十夜一夜...Marizo

 

 

先着一名様へプレゼント - 2010年08月27日(金)


今月はじめに東京に三泊四日して自宅に戻ってみると
部屋のテレビ(パソコンのモニターとしても使用)の電源が点かない。
2008年9月に購入したSHARPのAQUOS。

パソコンの電源は入るものの、画面がうんともすんとも言わない。
ゲストルームのテレビも同じAQUOSであるため
電源コードを取り替えてみたり、コンセントの差込口を変えてみたり
自分でできる事はすべてやってみたが反応なし。
これはもう外部ではなく内部の問題だろうと判断し修理に出した。



二十日ほどたって昨日「修理が完了しました」と連絡をもらい
引き取りの際に「電源基盤を交換しました」と説明を受けた。


なるほど。


まったく理系とはほど遠いところにある私の頭の中では
「電源基盤」と言われてもそれがどんなものなのか
想像すらつかなかったわけですか
さすが、SHARPです。さすがヤマダ電機です。
「故障した電源基盤」を返してよこしやがりました(笑)









まったく理系とはほど遠いところにある私の頭の中では
「これば燃えるゴミなのか?資源ゴミなのか?
 もちろん無料ってことはないだろうから指定の袋に入れるのか?」と
主にまったく役にたたないゴミ方面のことしか
思い浮かばないわけですが、もしかしたら、もしかしたら
こういうものが三度の飯より好きだという人が
この広い世の中にはいるのではなかろうかと思い立ち
ここにこうして「プレゼント企画」となったわけ。



なに。


それってプレゼントって言わないしって
思ってもいいけど絶対言うな(笑)


ってーことで、欲しい人は連絡下さい。
待ってます。
Marizo


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まとめて読了記録 - 2010年08月20日(金)

★★★ お奨めの一冊  ★★ フトュー  ★ ブックオフへ


『 羆撃ち 』 ★★★



著者 :久保 俊治
出版社:小学館
定価 :1785円

<メモ>

日本で唯一の羆ハンターである久保さん。
しかしどちらかというと「大草原のみゆきちゃん」(注1)の
お父さんと言うほうが(道民には)わかりやすいかも。
猟犬フチとの交流が「いぬばか」ではないはずの私の心を揺さぶる。
仕留めた動物の解体作業は非常にわかり易く現実的(当たり前)で
なおかつ美味しそうで、知り合いはこの本を読んで
「猟師になりたい」と心から思ったそうだ。

(注1 1986年に北海道放送で製作、放映された
    知床の大自然に生きる父と娘の感動のドキュメンタリー)



『 天地明察 』 ★★★



著作 :冲方 丁(うぶかた とう)
出版社:角川書店
定価 :1890円

<メモ>

第七回本屋大賞第一位の作品。
久々に何度も何度も読み返したくなる本に出会った。
時は江戸時代。徳川の天下泰平が始まりつつある頃のお話。
主人公の「渋川春海」はもちろんのこと
それを取り巻く、解答さんこと関、えん、建部、伊藤
道策、算知、徳川光圀、保科正之、酒井忠清ら、脇役メンバーの
個性豊かさが素晴らしい。






『 散るぞ悲しき 』 ★★★



著作 :梯 久美子
出版社:新潮文庫
定価 :500円

<メモ>
第37回大宅壮一賞を受賞した一冊。
太平洋戦争時の硫黄島総指揮官である
「栗林忠道中将」の実像を追ったノンフィクション。


終戦間際に硫黄島派兵のために応召されたのは
三十代、四十代のすでに家族を持つ者か、年若い兵士たち。
この硫黄島が敵の手に落ちれば、愛する家族が住む
本土空襲は免れない。
そのために、そのために、
勝つためではなく、愛する家族のために死力を尽くして
戦った二万人の、その思いにあらためて合掌。


『 鷲と虎 』 ★★

著作 :佐々木 譲
出版社:角川文庫
定価 :900円


『 犬どもの栄光 』 ★★

著作 :佐々木 譲
出版社:集英社文庫
定価 :630円


『 ユニット 』 ★★

著作 :佐々木 譲
出版社:文春文庫
定価 :750円

<メモ>

北海道中標津在住の佐々木譲氏の小説は
北海道を舞台としたものが多く
土地名、国道名でその風景がすぐ浮かんできて
私にとっては非常に読みやすい。
その上に息をつかせぬという流れでもって
必ず寝不足になるというおまけつけ。


『 告白 』 ★

著作 :湊 かなえ
出版社:双葉文庫
定価 :650円

『知らないと恥ずかしい 日本の名作あらすじ200』 ★

著者 :「日本の名作」委員会
出版社:宝島文庫
定価 :590円

『 警視庁心理捜査官(上下) 』 ★

著者 :黒崎視音
出版社:徳間文庫
定価 :660円


以上
Marizo


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無事に帰って日記書くまでが遠足です。 - 2010年08月09日(月)

夏のこの時期、金曜日の午後になるとお腹イタタになって
会社を早退するのも、そろそろまずいかもしれないと思い
まずは先週水曜日に「ケホケホ」と咳き込んでみた。
そして木曜日にはこの暑い中、マスク着用で出社してみた。


「あら?MZOさん、風邪ですか?」


「そうなんです(ケホケホ)東京の研修センターで
 エアコン入れっぱなしで寝てしまって(ケホケホ)」



この「エアコン入れっぱなしで就寝」という状況を
おそらくほとんどの北海道民が経験したことがない事象で
あるにもかかわらず、なぜかみな、それは間違いなく
風邪を引くという因果をなんの疑いもなく受け入れて
もらえるのは、やはり電力会社の力技なのかと思う。

そしてなおかつ、エアコン慣れしていないから
仕方ないもねと、とても優しい。


ということで、金曜日は早退どころか
まるっと休んで旅支度をしていた私には
やはりいつかバチが当たるかもしれないなぁと
頭の片隅では思いつつ、フフフゥーン♪と
まったく反省の色なくバイクに跨り苫小牧東港へ。



苫小牧から秋田経由で新潟へ向かうフェリーに乗船。


奈良の餃子屋、べろちゃん(仮名)から
新潟のbarry(仮名)のところでオフ会するからって
連絡もらって、どうにもなんだか楽しそうな匂いに誘われて
フラフラと、気がついたらフェリーの予約していたわけ。


札幌から新潟というけっこう長い移動距離のわりには
バイクでの走行距離がとっても短いのは
ひとえに日本のインフラ整備の素晴らしさだと思う。
そしてそのインフラ整備に投入する多くの国費の中に
長年にわたり他人よりは多く払い込んだ私の酒税も
含まれているのだから、そのインフラを活用するのは
正しい納税者の姿だと心のそこから思っている。


ま、バイク乗りじゃなくて船乗りだってことの言い訳だけど。


今回、新潟に集まったメンバーは
私に劣らずそうした他人よりより多くの酒税を支払っている
つまり、類は友であるところの総勢11名。


今回ホスト役の新潟  1名

奈良  1名
秋田  2名
宮城  3名
山形  1名
福島  1名
静岡  1名
札幌  1名


なぜか、遠隔地(奈良・静岡・札幌・宮城)の4名がバイク使用で
近場でしょ?って残りの東北メンバーが車使用ってなんか不思議。



今回はHDO残党集会的な要素があったような気もするが
その片鱗はたった一つのスキレットにのみ残されており
あとは、やっぱり肉だろ、肉。
とりあえず、羊持ってきたし、馬も旨いし
やっぱ鶏ジャンだよ。と網で焼くだけ料理に集中。
美味しかったからよし。


宴会場所が民家に囲まれたbarry(仮名)のガレージだったので
この猛暑の中、ご近所のみなさん、窓開け放して寝ているようですから
静かにね、静かにね、barry(仮名)に迷惑かけちゃいけないからねと
思っていたけれど、実は夜中の1時過ぎに一番大きな声を出していたのは
barry(仮名)だったので、ご近所のみなさん、
ほんと、文句は直接barry(仮名)に言ってね(笑)


とはいえ、今回barry(仮名)はなんとガレージ横に
仮説トイレを設置してくれていた。

しかも水洗&ウォシュレット付き!!


下手なキャンプ場より居心地良すぎ。


誰がどんだけ飲んだのか良く覚えてないけれど
大量のビールとウイスキー一瓶とハイボール用の炭酸。
それに日本酒、二升が朝には綺麗になくなっていた。


あと、barry(仮名)が「俺がぜったい食うから」と言って
購入したピーマン一袋は残念ながら手付かずのまま
アスファルト上の買い物袋の中で朝までひっそりと静かに
その身を転がしていたことを報告したい。


翌朝、フェリーの出航時間が迫っていたので
自宅に戻り酔っ払って爆睡していたbarry(仮名)以外の
メンバーに挨拶してお先に失礼したのだけれど
後片付けも何もせずにほんと、すんません。


去年も一昨年も、多分その前もなんだか出不精になっていて
みんなになかなか会えずじまいで、それを何かと理由をつけて
仕方がないと諦めていたのだけれど、今回久々の楽しい宴会で
とってもリフレッシュできたので、一年に一回ぐらいは
旅しよう、旅をしなくちゃ!と思ったよ。


barry(仮名)には今回、何から何まで
本当にお世話になりました。ありがとう、ありがとう。

最後に挨拶ぐらいと思って連絡した携帯が
ガレージの中で鳴り響いた時はちょっとだけ
「ちっ!」と思ったことは内緒です。









では、では、皆の衆!
また会おう、また飲もう。
Marizo









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