十夜一夜...Marizo

 

 

『 Le・花梨 』 - 2010年11月29日(月)

先日偶然にも、中学時代の同級生がやっているお店を発見しました。
せっかくなので『ひまわり忘年会』をそのお店で開催しました。


『 Le・花梨 』 (←クリックでお店のHPへ)


10人も入ればいっぱいになるそのお店は
美味しいおばんざいとワインのお店(もちろん他の飲み物もあります)
基本的には二次会で寄るお店なのだろうけど
オフィス街にあるので土曜日の早い時間ならば
貸切OKということで午後6時〜9時までの三時間。
食事お任せで飲み放題(ビール、ワイン等)で一人五千円。


オーナーの同級生(花梨ママ)は
色白でショートカットのスッキリ美人です。
一人で切り盛りしているけれど
私たちと話しながら飲みながら
カウンターの向こうでテキパキと料理を作り
お酒のおかわりを気にしてくれます。すごい。


料理しながらほかの事に気をまわすことが不可能な私には
もう尊敬を通り越しちょっと畏怖なんですよ、だんな。
えーえーレベル低くてすいません(笑)


花梨ママの「それで、みんなは今何してるの?」という問いかけに
おずおずと自己紹介が始まりました。


「実は今年の4月から『助』がとれて教授になった」とか
「ベニヤ板は小売もしている」とか
「息子はもう25歳」「不良じゃん」とか
「スケートのミキティとエロコーチは絶対デキてる」とか
「苗字が変わってるのは二人だけ」とか
「犬バカにつける薬はない」とか
「娘には25歳になったら家をでろって言っている」とか
「しょせん、死ぬときは一人」とか
「将来はみんなでグループホーム」とか

まぁまぁ、とにかくあっという間の三時間でした。


食事の内容は最初にセットされていたオードブルの他に






・白身魚のカルパッチョ
・豚肉と野菜のバルサミコ酢あえ
・ブロッコリーやキュウリのピクルス
・たらと牡蠣のムニエル(バジルソース添え)
・バケットと粉吹き芋のチーズかけ
・パスタ(ぺぺロンチーノ)
・デザート


というラインナップ。
総勢6人分をテキパキと作る、作る。

えーっと、最初のオードブル以外
またしても写真を撮り忘れてしまいました。
食い意地はっててすいません。


普段の飲み会は居酒屋、和食がメインなので
たまにはこうしてワイングラス傾けるのも
大人な感じでいいわよねって思いました。


まぁ、私はずっとビールしか飲んでなかったのですが
ラストオーダーのビール(小樽ビール)を貰ったとき
花梨ママが「これでちょうど終わり」って言った後に
小声で「(生ビールの)タンク、空になっちゃった」って言葉は
聞こえないふりをしちゃいました。
てへ。


その後、有志で近場の居酒屋へ。
そのお店はお酒の種類(日本酒や焼酎)が豊富で
ちなみに先日私がうっかりお財布を忘れたお店なんですけどね
滞在時間は二時間もいなかったし
シンデレラにはまだ早い時間だったんですけど
寝落ちする人やら、ひたすら奥さんの名前の焼酎を飲む人やら
ウコンの力をいつ飲めばいいのか悩んでいる人やら
「もう会計終わったよ」って三回ぐらい言ってるのに
お財布握り締めてお金を払おうとする人やら

ああ、『酔いにも老い』って確実に来るのねって
身につまされた二次会でした(笑)



いつまでも十五歳ではいられない。
中学の卒業式から三十年近く
それぞれがそれぞれの人生を
頑張って生きてきたし、これからも生きていく。


その時々で親だったり、子供だったり
社会人だったり、妻だったり、夫だったり
たくさんの役割をこなしながら
頑張って生きてきたし、これからも生きていく。


そんな人生の途中で再開した昔の友人に
胸をはって顔をあげて笑顔であいさつ出来たこと。
自分の人生、そんなに間違ってなかったかなって
ちょっと嬉しかったし、これからも今までどおり
自分の人生頑張ろうってなんだか変な言い方だけど
「生きていく」ってことのモチベーションがあがった気がする。



ああ、楽しかったです。
ご参加のみなさま、お疲れ&ありがとうございました。
次回はどんな「老い」見られるのか楽しみにしています(笑)
Marizo








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プチ県民ショー - 2010年11月18日(木)

遡ること一年以上前の話になりますが
火の国熊本の出身で現在は茨城県に在住している
「オンナに刺され汁出まくり男」のイーヨさん(仮名)が
来札時に開催された飲み会での情報です。
(前振り長くてすんません)


それほど家事が得意ではない私が
唯一、自信を持って作れるおかず。


それが「真砂和え(まさごあえ)」









地域や家庭によって呼び方は様々だと思いますが
我が家での呼び名は「真砂和え」

スーパーのお惣菜コーナーでは「子和え」とか
「たらこ和え」などと表示されていることもあります。



素材は「つきこんにゃく」と「助宗鱈の子」です。







さて、ここでイーヨさん(仮名)です。

イーヨさん(仮名)は「つきこんにゃく」の
存在を知らなかったのです。


実家のある熊本はもちろんのこと
今、住んでいる茨城(筑波方面)のスーパーには
売ってないとはっきり、きっぱり、言い切りましたよ、だんな。


飲み会では「んなわけねーだろっ!」と
みんなに一蹴されていましたけれど
本当のところはどうなんだろうと思ったわけです。


みなさんの地域に「つきこんにゃく」はありますか?
Marizo


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