ひげのお兄さんの日記

2004年04月26日(月) ころころ変わる

最近の天気はほんところころ変わって大変です。
先日は汗まみれになるほど暑くて大変な思いをしたかと
思うと、次の日はもう寒くて寒くて。
何を着て出ればいいか迷いますね。体調が変になりそうです。
カラダには気をつけないと何でも自己責任ですからね。
昨日は献血をしてきました。
お陰で夜一杯飲んだら普段より酔いがまわるのが早かった気が
しました。
ころころ変わるといえば国会も、年金問題が昨日の補欠選挙
をはさんでコロコロ。
何だか強気で採決するようですが、今までこの手の重要な
国民課題は公聴会をやりながら慎重に審議を進めていたはず。
イラク問題以降、小泉さんは大統領気分ですね。恐いなぁ〜。



2004年04月22日(木) 悟り

昨年から、仕事の合間をみては武道の研究をしてるんですが、
最近、スポーツ界のいくつかの競技で、古武道の動きを
取り入れている事から、何冊かの書籍も出てて、私と基本的な
方向性を同じにしている武道家数名の本を年明けからほぼ
読みきりました。(私より遥か先にいる武道界の先輩の本です)
昔なら伝書等で書き記し、どうしても表現できない部分を
口伝で伝えてきた極意があるわけですが、その口伝をさらに
超えて、経験的にセンスで感じ取るような「悟り」の部分が
古武道においては非常に難解なんですね。
特に明治以降の西洋スポーツを代表とする様な身体の動きが
しっかりと身に染み付いてますから余計に難しいいんです。
ただ、明治以前では、ビジュアル的にも経験としても現象としても
例えて説明する事、それを理解する事が出来なかったものが、
現代の社会に存在する現象や情報・知識で理解しやすいという
部分があって、ここ数日、私の中の、古武道についての難解な
部分が、突然ひらめいてジグソー・パズルが進むのと同じように
見えてきたんです。なんだか嬉しくてもう。
しかし、あくまでも理屈として見えたという事なので、それを
出来るようにしなければ武道を志す者の立場としては意味がない。
これからが大変なんです。
この洗練されていく社会の中で、古の動きをマスタ−する難しさと
さらに、たとえマスターできても、それを「今を生きる」という中で
必要にあるものと、うまく両立し、使い分ける難しさ。
大変な道のりですが頑張ってみたいですねえ。



2004年04月19日(月) ラッパー

昨日、近くのホテルで宴会があり、またやってしまいました。
先週の初めに、余興でワンステージ!という事になり、
決まったのが、ケツメイシの「トモダチ」。
「衣装は持ってくるから」とノリノリの人がカセットテープまで
持参して言うもんだから、いつもやってしまう数人がその気に
なってしまって・・・・・。
「土曜にカラオケボックスで練習!」という事になったのですが、
私は別の会があって、結局ぶっつけ本番。
でも、このメンバー。いつものことだけど本番に強いんです。
メンバーの中にはラジオでおなじみのパーソナリティーがいたり、
エアロで鍛えている人がいたり、ねっからの宴会人間がいたりで
本当に本番に強い。
私もブカブカのシャツ着てキャップを横にがぶってやりましたよ。
お陰でいつもの居合と違った筋肉痛です。



2004年04月16日(金) まずは良かった

イラクで拘束されていた日本人3人が開放されました。
まずは良かったですね。
しかし、開放条件として、「自衛隊の撤退」を
改めて求めています。
日本政府ははじめから一貫して「撤退は無い」と
断言しています。おそらくこれからも同じでしょう。
私は前にも書き込みましたが、本当のテロリストたちに
今回の日本の態度表明が現したメッセージが、どう
影響を与えるかが恐いですね。
今回の3人を拘束したグループは、おそらく、私たちが
今まで警戒していたアルカイダに関係するテロ組織では
無いはず。今回は、多分、ファルージャ近郊の言わば
レジスタンス的なグループのひとつですよ。
彼らにとっても自衛隊はアメリカの良きパートナーと
して映っているみたいですね。イラク復興と訴えながら
活動してても彼らにはそう映っているようです。
ましてや、本当の敵に対しては、今回、ハッキリとアメリカの
パートナーとして、敵対的な態度表明を改めてしたのと同じ
意味をもってしまったと思います。
本当に恐いのは、本当のテロの標的になる事です。



2004年04月13日(火) 歴史は面白い

昨日、歴史的にちょっと調べたい事があって
山陰歴史館に午後一で行ってきました。
ちょうど前館長さんが来ていて
「お〜!久しぶりだなぁ〜」と言うことで挨拶を
交わして、さぁ本題の勉強したい事柄を尋ねたところ
出るわ出るわ!次々と「ここに、こんな面白い記述がある…」
てな具合で。
しかしビックリしますよ。どこにどんな資料があって、
そのどこに書いてあるってな事が頭の中にバッチリ
入ってるんですね。
それもまた、歴史の話を面白そうに話してくださって、
あれじゃあ、今まで歴史に興味が無かった人でも興味が
沸いてきます。ヤッパリ好きな人に好きな話をしてもらうと
違いますね。
歴史館の人達は、何だかとってもあたたかい感じがします。
固定概念に囚われず、発見と検証をもとに真実をみる仕事で
身についていくのかなぁ。
それと、物事の見方として、時間的に長いスパンのなかで瞬間を
捉えることが出来るみたいで、何だか今、私が仕事として
抱えている問題、判断を迫られている問題についての
捉え方に参考になるいい話が聞けた感じです。



2004年04月11日(日) 開放は、まだ

今、夜の11時30分。イラクの日本人3人の解放はまだのようです。
今日のニュースはこの話題が多いのは当然ですが、あまり
核心に触れる内容はありませんでした。
勿論、開放されるか、殺されるかの微妙な状況のなかで、
どんなかたちでも、相手に影響を与えかねないなかでは
しかたのない状況なのですが。
しかし、さっきも、今朝もでしたが、報道番組では、今回の
「日本のとった行動は良かった」というコメントが多いですね。
ほんとかなぁ?
私は違うと思う。日本は泥沼から抜け出すタイミングを失ったと
思います。
今回の犯行は、おそらくスンニ派でしょ。
これで3人を釈放したら、それはそれでイラク内の分裂的な構図
(シーア派とスンニ派)にまた影響を与える事となる気がしますし、
武闘派の連中からみると、何とも情けない結末で、アメリカに
弾みをつけさせない何かをやりかねない。
そして、何よりも、アメリカとの共同歩調を強くアピールした
結果となった事で、アルカイダをはじめとしたテロリストからの
標的である事からは、逃げられるどころか一歩前に踏み出した
かたちとなったと思う。
さっきの番組で、解説委員が、「今回の対応は、目に見えない部分も
含めてマニュアルどおりだ」と言っていましたが、
国民の知らないテロ事件の対応マニュアルの自慢より、
テロにあわずに済む対応のあり方を論じて欲しいものです。




2004年04月10日(土) 残虐性

昨夜は知り合いと一杯飲んでて、入った店で
マスターから、イラクで起きてることを聞きました。
ビックリしたのは勿論ですが、ヤッパリ起きたかと
いう感じです。
最近のテロ組織の活動は、アメリカ兵狙いもあるにはありますが、
イラク国民や、外国からきている一般人やマスコミ関係者といった
人達への危害が多くなっています。
これは、アメリカに対する世論的な追い込みをつくり上げるための
戦略でしょうね。
ニュースでは、小泉首相をはじめ与党関係者から、「自衛隊の
撤退は無い」旨の発言が出ており、拘束されてる3人の家族たち
からは「救出の手立てが見えないのに自衛隊撤退が無いという事は、
諦めろと言われているのと同じ」という悲鳴のような訴えが
出てました。
私が思うに、もし、撤退なく、3人が予告どおり殺されたら、
それこそテロリストの思うつぼにはまるでしょうね。
最悪の事態が起きたら、日本のアメリカに対する世論は、
反米と親米に分れ、今後の日米関係のあり方も含め、大きく
影響するでしょう。
テロリストの狙っている反米の世論形成とアメリカ一派の国々の
分断という戦略にもろにはまっていく事になると思います。
日本は3人の命の重さを選択したという事のほうが、今は国益としても
優先され、国際世論を敵にまわすことにはならないと思います。
与党の皆さんは、今起きてる事態がわかっていないですね。
平和ボケしてるのは、むしろ与党の人達だという事がよくわかりました。



2004年04月08日(木) 児童虐待

あまりにも児童虐待のニュースが多すぎます。
昨日は小学校2年生の児童が塾に行くのを
怠けただけで絞め殺されていました。
一度手で首を絞めて、そのあとまた、ベルトで
絞めたそうです。
いったいどうなっているんでしょうか。
殴ってやりたいぐらい腹が立っても、殺すところまでは
絶対いかない。それが親子でしょ!
でも、他の動物のなかにはいるそうですよ。親や兄弟を
殺したり、子を殺したりするのが。
つまり、動物らしさではない、人間らしさとは何か?
という事ですね。大切なのは。
日本は歴史的にいい経験をいっぱいしてきていると
思うんです。戦国の世もそうですし、茶道の成り立ちや
その背景もそうです。その後のそれぞれの時代の社会の
中で、どう育ち、どんな特徴をもったか、そして何を学ば
なければならないのか。
日本人はいい経験を沢山もってます。
何とかしましょうよ。



2004年04月06日(火) テコンドー

日本オリンピック委員会は、国内統括団体の分裂で
アテネ・オリンピックへの派遣が危ぶまれていた
テコンドーの岡本選手を特例措置として、個人の
資格で派遣を認めることを決めました。
実力ある選手が罪も無く夢を潰される最悪のシナリオは
回避されたようです。
そもそも、競技種目となった時点でもともと
ひとつだった国内団体が分裂して、何れかに明らかに
非が認められることなく、どちらか一方に明らかな正当性が
認められることなく分裂しているような事態になっていれば、
地域オリンピック委員会が認める競技を統括する国内競技団体
では無いですよ。
オリンピック委員会の頭の固さが、今回の判断の遅さですよ。
テコンドーはロス・オリンピックの後、ソウル・オリンピックの
公開種目となるため、韓国を基点に世界各国へ普及した種目で、
日本ではそれより前からやってた人達もあったようですが、
国内の統括団体が出来たのもその時期だったと思います。
実は私、そのはじめの団体が出来て国内普及が始まった頃、
この種目をやった人間の一人で、会員番号は200番でした。
当時、空手をやってる人間にも普及を取り組んでて、
自分が所属していた道場の勧めで、空手と平行して練習してました。
代々木の体育館で、世界選手権の国内選抜大会にも出場し、
ソウルを目指した一人なんです。
そういう意味からは、岡本選手は私の後輩。
是非、アテネに行って、金メダルを持って帰ってきて欲しいですね。



2004年04月03日(土) DVDで

映画「マトリックス・レボリューションズ」を映画館に
観に行けなくて、でも、せっかく1作目2作目と観てきた
のだからと、待ち構えていたDVD、売り出しと同時に
買ってきました。
感想はというと、ちょっとガッカリ。
まあ、どこまでエスカレートするのかという問題で、
なんか少し強引に終わらせた感じですね。
しかし、このマトリックスシリーズ、特に1・2作は
色々と示唆というか、メッセージ性があって、面白い作品ですよ。
「原因」と「結果」の法則、ジェームズ・アレンの有名な本ですが、
あれを読んでから、また観てみると、少し深く考えれる映画では
ないでしょうか。
しかし、何でもシリーズモノは大変ですね。期待が大きくなりすぎて。
特撮アクションモノとしてエスカレートするか、メッセージ性で
行くか、その選択の違いかな。この結果も必然なんですよきっと。



2004年04月02日(金) フレッシュマン

昨日は新年度のスタートで、あちらこちらでフレッシュマンの
姿を見ました。
午前中は特に天気も良くて、桜も綺麗で
世の中全体が明るくなったような、そんな
「錯覚」に陥りますね。ちょっと皮肉っぽいかな。
私はせっかくのエイプリル・フールなので、何とか
罪にならない程度の嘘をついてやろうと、
面白そうな場面設定を模索していたのですが、今時
なかなかそんな嘘はつけるもんじゃないですね。
まったくフレッシュさの欠ける一日を過してしまいました。


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