結果に差を出します。



2005年04月22日(金) 準備ほぼ完了

以前、もうすぐ面白い事を始めると
書き込んだ事、覚えていらっしゃいますか?
やっと企画がまとまり、準備がほぼ完了しました。
何をやるかと言いますと「スポーツ・チャンバラ」。
スポレクの自由競技として今年の全国スポレク祭でも
釜石市で行われますが、なかなか面白そうですよ。
スポンジで中に空気の詰まったソフト剣でやる
チャンバラです。
大人から子供まで、もちろん男女も問わず、
最近では障害を持った方たちもやってるとか。
ニュースで学校へ包丁をもって児童に襲い掛かったり
先生が刺されたりという事件がありましたが、
このスポチャンで得る身体能力の成果として、
包丁を持った犯人と対決して勝つ能力より、
刺そうと向かってくる敵の攻撃を避ける能力。
つまりディフェンス能力ですね。
剣道と違って当たったら負けなので、
そういう意味ではかなり実践的ですよ。
それを昔わたし達がチャンバラごっこをしてた様に
楽しみながら身につけていく訳です。
わたしの子供の頃は、木の棒でやってましたから
当たれば痛かったのですが、ソフトなエアー剣なら
安心で楽しく良い汗がかけます。
来月の15日に会を設立し、同時に体験講習会を
開きます。
面白そうでしょ。



2005年04月20日(水) ファイアマン

昨日、所要で大山町の親戚に行き、家に帰ったのが
午後10時半過ぎ。
夕食をとってから行ったので、風呂に入ろうと
着替えを取りに2階へ上がったのですが、
11時からのニュース番組を見てからにしようと
テレビをつけて横になってたら携帯にメール。
見ると火災情報。実はこの日3回目の火災情報で、
1回目は夕方5時48分で家から5キロぐらいの
所でしょうか火災発生。
2回目は6時2分で鎮火連絡でした。
消防団に入っている事もあって、これは結構便利だな
と。
そしたら3回目、夜11時18分。火災発生。
メールの画面をスクロールしていくと私の住むまちの
町名がそこにあるではないですか。
あわてて見ると外は真っ赤。
すぐさま消防団の服に着替えて防火服をはおり、ヘルメットを
かぶりながら前の道まで出てみると、真っ暗な空に向かって
大きな火柱が上がっていて大変な状況。風も結構出ていて
延焼の可能性が極めて大きい状態で、ほぼ同じタイミングで
消防局の消防隊が到着し、先ずはホースを出す部隊と
危険ゾーンの住民の安否確認と非難勧告。
私は必死で非難を促しに走り回りました。
人が危険家屋にいない事を確認後、消防活動。
久しぶりに現場で常備消防と一緒になって消火活動に
あたりました。
1時間以上燃えて完全に鎮火したのが2時過ぎてたと
思います。
撤収完了が3時過ぎで、その後もう一度現場を
見回って火の無い事を確認して家に帰ったのが
4時過ぎ。もうぐったりでした。
火事はホント恐いですね。
最近市内の火事が以上に多いんです。
皆さんくれぐれも火の元には注意を。



2005年04月19日(火) 大問題

随分前に、中国での日本に反発する動きを
日記に書き込みましたが、ここまでエスカレート
するとはね。
あの時はまだ、常任理事国入りに反対という
デモがはじめに起きた頃でした。
反対運動の内容と、中国の情報媒体としては
インターネットのもつ影響が大きい事などで
この動きは拡大傾向にあると書き込んだと思いますが
もう、デモのレベルを超えてますね。
それにしても中国政府の態度は何ですか。
デモが起こった原因を理由に、自国内での
外国人の安全確保に責任が無いとか、
治外法権である大使館への投石などにも阻止する動きも無く、
あれは外国に向かって中国人が攻撃をしてるのと同じはず。
まともな政府とは思えません。
大使館や領事館は「日本」なのですから、日本の金額で
ちゃんと被害請求はして中国には責任をとってもらうよう
日本政府も毅然と望んで欲しいです。
私は20年前と5年ほど前に2回ほど、かなり長く中国に滞在した
ことがあります。
中国の政府関係者や党、それと労働団体による
オフィシャルな交流事業での訪中で、互いに交流の趣旨を
理解し合い、楽しく過した思い出があります。
ですから今までは、どちらかというとひいき目に中国を
見てたのですが残念。
いい思い出があるためか、余計ガッカリしてます。



2005年04月17日(日) 訓練

消防団で救急救命法の訓練に行ってきました。
以前やったのと少し変わってましたが
何回か講習は受けてますし、実戦経験が
あるので何だか随分と褒めてもらいました。
これも定期的にやっておかないと
いざという時に体が動かないものです。
自分の家族を助ける意味からも、もっと
一般的に普及していけば随分と蘇生率は
上がるのでしょうね。
救命講習の後、親睦のソフトバレーボールが
あり、久しぶりの球技に一汗。
皆さん親睦ムードでのプレーなので
とっても和気藹藹で面白かったですよ。
選手が足りないところもあったりで、
3試合ほどやらせていただきました。
明日は筋肉痛かな。



2005年04月16日(土) 久しぶり

日記を随分書き込みませんでした。
仕事がらみで部屋の中に閉じこもりっきりで
思案してたのでネタも無かったし、
それよりこんなに早く日にちが経ったのか
というぐらいの状況でした。
さて、以前にもう少ししたら面白い事
思いつくよと言ってた事、
いよいよ来月の15日にスタートしたいと
思っています。
まだ、少し焦らして何をするかは内緒。
5月16日以降の地元紙を見ていてください。
勿論もうすぐしたら事前に書き込みますけどね。



2005年04月10日(日) ハクション大魔王

今日はモロに南風、しかも結構強い風。
今シーズン最高の花粉症日和じゃないでしょうか。
所要で松江に行ってたのですが、
もう、眼はうるうる、クシャミは連続大爆発って感じ。
シーンと静まり返ったなかでハックショーン!!
もう、顰蹙のレベルを超えて笑いを誘ってしまいました。
しかし、雨になって、これで桜も散りますね。
先日日記に書いたあと、テレビで同じような事言ってました。
桜は綺麗に咲き、その綺麗な姿のまま散っていく美しさが
人々を引き付けているんだそうです。
最近、桜が海外でも育ってきて(以前、日本と何らかの
記念として植樹されたところが、アメリカをはじめいくつかの
国にあります。)人気があるそうですが、日本でも、大阪を
はじめ各地で桜を大量に植樹するところが出てきています。
50年後、100年後を想像しながら、未来の世代への
日本人らしい贈り物です。



2005年04月09日(土) 夜桜

何年ぶりでしょうか?
おそらく3年ぐらいはしてなかったと思いますが
湊山公園での花見。
しかも夜桜で一杯やってきました。
友人にさそわれてホント久しぶりに
ぼんやりとした明かりに照らされる桜を見ながら
楽しい酒を飲みました。
日本人は何でここまで桜が好きなのでしょうか。
というか、今の若い人たちも、私たちから上の世代と
同じような感覚で桜がいいものだと感じているのか?
どうでしょうか。
かつては、短い花の命の間の淡い美しさ。散り際の
美しさ、そんなところに人生をダブらせての美学を
感じていたのだと思いますが、今はどうかな?
とにかく変わらないのは宴会好きという事、
これだけは間違いなく継承されています。



2005年04月08日(金) 満足

今、午前1時半。
先ほどまで友人と一杯やってました。
気兼ね無しで飲める酒はいい。
今回は久しぶりにカレーをつくっておもてなし。
と言っても時間が足りず、たいした手料理もつくれず
申し訳無かったのですが、カレーはちゃんとつくりましたよ。
私はカレーづくりには、基本パターンが3種類あって、
それに辛さの度合いと肉や魚といった主食材でアレンジを変えて
楽しんでます。
今回は、骨付きの鶏肉で、マンゴーチャツネを結構入れた
フルーティーな味。あまり辛さは感じませんが実は
舌の感触のわりにはスパイスが効いてるもの。
勿論、ガラムマサラとスパイスも利幸オリジナルです。
制作には約半日は最低かかる代物ですが、ヤッパリ手を
かけただけ美味いですよ。
今回はこのカレー+鯛・サーモン・マグロのカルパッチョ、
ゴマ豆腐、枝豆、生姜のねぎ味噌漬けと多国籍な献立で
何だかちゃらんぽらんでした。
友人よゴメン。
今度はちゃんとやるから。
でも会話は楽しくいい飲み会でした。
感謝です。



2005年04月07日(木) 体捌き

昨日は居合と違って体捌きの稽古をつけてもらいに
合気道の稽古に行って参りました。
居合道も含む古流剣術と合気道や古流柔術はルーツが
同じで、体捌きもほぼ同じなんです。
勿論、各流派・武術の独自の理論などもあって
多少の違いはありますが、いわゆるナンバの体捌き
が基本にあります。
但し、最近は西洋から入ってきたスポーツの影響が
大きく、シッカリと日常の体の使い方に溶け込んでいるため、
日本の武術も次第にそれに影響され、術理に反した体の
使い方になっていたり、術の本質を悟らずに型稽古を
形骸化させ、鋳型で大量生産するような粗悪な武術に
してしまっているものも実は多く存在します。
私はあくまでも古武術にこだわりたくて研究をしているのですが、
私の所属する居合の流派の技を検証しながら、私の体に
沁み込ませようとしたいがために、どうしても体捌きの訓練を
する必要があって行って来ました。
面白いもんですね。
1時間半ほど手ほどきを受けながら、投げたり投げられたり。
良い汗をかいて帰りました。



2005年04月05日(火) 究極的

ある特集で「究極の花粉対策」というのが
紹介されてました。
内容はズバリ「花粉の無いところへ行く!」。
北海道の上幌町だったかな?それと沖縄。
今、3〜4泊ぐらいのツアーが結構評判だそうです。
ツアーでは症状に良い食材を使った食事があったり、
沖縄では花粉症の人に評判の泡盛があったり。
長い人では一ヶ月くらい滞在する人もいるそうですよ。
しかし、そんな時間とお金が使える人なら良いですが、
多くの人はそうはいかないのが現実。
そういえば、先日ある経済ジャーナリストが言ってました。
これからの時代、時間消費がキーワードだと。
私も以前から、箪笥の中はいっぱいでも買い替え、電化製品も
2〜3サイクルはして、耐久品と消耗品の買い方が変わってきた
時代。これからは時間消費だと言ってたのですが、
同じ事を言ってました。
花粉の原因のスギについても、林業そのもののあり方と消費、
同じ価値観のなかで見えてくるものがあるような気がします。



2005年04月03日(日) 実感

今日は大山町の親戚で法事。
私の運転で父親を乗せて行ったので
法要後の一杯が飲めず、ウーロン茶で
ご馳走を頂きました。
行きの運転ではあまり感じなかったのですが
帰りの時、大山町を出てすぐに「米子市」の看板。
「そうかぁ〜ここまでになったんだぁ〜」と
改めて確認。日頃、そんなに急いでない時は
バイパスで200円のお賽銭を入れて走るほどでも
ないかと、9号線を通って東西に向かうのですが、
結構、この淀江のところは混んでて時間かかるんですよね。
そこがすっかり米子市になったんだと実感しましたよ。



2005年04月02日(土) 無責任

中国で、日本の国連安全保障理事会の常任理事国入りに
反対しての署名運動が始まり、29日までに
1150万の署名が集まったそうで、今後さらに
広がる様子だと報道されています。
何ヶ月か前、常任理事国入りについてビートたけしが
日本の政治家達が入りたがってるが、いっそ国連から
抜けてみてはどうかと言ってた事を思い出し、
チョット調べてみたら、2003年の数字で
国連予算の分担金、日本はアメリカの22%についで
2番目の19.5%で、常任理事国では英国が5.55%
フランスが6.46%、中国が1.53%、ロシアが1.2%
とありました。
さらに、分かったのは、今年アメリカは、この分担金の滞納が
16億ドル弱で、そのうち約10億ドルをやっと払う事を
決定したとか。
なんでも今年末までに3億5千万ドル払わなければ国連総会での
投票権を剥奪すると最終通告されて議会が慌てたとか。
まったくアメリカも偉そうにしてますが何と無責任。
中国も1.53%の分担で、戦後の戦勝国感覚で今の国連を
考えているとは呆れます。
ビートたけしの言ってる事もまんざらギャグではないですよ。


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ひげのお兄さん