長いお別れ
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2007年12月29日(土)

今年ももう終わるんだと思うとなんだか自分が本当にちっぽけで無力な存在だと思う。
いつまで続くのかな。本当はもう終わってるんじゃないのかな。幻を追いかけているみたい。
どういう状態を治ったというのか解らないからどんどん追い詰められていく。
賑わう街は私には眩しすぎて近寄れない。
結局鬱々と寝込み、寝込む度に自己嫌悪する。
情けない。もう何年こんな生活を続けているだろう。
冷静に振る舞っているだけ。心の中は荒れ狂う海のよう。
1人でも生きていける。生きていけるけれど。
この心が叫ぶんだ。繋がりたいと。誰かと手を取り合えたらと。
誠実に接することができているだろうか。
また誰かを傷つけていないだとうか。
悲しみが染み付いた夢も見れないような日はあなたを呼んでいる。


2007年12月22日(土)

なんとなくもうどうでもいいやって気になってベランダに立ってみた。
雨が降っていてとても寒いのに飛び下りる事だけ考えていた。
でも小心者で臆病な私は身を乗り出す事も出来なかった。
それにあんまり惨めだと思った。こんな雨の中死んでしまう事が。
前回こんな衝動と毎日闘ってるんですと先生に言ったけれど「ふうん」で終わった。
きっと私が死んでも「ふうん」なんだろうな。
そう思うとますます惨めでシャワーを浴びながら泣いた。
声をあげて泣いた。もう嫌だって叫びながら泣いた。
だけど私は幼い子供ではない。自分で自分を助けなきゃいけない。
シャワーからあがっていつもより丁寧に髪を乾かした。
こんなに情緒不安定になるのは歳のせいなんだろうか。
趣味のサイトも閑古鳥が鳴いてる。何を更新してもなんの反応もない。
それでも人が来た痕跡は残ってる。何を期待してきてるのかな。
もう自分で自分を鼓舞するのも疲れてきたよ。
透けて見えるのかもね中身の詰まってないからっぽの心が。
もう死のうという気持ちは消えた。今日の所は。
明日の事は明日になってみないとわからない。どうか元気な気持ちになっていますように。


2007年12月17日(月)

私は両親に大切に育ててもらえなかった。
だから子供は産まないと決めている。自分が何をするかわからないからだ。
自分の遺伝子を残す気もない。自分があまり好きじゃないからだ。
最近、去年から今年にかけて知り合って仲良くしていただいている人達のおかげでほんの少し自分を好きになれるかもしれない。無意味な存在じゃないと思えるかもしれないと考えている。
メールを交換している人達と電話で話すようになって声に出して「大切だ」と言われ始めて自分は少なくとも今は大切にされていると実感できた。
これは大きな変化だった。今年一番の出来事だろう。私の中に私を大切に思う気持ちが沸いてきたのだから。
どうでもいいや。坂道転がったままどっかの壁にぶつかって死ねばいいさと思っていたのが少し変わった。
せめて前を向いていようと思えるようになった。転がり続ける事をなんとかして止めようと思い始めた。
まだ具体的な案は何一つないけど心意気だけでも前を向いていようと思う。
毎日が「死にたい消えたい」という衝動との闘いだ。誰もが無意識のうちにそういう闘いをしているのかもしれない。
自分だけじゃない。心の中見えない所で繋がっている人々を思う。ただ守りたいと思う。


2007年12月14日(金)

私は性的虐待を性的虐待だったと認識するまでに少し時間がかかった。
母親を早くに亡くし父親も入退院を繰り返していたからいつもスキンシップに飢えていた。
いいこいいこして欲しかった。ぎゅっと抱いてもらって自分は大切にされていると実感したかった。
だから何かがおかしいと思いながらも兄のしていることは愛情の一つだと思い込もうとしていた。
でも無理だった。学校に行けば保健の授業がある。そこで生理について学んだり赤ちゃんのできることを学んだりした。
そして自分のしている事はいけない事だと知った。いやらしい事だと。
そして自分はそれを知った自分は汚くて醜くて愛情もまやかしで誰からも愛されていない価値のない人間だと思った。
それは今もずっと引きずっている。優しくされると騙してるような気がする。
私は獣だもの。人間が越えちゃいけない一線を越えたケダモノだもの。
ここのところ落ち着いていたのに今朝目が覚めてほとんどの時間を風呂場で過ごした。
洗っても洗っても落ちない汚れ。もしも兄が死んでも一生消えないのかも知れない。
私自身が永遠の眠りにつくまで消えないのかもしれない。
こんなこと早く忘れてしまえばいいのに。
どうしても消えない記憶。歪んでいても愛だったから?
それにしがみつくようにして生きてどうなるの?
相手は知らないって言ってるんだよ。本気で忘れたのかどうかは別にして。
そんな事実はないって。自分の顔を良く見てみろって。
そんな顔に欲情するわけがないって。誰もが兄の意見を正しいと言う。
笑いながら私を嘘つきと言う。嘘つきなんだろうかなにもかも私の嘘か。
もうわからないよ。自分を大切にするという事が解らなくなってしまうよ。


2007年12月08日(土)

出会いから遠ざかった人もいる。もう2度と会えない人もいる。
強くても弱くても好きだと言ってくれた人を大切にしなければいけない。
なのに負けそうな心が折れそうな心が信じ切れないと声をあげる。
そうして泣けない心を抱えたまま薬をのんで意識をなくす。
せっかく昨日は上向きかけた心が沈んでる。
なんでだろう。見守ってくれてる人がいるのに。
Nさん、メッセージありがとうございました。嬉しかったです。


2007年12月07日(金)

街のイルミネーションに温もり探してる。
あの窓もその窓も幸せに彩られているようで。
別の人から見れば私の窓も幸せそうな光を零しているんだろうか。
今この瞬間なら私は幸せだ。
寒くもなく食べるものもあって心も揺れていない。
Kさんから頂いたメール本当に嬉しかったです。どうもありがとう。
またお返事書きますね。こんな所からなんですが早くお礼を言いたくて。
そう。こうやって気にかけてくれる人がいる。姉上様だってそうだ。
いつもさりげなくでも優しく簡単に私の心を温めてくれる。
ここからは自分との闘い。くたっとしそうな心を一所懸命持ち上げる。
いいことだけ考える。過去が追ってくる時は鎧を厚くする。
はね除けてはね除けて「終わった事」だと考える。全て終わった事なんだ。
今は共に頑張ろうと言ってくれる人がいる。
どんなに遠く離れていも心からの声は確かに私の胸に響く。
この日記を書き始めた頃に比べたら色々と変わった。
まだ働けないのが辛い所で焦ってばかりいるけれどそれでも来年は
と期待をかけられるようになった。
でも知ってる。このテンションが持続しない事。
本当に些細な事でやる気が全くでなくなったり酷い時は過呼吸の発作が出る。
生きていてもいいのかなって毎日問いかけながら。
瞳が開いて身体が動くうちは生きていてもいいんだと思って過ごしている。
あ、なんかまたちょっと暗い感じになっちゃった。
シャワー浴びて気持ちを切り替えよう。
冬になるとシャワーだけってきついけどユニットバスじゃあお湯も張れない。


2007年12月01日(土)

電話越しの幾百の言葉より
たった一度でいい
抱き締められたい


志乃 |MAIL

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