おはなはんの日記

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しんしんと・・・冬の夜
2008年02月05日(火)

心のそこまで凍えてしまそうな冬がきた
あの日見送った背中はどんどん小さくなって
いまではほとんど思い出すことすらないのです

毎朝仏壇の前でちいさな手とてを重ねあい
なんまん。。。ちゃまっとつぶやいていた
記憶の中のかわいらしい少女がひとり
ポツンと座敷の真ん中に座り込む
そうよ、わたしはあのときのまま
なぁ〜んもかわっちゃいないのですから

消えそうなその背中に限りない声を振り絞る
ねぇ〜! 戻ってきてよ

同じごろにわたしも一人ぼっちで
海を越えてみようかしら
そうすれば波のなかから
真実のあなたのあの日がもどるのでしょうか

心のどん底までもが凍りついたあの日から
もうすぐ一年がやってくるのです
そして私はまた一年分あなたへとちかくなった気がします



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